カフェオレの選び方 市販のカフェオレ、どう選ぶ?
キッチンまわり評論家/科学する料理研究家・さわけんさんに、カフェオレを選ぶときのポイントを教えてもらいました。たくさんの種類からどこに着目して選べばいいのかわからない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ミルク、コーヒーの濃さで選ぶ コーヒー飲料か乳固形分の多い乳飲料か
コンビニやスーパーで売られているカフェオレの多くは、「コーヒー飲料」「乳飲料」にわけられます。これは、公正競争規約で定められた方法での表示が義務づけられているからなのです。
カフェオレはほとんどが「コーヒー飲料」となり、乳固形分が3.0%以上ある商品は「乳飲料」と表示されます。
コーヒーらしさは豆の焙煎度も深く関係しています。また、乳固形分や乳脂肪が多いとクリーミーな舌触りとなりますが、乳飲料でも深煎りコーヒー豆が使われている場合、コーヒー感が強くなります。
甘さは「栄養成分表示」を参考にして選ぶ
缶やカップで売っているカフェオレにはほとんどの商品に砂糖が入っています。その日の気分で甘さを選びたい人もいるでしょう。しかし、各メーカーに共通の基準があるわけではないので、飲んでみないとわからないというのが正直なところです。
目安として商品裏面にある「栄養成分表示」を見て、「熱量(カロリー)」あるいは「炭水化物」などを参考にします。確実ではありませんが、どのくらい甘いかイメージしやすくなるでしょう。
飲むシーンにあわせて容器を選ぶ
カフェオレは缶やペットボトル、カップ、紙パックなどの容器に入っています。ホットで販売するための容器であったり、手軽に飲めるようにストローがついていたり、それぞれ形が工夫されています。
大きな違いはキャップです。キャップがない容器の場合、飲み終わるまで置いておく場所が必要です。好きな味で選びたいカフェオレですが、飲むシーンを考えて選びましょう。
粉末のインスタントやカフェインレスタイプも
缶やペットボトルなどの容器に入っているカフェオレのほかに、インスタント粉末をお湯で溶かすタイプも。自宅や職場のお湯がある場所で飲む場合は、淹れたてのアツアツで飲むことができます。お湯の量を調節して自分好みの濃さにすることもできます!
また、カフェインレスのカフェオレも販売されています。カフェインを控えている妊婦さんや授乳中のママ、夜飲むときなどにうれしいですね。
コスパで選ぶ
缶やペットボトル、カップ、紙パックのカフェオレは比較的安い価格で購入できるのが魅力。ネット販売でセット本数が多い商品を買う、1本の容量が多い商品を選ぶなど、コスパの観点で商品選びをしてもいいですね。
カフェオレのおすすめ13選 缶、ペットボトル、インスタントなどを厳選
上で紹介したカフェオレの選び方のポイントをふまえて、キッチンまわり評論家/科学する料理研究家・さわけんさんおすすめ商品などを紹介します。

SUNTORY『ボス カフェオレ』

出典:Amazon
原材料 | 牛乳、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、クリーム、全粉乳、デキストリン、カゼインNa、乳化剤、香料、安定剤(カラギナン)など |
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容量 | 185g |

日本コカ・コーラ『ジョージア ご褒美カフェオレ』

出典:Amazon
原材料 | 牛乳、砂糖、コーヒー、ミルクソース、クリーム、食塩/香料、乳化剤、カゼインNa、安定剤(カラギナン) |
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容量 | 500ml |

アサヒ飲料『ワンダ 極 特濃カフェオレ』


出典:Amazon
原材料 | 牛乳、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、全粉乳、クリーム、デキストリン、食塩/香料、乳化剤、カゼインNa、甘味料など |
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容量 | 370g |

アサヒ飲料『ドトール カフェ・オ・レ』










出典:Amazon
原材料 | 牛乳、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、全粉乳、デキストリン/乳化剤、セルロース、香料 |
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容量 | 500ml |

江崎グリコ『カフェオーレ』

出典:Amazon
原材料 | 無脂肪牛乳、生乳(50%未満)、砂糖、乳製品、コーヒー、植物油脂/カラメル色素、ph調整剤、乳化剤、香料(一部に乳成分を含む) |
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容量 | 180ml |

高千穂牧場『カフェ・オ・レ』






出典:楽天市場
原材料 | 牛乳、砂糖、コーヒー |
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容量 | 220ml |

DOUTOR『コーヒー香る カフェ・オ・レ』

出典:楽天市場
原材料 | コーヒー、牛乳、砂糖 |
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容量 | 270ml |
SUNTORY(サントリー)『ボス とろけるカフェオレ』

出典:Amazon
原材料 | 砂糖(国内製造、ニュージーランド製造)、牛乳、乳製品、コーヒー、デキストリン/香料、乳化剤、カゼインNa、安定剤(カラギナン) |
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容量 | 500ml |

KIRIN(キリン)『ファイア 贅沢カフェオレ』












出典:Amazon
原材料 | 牛乳(生乳(国産))、砂糖、コーヒー、全粉乳、デキストリン、クリーム/乳化剤、香料 |
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容量 | 185g |
小川珈琲『京都 小川珈琲 カフェオレ 加糖』








出典:Amazon
原材料 | 牛乳、コーヒー、砂糖/乳化剤、酸化防止剤(ビタミンC) |
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容量 | 195g |
江崎グリコ『マイルドカフェオーレ Creamy』

出典:Amazon
原材料 | - |
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容量 | 500ml |
Coca-Cola(コカ・コーラ)『ジョージア カフェ・オ・レ』

出典:Amazon
原材料 | 牛乳、砂糖、コーヒー、香料、乳化剤、カゼインNa、安定剤(カラギナン) |
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容量 | 250g、280ml |
味の素AGF ブレンディ『スティックカフェオレ やすらぎカフェインレス 』














出典:Amazon
原材料 | クリーミングパウダー(乳成分を含む)(国内製造)、砂糖、インスタントコーヒーなど |
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容量 | 21本(10g×21本) |
「カフェオレ」のおすすめ商品の比較一覧表
料理研究家からアドバイス カフェオレの微妙な味の違いを楽しもう
キッチンまわり評論家/科学する料理研究家
カフェオレとカフェラテはどう違うのか
コーヒーにミルクを加えた飲みものには「カフェラテ」や「コーヒーミルク」などさまざまな種類があります。
カフェラテはイタリア発祥で「エスプレッソ+牛乳」、カフェオレはフランス発祥で「ドリップコーヒー+牛乳」で作るといわれていますが、フランスではエスプレッソが主流です。そのため、カフェラテとカフェオレの違いを考えると「エスプレッソの味」が違うのではないかと思います。
フランスのエスプレッソはお湯でうすめたものがあります。カフェオレはこのフランスのエスプレッソをベースに作られたのではないかと思うのです。しかし、どれも「コーヒー+ミルク」なので、名称にこだわらず、好みの味で選びましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(制作協力:YUKURA、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/11/25 コンテンツの追加のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 中村亜紀子)
フランスの星付きレストラン、イタリアンカフェのシェフを経て料理研究家に。 科学的に料理を考えて、狙った通りの料理を作るレシピ作りの達人。 低温調理など調理理論と最新機器やキッチングッズに精通。 2010年より毎月30品~50品の食品や調味料を実食検証し、キッチングッズなども頻繁に検証する。 フレンチ・イタリアン・アメリカ料理・唐揚げ・肉のスペシャリスト。