【2024年】安い電動歯ブラシおすすめ14選｜効果的な磨き方もご紹介！

まず、高い電動歯ブラシだからよく磨ける、安い電動歯ブラシだから磨けなさそうという思い込みがあれば正しましょう。価格よりも重要なのは、正しい方法でブラッシングを行うことです。正しいブラッシング方法はこちら。

電動歯ブラシに価格差が生まれるのは、多機能性が主な理由です。安い電動歯ブラシの場合、シンプルに振動する機能と、パワーを変えられる機能のみを搭載した製品が多くなっています。価格が高くなってくると、使える機能が増え、舌磨きに特化したブラッシングモードや、ホワイトニングに特化したブラッシングモードなどが備わってきますよ。

多機能性を求めず、手磨きの延長線上でしっかりきれいに歯垢を取り除ければ十分、ということであれば、安い電動歯ブラシでもまったく問題ありません。使っているうちに、もっとこだわった機能を使いたくなれば買い替えるというのもひとつの手です。

電動歯ブラシは基本的に自分で手を動かしません。歯面や歯間に当てたら振動に任せましょう。磨く場所によってブラシの角度を変えるのも重要なポイント。歯の表面や奥歯の平らな部分は垂直（90度）に、歯と歯茎の間は斜め45度に当てるのがコツです。前歯は縦磨きを行ってください。

時間はおよそ2分程度。振動で時間を知らせてくれる製品もありますよ。

また、使用後は毎回ブラシを取り外し、接続部分を洗うことを忘れずに。本体とブラシの繋ぎ目には隙間があり、汚れが溜まりやすくなっています。

下記のような価格帯に大きく分けることができます。目安の性能をご紹介していくので、商品選びの参考にしてみてください。なお、この記事では5,000円未満の商品を中心にラインナップしています。

▼2,000円未満
ライオンやサンスターといったドラッグストア・薬局でも買いやすい製品が中心。子ども向けの製品も豊富にラインナップされています。

▼2,000～5,000円未満
フィリップスやブラウン、パナソニックといった人気メーカーのエントリーモデルが購入できる価格帯。充電式がメインで、旅行や職場で利用するならこの価格帯から選ぶといいでしょう。もちろん、自宅利用に便利な充電式も販売されています。

▼5,000～1万円未満
有名メーカーの人気モデルが揃っています。完全防水設計で丸洗いできるほか、軽量＆コンパクトな形状で毎日の歯磨きをスムーズに行えることでしょう。

▼10,000～2万円未満
ブラッシングモードを選べたり、急速充電に対応していたり、使い勝手がより向上。歯垢を取り去るだけでない豊富な機能が備わっています。

▼2万円以上
趣向を凝らした各メーカーのハイエンドモデルが揃う価格帯。スマホとの連動機能を搭載した製品もあります。磨き残しなく、きれいに歯を磨けることでしょう。

ここからは安い電動歯ブラシの選び方をご紹介していきます。

電動歯ブラシの駆動方式は、「振動式」と「回転式」の2つに分けられます。振動式は各メーカーから販売されていますが、回転式の電動歯ブラシは主にブラウン製。この記事でご紹介する5,000円未満のアイテムだと、主流は振動式になります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

▼振動式：優しく磨く
ブラシが細かく動き、歯垢を取り去るタイプ。1分間に2万～4万回ほど振動する音波振動であれば、プラークを落としやすくなります。リーズナブルな製品が多く、刺激も回転式に比べて弱いので、初心者におすすめ！

▼回転式：しっかり磨く
丸いヘッドが回転して、歯を1本ずつ丁寧に磨けるのが特徴。歯垢除去力が振動式より高いですが、歯茎への刺激が強めです。歯茎が弱っている人や血が出やすい人は避けるようにしましょう。

給電方式は、「充電式」と「乾電池式」の2種類があります。安い電動歯ブラシの場合、いろんなところに持ち運びやすい乾電池式が主流。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

▼充電式
自宅の洗面台など、常に電源が確保できるところに適しています。振動回数が多く音波振動（毎分2万～4万回振動）に対応しているモデルが豊富。

▼乾電池式
乾電池で動くため、外出先や旅行先などでいろんな場所で使えます。利便性は高いですが、パワーが弱く、振動数が少ない製品がほとんど。

電動歯ブラシをリーズナブルに使い続けるなら、ランニングコストを意識しましょう。ポイントとなるのは、替えブラシの価格。手磨き歯ブラシと同様、ブラシ部分を3カ月程度で交換する必要があり、1本あたりどのくらいの費用が掛かるかをあらかじめチェックしておきましょう。

1本あたり、100～900円くらいが相場となっています。年間にすると数千円変わってくるので要注意！ なお、電動歯ブラシ本体に、替えブラシが複数本付属している製品もあります。

電動歯ブラシを使って2分ほど歯磨きを行いますが、タイマー機能を搭載していれば振動で時間の経過を教えてくれるので便利ですよ。初めて使う人でもラクに歯磨きを行えますし、子ども向けにもおすすめの機能です。

5,000円未満の安い電動歯ブラシでも搭載しているモデルもあるので、チェックしてみてくださいね。

ここからは人気のメーカー・ブランドをご紹介していきます。

フィリップスは「sonicare（ソニッケアー）」というブランド名で、電動歯ブラシを販売しています。音波振動式の電動歯ブラシを生み出したメーカーでもあり、非常に高い人気を集めています。

製品の特長としては、唾液を利用した「音波水流」を生み出すことで、口腔内の汚れをすみずみまで除去することが可能。ブラッシングの圧が強くならないように加圧防止センサーを搭載している製品もあり、初めての電動歯ブラシでも扱いやすいでしょう。

ブラウンは「Oral-B（オーラルB）」というブランド名で電動歯ブラシを展開しています。ブラウンの大きな特徴は歯垢除去能力の高い回転式モデルを販売していること。丸型ブラシが物理的にプラークを取り除き、歯科医が推奨する歯磨きを実行できます。

安いタイプは数が少ないですが、回転式電動歯ブラシの入門モデルをご紹介しています。初めの1本におすすめなのでぜひチェックしてみてくださいね。

パナソニックでは、「Doltz（ドルツ）」というブランド名で電動歯ブラシを発売しています。ドルツはおもに音波振動を採用しており、バス法やスクラビング法という歯科医推奨の磨き方ができることが特徴。

横磨きや叩き磨きができ、極細毛ブラシが歯周ポケットや歯冠に入り込みます。また、ポケットドルツという電池式のコンパクトタイプも販売しており、5,000円以下というリーズナブルさに加え、持ち運びもしやすいです。

音波式電動歯ブラシを発売しているオムロン。オムロンは独自の立体的な毛先振動「マルチアクション」を搭載しています。歯垢除去能力は手磨きの約5倍ともいわれています。

また、4種類の異なるブラシをヘッドにセットし、多彩なモードで磨き残しを抑制。オムロンの電動歯ブラシのハンドルは、軽くて細く、正しくもてるデザインです。他社ブランドと比べて安価に購入できるモデルが多いのも魅力のひとつ。

まずは大人用のおすすめ商品です。

続いて、子ども向けの電動歯ブラシをご紹介していきます。

Amazon、楽天市場での安い電動歯ブラシの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

電動歯ブラシは、振動式か回転式という2つの駆動方式があります。比較的安いのは振動式ですが、磨きやすさは申し分なし。いずれのタイプにしろ、きれいにさっぱり磨き上げるには価格よりも磨き方が重要になってきます。

この記事を参考にして、リーズナブルに口腔内を清潔に保ちましょう！

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