離乳食の味つけはいつからするもの?
厚生労働省が発表している「授乳・離乳の支援ガイド」には、5~6カ月ごろの【離乳食の開始時期に調味料を使う必要はない】と明記されています。というのも、赤ちゃんの腎臓は未発達のため、塩分を多く摂取すると腎臓に負担がかかってしまうのです。
大人がふだん使っているインスタントだしは、塩分が多く含まれている場合があります。そこで、離乳初期の味つけには野菜だし(野菜スープ)や昆布だし、かつおぶしのだしを使用しましょう。
野菜や昆布などを煮出してだしをとると、素材そのものをダイレクトに感じられます。ただ、だしをとる作業は手間や時間がかかるところがネックに……。そんなときは、市販されているベビー用のだしを利用してみませんか。手軽に本格的なだしがとれて便利ですよ♪
いつから、どんな調味料が使える?
つづいて、離乳食に使える調味料とその時期をまとめました。
【離乳中期(7~8カ月)ごろから】
・塩
・醤油
・みそ
・砂糖 など
【離乳後期(9~11カ月)ごろから】
・バター
・マヨネーズ(要加熱)
・トマトケチャップ
・酒・みりん(煮切る)
・オリーブオイル など
調味料を使えるようになったからといって、たくさん入れるのはNGです。離乳中期は、ごく少量に。離乳後期でも「ほんのり味がするかな?」くらいの薄味にしてください。
離乳食に使える市販の調味料・だしおすすめ8選
ここからは、離乳食にもOKな市販の調味料・だしを紹介します。ベビー向けに工夫された商品をセレクトしました。
無添加&国産の素材にとことんこだわっただし醤油
◆すべて国産! 有機野菜や昆布からとっただしをふんだんに使用
◆化学調味料や食品添加物などは不使用
◆砂糖や塩は使わずに赤ちゃんの味覚の成長をサポート◎
◆衛生管理を徹底した工場で製造しているから赤ちゃんに安心して与えられる
栄養価の高い根昆布入り! 減塩タイプでもおいしい
◆北海道産の根昆布パウダーが入って栄養価がアップ
◆塩分ひかえめがうれしい! 濃口醤油よりも50%の減塩を実現
◆保存料不使用。乳児規格をクリアした食品
◆1本に200ml入っているから、長く使えてこまめに買い足す手間もなし!
「ベビーに安心なだしを! 」という思いから誕生
◆開発者がわが子に安全なだしを食べさせてあげたい一心で完成させた逸品
◆原料は鹿児島県産のかつおぶしと北海道産の昆布のみ!
◆化学調味料・食品添加物・食塩不使用でだしのうまみをダイレクトに味わえる
◆使いやすい粉末タイプ
【管理栄養士監修】野菜がたっぷり摂れるパウダー
◆国産野菜6種類を粉末状に! 離乳食に混ぜるだけで緑黄色野菜が摂れる
◆国内製造&管理栄養士のお墨つきだから赤ちゃんにもあげやすい
◆野菜をやわらかく煮てつぶして……といった手間もなし♪
◆長期保存がきく◎賞味期限は製造からおよそ18カ月
天然素材のだしが手軽・カンタン・時短で摂れる◎
◆静岡県産のかつおぶし&北海道産の昆布がギュッと凝縮
◆沸騰したお湯に1パック入れるだけで本格的なだしが完成
◆忙しいママの味方! 安心安全なものを赤ちゃんに食べさせてあげたい気持ちに応えてくれる
◆保存料・化学調味料・食塩・砂糖が不使用
メニューのバリエーションが広がる3種パック
◆離乳食づくりのマンネリ解消! 和風だし・ホワイトソース・コンソメの3種入り
◆赤ちゃんに不足しがちな鉄の補給をサポートしてくれる
◆お湯に溶かせばあっという間にだしとソースが完成♪
◆素材の味が活きている&やさしい味つけで赤ちゃんにぴったり
そのままふりかけてもおいしい♪万能な無添加だし
◆お湯に溶かしても粉のまま調味料として使ってもOK
◆うま味調味料・保存料・食塩・砂糖などは一切なし
◆魚の脂肪分をカット! 風味と繊細な味わいが楽しめる
◆和食だけでなく中華や洋食にも合うからどんなメニューにも取り入れやすい
ティーバッグタイプが手軽◎3つのだしセット
◆ティーバッグにお湯を注げば完了。カップでだしがとれる
◆ティーバッグをお湯で煮出すとさらに濃いだしに
◆たいのお粥やポトフにも! たい・あじ・とりの3種類が試せる
◆脱酸素剤が入った個包装だから菌の繁殖を防ぐ&香りが豊か
「ベビー向けのだし・調味料」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビー向けのだし・調味料の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのベビー向けのだし・調味料の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
赤ちゃんの離乳食と調味料Q&A
最後に、赤ちゃんの離乳食と調味料にありがちな疑問を解決しておきましょう。先輩ママの体験談も聞いてみました。
使ってもいい調味料の量の目安は?

厚生労働省の資料「日本人の食事摂取基準2020年度版」では、6~11カ月の赤ちゃんの1日あたりの食塩相当量は1.5gが目安と示されています。ちなみに、1~2歳の場合、1日の目標量は3g未満です。
おもな調味料の小さじ1杯(5ml)に含まれている食塩相当量をチェックしておきましょう。
【塩分相当量】
食塩:5.9g
醤油:0.9g
みそ:0.7g
トマトケチャップ:0.2g
マヨネーズ:0.1g
たとえば10カ月の赤ちゃんに、1日の食事をとおして醤油とみそをそれぞれ小さじ1杯使うと食塩相当量は1.6gとなり、目安量をオーバーしてしまいます。
調味料ごとの食塩相当量を把握し、目安量や目標量を超えないよう気をつけましょう。
市販のだしや調味料をどう活用した?
先輩ママたちが実践している、ベビー用の市販だしや調味料の活用方法を聞いてみましょう!
手間なし! コスパよし! 味よし! 離乳食に欠かせない粉末だし
離乳初期は昆布と煮干しでだしをとっていたのですが、離乳食が進むにつれて作る量も増え……だんだんと面倒に。少しでも手間を省くために『イブシギンのしぜんだし』を購入しました。
粉末なので、手間なし&好きな量だけ使えます。さらに、値段も比較的安いので高コスパ。自然でやさしい味わいも気に入っています。(Aさん/8歳女の子・0歳男の子)
手間のかかるメニューも市販だしでお手軽に♪
和光堂の『手作り応援 だし&ソース3種パック』を愛用しています! 3種類あるので、離乳食の幅が広がるところがお気に入りポイントです。
冷凍の野菜ミックスを和風だしで煮込んで煮物に。ホワイトソースで作った鮭のクリーム煮は子どもの大好物です◎ほかにも、コンソメにトマトペーストをプラスしたミネストローネも定番メニューですよ。(Yさん/11カ月女の子)
カンタン&初期から後期まで使えるのがうれしい
離乳食をはじめたころは、昆布を拭いて、水に浸して、沸かして……と頑張ってだしをとっていました。おいしいだしはとれるけれど、正直手間に感じていました。
そんな悩みを解消すべく『赤ちゃんのためのはじめてのおだし』を購入! ティーバッグをカップに入れお湯を注ぐだけでだしがとれるので、とにかくカンタンです♪お粥やスープだけでなく、調味料としても使えるので離乳初期から後期まで活躍しました。(Rさん/11カ月男の子)
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市販のだしや調味料を活用して手軽に味わい深い離乳食を
赤ちゃんが食べる離乳食は薄味が望ましいです。素材そのものの味やだしを効かせた離乳食づくりを心がけましょう。ただ、だしをとるのは正直面倒なのも事実です。
そんなときには、ベビー用として販売されているだしや調味料を取り入れてみましょう。ベビー用なら塩分がひかえめなだけでなく、素材や無添加にこだわっているので安心して与えられそうです。ママの負担にならず、手軽にだしがとれるところも見逃せません。気になる商品は、要チェックです!
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