中学生向けオンライン塾おすすめ14選｜メリット・デメリット選び方も紹介

オンライン塾とは、家にいながらオンラインで指導を受ける塾のことをいいます。主にパソコンやタブレット、スマートフォンを使用し、画面越しに授業を受けることができるサービスです。

中学生になると部活が始まるので、忙しくなるでしょう。部活と勉強と両立させるためにオンライン塾を利用するのはおすすめですよ。子どものスケジュールに合わせて授業の日時を設定できたり、塾に通う必要がなかったりするのでとても便利です。

また学校では中間テストや期末テストといったような定期テストが行われ、その成績が内申点に直結するので受験対策として注力したいところです。そんなニーズに対応するオンライン塾を選べば、学校の教科書に準拠した授業が受けられ、通学塾と同じように定期テスト対策をすることができます。

大事なことは、オンライン塾を利用する目的と授業内容があっていることです。志望校への合格なのか、全体的な学力アップなのか、その目的に沿った授業が受けられるなら、通学塾と同じ効果を出すことが可能です。

オンライン塾を利用する前にチェックしておきたいメリットとデメリットや注意点などをご紹介していきます。

最初にメリットからご紹介していきます。

インターネット環境とパソコンやタブレットなどの通信機器があればOK。家からでも部活の遠征先からでも、どこでも受講することができます。部活動や習い事などで忙しい学生の場合、通塾する手間と時間がなくなるので続けやすいですよ。

また、居住エリアに関係なく、都心の質の高い授業を受けられるのも魅力。都市と地方の教育格差が叫ばれて久しいですが、オンラインなので地方に住んでいても問題ありません。

通塾する必要がないので、新型コロナウイルスや、インフルエンザなど季節性ウイルスに感染する心配がありませんよ。特に風邪などにデリケートになる受験生なら、なおさらのことです。また事件が事故に巻き込まれないのも安心ポイント。送り迎えも必要ないので、保護者の負担も減るはずです。

通学タイプの塾を利用している場合、子どもがどのように勉強しているかを確認する機会は少ないかもしれません。どのくらいのモチベーションで、どのくらい集中して勉強にむかっているかを判断しにくいでしょう。

自宅学習なら必要に応じてチェックできるので、勉強への態度だけでなく、今の塾が子どもに合っているのかといった部分もしっかり判断できます。

学校と同じように先生が解説していく授業形態の場合、進むペースが早くてよりく理解できなかったということがあると思います。そんなときでも、受けた授業をアーカイブに保存してくれる塾であれば、繰り返し学習することができます。

また、あらかじめ録画されている映像を見て学習するオンデマンド型でも、いつでも何度でも見直すことができますよ。通塾にはないメリットですね。

数年単位で利用することになるので、価格は安いに越したことはありません。塾や予備校などに通う場合、年間で数万円することもありますが、オンライン塾によっては半額以下で利用することができますよ。

それに通塾する必要がないので交通費もかかりません。訪問型家庭教師では先生の交通費がかかりますが、それを支払う必要もないのでトータルの出費がかなり抑えられるはずです。

次にオンライン塾を利用するうえでの注意点とデメリットを解説していきます。

自宅で勉強できるのはメリットではありますが、裏を返せば環境に変化がなく、気持ちが切り替わりにくいという面もあります。目の前に先生がいるわけでもないので、集中力が散漫になることも。

そのため、人の目があるリビングで授業を受けたり、気が散るスマホを預かっておいたり、子どもが勉強に集中しやすい環境を整えてあげることが必要かもしれませんね。

隣に先生がいると、子どもの表情をくみ取ったり、進捗を確認したりして声をかけてくれることがあると思いますが、画面越しなので様子が分からずフォローが十分でないこともあるかもしれません。

ただ、オンライン塾によってはチャットで質問できたり、オンライン家庭教師では先生にすぐ質問できたりします。24時間いつでも質問に対応してくれる会社もあるので、チェックしておきましょう。

早速、オンライン塾の選び方をご紹介していきます。ポイントは下記のとおり。

【1】塾を利用する目的
【2】学力レベル
【3】授業のスタイル
【4】授業方式
【5】料金
【6】講師の指導力
【7】志望校への合格実績
【8】使用するデバイス
【9】サポート体制

これらのポイントを抑えて、子どもに合ったオンライン塾を選びましょう。一つずつ解説していきます。

塾選びの第一のポイントが、オンライン塾を利用する目的にあっているかどうかです。学校で行われる定期テスト対策や学校の授業に合わせたカリキュラムを希望しているのか、志望校への受験対策として塾を利用したいのかなど、目的にあわせて選ぶのが重要です。受験対策ならさらに一般的な高校受験対策なのか、ハイレベルの難関校対策なのかなどに分かれてくるので、それぞれの塾で対応するコースがあるかを確認しましょう。

中学生になると学習レベルが一段と高まり、学校の授業についていけない……ってこともあるかもしれません。そういった学生さんにしっかり対応する塾は豊富なので、子どもの学力に合ったオンライン塾を選ぶようにしましょう。

レベルが高すぎるとより学校の授業についていけず、勉強が嫌いになってしまいます。また易しすぎるとサボってしまい成績アップが望めません。ちょうどいい難度の塾を選ぶことが大切です。

授業のスタイルは、個別か集団かという2種類に分けられます。それぞれの特徴と選び方をご紹介していきます。

「何を勉強すればいいかわからない」「そもそも基礎がわからない」といった場合は、個別カリキュラムを作ってくれたり、イチから丁寧に指導してくれたりする個別指導がおすすめ。生徒の学習レベルに合った内容やスピードで授業を進めてくれるので、授業においていかれるという心配がありません。

それにわからない箇所があれば、その場ですぐ質問・解決できるので疑問をそのままにしてしまうこともありませんよ。

学校の授業についていけており、「もっとテストの成績を上げたい」「家でも学習する習慣を身につけてほしい」ということであれば、ほかの生徒と一緒に学習する集団授業がいいでしょう。集団授業といっても通学塾ほどの人数規模にはならず、数名程度の少人数制がほとんどです。

ほかの生徒と受けることで、「みなが頑張っているから自分もやらなきゃ」という意識が芽生え、家でもまじめに勉強するようになるはずです。個別に比べて費用もリーズナブルなのもポイントとなるでしょう。

授業方式は、リアルタイムで先生から指導を受けられる「ライブ型」と、あらかじめ用意された授業を受ける「オンデマンド型」に分けられます。それぞれのポイントを見ていきましょう。

リアルタイムで授業を受けられるライブ型は、決まった時間に授業が始まるので、学習習慣をつけやすいというメリットがあります。個別であれば、子どものスケジュールに合わせて授業日時を組むこともできます。

また、その場で質問できるというのもライブ型の利点。間違った理由をしっかり解決しておくことで、着実に成績を上げていくことができるはずです。

あらかじめ録画された授業を受けたり、用意された教材をオンラインで受講したりするタイプがオンデマンド型。こちらの最大のメリットは、スキマ時間でいつでもどこでも勉強できるということです。

例えば、通学のバス内で学習したり、土日に家族でお出かけする際に車内でサッと勉強したりすることも可能です。授業時間が10分程度に設定されている教材もあるので、利用しやすいですよ。

通塾や訪問型の家庭教師に比べてリーズナブルな価格設定です。オンライン塾によって、費用はバラバラなので、比較一覧表からチェックしてみてくださいね。

基本的に学力はすぐに上がるものではありません。地道に10分でも20分でもコツコツと勉強していくことで、徐々に知識が身についてきます。そのため、オンライン塾も長期的に利用することになるので、費用面はとても大切です。続けやすい価格であるかをチェックして選ぶようにしましょう。

塾によって講師はさまざまです。大きく分けて、学習指導を生業としているプロ講師と、大学生のアルバイト講師です。どちらがいいとは単純に言うことはできませんので、これから紹介する内容をもとに決めてみてくださいね。

プロ講師は、さまざまな生徒を見てきただけあって、つまずきやすいポイントや成績を上げる方法を熟知しています。そのため、より分かりやすい授業を行ってくれるでしょう。

一方、大学生講師は、つい最近大学受験を乗り切っただけあって、効率的な学習法やコツなどをたくさん持っているはずです。どのようすれば英単語を覚えやすいかなど、リアルな意見を聞けるのがメリットです。東大や早慶の学生が在籍している塾もあるので、レベルは高いですよ。

一般的にプロ講師だと価格が高く、大学生講師は低く設定されています。迷ったら、体験入学でどちらも試してみることをおすすめしますよ。

志望校への合格を目的にしているなら、自分の希望する志望校への合格実績を必ず確認するようにしましょう。合格実績の多い塾ならば、志望校の出題傾向分析や合格に向けた指導ノウハウを持っていると考えられ、効率的に受験対策が進められます。

ほとんどのオンライン塾でPC、タブレット、スマートフォンを使用することになるでしょう。塾によっては、自分が持っているデバイスのバージョンに対応してない可能性もあるので、事前に調べておく必要があります。

なお、普段からデバイス危機に触れていない場合、操作できないこともあるので、インターネット接続サポートを行っている塾を選ぶと安心ですよ。電話でイチから丁寧に教えてくれる会社もあります。

オンライン塾は、自宅での学習がメイン。基本的には講師などとコンタクトを取るのが通常の塾よりも難しい場合があります。そのため、サポート体制の充実度もチェックした方がよいでしょう。気軽に質問・相談がしやすいかなど、サポート体制がどのくらい充実しているか確認してくださいね。

また、保護者がどのようにして子どもの学習態度や進捗を把握できるかも確認しておきましょう。定期的にレポートが送られてくるのか、それともスマホでいつでも見ることができるのかなどをチェック！

ここからは中学生向けオンライン塾のおすすめをご紹介してきます。

こちらからすぐチェック！

▼おすすめ9選｜子どもの課題に合わせて学べる「個別×ライブ」

▼おすすめ2選｜ほかの生徒と切磋琢磨できる「集団×ライブ」

▼おすすめ3選｜何度も繰り返し学習できる「オンデマンド対応」

最初に講師と1対1のマンツーマンで授業を受けられるオンライン塾をご紹介していきます。個別カリキュラムを作ってくれる学習塾も多く、生徒のレベルや進捗具合に合わせて授業を進めてくれます。わからない問題があっても、その場で解決できるので勉強が苦手なお子さんにもおすすめです。

25年の指導実績を誇り、指導満足度No.1！：『オンライン家庭教師WAM』

迷ったらコレ！定期テスト対策から受験対策まで：『個別教室のトライ』

リーズナブルな価格で質の良い授業：『そら塾』

学習習慣をつけたい方に：『家庭教師の銀河』

オーダーメイドのプランで学習できる：『オンライン家庭教師 peace』

相性のいい講師を選んで学べる：『e-Live』

独自メソッドで実力アップ：『個別指導塾TESTEA』

教育サービス大手、学研のオンライン塾：『学研オンエア』

週5日の丁寧な指導：『キミノスクール』

次に、オンライン上で複数人が同時に学習するタイプに対応するオンライン塾をご紹介します。ほかの生徒と一緒に受けることで緊張感が生まれ、「自分も頑張らなきゃ」という意識が芽生えます。個別に比べてリーズナブルに利用できますよ。

全国300校で指導するメソッドを自宅で受けられる：『ネット松陰塾』

プロ講師の授業をリーズナブルに受講できる：『トライのオンラインLive集団塾』

最後にオンデマンドに対応するサービスをご紹介していきます。子どものスケジュールに合わせて、あらかじめ録画された質の高い映像授業を受けられます。部活や習い事などで忙しいお子さんにぴったりですよ。

勉強が苦手なお子さんならコレ：『すらら』

サブ教材としても大人気！：『スタディサプリ 中学講座』

プロによる学習計画で、着実に成績アップを目指せる：『サブスタ』

最後に、実際にオンライン塾を利用したことのある人の口コミを紹介します。

中学生におすすめのオンライン塾とメリット・デメリット、選び方などをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？

中学生になると一気に難度が上がり、授業についていくのが大変になることもあります。授業だけでは十分な理解につながらないケースも多々あるので、オンライン塾を活用しましょう。内申点に直結する定期テスト対策も行ってくれるので安心ですよ。

ただオンライン塾に頼りきりはいけません。学力を上げるにはコツコツと毎日勉強することが一番の近道です。うまくサービスを活用しながら、成績アップを目指しましょうね。

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