「カレールー」のおすすめ商品の比較一覧表
おいしいカレールーの選び方とは? いろいろなレシピに! アレンジもしやすい
カレーは種類が多すぎて迷ってしまう、あらたにお気に入りのルーを見つけたい! そんな方のために、改めて、おいしいカレールーの選び方をご紹介します。
固形・フレーク・ペーストの形状別で選ぶ 主流の固形タイプのほかに、とけやすいフレークタイプ、香りのペーストタイプも
カレールーは大きく分けて、固形タイプ、フレークタイプ、ペーストタイプがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
固形タイプ
定番ともいえるのが、固形タイプのカレールー。ひとつずつブロック状になっており、分割して使うことができるので、計量しなくてもかんたんに人数分のルーを用意することができます。値下げされることも多く、コスパが高いことがほとんど。一般に箱入りでたくさん買っても収納しやすいので、家族みんなで食べるカレーをまとめ買いしてストックしておくなら、固形タイプのルーがおすすめです。
板チョコのように割って使うタイプもありますが、1ブロックずつトレーに小分けにされていると、保存にもべんりです。
フレークタイプ
フレークタイプのカレールーは、固形タイプよりも溶けやすいのが特徴。また、1人前など分量に合わせてカレーを作ることができるのがメリット。こまかな量の調節もしやすいので、ひとり暮らしの方などはとくに使いやすいでしょう。ほかの料理へのアレンジもしやすく、かんたんにカレー風味の料理を作ることができます。
ペーストタイプ
インドカレーやグリーンカレーなど、自宅でも本格的なカレーを作りたいときはペーストタイプを使うとよいでしょう。スパイスをより強く感じることができるため、香りを楽しみたい方におすすめ。風味が豊かなのでまるでお店のような味を楽しむことができます。
カレー・スパイス料理研究家
ひと口にカレールーといっても、最近はさまざまな種類があります。
通常であれば「固形ルー」が主流ですが、ルーを粗く砕いた「フレーク状」や、水分を多く含んだ「ペースト状」なども増えています。
フレーク状はルーの量を手軽に調節でき、とくにカレーうどんなどのスープ状のカレーを作るときには便利です。ペースト状のルーは、スパイスをよりクリアに感じるので、とくに「香り」を求める場合におすすめします。
甘口・中辛・辛口の辛さで選ぶ 辛味順位を見て、ご自身やご家庭に合った辛さを
甘口は野菜や果物の甘みを感じられ、辛いものが得意ではない方や小さなお子さんとも一緒に楽しめます。
辛さの感じ方は人それぞれで違います。中辛や辛口のチョイスは好みになりますが、カレールーの辛さには明確な基準がなくメーカーによって幅があるので、パッケージの「辛味順位」を見て選ぶとよいでしょう。
また、実際に食べ比べしてみて、カレールーの特徴を知ることも大切ですよ。
メーカーで選ぶ
スーパーなどでよく目にするカレールーは、ハウス食品の「バーモントカレー」や「こくまろカレー」、「ジャワカレー」、エスビー食品の「とろけるカレー」「ゴールデンカレー」、江崎グリコの「熟カレー」などでしょうか。このあたりはどれもカレールーの定番メーカーで、長く愛されている商品です。
カレールーには「辛さランク」がありますが、メーカーによってその基準はさまざま。好みの味を作っているメーカーを選びましょう。こちらに挙げたメーカー以外にも、さまざまなメーカーがおいしいカレールーを発売していますよ。
カロリーが気になる方はカロリーオフの商品も
近年では、カロリーオフの商品が発売されています。カレールーには油が多く含まれているので、ダイエット中は避ける人も多いはず。カロリーが気になるときにもおいしいカレーが食べられるのはうれしいですね。商品数は多くないですが、カロリーが気になる方はカロリーオフの商品を選んでみてください。
目指すカレーの系統に合わせて選ぶ 定番のおうちカレー? 本格的なスパイスカレー? リッチな欧風カレー?
カレー・スパイス料理研究家
定番として売られているものは、比較的どんな食材にも合いやすく、使いやすいです。そのなかでも差別化はされているので、作りたい味わいに近いカレールーを選ぶことをおすすめします。
スパイスを強調した、香り重視の本格的なカレーを目指すものや、ブイヨンやフォンドボーのコクに特化した、レストランのようなリッチな味わいなど、自分が作りたいカレーの「香り」と「コク」を決めておくと選びやすいですよ。
使われているスパイスに注目して選ぶ 黒胡椒の辛さを楽しむ? コリアンダーの爽やかさを求める?
カレー・スパイス料理研究家
使用しているスパイスについて、よく「◯◯種類のスパイスを使用」とありますが、種類の豊富さは香りの複雑さに繋がることも確かです。
しかし、必ずしも種類が少ないからといって香りが弱いわけではなく、特定のスパイスを明記している場合は、そのスパイスに特化した香りを楽しめます。
黒胡椒はキレのある辛さを感じ、コリアンダーなら柑橘系のさわやかさなど、好みの香りを想像して選ぶことができます。
米との相性を考えよう 粒立った硬めのお米がカレーにマッチする
どろっとしているカレーには、もちもちしている粘り気のあるお米よりも、歯ごたえがあって粒立った硬めのお米のほうがマッチするでしょう。
宮城県産の「ササニシキ」や青森県産の「まっしぐら」は、粒感のある炊き上がりで甘味も控えめです。秋田県産の「あきたこまち」はしっかりした食感で甘味があるので、はっきりとしているカレーの味を引き立ててくれるでしょう。
カレールー|甘口おすすめ4選 家族みんなで食べられる
ここからは、甘口のカレールーをご紹介します。小さなお子さんのいるご家庭や甘口を楽しみたい大人の方も参考にしてください。

第3世界ショップ『カレーの壺 マイルド』














出典:Amazon
キャニオンスパイス『かぞくのためのカレールウ 甘口』5個

出典:Amazon
美味安心『カレールー 甘口』

出典:Amazon
ハウス『ジャワカレー <甘口>』

出典:Amazon
カレールー|中辛おすすめ7選 ほどよい辛さでおいしい!
ここからは、中辛のカレールーをご紹介します。どの辛さのカレールーを選んだらいいか迷っている方はぜひ参考にしてください。

エスビー食品『S&B ゴールデンカレー(中辛)』






出典:Amazon

コスモ食品『コスモ直火焼 米粉のカレー・ルー 中辛』

出典:Amazon

エム・トゥ・エム『湘南トマトカレー』






出典:楽天市場
マスコット『印度の味 中辛』








出典:Amazon
エスビー食品『S&B とろける濃いカレー 中辛』










出典:Amazon
コスモ食品『コスモ直火焼カレー・ルー 中辛』3袋








出典:Amazon
ハウス食品『プライムバーモントカレー 中辛』

出典:楽天市場
カレールー|辛口おすすめ6選 辛いもの好きの方へ!
ここからは、辛口のカレールーをご紹介します。辛くてスパイシーなカレーを楽しみたい方だけでなく、辛口に挑戦してみたい方も参考にしてください。

ハウス食品『きわだちカレー スパイスがきわだつ辛口』






出典:Amazon
オラッチェ『カレールウ 辛口』

出典:Amazon
江崎グリコ『カレーZEPPIN<スパイス薫る辛口>』5個












出典:Amazon
コスモ食品『コスモ直火焼カレー・ルー辛口』






出典:Amazon
エスビー食品『ゴールデンカレーバリ辛』10個セット

出典:Amazon
成城石井『おうちでホッとカレールー 辛口』

出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カレールーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカレールーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
カレーライスのレシピを紹介 おいしい作り方
ここからはおいしいカレーライスの作り方についてご紹介します! カレー作りに役立ててくださいね。
まずは、下準備をていねいに行います。じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、肉などの材料を一口大に切り揃えましょう。次は、切った材料を炒めます。玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、肉の順番に入れて炒め、水を加え煮込みます。
人参に火が通ったら、カレールーを溶かしていくのですが、ここでのポイントは、火を止めてからカレールーを入れることです。沸騰したままの状態でルーを入れると、とろみがうまく出ないことがあります。あとは、焦げないようにかき混ぜながら、とろみがつくまで弱みで煮込めば完成です。
カレーはかんたんなメニューといわれていますが、すべての工程をていねいに作業することが大切です。
カレールーでアレンジを楽しもう!
カレーは一気にたくさん作ることも多いので、翌日まで残ってしまうことも珍しくありません。また、毎回同じカレーでは飽きてしまうこともあるでしょう。そういう場合に試してほしいのがアレンジ料理。いつもと違うテイストでカレーを楽しむことができますよ!
チーズトッピングの焼きカレー
焼きカレーは耐熱皿の上にご飯とカレーをのせ、さらにその上にチーズをトッピングしてオーブンで焼いたもの。お好みで生卵を真ん中に落とし込んで焼き上げるとマイルドな味わいになります。
チーズの表面にこんがり焼色が付くまで焼いたらできあがり! 初日は普通にカレーを食べて、二日目は焼きカレーにすると二度おいしいです。
スパイスが香るカレーおでん
冬の寒い日にはスパイシーなカレーおでんも喜ばれます。いつものおでんを作ってそこにカレールーを入れるだけなのでとてもかんたん。竹輪やゆで卵などの定番はもちろん、ウインナーやブロッコリーなど普段はおでんに入れない具をいれてもおいしいですよ。
ちょっとした和風スープカレーのような感覚で食べられるので、体の芯から温まります。
ホットサンド風のお手軽カレーパン
パンの上にカレーをのせ、パンでサンドしホットサンドメーカーで焼き上げるだけ。とてもお手軽に自家製カレーパンが作れるのでお昼ごはんなどに最適です。前日の残りのカレーでアレンジしてみるとよいでしょう。
そのまま挟んだだけでもおいしいですが、お好みでチーズやレタス、キャベツの千切りなどを入れると歯ごたえが出てよりおいしく食べられますよ。
レトルトカレーやカレー粉もチェック 【関連記事】
作る量と予算を考えてカレールーを選んで スパイス料理研究家からのアドバイス
カレー・スパイス料理研究家
カレールーは100円台で買うことができるリーズナブルなものから、価格帯の高い高級志向の商品まで、幅広く販売されています。
そのカレールーで作れるカレーの量が、パッケージに表記されていることが多いので、作る量と予算を考えて選ぶことをおすすめします。
必ずしも値段に味が比例するわけではなく、あくまで好み。好きなカレールーをみつけたら、それを基準に複数のルーをブレンドしてみるのもよいですね。
今日はどんなカレーにする?
カレーは日本人にとって国民食といえるレベルで生活に浸透している食べ物です。カレーの辛さは個人で好みがありますので、気になるメーカーのカレーを見つけたら自分好みの辛さを見つけることから始めるとよいでしょう。毎回同じカレーではなく、たまにはアレンジをしてみるとバリエーション豊かな楽しみ方ができますよ。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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カレー・スパイス料理研究家。新潟県出身。 家庭科教諭免許保持。カレーは年間800食。スパイス料理及びレトルトカレーは3000食以上を研究。『カレー研究会』主宰。スパイス料理教室『Spice Life』主宰。 様々な飲食店の料理人を経て現在は下北沢『般°若』顧問。企業向けのメニュー、レシピ、商品開発等。 全国のカレーイベント出演、プロデュース、店舗、ホテルメニュー等のコンサルタントも行う。 TBS『マツコの知らない世界』、レギュラー番組『カレー放浪記』他、各種メディア、雑誌出演多数。日本最大のグルメエンタメグループ『食べあるキング』カレー担当。 自作レトルトカレー『あしたのカレー』を発売半年で5万食のヒットとなる。 自己プロデュースのカレーパンは日本カレーパン協会にて全国No.1に選ばれる。 グルメサイトRetty 連載有り。