「一人暮らし向け冷蔵庫」のおすすめ商品の比較一覧表
一人暮らしにおすすめの冷蔵庫の選び方
進学や就職、単身赴任などで新しく一人暮らしをスタートする人に向けて、おすすめの冷蔵庫の選び方をご紹介します。ポイントは下記の5つ。
【1】サイズ
【2】設置スペース
【3】扉の開閉方向
【4】使いやすい機能性
【5】デザイン
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】まずは適切なサイズをチェック!
一人暮らし向けといっても、自炊をするかしないか、冷凍食品を多く買うかなど、生活スタイルによって必要な容量が変わります。自分の生活に合う使いやすい大きさを選びましょう。
100L~150L:コンパクトサイズでワンルームにも置きやすい
100L~150Lの冷蔵庫は、一人暮らし向けの冷蔵庫としておすすめしたい小型サイズです。小さくスリムなので、キッチンや置き場所が狭い場合にもおすすめ。小型なので、2ドアでかつ安い、コスパのよいものが多い傾向にあります。
あまり料理をしない、食材を買い込まないという人にもピッタリのサイズです。
150L~200L:たまに自炊する人向け、冷凍食品もストックできる
150L~200Lは一人暮らし向けとしては、まんなかくらいのサイズです。自炊はたまにする人や、冷凍などの調理が容易な食品をよく購入する人にもおすすめです。電子レンジがあるなら、冷蔵庫に冷凍食品をストックしておくと、何か食べたいときにもすぐに食べられるのでよいでしょう。
小型の冷蔵庫は小さすぎるけど、大型の冷蔵庫を置くスペースがないという方にもぴったりです。
200L~250L:大きめサイズでまとめ買いや作り置きにも
200L~250Lは、一人暮らし向けの冷蔵庫としては大きめのサイズです。大きいサイズなので、野菜室やチルド室、霜取り不要などの機能が充実しているのが魅力。
毎日のように自炊している人やまとめ買いをするという人にピッタリな冷蔵庫です。このサイズは、一人暮らしだけでなく、二人暮らしの人にもおすすめです。
100L未満:ミニサイズで飲み物などを入れるのにおすすめ
100L未満の冷蔵庫は、ホテルなどに置かれているような、小さい冷蔵庫です。ものをいれるスペースは狭いですが、収納をすればある程度飲みものや食べものを入れることは可能です。ものを家に置きたくないミニマリストの方にもおすすめのサイズとなっています。
ほかにも、ふたつ目の冷蔵庫として使う、特定の部屋専用にするなどの活用方法が可能なサイズです。
【2】設置スペースを考える
冷蔵庫を購入するうえで重要なポイントとして、設置や運搬時に適切なサイズかという点があります。まず、冷蔵庫を設置するときは、壁からのスペースが必要です。冷蔵庫は、ほとんどの製品が壁からある程度距離をとって設置する必要があるからです。壁からのスペースも考慮して、設置できるサイズを選びましょう。
もうひとつの注意ポイントは、搬入するときの大きさです。いくら設置する場所にスペースがあっても、入らなければ置けません。玄関に入るか、階段から運べるかなどをチェックしておきましょう。
【3】扉の開閉方向をチェック! 両開きが便利
大型冷蔵庫の場合は観音開き(フレンチドア)のモデルが多いですが、一人暮らしの方用の冷蔵庫の場合は、ほとんどが左開きか右開きのどちらかになっています。冷蔵庫の設置場所がキッチンの左側なら右開き、右側なら左開きを選ぶといいでしょう。
たとえば、SHARP(シャープ)は左右どちらからも開く「どっちもドア」モデルや、金具を取り替えることで開き方を変えられる「つけかえどっちもドア」モデルをラインアップしています。引っ越しをする予定がある人は、これらのモデルを選ぶと安心です。
【4】使いやすい機能性もチェック
毎日使う冷蔵庫ですから、使い勝手に関わる機能性もチェックしたいところ。あるとうれしい機能をご紹介します。
耐熱天板なら電子レンジが置ける
一人暮らしで、冷蔵庫を購入するという方にぜひ確認してほしいのが、電子レンジを置けるタイプのものが必要かどうかです。一人暮らしの場合、キッチンがあまり広くない部屋も多いので、スペースの節約が必要な場合は多いでしょう。
そんなときにおすすめなのが、冷蔵庫のうえに電子レンジを置くことができる耐熱板がついているものです。このタイプは、電子レンジを冷蔵庫のうえに置くことができます。ただし、オーブンがついているものやトースターは、温度が高温となってしまうことも多いので、取扱説明書をよく読んで設置しましょう。
お手入れがらくな霜取り機能
冷却方式には、間接的に冷やす「間冷式」と直接冷やす「直冷式」というふたつのタイプがあります。
直冷式は、霜が付きやすいのですが、間冷式タイプの冷蔵庫は、自動で霜取りをおこなってくれるためお手入れがかんたんです。
霜が発生すると定期的にお手入れが必要となるため、霜取り機能の有無はしっかりとチェックしておきましょう。
冷蔵庫の音が気になるときは静音性もチェック
1DKや1LDKなどで、冷蔵庫の設置場所とベッドルームが離れている場合はあまり気にしなくても大丈夫ですが、ワンルームの場合や冷蔵庫の設置場所がベッドルームと近い場合には、運転音も重要な要素です。
夜中に冷蔵庫特有の「ブーン……」という音に悩まされたくないのであれば、できるだけ運転音が小さいモデルを選ぶといいでしょう。なかには、「db(デシベル)」という単位であらわされる音の大きさを公表しているメーカーもあります。一般的に、30dbで「小さなささやき声」程度なので、25db前後のものがおすすめです。
【5】おしゃれなデザインもある!
憧れの一人暮らしは、部屋に置く家電もおしゃれなもので揃えたいという人も多いでしょう。そんなときは、デザイン性重視で選ぶのもひとつの方法です。
あまり変わったデザインがなくシンプルな冷蔵庫が多いですが、定番のホワイト以外もあり、部屋全体のインテリアと合わせることが可能です。なかには、木目調のものやレトロなものなどおしゃれなデザインもあります。
一人暮らし向け冷蔵庫おすすめ5選|100L~150L
ここからは、一人暮らしにおすすめの冷蔵庫を容量別にご紹介します。まずは、コンパクトで使いやすい100L~150Lの冷蔵庫をチェック!
一人暮らし向け冷蔵庫おすすめ8選|150L~200L
ここからは、収納力もあり冷凍食品の買いだめもできる150L~200Lの冷蔵庫をご紹介します。
一人暮らし向け冷蔵庫おすすめ5選|200L以上
ここからは、自炊をする方や料理好きの方におすすめの、200L以上の大容量冷蔵庫のおすすめ商品をご紹介します。
一人暮らし向け冷蔵庫おすすめ7選|100L未満
ここからは、100L未満のミニ冷蔵庫のおすすめ商品をご紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 一人暮らし向けの冷蔵庫の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの一人暮らし向けの冷蔵庫の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
一人暮らし向け冷蔵庫に関するQ&A よくある質問
「パーシャル室」や「チルド室」の違いは?

その違いは温度にあります。パーシャルは「-3度」、チルドは「約0度」の保存に適しています。肉類や魚類などやや凍結した状態で保存したい食材の場合はパーシャル、納豆やチーズなど凍結させたくない食材の場合はチルド、といった具合に使い分けます。
冷凍庫の霜取り方法・予防するコツは?

霜がまだ薄い場合は、40度くらいのお湯に浸けたタオルで拭き取ることができます。厚い霜の場合は、いったんすべての食材を出し、庫内を空にして自然に溶かすのが最も簡単な除去方法です。
また、霜がつくのを防ぐコツは、「庫内に食材を詰めすぎない」「ドアの開閉回数を減らす」などで防ぐことができます。
少し大きめの容量がおすすめ エキスパートからのアドバイス
IT・家電ジャーナリスト
はじめて一人暮らしをする場合、冷蔵庫の中に何を入れればいいのかイメージできないことも多いかもしれません。料理をまったくしたことのない人なら、ドリンク類や温めるだけの冷凍食品を入れられればいいと思うかもしれません。
でも一人暮らしがしばらく続いて「外食だけじゃ物足りない」と思ったときに、冷蔵庫があまりにも小さいと自炊もままなりません。
100L~120Lあたりが一人暮らしの定番ではありますが、「自炊しない、料理をしたことがない」という人でも、できればもう少し上の容量を選んだ方が、後悔しないのではないかと思います。
一人暮らし向けのグッズもチェック!
自分にあった一人暮らし向け冷蔵庫を買おう!
この記事では、一人暮らし向けの冷蔵庫の選び方や選ぶ際の注意事項、おすすめの商品などをご紹介しました。ひとことで冷蔵庫といっても、サイズや性能、見た目などさまざまな商品があり、各社工夫を凝らしています。
冷蔵庫はライフスタイルに合ったものを選ぶことで、使用しているときの電気代やスペースが節約できることもあります。価格で選んでしまいがちですが、冷蔵庫などの白物家電は家電のなかでも長く使うものが多いので、ぜひ自分のお気に入りの商品を見つけてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
一般財団法人 家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout オーディオプレーヤー、スピーカーなどのガイドを務める。 日経BP社『日経ネットナビ』『日経ネットブレーン』『デジタルARENA』『日経トレンディネット』などを経てフリーに。 デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。 KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの構成などにも携わっている。