魚眼レンズ人気おすすめ10選【単焦点・ズーム】キヤノン・ニコン・シグマなど

魚眼レンズは広角レンズの仲間で、一枚のフレームに広範囲の景色を写し込むことができます。そして、画面の中心から外側にかけて球体のように大きく歪んで写ります。これにより、ときに可愛らしく、またときに躍動感のある写真を撮ることができます。

魚眼レンズはフィッシュアイレンズとも言います。魚が水中から水面上を見上げたとき、水と空気の屈折率によって水上風景が円形に見える（だろう）ということに由来しています。

画角は超広角レンズよりも広く、約100度から180度を超えるものまであります。描写上の大きな特徴は、通常のレンズとは違って直線が画面の端にいくほど大きく内側に歪みます。しかし、画面中心部の水平方向と垂直方向の線はほとんど歪みません。これを利用することで、たとえば広い海原の水平線を画面中心に配置して撮影すれば歪みのほとんど目立たない自然な風景写真に写ります。

もうひとつ、魚眼レンズは遠近感が強く強調されます。近いものは大きく、少し離れると極端に小さく写る描写傾向があります。この2点を知っておくだけで魚眼レンズを上手に使いこなすことができます。

ここからは、魚眼レンズの選び方のポイントご紹介していきます。ポイントは下記の4つ。

【1】種類で選ぶ
【2】レンズの装着方法を確認
【3】夜空を撮るなら光を撮り込みやすいレンズを選ぶ
【4】写真に映る範囲（画角）をチェック

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

魚眼レンズにはおもに「円周魚眼レンズ」と「対角魚眼レンズ」の2種類があります。円周魚眼レンズには単焦点レンズしかありませんが、対角魚眼レンズには単焦点レンズとズームレンズがあります。円周魚眼は画面上にまん丸に写り、対角魚眼は四角い画面いっぱいに写るのが特徴です。

円周魚眼は俗にシャボン玉魚眼とも言われるように四角い実画面に内接する円形に写り、円形の外は黒くケラレ（画面の隅に影のような暗い部分ができてしまうこと）たように写ります。おもに星座や雲の様子を調べるのに利用されていますが、写真表現のひとつとしても使われています。

対角魚眼は魚眼画面の内周に実画面の四隅が接するように、撮影画面いっぱいに隙間なく歪んだ画像が写り込みます。円形魚眼よりも使いやすく個性的な写真表現も手軽にできるので、まずは対角魚眼レンズからはじめるのがいいでしょう。

魚眼レンズは一眼レフのような本格的なカメラに装着して使うイメージがありますが、近年ではデジカメやスマホのカメラなど、さまざまなアイテムに向けた魚眼レンズが販売されています。そこで、魚眼レンズの装着方法をチェックし、手持ちの機器につけられるか確かめておきましょう。

手軽に魚眼レンズを試してみたいならスマホ用、本格的な撮影がしたいなら一眼レフ用など、用途に合わせて選ぶのもおすすめです。

魚眼レンズを広範囲を撮影できる特徴を活かした撮影として人気なのが、星空の撮影です。ただ、星は目で見ているよりも光が弱く、キレイに写すのが難しい被写体です。

そこで、光を取り込みやすい明るめレンズを選びましょう。星の弱い光でもしっかり取り込んで撮影ができるため、複雑な操作や設定に慣れていなくてもきれいな星空を撮影しやすくなります。

魚眼レンズは通常のレンズのように焦点距離だけでは写る範囲（画角）がわかりにくくなっています。スペック表などに画角が記載されているのでチェックしましょう。

円形魚眼レンズでは上下左右180度以上をカバーするものが多くあります。対角魚眼レンズは、四角い横長の実画面の対角線が180度に写るのが一般的で、ズームレンズになると180度から100度くらいの範囲で変化します。

大きく歪みますが、超広角レンズよりも広い範囲をワンショットで写せるのが魚眼レンズの醍醐味です。ズーム魚眼レンズなら構図を容易に変化させながら撮影することもできるので、初心者にはズーム魚眼レンズがまずはおすすめです。

うえで紹介した魚眼レンズの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。それぞれ異なる特徴や利点のあるレンズですから、比較することでより魚眼レンズへの理解も深まるはずです。目的や用途に適した魚眼レンズを選ぶときの参考にしてください。

Yahoo!ショッピングでの魚眼レンズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

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