オープンワールドゲームとは
オープンワールドには1面・2面といったステージの概念が存在せず、ゲーム開始時点から自由に行動でき、広大なフィールドにおいて常に制限なくプレイヤーの思いのままに移動できるという特徴があります。そして、その火付け役とも言える代表的なゲームのひとつが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』です。
これまでのゲームでは、マップ上の内容が世界の枠として決まっているのが一般的でした。しかしながら、近年ゲームの容量が大きくなったことやオンラインの機能追加によって、枠のしばりのない世界のなかで遊べるようになりました。これがオープンワールドゲームが広まった理由のひとつです。
オープンワールドゲームの選び方
ここからはSwitch用オープンワールドのソフトの選び方をご紹介します。選び方のポイントは次の4つ。ゲーム初心者の方やオープンワールドのソフトをまだ購入したことがない方はぜひチェックしてみてください。
【1】ジャンルで選ぶ
【2】パッケージ版 or ダウンロード版で選ぶ
【3】オンライン or オフラインで選ぶ
【4】人気タイトルの中から選ぶ
【1】ジャンルで選ぶ
オープンワールドと言っても、いくつかのジャンルに分かれています。まずは自分の好きなジャンルから選んでみましょう。
オープンワールドの主なジャンルは次の5つ。ストーリーをじっくり楽しみたいなら「RPG」、爽快感のあるゲームが好きなら「アクション」など、どんなゲームで遊びたいかをイメージすると選びやすいです。
【オープンワールドのジャンル】
・RPG
・アクション
・アドベンチャー
・シミュレーション(サンドボックス)
RPG
オープンワールドRPGは、ストーリー要素の強いオープンワールドのジャンルです。たとえば、主人公が経験とともに強くなったり、レベルアップしたり、仲間が増えていったりといった特徴をもっています。
アクション
オープンワールドアクションは、ストーリーよりもアクション要素の強いジャンルです。縦横無尽に動き回り、敵をなぎ倒していく爽快感が特徴です。代表作は『Marvel's Spider-Man』、『グランド・セフト・オート』シリーズ。
アドベンチャー
FPS、TPSは銃や爆弾などを使って戦うシューティングゲームです。FPSが一人称視点、TPSが三人称視点でプレイするのが特徴です。
オープンワールドFPS/TPSの最大の特徴が足音や銃声などで敵の位置を測るという点です。また、ときに周囲を敵に囲まれたりもします。こうしたより現実に近い体験ができるのがオープンワールドの特徴でもあります。
シミュレーション(サンドボックス)
「サンドボックス」とは、直訳すると「砂場」。子供が砂場でお城を作っては壊し、また別の建物を作る、といったように自由に建造物や都市、国などを作って楽しむゲームのジャンルがサンドボックスです。このことから、「クラフトゲーム」とも呼ばれます。
サンドボックスの代表的なゲームのひとつが『マインクラフト』です。
【2】パッケージ版 or ダウンロード版
Switchには、パッケージ版とダウンロード版の2種類があります。
店舗やネット通販で購入することができるパッケージ版。ソフトがパッケージに入っており、ソフトをスイッチ本体に挿入してプレイします。本体のストレージ容量を気にする必要がないのがメリットで、ソフトを形として所有したい人におすすめです。
一方、「Nintendo Switch Online」でダウンロードする形式のダウンロード版。いつでもダウンロードしてすぐに遊べるのがメリットです。ただし、本体のストレージ容量が足りないとダウンロードできないため、容量不足の際は外部ストレージなどを利用して容量を補う必要があります。
【3】オンライン or オフライン
Switchのソフトには、インターネットを通じて世界中のプレイヤーと遊べるオンラインプレイ対応のものがあります。オンライン対応であれば、離れている友だちや全世界の人とプレイすることができます。対して、オフラインであれば1人で黙々と遊ぶことができます。
オンラインの醍醐味は仲間と協力プレイができるところです。また、オンライン対応ゲームには大抵オフラインで遊べるモードも備わっているので、迷ったらオンライン対応のゲームを選んでみるとよいでしょう。
【4】人気タイトルの中から選ぶ
ここまで選び方についてご紹介してきましたが、それでもまだ迷うという方は、今ユーザーから支持されている人気タイトルの中から選ぶというのも方法のひとつです。
Switch用オープンワールドゲームおすすめ17選
ここからは、通販サイトの売れ筋ランキングをもとに厳選したSwitch用オープンワールドゲームのおすすめをRPG、アクション、サバイバル、シミュレーション(サンドボックス)別にご紹介していきます。
RPG
より自由により不可能を可能にした最新作
前作に続き今作もオープンワールドを採用した『ティアーズ オブ ザ キングダム』。注目は今作で追加される新たな4つの力。物の動きを逆再生する能力「モドレコ」、物をくっつけて即席の武器が作れる力「スクラビルド」、物体をつかんで動かしつつ、物体どうしをくっつけることができる力「ウルトラハンド」、そして、建物や洞窟などの天井を通り抜けられる能力「トーレルーフ」。
また、地上へ一気に飛び降りるのはもちろん、川や海の場合はダメージなしで着水が可能。前作以上の爽快感に加え、ストレスも軽減しています。
広大なフィールドを縦横無尽にプレイできるゲーム
Nintendo Switch発売と同時にリリースされた『ゼルダの伝説』シリーズ。初のオープンワールドを採用しており、3D空間を縦横無尽に動き回ることができます。
広大なフィールドは実は任天堂本社がある京都が参考にされているといわれています。徒歩で縦断するだけでも数時間かかかる、非常にやり込みがいのあるゲームです。
美しくも広大なマップのオープンワールドRPG
圧倒的な技術で描かれた広大な世界を自由自在に冒険できる、新しいオープンワールドRPGです。プレイヤーの行動や選択によって世界が変わっていき、物語がどんどん変化していくので、あなただけの物語を進められます。
マップの広さは前作の約35倍で、大草原や大海原をシームレスに探索できる自由度の高いゲームです。発売前から評価が高まっていて、160以上のメディアアワードを獲得しているウィッチャーシリーズの最新作です。
何周もプレイしたくなるストーリーが高評価
広大なオープンワールドのなかで繰り広げられるさまざまな出来事やストーリーは、全てがシームレスで行われます。カメラワークなど細部に至るまで計算し尽くされているので、ストレスを感じることなくスムーズなプレイが可能です。
バトルや探索はもちろん、野生動物と触れ合ったり釣りを楽しんだりすることもできます。オートモードが実装されているので、攻撃や回避などの戦闘行動を自動で進められるように設定でき、アクションや戦闘が苦手な人も安心です。
荒れ果てた世界を自由に散策して楽しむ
核戦争によって崩壊した世界を舞台にした『Fallout』シリーズ。この作品ではほかのシリーズよりもものづくりが豊富にでき、より自由度が高いと人気を集めています。
ゲームとしてのストーリーはありますが、そこかしこにサブクエストが設けられており、自由度の高さはストーリーをクリアするのを忘れてしまうほどです。
高度なキャラクターシステムで自由自在に操作
ストーリー性の高さで知られる『The Elder Scrolls』シリーズの冒険が、圧倒的なリアリティーのバーチャル世界でできるようになりました。
高度なキャラクターシステムにより、思いのままにキャラクターをカスタムし、操作することが可能。ゲーム内では、リアルな古代のドラゴンと戦うシーンもあります。壮大なストーリーで繰り広げられるプレイで自分を開放させましょう。
新システムの追加でより自由なバトルが楽しめる
舞台は「アイオニオン」。ここでは機械技術が発達した「ケヴェス」と魔法技術が発達した「エーテル」の2国が争っています。物語は、それぞれ異なる軍隊に属する6人の兵士をめぐって進行。
主人公「ノア」は「融合(インタリンク)」することで「ウロボロス」と呼ばれる巨人になることができるほか、最大7人で戦うなど新システムの追加でより自由なバトルが楽しめます。
アクション
セガの看板キャラ・ソニックの壮大な冒険
セガの看板キャラクターであるソニックが、不気味な敵が徘徊する「クロノス島」の謎に迫っていくゲームです。精密なグラフィックが描く美しい島の風景には、思わず目を奪われます。
広大なクロノス島のなかには数々のギミックが! 謎を解いて新たなルートを見つけ、先に進んでいく仕組み。ソニックが得意とする音速のバトルアクションもおすすめポイントです。
クッパJr.を相棒にいざ冒険へ!
2013年にWii Uで発売した『スーパーマリオ 3Dワールド』に新モード「フューリーワールド」を追加した今作。『スーパーマリオ 3Dワールド』の舞台は、透明な土管で様々な大陸につながる「ようせいの国」。そして、「フューリーワールド」の舞台は大きな湖に島々が浮かぶ「ネコの国」。
凶暴になったクッパを元に戻すため、マリオはクッパJr.を相棒に冒険へと旅に出ます。今回も最大4人で遊べるほか、おすそわけプレイ、ローカル通信、フレンドとのオンラインプレイに対応。
現代では味わえない恐竜とのサバイバルが熱い
今作は、恐竜が生きる島を舞台にしたアクションサバイバルゲームです。 目的は自給自足でこの世界を生き抜くこと。恐竜と戦ったり、仲間にしたり、育てたりと恐竜とともにサバイバルを楽しむことができます。
自由度の高いゲーム設定で、武器や住居などを自由に作ることができて生活している雰囲気を楽しめます。
アサシンシリーズのクリエイター陣が手掛けた作品
ギリシャ神話の世界観をゲームの軸として、神とともに怪物へと挑んでいくアクションファンタジーです。神話上の怪物が敵として登場し、さまざまな能力を経て、空中や近接戦で戦いを挑んでいきます。
『アサシン クリード オデッセイ』を手がけたクリエイター陣が製作しており、オープンワールドを採用して山や空など7つの神々の住む区域にある秘密を解いていくギミックもおもしろいです。
アドベンチャー
自然豊かな田舎町で夏休みならではの体験ができる
夏休み中のさまざまな出会いや体験を楽しむアドベンチャーゲームです。プレイヤーは、自然豊かな田舎町にきたサーカス団団長の息子である主人公を操作し、町を探検していきます。
魚釣りや昆虫採集、水泳、夏祭り、花火大会など楽しんだ内容を絵日記に記録すると、自分だけの夏休み日記が完成する仕組みです。町の人たちやサーカス団の人たちをお手伝いするイベントも用意されているので、遊ぶだけでなく人のためになることも経験できます。
略奪・探検・交易すべての選択が自由
探索と生存をテーマとした宇宙が舞台のSFシューティングゲーム。プレイヤーはまだ見ぬ生命体を求め未知の惑星を探索。中には、攻撃的な生物や宇宙海賊など危険も襲いかかります。それに対抗するには、宇宙船や武器、スーツのアップグレードが必要です。
敵を倒し略奪するのか、海賊を倒して財宝を手にするのか、はたまた遺跡などを探窟する探検者として生きるか、行動・選択すべてがプレイヤー自身に委ねられています。未開拓地で採掘した資源を別の星で高値で売るなど交易を楽しむこともできます。
シミュレーション(サンドボックス)
大人気ゲーム「マインクラフト」のスピンオフ作品
自由に世界を創造できることで一躍大人気ゲームとなった「マインクラフト」のスピンオフ作品です。元となったマインクラフトの創造性はそのままに、ストーリー性や仲間づくりが加えられています。
マインクラフトでの地獄・ネザーワールドの住人であるピグリンたちが、平和な世界・オーバーワールドに攻めてきます。あなたは英雄としてオーバーワールドを守るために戦う、というのが大まかなストーリーです。
オンライン対応もしていて、最大4人までプレイできるので、仲間たちと力を合わせてオーバーワールドを守りましょう。
サンドボックスジャンルの火つけ役
パソコン向けゲームとして発売されて以来、さまざまなハードで発売されてきた人気作。立方体のブロックでできた世界を自由に壊したり作ったりできるのが特徴で、サンドボックスというジャンルの火つけ役にもなりました。
自由度の高さと奥深い楽しみ方で、子どもから大人まで熱中しており、世界中で多くのファンが自分だけの世界を作りあげています。
ドラクエ世界で自由にものづくり!
サンドボックスゲームにドラゴンクエストの要素を加えたのがこちらの作品。スライムなどのおなじみのキャラクターも登場し、世界観に没入しやすくなっています。
自由度の高いゲームですがストーリーも用意されており、ゲームを進める指針があります。自由すぎないバランスがはじめてでも遊びやすく、サンドボックス作品に興味のある方にぴったりです。
探索してあつめた素材でモノづくり
広大な2Dの世界を探索して素材を集めながら、さまざまモノづくりを楽しめるアクションアドベンチャーゲーム。PS3、PSVitaでも発売された人気作です。
採掘、クラフト、戦闘要素があり自由度の高さが特徴。収集できるアイテムの数も非常に多く、やり込み要素もいっぱいです。
画面分割を利用しての4人プレイや、最大8人でのオンラインマルチプレイにも対応しているので、友人同士で楽しむことも可能です。
「Switch用オープンワールドゲーム」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする Switch用オープンワールドゲームの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのSwitch用オープンワールドゲームの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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自分に合ったジャンルを見つけよう
ここまで、Nintendo Switchのオープンワールドの選び方とおすすめソフトをご紹介してきました。いかがでしたか。最後に選び方のポイントをおさらいしましょう。
【1】ジャンルで選ぶ
【2】パッケージ版 or ダウンロード版で選ぶ
【3】オンライン or オフラインで選ぶ
【4】人気タイトルの中から選ぶ
オープンワールドと言っても、いくつかのジャンルに分かれています。この記事を参考にして、自分に合ったゲームを見つけてみてください。
【 アンケートの実施内容について 】
◆アンケート情報
・調査期間: 2023年5月31日〜2023年6月6日
・調査対象: マイナビニュース・ウーマン会員
・調査数: 合計313名
・調査方法: インターネットログイン式アンケート
※ランキングは「PS4 ソフト」に関する質問のうち、「好きなPS4のオープンワールドゲームは?」という質問に対する回答数を集計したランキングです。
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