「抹茶飴」のおすすめ商品の比較一覧表
抹茶飴を選ぶポイントは? おいしい抹茶飴が食べたい!
お菓子研究家の飯田順子さんと、トータルフードアドバイザーの内藤まりこさんへの取材をもとに、おいしい抹茶飴を選ぶときのポイントをご紹介します。
ポイントは下記の4つ。
【1】抹茶の濃さ、味わい
【2】抹茶の産地
【3】飴の食感
【4】用途にあったパッケージ、デザイン
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】抹茶の濃さ、味わいで選ぶ 濃いめやミルクテイストなど
より抹茶を堪能(たんのう)するには、ストレートに濃厚な抹茶の味わいが楽しめる商品がおすすめ。名前に「濃い味」などがついているものや、抹茶がまぶしてあるものなどを選ぶとよいでしょう。
一方で、子どもと一緒に食べたいときや、カフェインを控えたいという場合は、ミルクテイストのようにアレンジされたものを選んでみてください。抹茶のおいしさを感じつつ、マイルドな味わいを楽しむことができます。
お菓子・パン・ジャム研究家
抹茶にはカフェインが含まれているので、食べ過ぎには注意してください。ご家族で召しあがる場合は、お子さまも食べられるように「ミルクテイスト」の抹茶飴をおすすめします。
ミルクやきなこ、水飴などが配合されたものなら、マイルドでどなたにも好まれる味わいですので、お試ししやすいと思いますよ。
【2】抹茶の産地にも注目 京都の宇治が有名!
抹茶といえば、「京都・宇治」が有名。抹茶飴にも、宇治抹茶が使われた商品が多くありますよ。おいしい抹茶飴を選ぶために、抹茶の産地にこだわってみるのもひとつの方法です。
同じ京都府内では城陽市も抹茶の生産が盛ん。ほかに、福岡県八女市、愛知県西尾市などの抹茶もあります。
トータルフードアドバイザー
古くから高級茶の産地として知られている京都の宇治は、気候や土壌などの自然条件がお茶づくりに非常に適していると名高い土地柄。飴に使用している抹茶の産地を記載しているメーカーは、多くが京都・宇治産の抹茶を使用しており、そのことからも、宇治抹茶のブランド力がとてもよくわかります。
抹茶のブランドともいえる宇治産の抹茶を使用している、こだわりの抹茶飴を選ぶのもよいでしょう。
【3】飴の食感で選ぶ ハードキャンディー? ソフトキャンディー?
一般的な舌で転がすハードタイプの抹茶飴や、噛んで食べられるソフトタイプの抹茶飴など、食感もさまざまです。
もちろん好みで選んでOK! しかし、子どもやお年寄りには口当たりがやわらかいソフトタイプがおすすめです。しっかり噛み切れるため、のどに詰まらせてしまう心配が少なくなりますよ。
お菓子・パン・ジャム研究家
口のなかで長持ちするのはハードタイプですが、腹持ちがよいのはソフトタイプです。なかにはガリガリと噛んで食べるクランチタイプという抹茶飴もあり、新しいおいしさも楽しめます。
【4】用途にあったパッケージ、デザインで選ぶ
自宅用で食べるのか、ちょっとした手土産に持っていきたいのかなど、用途によってふさわしいパッケージの抹茶飴を選びましょう。
大袋に個包装でたくさんの飴が入っているタイプは、自宅用やお客さんが遊びに来たときなどに気軽にみんなで食べることができます。また、個包装であればストックにも便利。
手土産やプレゼントとして贈るなら、パッケージも高級感のあるものを選ぶといいですね。化粧箱入りや、おしゃれな缶に入ったものもあります。なかには、メッセージをつけられる商品もありますよ。
トータルフードアドバイザー
贈答用にもよろこばれるこだわりデザインの小箱に入ったものや、入れ物だけでも高級感のある曲げわっぱに入った抹茶飴などが展開されています。
自分用、お友達へのプレゼントやお礼用など、贈る相手によってさまざまなパッケージから選んでもいいですね。
エキスパートからのアドバイス
プチ贅沢な自分へのご褒美やおくりものにもおすすめ お菓子研究家より
お菓子・パン・ジャム研究家
抹茶飴のなかには、京都土産で人気の商品も多く、宇治の高級抹茶をふんだんに使った高級抹茶飴や、かわいいパッケージのものもあります。これらはちょっとしたプチギフトや、自分へのご褒美として味わってみるのもおすすめ。
お土産の場合はその地へ行かなければなりませんが、ネット通販で取りあつかっているものも多いので、チェックしてみてくださいね。飽きたら新たな食べ方として、ホットミルクやお砂糖代わりとしてコーヒーに溶かして飲んでもおいしいですよ。この機会にいろいろ試してみて、ぜひ自分好みのものを見つけてみてください。
抹茶は風味が命! 早めに食べきりましょう トータルフードアドバイザーより
トータルフードアドバイザー
抹茶は風味が命です。抹茶飴は表示の通りに保存し、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
また、飴のままでは食べきれないときや変わった食べ方をしたいときは、抹茶飴を温めた牛乳に入れて抹茶オレにしたり、ふだんの緑茶にひと粒加えてほんのり感じる甘さと香りを楽しんだりと、ひと手間アレンジするなどの方法も楽しめますね。
抹茶飴のおすすめ7選 京都・宇治の抹茶を使用したものや濃い味など
うえで紹介した抹茶飴の選び方のポイントをふまえて、お菓子研究家の飯田順子さんと、トータルフードアドバイザーの内藤まりこさんおすすめの抹茶飴をご紹介します!





曲げわっぱに入った濃厚抹茶飴
こちらの『宇治抹茶あめ』は、宇治抹茶を濃厚にバランスよく飴と調和させ、食べたときにホロっと味わえるように中心部分にもこだわりの、粉末状の抹茶を詰め込んでいます。舐めていくうちに味の変化を感じられる、そんなほろ苦い大人な一粒です。また、石臼挽きの抹茶を使用しているということも特徴。石臼挽きは茶葉がムラなくごく細かいサイズにまで粉砕(ふんさい)されるため、機械を使用した際に比べ、香りの強い抹茶に仕上がるといわれています。
パッケージには小さな曲げわっぱを採用。赤い紐がかけられ、先端には鈴が結ばれています。「シャリン」とかわいらしい音色も楽しめるすてきなパッケージは、女性に喜ばれそうですね。

職人手作りの伝統の味をお試しあれ
文政元年(1818年)創業、飴をはじめとする老舗の菓子店・榮太樓總本鋪は、日本で最古(※)の飴製造メーカーです。こちらの抹茶飴は高温直火で焚き上げる伝統の手法をいかし、熟練した職人がひとつひとつていねいに手作りしています。
三角のコロンとした形が特徴で、カリカリと歯につくことなく軽やかに噛み砕け、直火焚きで生じたカラメルに抹茶が合いまった、香り高い一粒となっています。甘さと抹茶の風味が軽やかに楽しめるので、抹茶の苦さが苦手な方やお子さんにも食べやすい抹茶飴です。
食べ終わっても取っておきたくなるような昭和を思わせるレトロな缶も、幅広く好まれそうです。
※全国飴菓子工業協同組合会員会社内において

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お気に入りの抹茶飴を見つけよう
この記事では、抹茶飴を選ぶときのポイントやおすすめ商品をご紹介しました。抹茶飴の味わいや食感は商品によってさまざま。濃い味が好きな人、まろやかな味が好きな人も自分の好みの抹茶飴を見つけて、おいしく楽しみましょう!
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結婚後かねてから大好きだったお菓子・パンの研究をスタート。 専門書を片手にお菓子を作り続け、パティシエの講習会にも参加し、独自のレシピを開発。1998年よりお菓子・パン・料理教室を主宰。 スィーツファンを集めて都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスィーツツアーを定期的に開催する一方で、毎年フランスで研修を重ね、リッツエスコフィエやベルエコンセイユで本格的に学ぶ。 現地のパティシエやマダムからの取材をもとにプロのテクニックと家庭菓子への造詣を深める。著書多数。