ホワイトボードの選び方
文房具ライター猪口フミヒロさんにへの取材をもとに、ホワイトボードを選ぶときのポイントをご紹介します。
使うシーンに適したタイプを選ぶ
ホワイトボードは、シーンや使う人数によって大きさや使い勝手もさまざま。使う場面を想定して適したタイプを選ぶことが大切です。
壁掛け・貼り付けタイプ
狭いスペースや少人数のミーティングなどで使用するなら、「壁掛けタイプ」または「壁に貼り付けるシートタイプ」がおすすめ。飲食店のメニュー表や伝言板、家庭で使いやすい小ぶりなサイズもあります。冷蔵庫などに貼り付けられる「マグネット式」なら、場所をとらずスペースを有効活用できます。
ノートタイプ
ノートタイプは、気軽に持ち運びできるコンパクトサイズ。ホワイトボードの複数ページがノートのように綴じられた形状になっています。バッグに入れられるサイズで、ちょっとした打ち合わせなどでメモ代わりになり、何度でも書き込めるのが便利。プレゼンなどで人に見せて使うのであればA4サイズ、手帳代わりに使うならA5サイズがおすすめです。
脚付きタイプ
オフィスや会議室など、広いスペースで使用する場合は「脚付きタイプ」が適しています。大型の製品が多いので、少し離れた席からでも文字が見やすく、たくさん板書できます。ひっくり返して裏表に書ける仕様のものだと、長時間の会議でも対応できます。またキャスター付きだと、移動させやすくて便利です。
マーカー・クリーナーセットがお得
ホワイトボードには、文字を書くためのマーカーと消すためのクリーナーは必須アイテム。とくにマーカーは消耗品なので、ストックしておいて損はありません。個別に買うよりもお得なので、できればマーカーとクリーナーが付属したセット商品を選ぶと便利です。
電子化して保存できるとなお便利!
書いた内容を電子化できるホワイトボードなら、会議や議論の経過を全員でかんたんに共有できます
文房具ライター&ブロガー
最後に「電子化」を見すえておきましょう。ホワイトボードに書いたことは消してしまえば何も残りません。
スマホで撮影して、その画像をチームメイトにメール転送すれば情報を残すことができますが、書いたことを電子化できるホワイトボードであれば、安心感がまったく違いますよね。さらには情報の検索スピードも雲泥(うんでい)の差。「電子化」はこれからの時代に必須です。
ホワイトボードのおすすめ13選 文房具ライター厳選!
ここからは、文房具ライター猪口フミヒロさんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。

バタフライボード『ButterflyBoard Pro A3(バタフライボード プロ)(BBPA3P-01)』














出典:Amazon
サイズ | A3版(420×300mm)/広げたとき:A2版(600×420mm) |
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重量 | 135g×2枚 |
タイプ | 壁貼りつけ、イーゼルタイプ |
電子化対応 | × |
軽くて持ち歩き便利! サイズも大きく大満足
なんといっても軽くて大きい。そして、立てても壁に貼りつけても使える便利さで人気の文房具。環境に左右されず柔軟に使えるホワイトボードがほしい人におすすめします。
当初は電子化アイテムがついたものも販売していたのですが、価格を考えてか、その部分は削除してしまったみたいですね。ただ、電子化はスマホのカメラにお任せしてしまえばいいのでとくに問題ないです。
僕がおすすめしたいのはA3サイズ。このサイズを使ったら、今までの倍以上のアイディアを書きながらチームでセッションできるので、問題解決が進みますよ。1度回使えばヤミツキになるアイテムです。

セーラー万年筆『セーラーどこでもシート(31-3500-000)』














出典:Amazon
サイズ | W600mm×20m巻き(カット寸法:600×800mmで25枚分) |
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重量 | 800g |
タイプ | 壁貼りつけ(ガラス、木など平滑面貼りつけ可) |
電子化対応 | × |
静電気で壁に貼りつく不思議なホワイトボード
僕がある会社に出向したときに最初に購入した文房具がこれ、セーラーどこでもシートでした。ホワイトボードを入れるスペースのまったくない空間で、しかも壁はほとんどが窓。「こんな状態でどうやって打ち合わせしたらいいんだ」と悩んでいるときに、この携帯型ホワイトボードに出会いました。
本当に便利です。書いたり消したりが何度もできるのはもちろんのこと、壁に静電気で貼りつくので画びょうも接着剤もテープも不要。もっとも見やすい位置に何度でも貼りなおしできますしね。そして驚くことに方眼タイプも販売しています。お世話になった思い出のアイテムです。
ホワイトボードの置き場所にお困りなら、このボードで解決できるはず。

馬印『UMボード 壁掛(UM46)』








出典:Amazon
サイズ | 1820×1210mm(板面寸法) |
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重量 | - |
タイプ | 壁掛け |
電子化対応 | × |

PYKES PEAK(パイクスピーク)『ホワイトボードシート ウォールステッカー』
















出典:Amazon
サイズ | 2000×900mm |
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重量 | - |
タイプ | 壁貼りつけ |
電子化対応 | × |
プラス 『ホワイトボード 壁掛け』














出典:Amazon
サイズ | 幅604×奥行16×高さ454mm |
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重量 | 1.17kg |
タイプ | 壁掛け |
電子化対応 | 無 |
ナカバヤシ 『スケジュールボード』




出典:楽天市場
サイズ | W900×H600mm |
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重量 | 3.52 Kg |
タイプ | 壁掛け |
電子化対応 | 無 |
Fohil 『ホワイトボード』

出典:Yahoo!ショッピング
サイズ | 90×200cm |
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重量 | 320 g |
タイプ | 壁貼りつけ |
電子化対応 | 無 |
アスカ 『モバイルホワイトボード』






















出典:Amazon
サイズ | 370×280mm |
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重量 | 820 g |
タイプ | ノートタイプ |
電子化対応 | 無 |
ヌーボード 『新書判 NGSH03FN08』










出典:Amazon
サイズ | 104×178mm |
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重量 | 120g |
タイプ | ノートタイプ |
電子化対応 | - |
セキセイ 『ホワイトボードノートタイプ FB-3108-60』










出典:Amazon
サイズ | 310×230×9mm |
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重量 | 428 g |
タイプ | ノートタイプ |
電子化対応 | 無 |
Besttruket 『ホワイトボード シート』


















出典:Amazon
サイズ | 90x200cm |
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重量 | 0.5kg |
タイプ | 壁貼りつけ |
電子化対応 | 無 |
アイリスオーヤマ 『ホワイトボード アルミ NWA-69』








出典:Amazon
サイズ | 幅90×60×厚さ1.2cm |
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重量 | 約1.8kg |
タイプ | 壁掛け |
電子化対応 | 無 |
マグエックス 『ホワイトボードMXWH-A2』
















出典:Amazon
サイズ | 600×440×厚み12mm |
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重量 | 約1kg |
タイプ | 壁掛け |
電子化対応 | 無 |
「ホワイトボード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ホワイトボードの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのホワイトボードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
携帯できるホワイトボードで会議をより活発に! 文房具ライターからのアドバイス
文房具ライター&ブロガー
ホワイトボードは、会議室や職場のミーティングスペースに必ず設置されているポピュラーなアイテムになりました。使えば誰でもかんたんに議事進行できます。
この便利な文房具を有効に使うためにも、携帯できて機能的に使えるものを選ぶ必要がありますし、ぜひ持ち歩いていただきたいです。ノートに書くよりもずっとハードルが低いので意見も出やすくなるはずです。ブレスト(ブレインストーミング)の有効的なアイテムにも。おすすめ商品にあげた『nu board』や『ButterflyBoard』などはカバンに1冊入れておくと便利ですので、ぜひとも体感してみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/04 コンテンツ追加・修正のため記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 下田結賀子)
文房具好きが集まる朝活コミュニティ:文房具朝食会@名古屋の主催者。 2009年からブログ『本と文房具とスグレモノ』を毎日更新し続ける文房具ライター&ブロガー。 『文房具屋さん大賞』で特別コメンテーターを務める日本でも有数の文房具通。 東海地区を中心に文房具をベースにした活動を精力的に展開するサラリーマン。 愛知県岡崎市に在住。