カールドライヤーの特徴
ドライヤーとブラシが一緒になったカールドライヤーは、自宅でかんたんに髪のスタイリングができるアイテム。「くるくるドライヤー」とも呼ばれています。
通常のドライヤーと比べて、どのような特徴があるのでしょうか?
▼ポイント1|髪を乾かすと同時にスタイリングが可能
通常のドライヤーは髪を乾かすだけですが、カールドライヤーは同時に髪をブロー・セットが可能になります。
通常のドライヤーでブローをする場合はブラシが必要ですが、カールドライヤーなら単体で使用でき、かんたんにおしゃれなヘアスタイルを作れます。寝癖直しや、根本の髪をふわっと立ち上げるのにも便利です。
▼ポイント2|カールをかけやすいよう温度は高め
カールドライヤーは髪のスタイリングに重きを置いているので、温風の温度が通常のドライヤーより高めに設定されていることが多いです。
高熱のヘアアイロンを使用するよりも髪へのダメージを抑えられますが、高い温度の風を当てすぎると髪が傷む可能性があるので注意しましょう。
カールドライヤーの選び方
ここからは、カールドライヤー(くるくるドライヤー)の選び方を紹介します。購入前にポイントをしっかり押さえておきましょう!ポイントは下記。
【1】ブラシの形状
【2】アタッチメントの有無
【3】ワット数
【4】便利な機能
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ブラシの形状をチェック
カールドライヤーの特徴ともいえるブラシ部分ですが、「ロールブラシ」と「ブローブラシ」の2種類の形状があります。それぞれの特徴を紹介します。
▼ロールブラシ|カールをしっかり作りたい人におすすめ
ロールブラシは「360°にブラシがついたタイプ」で、カールを作るのに適しています。ロールブラシの径が太くなるほど緩やかなカールに仕上がります。髪が短い人は細め、長い人は太めのサイズを選びましょう。
▼ハーフブラシ|寝癖直しやストレートヘアを作りやすい
ブローブラシは「半面にだけブラシがついたタイプ」で、ストレートにしたいときや髪のツヤを出したいときに使います。
温風をあてながらブローをするのでかんたんに髪をまとめられますよ。朝の寝癖直しやブローにもこちらが役立つでしょう。
【2】アタッチメントの有無をチェック
カールドライヤーにはアタッチメントがついているものがあり、セットしたいヘアスタイルに合わせて使い分けることができます。どんな使い方をしたいかイメージしたうえで、アタッチメントの有無をチェックしましょう。
▼アタッチメント付き|ヘアアレンジを楽しめる!
アタッチメントが複数ついていることによりさまざまなヘアスタイルが楽しめます。ロールブラシやブローブラシ、髪のボリュームアップに特化した「ボリュームアップブラシ」が使えたりと変幻自在!
さまざまなヘアアレンジを楽しみたい方には、アタッチメント付きのカールドライヤーが便利です。
▼アタッチメントなし|持ち運び用ならこっち!
アタッチメントが複数付属するカールドライヤーはかさばりやすくなります。
カールドライヤーを自宅で使うだけなら問題ありませんが、旅行先に持っていく場合はアタッチメントなしのコンパクトなカールドライヤーが持ち運びしやすいでしょう。
【3】風量や温度の高さにつながる「ワット数」をチェック
カールドライヤーの風量と温風の温度は消費電力(W)に比例します。つまりW数が高いものほど風量が強く、温度が高いカールドライヤーになります。「しっかりスタイリングしたいかどうか」「髪のダメージを気にするか」のふたつの観点から必要な消費電力を判断しましょう。
▼700W程度
髪に大きな負担をかけないものの、スタイリングはしやすい。
▼500W以下
風量・温度はともにダウンするものの、髪に負担をかけにくい。
【4】そのほか便利な機能をチェック
機能性の高いカールドライヤーを選べば、さまざまなシーンで便利に使えます。どのようなポイントに注目すべきかチェックしてみましょう。
▼海外対応モデル|海外旅行にもっていくならチェック!
海外旅行の際「いつもの使い慣れているカールドライヤーを持っていきたい」と思う方は多いのではないでしょうか。ホテルにはカールドライヤーが備えつけていない場合が多く、海外で日本製のカールドライヤーを使用するには変圧器が必要です。
電圧切り替えのできる海外対応モデルであれば、変圧器は必要なく荷物が減るのでラクですよ。
▼冷風機能|髪にツヤをだせる
温風を当てるだけだと髪のキューティクルは開いたままですが、冷風を当てることでキューティクルが閉じてかたまり、髪全体にツヤがでます。
カールドライヤーはただでさえ高温の温風により髪が傷みやすいので、髪をしっとりまとめたいという方は冷風機能がついているかどうかもチェックしましょう。
人気メーカー・ブランドの特徴
メーカーやブランドごとの特徴も確認しておきましょう。代表的なパナソニック、テスコムのカールドライヤーの特徴をかんたんに紹介します。
▼Panasonic(パナソニック)
国内でトップシェアを争う大手家電メーカー。近年は美容家電の分野にも注力しています。
Panasonicのカールドライヤーの特徴はヘアケア技術へのこだわり。カールドライヤーにも髪のダメージを抑え、さらにツヤを出すことができる「ナノイー」を採用しています。
▼TESCOM(テスコム)
テスコムは創業50周年を超える老舗メーカー。コスパの高いアイテムを多く世に送り出しています。
TESCOMのカールドライヤーは、静電気を抑制する効果が期待できる「プロテクトイオン」を採用しているのが特徴です。
▼CREATE ION(クレイツイオン)
福岡に本社を置く美容メーカー。低価格でも、品質のしっかりとした商品を手に入れることができます。
CREATE IONのカールドライヤーの特徴は、髪と地肌にやさしい「ELEMEAモード」。オーバードライによるキューティクルの損傷やたんぱく変性を防いでツヤ感をアップさせてくれます。
カールドライヤーのおすすめ商品
それでは、カールドライヤーのおすすめ商品をご紹介いたします。価格帯別にさまざまなタイプの商品をピックアップしているので、用途や使用頻度、髪質に合ったアイテムを見つけてくださいね。
▼おすすめ5選|~4,000円
▼おすすめ6選|4,000~10,000円
▼おすすめ5選|10,000円~
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ5選|~4,000円
遅い時間でも使いやすい騒音抑制タイプ
パナソニック『くるくるドライヤー ナノケア(EH-KN8B)』騒音抑制タイプなので、夜でも使いやすいのが魅力。
比較的安価に購入することができるので、初めてカールドライヤーを使う方はお試しとしてこちらの商品からはじめてみるのもおすすめですよ。
電圧の切り替えがかんたん! 手軽に使える製品
国内と海外の両方で使える機種。ボタンひとつでかんたんに電圧を切り替えられるので、旅行や出張で海外に行く機会が多い方におすすめです。
モードは「ドライ」と「セット」のみ。ワイドブローブラシによるシンプルな設計で、ベーシックなカールドライヤーを求める方におすすめ。あれこれとアタッチメントが付属しないぶん、気軽に持ち運べます。
不器用な方でもかんたんにカールヘアを!
ブラシ部分に触れても熱くなく、火傷の心配がないロールブラシ型アイロンです。ヘアブラシを使う感覚でかんたんにスタイリングが可能。
3つのロールブラシから選ぶことができ、細いロールで繊細にスタイリング・太いブラシでゴージャススタイルを作れます。温度設定も5段階調整ができ、自分の髪質にあったスタイリングができるでしょう。
心地いいくし通りのワイドスタイリングブラシ
ワイドスタイリングブラシを採用することにより、引っかかりにくく心地のよいくし通りを実現。また、700Wとパワーがあるので、しっかりスタイリングできます。
マイナスイオン機能も搭載。ハイパワーすぎないので「髪が傷むのが心配」という方も使用しやすいでしょう。手軽にツヤのあるヘアスタイルに仕上げられます。
小さな手でも扱いやすい細軽ボディ
650Wのスリムタイプのカールドライヤー。扱いやすいスリムボディで軽量モデルとなっています。コンパクトで使いやすいだけではなく、スタイリングブラシが付属していて髪にやさしくブローできます。
「コンパクトなモデルを探している」「取り回しのいいモデルを探している」といった方におすすめの商品です。
▼おすすめ6選|4,000~10,000円

パナソニック『くるくるドライヤー ナノケア(EH-KN8B)』はナノイーが搭載されているので、しっとりツヤさらで滑らかな指通りをめざしたい、髪や頭皮にも配慮したいという方に!
毎日カールドライヤーを使用するヘビーユーザーにおすすめです。

コストパフォーマンスの高い商品といえば、テスコム『マイナスイオン カールドライヤー(TIC755)』。リーズナブルでありながらブラシが2タイプついていてマイナスイオンも搭載。
基本はドライヤーだけどたまに使いたいという方にぴったりで、ブラシが水洗い可能なのもポイント高いです。
2本のブラシでお好みのスタイルにアレンジ
髪の毛をしっかりキャッチする「スタイリングブローブラシ」とくっきりカールを作り出す「スタイリングアイロンブラシ」の2種類のブラシが付属。
「スタイリングブローブラシ」は、180度に広がるブラシが毛先までしっかりキャッチして逃しません。
「スタイリングアイロンブラシ」は熱をムラなく伝えるアルミ素材でできていて、くっきりしたカールヘアにすることができます。うるツヤブローも、くっきりカールも楽しみたい方におすすめです。
電圧切り替え式で海外旅行におすすめ
ブラシ部分に「キャッチクッションブラシ」がついており、ブローする際に毛先をしっかりとらえることができます。毛先をしっかりとらえてからブローすることでスタイリングもラクラク。
また、電圧切り替え式のカールドライヤーなので、電圧が日本と異なる海外でも変圧器なしで使用できます。さらに持ち運びにうれしいスリムボディ設計なので海外旅行がお好きな方におすすめです。
持ちやすくおしゃれなデザインが気分を上げる
握りやすいスリムデザインにより、取り回しがよく思いどおりのスタイリングが可能。ヘアキャッチ力にすぐれているため、短い髪から長い髪までしっかりキャッチできるでしょう。まとまりのあるキレイな髪に仕上げます。
冷風機能もついているので、ツヤのある髪をかんたんに実現。扱いやすい形状はもちろん、洗面所の見栄えを阻害しない洗練されたデザインも魅力的です。
海外旅行にも! 太さを変えられるブラシが便利
アタッチメントとして「ワイドローブラシ」と「フリーロールブラシ」のふたつが付属。まず「ワイドローブラシ」は、毛先までしっかりととらえてテンションがかけやすいため、毛先が跳ねてしまうという方におすすめです。
「フリーロールブラシ」はブラシ中央部の太さが25mm、30mm、35mm、40mmの4段階に変化するため、どんなカールも変幻自在。
電圧切り替えで海外でも変圧器なしで使用できるので、海外旅行にカールドライヤーを持っていきたい方にもおすすめです。
▼おすすめ5選|10,000円~

折り畳みができて持ち運びにも便利なクレイツ『ロールブラシアイロン2 ポータブル(CIBI-G26-FW)』は電圧も変えられるので、海外出張が多い方や自宅以外でスタイリングをしたい方におすすめ。
軽く伸ばしたり毛先にカールをつけるのにはうってつけです。
髪と地肌をいたわりつつ美しくブロー
髪のダメージ、地肌のストレスが気になる方におすすめのカールドライヤー。繊細なナノイーにより、髪の水分バランスを整えて地肌の乾燥を防ぎます。
また、3種類のアタッチメントがついているので、さまざまなスタイリングに対応可能。サロンブローブラシを使えば、ブローの際に毛先が散らず、ツヤのあるまとまったスタイルにセットできますよ。
持ち運びしやすいコンパクトサイズ
プロのブローテクニックを左舷出来るようブラシの形状・構造・加工方法などの細部にこだわり、使い心地や仕上がり感を追求したカールドライヤー。
髪と地肌にやさしい「ELEMEAモード」の搭載しており、オーバードライによるキューティクルの損傷やたんぱく変性を防いでツヤ感をアップさせてくれます。
また、外出先に持ち運びできる軽量でスリムなボディも魅力のひとつ。旅行やジムなどで使用したい方にもピッタリの商品です。
使えば使うほどに髪がつやつやになる!
毎日のドライヤーでヘアケアができてしまう「キュレイナ 3D Plus」。ブローモードで100℃、アイロンモードでは180℃と高温になるものの、Bioprogramming(バイオプラミング)というリュミエリーナ独自技術により専用ブラシで使えば使うほど髪にうるおいを与えつやつやになっていきます。
専用ケースも付いているので収納にも困りませんね。少し高級なカールドライヤーなので自分へのご褒美やプレゼントなどにもピッタリです。
短い髪でもスタイリングしやすいのが魅力
カールドライヤーのなかでは高価なモデルになりますが、使い勝手がよく、多彩な機能を搭載しています。
髪の根元を引っ張りながら熱を加えることができるので、髪のうねりやクセをしっかりとることが可能。ロールブラシで短いトップの髪や前髪をしっかりキャッチし、毛先のアレンジがかんたんにできます。
シャープ製品を象徴する機能のひとつ、プラズマクラスターも搭載。ブラッシング時の静電気を抑え、スタイリングしながらの髪の広がりを防ぎます。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る カールドライヤーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカールドライヤーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
人気のカールドライヤーの口コミはこちら
ここからは、実際に人気の商品を使った口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
■テスコム マイナスイオンカールドライヤー TIC750の口コミ






出典:LIPS
最近購入したイオンカールドライヤー。
パナソニックのものと迷いましたが、お値段から考えてこちらにしました
安いし心配してましたが、結果買って良かったです◎
普通のドライヤー(こちらもテスコム)でざっと乾かした後、ブラシでとかしながら乾かすとまっすぐ!とまではいかなくてもある程度うねりを抑えられます
付属のカールブラシに変えれば、内巻きカールも可能
心なしか髪のパサつきも最近抑えられてて、アホ毛が立ちにくくなりました
■テスコム マイナスイオンカールドライヤー TIC900の口コミ






出典:LIPS
簡単内巻き
マイナスイオンでヘアセットが超簡単!
くるくるドライヤーのいいところは
普通のドライヤーと比べて、
軽いので、簡単に乾かせることです
冷風
セット用
温風の3段階式ですが、
ブラシもついているので、
簡単に内巻きに出来ます
■パナソニック くるくるドライヤー イオニティの口コミ








出典:LIPS
このドライヤーはイオンが含まれた風で乾かせるので、多少髪に艶がでて、まとまりやすいです
朝すごく急いでいる時に前髪をカールさせたり、ざっとブローして出かけられるので便利ですし、重すぎず、扱いやすいのも使いやすくて良いポイントですね
ドライヤーは髪質などで合う合わないであったり、好みの問題もあって、選ぶのが難しかったりしますが…
このドライヤーは高価な方ではなく、いいアイテムだと思いますので、このタイプのドライヤーを好んで使う方がいれば、おすすめします
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まとめ|ブラシの形状やアタッチメントを確認!
カールドライヤー(くるくるドライヤー)はブラシ部分の形状によってできるスタイリングが大きく変わります。まずは自分がしたいスタイリングができるブラシを選びましょう。
また、アタッチメントによっては、好みの髪型にすることができるため、付属数も確認しましょう。
自身の髪質や髪の長さなども考慮して、長く愛用できそうなカールドライヤーを見つけてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
表参道のサロンにて店長/ディレクターを経て、月島・勝どきエリアにヘアサロン「sugar.c」をオープン。 サロンワークを中心に、美容サイトでのヘアガイドや、商品開発・アンバサダーなど幅広く活躍中。