水出しコーヒー器具の種類
水出しコーヒー器具にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や使い勝手が異なります。まずは、どのような種類の水出しコーヒー器具があるのか、詳しく見てみましょう。
ポット・ボトルタイプ
手軽に水出しコーヒーを楽しみたい方は、ポット・ボトルタイプがおすすめです。寝る前にコーヒーの粉と水を入れるだけで、翌朝水出しコーヒーが楽しめます。また、フタがしっかり閉まるポットタイプなら横置き保存ができるので、冷蔵庫のスペースを圧迫する心配もありません。
ドリッパー・サーバータイプ
本格的な水出しコーヒーを味わいたい生粋のコーヒー好きさんには、コーヒーの抽出速度によって風味が変化するドリップ・サーバータイプがおすすめです。ドリップ・サーバータイプなら、コーヒーの粉に水を少しずつ垂らしてゆっくり抽出できるので、香り豊かな水出しコーヒーを楽しめるでしょう。
電動タイプ
短時間でサッと水出しコーヒーを準備したいときは、電動タイプが便利です。商品にもよりますが、5分~15分ほどで淹れられるので、忙しい朝でも手軽に水出しコーヒーを作って飲んだり、マイボトルに入れてオフィスに持って行ったりすることもできます。ただし、洗うパーツも多いので、お手入れしやすいものを選びましょう。
水出しコーヒーポットの選び方
水出しコーヒーポットを選ぶ際のポイントは次のとおり。
【1】フィルターの有無で選ぶ
【2】容量で選ぶ
【3】冷蔵庫に収納しやすいデザインを選ぶ
【4】お手入れしやすいものを選ぶ
これらのポイントをおさえることで、あなたにぴったりの商品がみつかるでしょう。ひとつひとつ解説していきます。
【1】フィルターの有無で選ぶ
水出しコーヒーポットにはフィルターがあるものと、ないものがあります。それぞれの特徴をチェックして、あなたに合ったタイプを選びましょう。
・フィルターあり
フィルターがついている水出しコーヒーポットの場合、コーヒー粉を直接入れて作ることができます。酸味や苦みなどの成分が効率よく抽出されるので、バランスの取れた味わいが楽しめるでしょう。また、ふだん愛用しているコーヒー粉をそのまま入れて使えるのもうれしいポイントです。
・フィルターなし
フィルターがついていない水出しコーヒーポットは、パックに入れたコーヒー粉を浸して作ります。こちらはフィルターで濾さずに抽出するため、濃度が高く、苦みやコクが強い味わいに仕上がるのが特徴です。
【2】1日で飲み切れる容量を選ぶ
水出しコーヒーを飲み切れずに置いておくと、2~3日で風味が劣化してしまいます。せっかくおいしい水出しコーヒーを作るなら、1日で飲み切れる容量のポットを選びましょう。1~2人なら600ml前後、家族3~4人なら1L前後が目安です。
また、持ち運びに便利な水筒タイプの水出しコーヒーポットもありますので、オフィスやお出かけ先で淹れたての水出しコーヒーを楽しみたい方はチェックしてみてくださいね。
【3】冷蔵庫に収納しやすいデザインを選ぶ
冷蔵庫の棚やドアポケットに入るサイズを選びましょう。ドアポケットに入れるのが一般的ですが、中には水漏れせず横置きできるタイプもあります。
また、持ち手がついているポットはコーヒーを注ぎやすいというメリットがありますが、収納スペースをとるうえ、ドアポケットにつっかえて入らないという可能性もあるので要注意。ポット購入前に庫内スペースのサイズを確認しておきましょう。
【4】お手入れしやすいものを選ぶ
使用頻度の高いコーヒーポットは、お手入れしやすく清潔を保てるものを選ぶようにしましょう。パーツを分解して洗えるものであれば、衛生的に使えるので安心です。
フィルターの底が外せるタイプであれば、抽出後のコーヒー粉もラクに捨てられます。開口部が広いものだと手を入れて奥まで洗いやすいので、お手入れしやすいですよ。
水出しコーヒーポットのおすすめ15選
ここからは、おすすめの水出しコーヒーポットをご紹介します。それぞれの特徴やおすすめポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼水筒タイプ
まずは、持ち運びに便利な水筒タイプの水出しコーヒーポットをご紹介! ピクニックやお散歩のお供に、はたまた会社のデスクでおいしい水出しコーヒーが飲みたい方におすすめです。
ふだん使いにぴったりなタンブラータイプ
◆付属しているストレーナーで手軽に水出しコーヒーが楽しめる
◆飲み口が大きいからストローも使える! リップのカラー移りも気にならない
◆シンプルでスタイリッシュなデザインなのでオフィスでも使いやすい
さまざまなシーンで使いやすいおしゃれなデザイン
◆横置きしても水漏れしにくいので持ち運ぶ際も安心!
◆ナチュラルでかわいい6種類のカラーから選べる
◆シリコン不使用で口が広いので洗いやすく、清潔を保ちやすい
オフィス用にもぴったりの軽量ポータブルボトル
◆目盛りつきで使いやすく手軽にアイスコーヒーが楽しめる
◆密閉性が高く水漏れしにくいので、持ち歩きにもぴったり!
◆ガラスのような光沢感のあるデザインで高見え
▼300ml~650ml
ここでは、1~2人でコーヒーを楽しむのにぴったりな、容量300ml~650mlの水出しコーヒーポットをご紹介します。
スリムなデザインで冷蔵庫にぴったり!
◆コーヒー粉をストレーナーに入れて水を注ぐだけ! 誰でもおいしい水出しコーヒーが楽しめる
◆ストレーナーの底は外して洗えるのでお手入れかんたん
◆ハンドルが大きくて持ちやすく使いごこちのいいコーヒーポット
カフェのようなおしゃれなデザインが魅力的
◆こまかいメッシュフィルターでなめらかな口当たりのコーヒーが楽しめる
◆360°どこからでも注げて使いやすい!
◆耐熱ガラスボトルに目盛り線がついているので、作りたい量を調整できる
おしゃれなインテリアにも溶け込むワインボトル型
◆ブラック、モカ、ショコラブラウンの3カラーで、シンプルな色展開が食卓になじみやすい
◆スリムなストレートタイプなので冷蔵庫のドアポケットにも収まりやすい
◆注ぎ口が水切れのいいシリコン製だから、こぼれず机を汚しにくい
▼700ml~1.2L
こちらは、水出しコーヒーを冷蔵庫に常備しておきたい方におすすめの700ml~1L用のコーヒーポット。 飲みたいときにサッと用意できるのがうれしいポイントですね。
シンプルで大容量のファミリーサイズボトル!
◆スタイリッシュなデザインでインテリアにもなじみやすい
◆じっくり抽出して手軽においしい水出しコーヒーが楽しめる
◆ボトルはガラス製、フィルターはステンレス鋼製なので、洗いやすく衛生的
耐熱ガラス製のボトルは匂いや色がつきにくい
◆傾けるだけでフタが開く! 360度どの方向からでもコーヒーが注げて使いやすい
◆食洗機に対応しているから毎日のお手入れがラク!
◆着脱がかんたんなパーツはそれぞれ外して洗えるので衛生的
家族で水出しコーヒーが楽しめる1Lボトル!
◆横置きで保存しやすい角型形状!
◆冷蔵庫のドアポケットにもすっきり収納できてスペースを有効活用できる
◆シンプルで注ぎやすいデザインが魅力!
◆スモーキーピンクやペールグレーなど淡くやさしいカラー展開
横置き可能! 冷蔵庫のスペースが有効活用できる
◆口が広く奥までしっかり洗える!
◆シンプルなスクエアボトルがおしゃれ!
◆1.2Lの大容量でコスパばつぐん! ファミリー使いにぴったり
キッチンになじみやすいおしゃれなボトルが魅力的!
◆食洗機対応! 耐熱ガラスは煮沸消毒もできて衛生的
◆軽くて持ちやすいデザインはふだん使いにぴったり
◆フィルターの底が取り外せるのでお手入れしやすい
インテリアになじみやすい優美なデザインが魅力的
◆フィルターのこまかいメッシュがなめらかな味わいのコーヒーに仕上げてくれる
◆注ぎ口は液だれしにくいのでテーブルを汚さずに使える
◆ボトルは食洗機に対応しているから毎日のお手入れもラクラク
食卓にそのまま出してもおしゃれなデザインボトル
◆スリムなボトルは冷蔵庫のスペースを圧迫しない
◆注ぎ口がシリコーンゴムなので液だれしにくい!
◆こまかいフィルターでじっくり抽出しておいしい水出しコーヒーが楽しめる
家族使いにおすすめの大容量コーヒーボトル!
◆口が広く奥まで手を入れて洗えるので衛生的
◆ガラスボトルは持ち手&目盛りつきで使いやすい
◆タンブラーや水筒などに移しやすい注ぎ口が便利
おうちでなめらかな味わいの濃縮コーヒーが作れる
◆コーヒー粉と水だけでかんたんに濃縮コーヒーが楽しめる
◆ていねいにじっくり抽出できるので、カフェラテにもぴったり!
◆ほこりやにおい移りを防ぐフタつきなので保管しやすい! 濃縮コーヒーは冷蔵庫で約2週間保存可能
「水出しコーヒーポット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 水出しコーヒーポットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での水出しコーヒーポットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーをおいしく作るためのポイントをご紹介します。かんたんに実践できるので、コーヒー好きな方はぜひおうちでチャレンジしてみてくださいね。
水出しコーヒーに適したコーヒー豆の煎り具合・挽き具合
ホットコーヒーと比較すると水出しコーヒーは抽出効率が落ちるため、コーヒー豆はコクの感じられる「深煎り」を選びましょう。コーヒーショップで豆を購入する場合は「イタリアンロースト」がおすすめです。
挽き具合は、粗挽きにすると抽出効率が落ちて薄味になってしまうため、「中細挽き」が適しています。
水出しコーヒーポットの使い方
フィルターありの場合
フィルターつきコーヒーポットを使った水出しコーヒーの作り方は次のとおりです。
1.フィルターにコーヒー豆を入れる
スプーンなどでコーヒー豆を量ってフィルターに入れ、ポットにセットしましょう。
2.豆全体を湿らすように少量ずつ水を注ぐ
コーヒー豆全体がしっかりと湿るよう、「の」の字を描きながらゆっくりと水を注ぎます。
3.冷蔵庫で8時間程度抽出する
ポットのフタをしめたら冷蔵庫に入れて、じっくり8時間程度抽出しましょう。
注意点・ポイント:コーヒーを抽出した後は、雑味が出ないようにフィルターを取りのぞいて保管しましょう。
フィルターなしの場合
次に、フィルターがついていないコーヒーポットで水出しコーヒーを作る方法を解説します。
1.コーヒーパックをポットに入れる
コーヒーパックは水分で膨らむため、口径4cm以上のポットを使用しましょう。
2.コーヒーポットに水を注ぐ
コーヒーポットに水650~700mlを注ぎます。濃いめがお好みなら、水を600~650mlに減らしてみてください。
3.冷蔵庫でじっくり抽出する
フタをしたら冷蔵庫に入れてじっくり抽出します。およそ8~10時間ほどで飲みごろになり、12時間ほど置いておくと甘味が増してくるでしょう。
注意点・ポイント:フィルターつきのポットで作る場合と同様に、コーヒーの抽出が終わったらコーヒーパックをポットから取り出しましょう。
ミネラルウォーターで作った方がいい?
水出しコーヒーをおいしく作るポイントは、純度が高い水を使用することです。ここでは、水について詳しく解説しましょう。
ミネラルウォーターがいい?
必ずしもミネラルウォーターを使えば美味しくなるという訳ではありません。硬水にはマグネシウムなどが豊富に含まれており、コーヒーの味に影響が出てしまうおそれがあります。ミネラルウォーターを使う場合は軟水を選びましょう。
水道水はだめ?
日本の水道水はほとんどの地域が軟水のため、水道水そのものが苦手でない場合は水道水で作っても問題ありません。水道水の味が苦手という方は、浄水器を活用したり沸騰させたりして塩素を抜いてから使うと、味に影響が出にくいのでおすすめです。
水出しコーヒーポットの洗い方
コーヒーポットはパーツをすべて外し、中性洗剤を含ませたスポンジでやさしく洗いましょう。フィルターはコーヒー粉が残らないよう、サッと洗い流して乾かします。
ボトルやフィルターに残った油分や汚れが気になるときは、水で薄めた家庭用漂白剤に少しだけ浸け置きしましょう。
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暑い季節は手作りの水出しコーヒーを
水出しコーヒーポットなら、コーヒー粉と水だけで手間をかけずにおいしいアイスコーヒーが楽しめます。寝る前に準備しておけば、朝タンブラーに移し替えて出先でいつでも水出しコーヒーが飲めるのはうれしいですよね!
水出しコーヒーポットを選ぶ際は、使うシーンに合わせて大きさや持ち運びできるかなどを考慮しましょう。また、家族で水出しコーヒーを楽しむ場合、毎日のお手入れがしやすく、清潔に保てるデザインを選ぶことをおすすめします。
おしゃれなデザインも多く、自分のお気に入りを見つけるのも楽しみですよね。ぜひ、使いごこちのいい、すてきなコーヒーポットを見つけてください。
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