安いドライヤー・高いドライヤーで何が違う?
私たちが毎日使うドライヤー。1万円以下で購入できる安いものもあれば、3万円台の高級ドライヤーなど、その価格差にはどんな違いがあるのでしょうか?
まず挙げられるのが、デザインと機能です。高級ドライヤーは、一般的に強力な風力や熱設定ができ、髪をより速く乾かすことができます。また、イオン技術やセラミックコーティングなどの特別な機能がついているモデルも多く、髪や地肌に優しく乾かせます。特殊な形状であったり、よりコンパクトであったりと、デザイン性の高さにも違いがあります。
その他にも、高級ドライヤーはエネルギー効率が高いため、電力消費が低く、長期的に電気料金の節約にもつながります。
しかし、価格が高いからといって必ずしも全ての面で優れているわけではありません。購入の際には、自身のニーズや予算に合ったドライヤーを選ぶことが大切です。
安いドライヤーの選び方
「安いから購入してみたら使いづらかった」こんな失敗をしないために、5000円前後の安いドライヤーを選ぶ際には、どのような点を抑えておくといいのでしょうか? ポイントを参考にしてみてくださいね。
【1】安くても「大風量&低温」が吉
【2】「コンパクト&軽量」だと旅行にも便利
【3】「静か」に乾かせるかも大事
【4】メーカーごとの「髪に優しい機能」をチェック
これらのポイントを押さえて、自分に合った製品を選びましょう。一つずつ解説していきます。
【1】安くても「大風量&低温」が吉
まず押さえておきたいのが「風量」です。ドライヤーの性能は、風量や熱設定、乾燥時間などによって評価されます。できるだけ強力な風量と温度設定ができるモデルを選びましょう。強力な風量があれば、短時間で効率的に髪を乾かすことができます。乾きやすさを重視するなら、風量は毎分1.5㎥以上のものを選ぶといいでしょう。
また、安全面も考慮して、過熱保護機能や「低音モード」が備わっていることも大切。これにより、過度な熱で髪がダメージを受けるのを防ぐことができます。
【2】「コンパクト&軽量」だと旅行にも便利
一般的に髪を乾かすためにかかる時間は平均して1回あたり5分~10分といわれています。これを1日1回、1カ月続けると、なんと150分~300分以上かかる計算になります。
長い時間髪を乾かすと、ドライヤーの重さが気になるところ。コンパクトで軽量であれば、旅行先などにも携帯でき、いつもと同じように髪を乾かすことができます。
コンパクトに収納できる折りたたみ機能や、海外対応機能が備わっているものを選ぶと汎用性が高くて便利です。
【3】「静か」に乾かせるかも大事
お風呂上りに髪を乾かす際に使うドライヤーだからこそ、夜や早朝に使用するときは騒音に気を遣うものですよね。静音性の高いものであれば、ドライヤー使用時の騒音を気にせず、いつでも使いやすくなります。
一般的なドライヤー使用時の騒音は80~100dB前後。音が気になる方は、80dB以下を目安に選ぶといいでしょう。
【4】メーカーごとの「髪に優しい機能」をチェック
安い価格帯のモデルにもイオン機能や過熱保護機能など、髪に優しい機能が備わっているドライヤーはあります。毎日使うものだからこそ、髪のタイプやスタイリングのニーズに合わせて、髪に優しく、温度と風量を調整できるものを選びましょう。
メーカーや販売店のカスタマーサポートの有無もチェックしましょう。ドライヤーに不具合が発生した際に迅速に対応してもらえるかを確認しておくことが重要です。
Panasonic(パナソニック)
マイナスイオンで知られるパナソニックのドライヤーは、軽量で持ち運びやすく、コンパクトなデザインが多いです。安いモデルであっても、大風量で早く髪を乾かすことができ、マイナスイオンに含まれる水分を熱から守り、髪にしっかり届くから、さらさらな髪にしてくれます。
カラーバリエーションも豊富で、男性・女性共に使いやすいデザインが特徴です。
SALONIA(サロニア)
「時間も手間もかけずに、 実感できるセルフケア」をコンセプトにした大阪発祥のサロニア。2.3㎥/分の大風量ながら、重さわずか約495gという軽量さは、若い女性を中心に人気に火が付き、早く乾かせるので、毎日のドライ時間をより効率化することができます。
嬉しいマイナスイオン機能搭載で、冷温風の切り替えもスムーズです。
TESCOM(テスコム)
1965年に創業し、プロフェッショナル向けブランドとして支持され、現在サロンシェアNo.1というプロに人気のテスコム。長時間のサロンワークでも疲れにくい軽量タイプや、高性能フィルター採用のマイナスイオンヘアードライヤーなど幅広いラインナップが特徴です。
最も軽量なマイナスイオンヘアードライヤーでは、重さが約340gで使っていることを忘れてしまうほどの軽量さです。
安いドライヤーおすすめ9選
一口にドライヤーと言っても、デザインも機能もメーカーによってさまざまです。それでは、早速おすすめの安いドライヤーを紹介していきます。
圧倒的風量で速乾
パナソニック史上最大量の風量を持つヘアドライヤー。ドライヤーの熱から守る外付けのダブルミネラルマイナスイオンの力で、髪にうるおいを与え、大切なキューティクルを保護しながら乾かすことができます。毎日使うことでヘアケアにもつながりますね。
約580gとコンパクトで軽量なので、旅行先への持ち運びにも便利です。つやつやの髪に仕上がりますよ。
軽量でロングヘアでも疲れにくい
重さ僅か470gだから、ロングヘアや、長時間使用しても腕への負担が少ないヘアドライヤー。マイナスイオンとプラスイオンを同時に放出することで、二つのイオンの力で髪を保護し、静電気を低減してくれます。
ねじれにくいロングライフゴムコードを使用しているので、使用中のコードのねじれも気になりません。
2.3㎥/分の大風量ですぐ乾く!
マッドな質感と手触りが特徴のサロニアヘアドライヤー。髪にうれしいマイナスイオン機能が備わっており、約2000万個/cm以上のマイナスイオンを発生させ、髪を乾かすと同時にヘアケアもできます。カラーバリエーションも豊富です。
TURBO、SET、COOLのシンプルな3モードで、乾燥、セット、艶出しが簡単にできますよ。
周りの風を巻き込みながらパワフルに乾かす
強風と弱風で、濡れた毛束もほぐしながらパワフルに乾かすことができる、パナソニック製のヘアドライヤー。速乾ノズルを付けると、より効率的に短時間で髪を乾かすことができます。風音も静かで、軽量なので、持ち手への負担も少ないのが嬉しいですね。
マイナスイオンと温風の吹き出し口が分かれているので、マイナスイオンに含まれている水分がそのまま髪に届きます。
ツインマイナスイオンで髪に潤いを
パワーアップノズルの装着で、よりパワフルな大風量で髪を乾かすことができます。速乾性がある一方で、風音は少し気になるところ。髪の毛巻き込み防止機構が備わっているので、ロングヘアの方でも安心して使うことができます。
イオン機能を搭載しているのに、この価格はコスパもいいですね。4色からお好きなカラーが選べますよ。
インテリアに馴染むオシャレなデザイン
2.0㎥/分の大風量で、忙しい朝にもすぐに乾かすことができる、アイリスオーヤマのヘアドライヤー。豊富なカラーバリエーションで、自分好みの柔らかなカラーを選ぶことができます。もちろんマイナスイオン搭載だから、髪を摩擦から守り、まとまりやすくなります。
遠赤外線放射の力で、速乾性が約3割もアップ。髪を乾かす時間が短くなり、毎日のヘアケアも楽しくなりますね。
髪の根元からしっかり乾燥
クイックドライノズルで、局所的に大風量で乾かすことができるモッズヘアーのヘアドライヤー。マイナスイオン機能搭載で、髪に優しく、潤い感のある仕上がりになります。大風量で速く乾かせるから、早く寝たい夜や、慌ただしい朝でもストレスフリーです。
パワフルな風量で素早く乾くのに、毛先もしっとりまとまるのが特徴ですね。
6段階の風量調節が可能
イオンテクノロジーの力でカラーリングの色落ちや退色を抑えてくれる、コイズミ製ヘアドライヤー。20回ドライヤーを使用しても、髪の色の変化を感じにくいので、お気に入りのカラーを長く楽しむことができます。
6段階の風量と、5段階の風温が細かく調節できるので、思った通りの仕上がりが実現できますよ。
プロ仕様でしっかり乾かせる
髪のプロである理美容師に多く愛用されている、テスコムのヘアドライヤー。安心の日本製で、丈夫で壊れにくいので、多数の美容院で使用されています。プロテクトイオンの力で、髪の摩擦や静電気の発生を防ぎ、まとまりのある髪を実現できます。
強風/弱風の2段階選択「風量切替スイッチ」搭載で、乾燥も艶出しも思いのままです。
「安いドライヤー」のおすすめ商品の比較一覧表
【ランキング】通販サイトの最新人気! 安いドライヤーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での安いドライヤーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】よくある質問
ドライヤーを安く買える時期は?

せっかくなら少しでも安く買えると嬉しいですよね。ドライヤーを安く買える時期は、クリスマスや年末年始などのホリデーシーズンは、多くの小売業者がセールや特別価格で販売を行います。
特にブラックフライデーやサイバーマンデーなどのセールイベントでは、家電製品が割引価格で販売されることが多いのでねらい目です。
また、新商品が発売された直後には、前モデルが型落ちとなり、価格が大きく下がることがありますのでぜひチェックしてみましょう。
ドライヤーの電気代はどのくらい?

ドライヤーの電気代は、髪の長さや風量などによっても大きく異なります。
たとえば1日10分間、毎日使った場合の電気代は年間約2000円と言われています。風量がパワフルなものを使い、10分ではなく5分で使用を終えれば、電気代は半額になるため、なるべく短時間で乾かせるものを選びたいですね。
安くても耐久性は大丈夫?

安いドライヤーでも、できるだけ耐久性のある品質の高いモデルを選びたいところ。安いドライヤーを選ぶ際には、消耗品部品の品質やモーターの耐久性が重要です。メーカーによっては製品ごとにメーカー保証が付いているものもあります。
レビューや評価を確認して、他のユーザーの経験を参考にすることもおすすめです。
【関連記事】ほかのドライヤーを確認
【まとめ】風量と機能、保証もしっかりチェック
5,000円前後の安いドライヤーには、軽量でコンパクトタイプのものから、大風量のもの、髪に優しいイオン機能が備わっているものまで、さまざまなモデルがあります。最終的な選択肢を決定する前に、複数のモデルを比較し、自身のニーズに最適なドライヤーを見つけるようにしましょう。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。モノを極力持ちたくないミニマリストで、趣味は断捨離。とはいえ、最新ガジェットには興味津々で、多機能な家電に目がない。