「ホワイトボードシート」のおすすめ商品の比較一覧表
ホワイトボードシートってどんなもの? 壁などに貼り付けるだけなので、場所も取らない
ホワイトボードシートは、壁などに貼り付けて使えるシート状のホワイトボードのことをいいます。一般的なホワイトボードのように設置が大変だったり、場所をとったりすることはありません。壁などに貼り付けるだけなので、場所も取らないのがうれしいポイント。
職場などでミーティングに使うことはもちろん、家庭での情報共有や子どものお絵かきに使うこともできます。アイディア次第で自由な使い方ができるのがホワイトボードシートです。
ホワイトボードシートの選び方 貼り付け方法やサイズなどに注目!
防災ファシリテーター・南部優子さんに取材をして、ホワイトボードシートの選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは下記の5つ。
【1】貼る場所と貼り付け方法をチェック
【2】枠線が入った表タイプはスケジュール管理に重宝
【3】透明タイプは追記が可能で便利
【4】どんなサイズが必要かを考える
【5】書き込む以外の用途にも注目!
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】貼る場所と貼り付け方法をチェック
ホワイトボードシートにもさまざまな種類があり、貼り付けたい場所に合うものを選ぶことが大切です。ここでは、「強粘着タイプ」「マグネットタイプ」「吸着タイプ」に分けて紹介します。
「強粘着タイプ」は壁に固定できる
ずっと同じ場所で使い続けるのであれば、粘着力の強い強粘着タイプを選びましょう。一度張り付けるとなかなか剥がれることはないため、壁など決まった場所で長く使いたいという場合に向いています。
また、長く使い続けるためには経年により劣化しないことも大切です。マーカー跡が付きにくいものなど、品質も重視するとよいでしょう。
「マグネットタイプ」は取り外しがかんたん
同じ場所ではなく、場所を変えて使用するなど頻繁(ひんぱん)にホワイトボードシートを剥がすことがあるなら、マグネットタイプがおすすめ。取り付けや取り外しがかんたんなので、強粘着タイプよりも利便性があります。
マグネットタイプが使用できるのは、黒板などの金属製のアイテム。磁石で貼り付けるものなので、そういったものがある場所でのみ使うことができます。
また、マグネットタイプは書き込むだけではなく、プリント用紙を貼っておくなどの掲示板としての機能も果たしてくれますよ。
「吸着タイプ」は一時的に張り付けるのに便利
マグネットタイプ同様、ホワイトボードシートを一定の場所に貼り付けておかず、さまざまな場所で使いたいという場合は特殊吸着タイプを選ぶのもひとつの方法です。
特殊吸着タイプは、シートの裏にミクロ吸盤が付いており、ガラスや壁紙にくっつくという仕組み。貼り付けるものが金属製でなくてもよいので、マグネットタイプより幅広い場所で使うことができます。
【2】枠線が入った表タイプはスケジュール管理に重宝
ホワイトボードシートのなかには、枠線が入った表タイプのものもあります。必要な項目を書き込むだけで、ひと目で把握できる表になるのでとても便利。日付を記入してカレンダーとして使えるものや月間予定表などスケジュール管理に適したもの、職場で使える行動管理表などがあります。
どのような目的で使うのかを考え、場合によっては表タイプのホワイトボードシートを取り入れてみてもよいかもしれません。
【3】透明タイプは追記が可能で便利
通常のホワイトボードシートとは異なり、書き込む面が透明なタイプのものも販売されています。透明タイプのホワイトボードシートは、黒板やホワイトボードに貼り付けると、すでに書かれている文字や図を見ることができる優れもの。
追加したい内容を透明タイプに書き込めば、下の文字や図をそのまま残すことができますよ。
【4】どんなサイズが必要かを考える
ホワイトボードシートにはさまざまなサイズのものがあります。かんたんなメモ書きで使うなら、30cm程度の小さいサイズ、ミーティングなどで使うのであればある程度の大きさが必要です。また、自宅での使用なら、子どもが思いっきりお絵かきを楽しめるよう、壁一面をホワイトボードシートにしている家庭も。
使いたいサイズのシートがなければ、カットできるものや切り売りタイプのものを選ぶのもひとつの手。自分の好みの大きさにカットすることができるので、ぴったりサイズのものを手に入れられます。
どのような用途で使うのかによって、ホワイトボードシートのサイズを選ぶようにしましょう。
【5】書き込む以外の用途にも注目!
会議などで使うプロジェクター画面を投影するアイテムとして使うことができるものもあります。投影に適していない壁などにホワイトボードシートを貼り付ければ、どこにでも画像を投影できるので便利です。画像を投影させながら、ホワイトボードシートに文字などの書き込みも可能。よりわかりやすい説明や会議を行なえます。
また、プロジェクターといえば会議などで使われるイメージがありますが、家庭用のものも多く登場しています。自宅で映画をプロジェクターで見るときなどにも重宝するでしょう。
さまざまな使い方ができるホワイトボード 防災・危機管理ファシリテーターがアドバイス
防災・危機管理ファシリテーター&編集ライター
家族の予定や伝言を残すコミュニケーションツールにしたり、子どもが落書きしそうな壁に貼って汚れ防止に使ったり、のびのびと絵を描く情操教育教材やホームシアターのスクリーン代わりにしたりと、使う目的によって大きさやシートタイプが異なります。
シートは書き込むときにシワがよったりずれたりしないよう、粘着力や厚みに注意するほか、用途に応じてマグネットの有無などを選び分けるとよいでしょう。
ホワイトボードシートおすすめ3選【強粘着タイプ】 壁紙のように貼り付けられる!
同じ場所でずっと使い続けたい人に、粘着力の高いホワイトボードシート3選をご紹介します。剥がれにくいホワイトボードシートを探している人は参考にしてください。
防災・危機管理ファシリテーター&編集ライター
L'OISEAU BLUE『ホワイトボードシート 強粘着 』は、サイズ展開が豊富で、大きいものは壁紙のように貼ることができます。粘着力が高い分デリケートな壁には向きませんが、繰り返しの書き消しに強く、貼りっぱなしで自由に書き込む用途に向いています。

ホワイトボードシートおすすめ3選【マグネットタイプ】 使い勝手抜群!
冷蔵庫などマグネットがつくところならどこにでも貼り付けられる、マグネットタイプのホワイトボードシート4選をご紹介します。貼り替えを頻繁(ひんぱん)に行なえるホワイトボードシートを探している人は参考にしてください。
防災・危機管理ファシリテーター&編集ライター
KOKUYO(コクヨ)『軽量マグネットホワイトボード』は、サイズの種類が多く、罫線入りのものもあって便利です。
また、光の映り込みが少ないため、遠くからでも見やすいうえに、スマートフォンを操作すればスキャンデータとして取り込み編集もできる多機能シートです。

ホワイトボードシートおすすめ3選【吸着タイプ】 いろんな場所で使いたい方に
特殊な吸着方法でいろんなところにくっつく、吸着方法に注目してほしいホワイトボード3選をご紹介します。窓などのマグネットが使えない場所でホワイトボードシートを使いたい人は参考にしてください。
防災・危機管理ファシリテーター&編集ライター
マグエックス『どこでもホワイトボード』は、どこにでも貼ってはがせる吸着タイプで、しかも鉄粉シート層があるため、磁石でメモをとめることもでき、使い勝手がよいシートです。厚みもあって、シワがよることもないため、書き心地も安定しています。

ホワイトボードシートおすすめ3選【透明タイプ】 資料などの上に貼って使える
図や文字が書かれたホワイトボードの上に貼り付けて使える、透明タイプのホワイトボードシート3選をご紹介します。ホワイトボードシート自体を目立たせたくない人やなにかと組み合わせて使いたい人は参考にしてみてください。
防災・危機管理ファシリテーター&編集ライター
SUNDECK『透明無色フィルム オフィス用シート 粘着剤付き』は、サイズバリエーションが多く、両側から書き込んだり、白や黄色のペンでも使えたりとデザイン性が広がります。
図や地図を置いたテーブルの上に敷いて書き込めるボードにすることもでき、多目的に使えるシートです。

ホワイトボードやマーカーの記事はこちら あわせて読みたい!
ホワイトボードシートを上手に取り入れよう!
ホワイトボードシートがひとつあると、家族や職場の仲間が必要な情報を書き込めて便利です。ホワイトボードを設置する場所はなくても、省スペースで軽いホワイトボードシートなら手軽に取り入れられるでしょう。目的や貼り付ける場所に合った、ぴったりのホワイトボードシートを取り入れて、家族や仲間との絆を深めるのに利用してはいかがでしょうか。
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出版社の編集・執筆、地域NPOの政策企画・広報、危機管理コンサルタントを経て独立。 多彩な分野でファシリテーター兼編集ライターとして活動中。 編集・執筆の経験を生かした計画・マニュアルなどの各種資料作成・製本・出版や、企画会議運営・板書経験を活用したワークショップ・イベントの設計・運営、防災コンサルタント経験による各種調査・研究・組織開発支援など、公共団体や研究機関・企業・NPOとのプロジェクトを数多く実施している。