ビジネスシーンにショルダーバッグが人気! 軽量で使いやすい
ブリーフケースが主流だったメンズビジネスバッグも、ショルダーバッグやトートバッグ、リュックなど、さまざまなかたちに多様化しています。重量のあるパソコンやタブレットを仕事道具として持ち歩く現代、肩かけで重さの負担が減り、満員電車でもかんたんに位置を動かせるショルダーバッグが人気です。
スーツにショルダーバッグは合わないのでは? と思う人もいるかもしれませんが、最近ではスーツにリュックを合わせるなど、カジュアルな通勤スタイルも多くなっており、ショルダーバッグも違和感なく使えます。
メンズのビジネスショルダーバッグおすすめ10選 人気ブランドから価格が安いものまで
それでは、おすすめのメンズビジネスショルダーバッグをご紹介します。人気ブランドからもセレクトしているので、お気に入りを見つけてみてくださいね。

定番中の定番にして最強のバッグがここに!
1983年の発売以来、PORTERの代名詞的存在として知られる定番バッグです。デザインモチーフはアメリカ空軍のフライトジャケットMA-1。表生地にナイロンツイル、中間層はポリエステル綿、裏面はナイロンタフタという3層構造にはオリジナル生地を採用しています。
とにかく軽量で、手ざわりのいい生地には耐久性があります。素晴らしいのは、ビジネスに使えるシックな色合いと裏面のレスキューオレンジのコントラスト。経年変化が楽しめる生地、アルミファスナーやスナップボタンなどの金具類も、使い込むうちに味が出てきます。カラーは、セージグリーン、ブラック、シルバーグレーの3色で、カメラバッグやサコッシュも展開しています。
収納力と3Way対応が便利なビジネスバッグ
A4サイズやパソコンが収納可能な、ビジネスパーソンにとって必要な収納力を備えたビジネスバッグです。ブリーフケースとして手持ちできるのはもちろん、付属のショルダーストラップでショルダーバッグとしても、ショルダーハーネスでリュックサックとしても使える3Way対応で仕事の移動をサポートしてくれます。外側4つ・内側4つのポケットも便利です。
スーツに合わせられるカジュアルデザイン
ビジネスシーンでもおしゃれに! 一味違った印象を持たせたい方のショルダーバッグは「Orobianco(オロビアンコ)」が向いています。細部の装飾や素材の色合いでカジュアルでありながら、大人の魅力を引き出し、ビジネスシーンでも違和感なく利用できるバッグ。
ハンドル、ショルダーベルトの付け替えで2wayに使い分け可能。大きめのタブレットもらくらく収納できるため、営業で出歩く際にちょうどいい大きさとなっているところが魅力です。ただし、バッグ自体の素材はやわらかいため、書面などを多く持ち歩く人はハードケースなどの使用を忘れずに。
リーズナブルなのに高機能! 牛革製3wayバッグ
斜め掛け、肩掛け、手持ちの3wayの使い方ができるビジネスバッグ。注目はその収納力。13インチのノートPCやタブレット、A4雑誌なども収納できます。
収納力以外にも、自立しやすい設計や、持ち手の金具には荷重で変形しないような素材を使用するなど、リーズナブルなのに高機能。ブラック、ブラウン、ブルー、レッドとカラーバリエーションも豊富です。ビジネス利用はもちろん、普段使いにも使えるでしょう。
ボディバッグでまわりと差をつける!
イタリアンレザーで小さめに作られたこの商品は使い方が多種多様。ショルダーバッグとしてはもちろん、ストラップをはずせばクラッチバッグとしても使えます。L字型ファスナーで荷物の出し入れもらくらくです。
小さめなわりにポケットが多く、バッグのなかをいつでもきれいに整頓できるところもまた魅力的。取り出したいものがスマートに取り出せて、ビジネスマンの格を上げてくれることでしょう。
大容量のセキュリティバッグ
手持ち・ショルダー・リュックの使い分けができる3Wayビジネスバッグです。20Lもの大容量で1~2泊ぶんの出張に必要な荷物も収納可能。
15.6型ワイドまでのノートパソコンを収納できるメインポケットはOAサプライ用品メーカーのサンワサプライらしく、マジックテープで固定して電子機器を保護します。ダイヤル式の鍵が装着されたセキュリティ仕様です。
機能美がひかる2Wayビジネスバッグ
撥水加工がほどこされた表面は汚れに強く、いつまでもきれいな質感をキープ。ブリーフケースとして手持ちするほか、ショルダーベルトで肩かけもできる2Way仕様です。
15.6インチまでのノートパソコンが収納できる大容量。5つの底鋲で自立しどこにでも置ける設計で、とくに面接が多い就職活動中の学生にとっては便利なリクルートバッグとして活躍してくれます。
ノートパソコンを持ち歩くビジネスバッグ
手持ちとショルダーの2Way仕様になっているビジネスバッグ。OAサプライ・パソコン周辺機器のメーカーであるエレコムらしく、バッグ全体がクッション素材でおおわれており、電子機器を保護します。
15.6インチまでのノートパソコンを収納可能。そのほか、前面と内部にそれぞれ設けられた大小ポケットにより、仕事に必要なガジェットを整理整頓して持ち運べます。
高級感と撥水性の3Wayビジネスバッグ
グリップハンドルを含めた上部に革、側面に高撥水素材を使用し高級感と撥水性をあわせもったビジネスバッグに仕上がっています。手持ち・ショルダー・リュックサックの3Wayの使い分けが可能です。
スーツケースのハンドルに取り付けできるスマートスリーブ搭載や、ノートパソコンやタブレットに合わせたポケットなど、使い勝手のいい機能性も魅力です。
黒の質感がかっこいい本革バッグ
マットな艶感のブラックレザー、ファスナーとニッケルパーツも黒色で統一して渋い高級感を醸し出す本革バッグです。手持ちとショルダーの2Way仕様、15.6インチまでのノートパソコンを収納できるサイズなど、ビジネスバッグとしてじゅうぶんな機能を備えます。
使い込むほどに経年変化で渋く育つ牛革、飽きの来ないシンプルデザインで長く使える一品となっています。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ビジネス向けショルダーバッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのビジネス向けショルダーバッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズのビジネスショルダーバッグの選び方 普段使いできるおしゃれなデザインも
ここからは、メンズのビジネスショルダーバッグの選び方をご紹介します。
持ち運びやすさを考えるなら軽量なものを
バッグ自体が重いと持ち運びの負担がかかり、疲れに繋がってしまいます。荷物を入れない状態で「そこそこ軽い」と妥協してしまうと、実際に荷物を詰めたときの重さに後悔してしまうかもしれません。
ビジネスバッグは軽いにこしたことはありませんが、同時に丈夫であることも重要です。軽い素材で耐久性が高く、かつ使いやすさを追求したフォルムがビジネスバッグ選びの条件となります。
荷物の量に合わせてちょうどいい大きさを選ぶ
ちょうどいいサイズ感のショルダーバッグを選べば、長く愛用できるバッグに出会えます。まずはビジネスシーンで必要な荷物の量を、まず洗い出しましょう。通勤でお弁当や水筒を持ち歩くかどうかによっても必要な容量が変わります。
また、PC・タブレットを持ち歩くかどうか、A4サイズを収納するかどうかで選択肢が大きく変わります。タブレットと必需品だけ入れるのであればコンパクトなショルダーバッグでじゅうぶんです。ノートパソコンも13インチと15インチでは、選ぶバッグのサイズがずいぶんと変わりますので注意しましょう。日によって持ち物が変わる場合は、大きめサイズを選ぶと安心です。
2wayや3wayなら使い方も広がる
ビジネスショルダーバッグの多くは複数の持ち方ができるように工夫されており、ショルダーベルトを外すことであたかもブリーフケースとして使える製品が多いです。さらに補助のベルトを使ってリュックサックとして使えてしまうものも。
移動手段や荷物の重さにあわせて2way・3wayの使い分けができるビジネスバッグは重宝するでしょう。
ショルダーベルトもチェックして
ビジネスバッグを肩かけするときは、なるべく肩に負担がかからないように身長や体型にショルダーベルトの長さをあわせる必要があります。身体が大きい人は最大サイズがどのくらいになるのか、ベルトの長さのスペックを事前に確認しましょう。ショルダーベルトの幅も細すぎず、太過ぎずで、幅は3cm前後~7cmくらいまでが理想です。
素材をチェックして
ビジネスバッグに使われる素材は、おもに「ナイロン」「合皮(合成皮革)」「本革」があります。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
軽くて扱いやすい「ナイロン」
ナイロンは丈夫さと軽さの2大メリットをあわせもちます。撥水加工がほどこされている製品が多く扱いやすい、安価な製品が多いなど、ビジネスバッグの素材としては申し分ない条件がそろっている素材です。一方で型崩れしやすく製品としての寿命が短い、カジュアルな印象で高級感に欠けるため場所を選ぶなどのデメリットがあります。
水や汚れに強く使いやすい「合成皮革」
合成皮革は革製品の高級感がありながら安価で、水や汚れに強く水拭き程度のかんたんな手入れで清潔に扱えるなど、ビジネス用途として多くのメリットを持つ素材です。また、豊富なカラーバリエーションをそろえる製品も多いです。ただし本革にくらべると劣化が早く、表面の薄皮がはがれて見栄えが悪くなります。3~4年が買い替え時期と考えましょう。
おしゃれで高級感がある「本革」
本革は高級感があり、使う込むほどに経年変化の味わいが増していきます。専用の栄養クリームやクリーナーで手入れすることで何十年も使える相棒となってくれるのがレザーの利点です。問題はその手入れ。こまめに手入れしないと劣化が早まったり、しみが目立つようになってしまうなど取り扱いの難しさがあります。また、おしなべて価格帯が高い製品となります。
ビジネスのイメージに合った色やデザインを選ぶ
ブラックやブラウン、ネイビーなどは、ビジネスの定番カラー。定番カラーなら、悪目立ちせずコーデしやすいでしょう。できれば、ビジネスシューズのカラーと同じ系統のショルダーバッグを選ぶと統一感がでます。
ブルーやオレンジなど、色鮮やかなアイテムは差し色にぴったり。クリエイターの集まりなどで、ワンランク上のおしゃれな印象を与えたいときにぴったりです。
また、ブランドロゴなどが大きく入っているデザインだとカジュアルに見えてしまう場合も。余計な装飾品のない、シンプルなデザインがおすすめです。
人気メーカー・ブランドをチェック
ここからは、ビジネスショルダーバッグの人気ブランドや人気メーカーをご紹介します。
PORTER(ポーター)
日本国内メーカーの吉田カバンの自社ブランドがPORTER(ポーター)です。品質・丈夫さ・機能性を兼ね備えた製品をリーズナブルな価格で提供したPORTERは若年層からの支持を集めてゆき、現在では幅広い年齢層に親しまれているブランドとなっています。
男性向けのイメージが強いものの、シンプルな方針のデザインから女性が使用しても違和感のない製品が多いです。
BRIEFING(ブリーフィング)
BRIEFING(ブリーフィング)は革製品の製造・輸入を商う株式会社セルツリミテッドの自社ブランドで、軍用製品のデザイン性・機能性をコンセプトとしています。海外製品と勘違いされることも多いのですが、企画を日本国内で、製造をアメリカでおこなっています。
アメリカ軍の軍用規格「ミル・スペック」にそって企画・製造されており、高い耐久性とスタイリッシュなデザインが人気を集めています。
TUMI(トゥミ)
TUMI(トゥミ)はアメリカ・ニュージャージー州で1975年に創業した企業・ブランドで、ビジネスバッグといえばTUMIというイメージも強くなっています。防弾チョッキにも採用されたバリスティックナイロンをはじめとする軽量かつ丈夫なナイロン素材のカバンを多く製造しています。
華美な装飾がなく、機能性・耐久性を備えた製品をかえって「かっこいい」ととらえる男性支持者も多いようです。
MANHATTAN PASSAGE(マンハッタンパッセージ)
MANHATTAN PASSAGE(マンハッタンパッセージ)は1974年創業の日本企業、株式会社レジャープロダクツの自社ブランドです。過酷な航海をなしとげた船舶「マンハッタン号」からブランド名をとり、製品の耐久性・耐水性・使いやすさをあらわします。
便利な収容スペースやポケットが多く、2WAY・3WAYの使いかたができるカバンを多く製造しています。
エキスパートからのアドバイス
出張や外出先で機能する「ビジネスショルダーバッグ」は、とにかくあると便利に使える存在です。ノートパソコンやタブレット、資料だけでなく、細かなツールもたくさん収納できるので、バッグ自体が移動式のサテライトオフィスのような機能も果たしてくれます。
太めのショルダーベルトを選べば肩にかかる重量を分散させてくれるので、少々重いものを運ぶ際にも疲れが半減するでしょう。スーツやコートなどに直接触れ合っても、ナイロン素材は生地を傷めにくい利点もあります。宿泊を伴う数日間の出張などには、このフットワークの良さは間違いなくありがたいものとなるはずです。
雨の日対策はどうする?
雨の多い日本の気候風土を考えると、防水性能もバッグ選びの重要なポイントです。日常的に使用するビジネスバッグにはナイロンなどの防水素材を選ぶというのがひとつ。もしくはそのような防水にすぐれたバッグを雨の日に使うサブとして用意する方法も考えられます。
本革など水濡れに弱い素材のバッグをこだわって使うなら、防水スプレーで対応しましょう。
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こだわって選びたいビジネスバッグ
バッグはビジネスマンのありようをあらわすことも。高級感があり長く使っていきたいなら本革、手入れの手間なくいかなる天候の外回りにも耐えてくれるナイロンは使い勝手にすぐれます。両方のメリットをあわせもつ合皮という選択肢もありますね。
また、ポケットが多いなど収納力を重視したり、肩かけ・リュックサックとしても使える2way・3wayの製品もビジネスバッグ本来の役割を考えれば無視できない要素です。仕事の相棒たりえるビジネスバッグはこだわって選びたいですね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
1982年より㈱ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。 1984年より同誌編集長。 2004年より同社編集局長。 2017年より同誌編集ディレクター。 その間、数々の雑誌を創刊。 FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。