ハイレゾとは?
ハイレゾ(High-Resolution Audio)とは、高解像な音源を表します。具体的には、CDを超える情報量を持っており、息づかいや、楽器のディテールなどを鮮明に表現することができる音源です。
2014年には「Hi-Res AUDIO」のロゴが制定され、ハイレゾ対応の音源や、音楽プレーヤー、イヤホンの商品パッケージに記され、ひと目でわかるようになっています。
ハイレゾ対応イヤホンの選び方
それでは、ハイレゾ対応イヤホンを選ぶときのポイントをご紹介します。
【1】ハイレゾ対応か
【2】接続方法
【3】ドライバーユニット
【4】ほかの機能
これらのポイントをおさえて、自分に合った製品を見つけましょう。一つずつ解説していきます。
【1】ハイレゾ対応かチェック
そもそも、ハイレゾに対応しているかどうかは、上のようなロゴがパッケージなどにあるかどうかで確認できます。ハイレゾ音源に対応していることを示すロゴは、日本オーディオ協会が定めた基準に則った製品に付与されており、こちらのロゴがあればハイレゾ対応ということになります。
ワイヤレスの場合、ソニーが開発した「LDAC」や、「aptX HD」、「aptX Adaptive」のコーデックに対応していれば、ハイレゾ音源で音楽を楽しむことができます。また、ソニーの音質向上技術「DSEE」に対応していれば、MP3などの圧縮率の高い音源も高音質で聴けますよ。
【2】接続方法で選ぶ
接続方法は、有線と無線(ワイヤレス)の2種類があります。従来からデータを圧縮しない有線のほうが音質はいいとされており、3.5mm径のミニプラグを接続して聴きます。
また左右のイヤホンの音を混ぜることなく、より立体的でクリアなサウンドを生み出すバランス接続もチェックしておきましょう。スタンダードは4.4mm端子ですが、2.5mm端子のモデルもあります。オーディオ機器に対応しているかどうかをあらかじめ確認しておくように!
最近では、Bluetoothでワイヤレス接続をする商品も豊富になってきています。スマホでハイレゾ音源を聴きたいという人は無線タイプをチェックしてみてくださいね。
【3】ドライバーユニットで選ぶ

出典:マイナビおすすめナビ

出典:マイナビおすすめナビ
イヤホンはいわば耳用の小さなスピーカー。スピーカーの部分はドライバーユニットといい、ダイナミック型とバランスド・アーマチュア(BA)型、その2つのメリットを併せ持ったハイブリッド型の3種類に分けられます。
【ダイナミック型】
一般的なイヤホンのユニット方式で、幅広い音域に対応できます。特に低音域の再生に優れるタイプ。
【バランスド・アーマチュア(BA)型】
中高音域の再生がよく、繊細な高音域にも対応します。構造が複雑な分、値段が高い製品に採用されています。
【ハイブリッド型】
低音域から高音域まで、バランスよく質のいいサウンドを奏でる能力を備えています。機能性が高い分、一番高価なドライバーユニットになります。
【4】ほかの機能をチェック
まずチェックしたいのは、一般的な機能になってきているノイズキャンセリング機能です。通勤・通学でイヤホンを利用する人は多いでしょう。そんなとき、周囲の雑音を極力カットしてくれる機能で、クオリティの高いサウンドを屋外で聴くならぜひ確認してみてくださいね。
またスマホで使う場合、マイクや音楽の再生・一時停止などができるリモコンを搭載したモデルもおすすめ。イヤホンを着けたまま通話も可能になります。
メーカー別の特徴
ハイレゾ用イヤホンの選び方としては、メーカーで選ぶというのもポイントになります。音響機器を取り扱う企業は数多くありますが、そのなかからおすすめメーカーを3つほどご紹介します。
ハイレゾ音源の再生だけでなく、デザインやこだわりなども確認して、自分のお気に入りのメーカーからイヤホンを決めてみましょう。
▼SONY(ソニー)
ソニーはゲーム機などをはじめ、日本のみならず世界的に知られている企業です。もともと携帯音楽プレイヤーのパイオニアとして一時代を築いているだけあって技術力は非常に高く、プロからも信頼を置かれています。
音質だけでなく、使いやすくて聴きやすいイヤホンを作り出しています。常に一歩先をいく設計のハイレゾ用イヤホンは使い勝手も良好。
▼JVCケンウッド
日本で歴史あるオーディオメーカーといえばJVCケンウッドの名前を挙げる人もいるでしょう。よい音源をよい音で聴けるような設計を繰り返し、ハイレゾの質を生かすモデルがたくさんあります。
いろいろな人にハイレゾ音源のよさを知ってもらうためにコストパフォーマンスのよい製品も用意しています。
▼SENNHEISER(ゼンハイザー)
ゼンハイザーはドイツで生まれた音響機器メーカーです。クラシック音楽を愛するヨーロッパ圏のメーカーということもあり、サウンドの質にこだわったイヤホンを数多く展開しています。
製品デザインもよく、音とルックスで惚れてしまう人も少なくないでしょう。
ハイレゾ対応イヤホンおすすめ32選
上で紹介したハイレゾ対応イヤホンの選び方のポイントを踏まえて、おすすめ商品をアマゾンで販売されている価格別にご紹介します。
▼おすすめ5選【5000円以下】
▼おすすめ4選【5000円~1万円】
▼おすすめ13選【1万円~3万円】
▼おすすめ10選【3万円以上】
各商品をすぐに見たい人は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
※価格は2023年7月25日時点の情報です。
▼おすすめ商品の比較一覧表
▼おすすめ5選【5000円以下】
まずは、5,000円以下で買えるおすすめのハイレゾ対応イヤホンをご紹介します。コスパ重視なら、ぜひチェックしてみてください。
しなやかでナチュラルに聴こえるハイレゾサウンド
日本のハイエンドオーディオブランドのファイナルが、2017年に入門クラスの価格帯で特定の音を強調せずにナチュラルサウンドを目指して開発し、大ヒットとなったハイレゾイヤホン「E2000/3000」の上位モデルが「E3000」です。
同価格帯のイヤホンと比べると音がしなやかで情報量もしっかり出すタイプ。音楽ジャンルを問わずに心地よくサウンドを聴かせてくれます。ハイレゾの高品位なサウンドを楽しみたい人はもちろん、低価格なイヤホンの極端なサウンドが合わない人にも試してほしいですね。
3,000円台で買える! ハイレゾ入門イヤホン
近年はポータブルオーディオ製品も展開するパナソニックが、イヤホン全体の価格帯のなかでも安価な3,000円台の価格で発売した、カラーバリエーションも豊富なハイレゾ対応イヤホンが「RP-HDE1」です。
耳にぴったりとフィットする小型の形状は装着しやすく、高域までのスムーズな伸びやかさと解像度を備えたサウンドは、ハイレゾらしいチューニング。ハイレゾ目当てではなくても、価格帯で手頃なイヤホンを探している人にもおすすめです。マイクつきリモコン搭載の「RP-HDE1M」もラインナップしています。
イヤーピースが耳にフィットする独自機能を採用!
最新の音響工学や心理学をもとに音質設計されたハイレゾ対応イヤホン。強調した音域を作らないで、澄んだ音質を実現。さらに高音にわずかな特徴をもたせることでクリアな臨場感を実現しています。
装着感をよりよくするための独自技術スウィングフィット機構も要チェック。イヤーピースが耳道の傾きに合わせて傾き、音が鼓膜に向かって真っすぐにぶつかるので、よりクリアな音を楽しむことができます。
ノイズキャンセル付き! 通話もできるハイレゾ対応
左右それぞれのイヤホンに、高音域と低音域に特化したドライバーを採用。再生周波数帯域をまんべんなくカバーしているので、全域でバランスのいい音を再現します。
ハイレゾ対応イヤホンですが、通話対応イヤホンであるのもポイントのひとつ。リモコン操作によって、通話応答や音量調整が可能です。ノイズキャンセル機能が備わっているので、屋外でもクリアな通話をすることができます。
両側に直径6mmのドライバーを2基ずつ搭載
左右のイヤホンの中に、高音域用と低音域用のドライバーが搭載された、ダイナミック型デュアルドライバー構造。どの音域でも、ハイレゾ音源をバランスよく再現してくれます。
リモコンが付属し、音量大/小、曲の再生/一時停止、曲送り/戻しを行なえます。またノイズキャンセリング搭載のマイクも付属しており、イヤホンをはずすことなく、通話に応答することも!
▼おすすめ4選【5000円~1万円】
次に、5,000円~1万円以下で買えるおすすめのハイレゾ対応イヤホンをご紹介します。
重低音をハイレゾで聴きたいなら!
11mmの大口径ドライバーを搭載し、迫力のある音を楽しめるハイレゾ対応イヤホン。特に重低音の再生に強く、ロックやEDMなどを聴くにはぴったりですよ。
シンプルなデザインかつ6,000円未満という低価格帯ながら、高精度の磁気回路や切削無垢アルミニウムエンクロージャーなど、各所にこだわりのパーツを採用しており、コスパのいいイヤホンに仕上がっています。
見た目のデザイン性と、音質へのこだわりに注目!
特殊構造の「Synchro Motion Driver」を採用し、歪みを抑制しつつ重厚感のある低音や、繊細でクリアな中高音を奏でています。ハイレゾだけでなく、立体音響のDolby Atmosにも対応し、没入感あるサウンドを楽しめますよ。
またデュアルマイクENCで音声通話もクリアに届けられるほか、IPX5の生活防水機能、外音取り込み機能、イコライザー機能なども搭載。デザイン性の高いケースや本体にも注目です!
特殊フィルム採用のドライバーでクリアな音を実現
高い応答性と高解像度再生が特徴のカナル型イヤホンです。磁束密度を向上させた直径11mmのドライバーにより、小さいボディに大迫力の音を再現。ドライバーの超多層フィム振動板により、無駄な音を抑制し、クリアな音のみを届けてくれます。
広域な再生周波数帯域により、ジャンルを問わず聞きやすいのも嬉しいポイント。
キレがありエネルギッシュなハイレゾサウンド
日本のオーディオブランドとして人気のパイオニアによる、キレある鮮明な中高域、そしてエネルギッシュなサウンドを求める人におすすめの機種が「SE-CH5T」です。再生周波数帯域の上限は45,000Hzで、高域に余裕のある再生スペックも高音質の証。
アーティストがステージで身に着けるイヤーモニター風のデザインもいいですね。それが5,000円以下で購入できるのだから、高コスパと呼ぶほかないですね。
▼おすすめ13選【1万円~3万円】
続いて、1万円~3万円以下で買えるおすすめのハイレゾ対応イヤホンをご紹介します。
ワイヤレスでノイズも限りなくカット
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1e」と「デュアルノイズセンサーテクノロジー」を融合し、精度の高い遮音性を誇ります。低音から中高音までの幅広い帯域のノイズを大きく低減できますよ。
さらに新型のBluetoothチップを搭載し、音楽プレーヤーから左右のイヤホンそれぞれに同時伝送する方式を採用することで、安定した接続を実現。片側のみでの使用も可能など、さまざまなシーンでストレスのない快適な音楽ライフを楽しめます。
Soundcoreのフラッグシップモデルとしてふさわしい、非常に機能性に優れたイヤホンに仕上がっています。音質のいいコーデックLDACでハイレゾ音源に対応しており、細かなサウンドを鮮明に表現しています。
ノイズキャンセリング、外部音取り込み機能、IPX4の防水性などを備え、使いやすさも良好。また、ジャイロセンサーが頭の動きを検知することで、ライブ会場や映画館にいるような立体的なサウンドを楽しめます。
最大42dBのノイズを遮音!
同価格帯最強クラスのノイズキャンセリングを謳ったハイレゾ対応イヤホン。ノイズキャンセリングは、最大42dBの雑音を遮音し、レベルを3段階で調整することができます。
マイクにもノイズを減らす機能を搭載されており、クリアな音声通話が可能に。低音や高音を重視するイコライザーも備えているので、好みのサウンドで楽しめるはずです。充電ケースを併用すれば最大28時間使えるのもいいですね。
パーソナライズされた音を堪能できる!
シーンに合わせて最適なノイズキャンセリングを選択できますが、「アダプティブモード」を利用すれば自動的に強弱を調整してくれます。それに「Nothing X」のアプリと連動させれば、どんなサウンドも好みのイコライザーレベルに自動調整し、最適な音楽を楽しめますよ。
11.6mmのドライバーを搭載し、迫力のある音から、透明感のある高音まで堪能できる音質のよさも魅力です。
音響に精通するブランドの技術力を集結!
パナソニックが誇る音響ブランド、テクニクスの技術力を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。独自の音響構造「ハーモナイザー」などで高音質かつナチュラルなサウンドを実現。
最大10台まで登録できるマルチペアリングや、2台のデバイスと同時接続できるマルチポイント、通話中のノイズを減らす独自の「JustMyVoice」テクノロジーなどを搭載し、快適に利用できるはずです。充電ケースを利用することで最大24時間のロングバッテリーなのもポイント!
新感覚のオープン型イヤホン!
4.8gの軽量さとコンパクトさを兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホン。音楽を聴きながら周囲の音も聞ける「ながら聴き」にも対応。しっかり音楽を聴きたいなら、ノイズキャンセリング機能で外音を遮断することもできます。
5分の充電で60分も再生ができるクイック充電にも対応しています。いろんな環境で使いやすいイヤホンなのでおすすめですよ!
最小サイズでポケットに入れてもスマート!
Soundcoreのイヤホン史上、最小サイズで耳に収まりのいい製品。収納ケースもコンパクトで、ポケットに入れても膨らみにくいですよ。小型&軽量でありながら、ケース併用で連続50時間使えるのも嬉しいポイント。
ノイズキャンセリングやハイレゾ音源にも対応し、使いやすさと機能性を両立させた商品に仕上がっています。
低音を重視する人のためのハイレゾ対応イヤホン
4Hzまで再生できる低音のスペシャリストです。低音域用のφ11.5mmのドライバーを対面に配置することで、こもりがちな低音をクリアに再現し、重く響く低音の心地よさを感じられるような構造になっています。
エルゴノミック・デザインを採用した形状となっており、長時間装着しても耳が痛くならないよう工夫されています。
多機能で利便性が高い!
バンドを首にかけて使用する左右一体型のイヤホン。ハイレゾ以外にも、ノイズキャンセリングや周囲音取り込み機能、防水機能(IPX5)などに対応しており、普段使いにぴったりです。
Soundcoreのアプリを使用すれば、イコライザーを調整したり、ボタン機能をカスタマイズすることもできますよ。
使いやすさと音質を見事に両立!
LDACのコーデックに対応し、96kHz/24bit以上の解像度を誇るハイレゾ対応のイヤホンです。ノイズキャンセリング性能は、約43dBまでのノイズを抑え約99.3%も遮断できます。
イヤホンを耳から外すと再生が自動停止する検出機能や、IP54の防塵防水性、人間工学に基づいたデザインを採用することで、いつでもどこでも快適に使える製品に仕上がっています。
High-MFD構造で迫力のある音楽を楽しめる!
ドライバーの前方にマグネットを配置し、ボイスコイルから漏れる磁束を閉じ込めるHigh-MFD構造により、ハイレゾ本来のきめ細かい高音域から迫力ある低音域まで幅広くカバー。
また、イヤーピースも耳の奥でフィットする設計となっているので、ダイナミックで表現力の高い音を楽しむことができますよ。
木の素材と木の響きで臨場感あるサウンド
JVCの人気ハイレゾイヤホンが「WOOD」シリーズ。名前のとおり素材に全面的に木を採用しています。振動板と筐体に天然の木を用いることで、独特の音の広がりと臨場感あるサウンドを聴かせてくれます。
特にピアノやアコースティックギター、ジャズのようなアコースティックな楽器の音の再現性はあでやかに響いて人気です。
ハイレゾ対応の高音質というだけでなく、木が素材という「もの」としてのおもしろさも際立つモデルですね。
中華イヤホンの人気ブランド
ハイレゾ対応の高音質イヤホンを発売しているのは、日本メーカーだけではありません。中国TFZは数多くのハイコスパイヤホンを発売する人気ブランド。今回ピックアップしたのは人気のKINGシリーズの最新「KING PRO」です。歌声がクッキリと立ち、高域までキレがある広大なサウンドフィールドを展開する、情報量志向のサウンドを特徴としています。
中華圏のイヤホンは少々マニアックですが、コスパにすぐれたモデルも多いので、イヤホンの高音質に興味をもった人におすすめのモデルです。
▼おすすめ10選【3万円以上】
最後に、3万円以上のハイエンドモデルの商品をご紹介いたします。
パーツすべてにこだわり生まれた極上サウンド
音楽・映画制作の現場のプロフェッショナルたちにも愛用者が多いゼンハイザーのイヤモニ。こちらはオーディオスペシャリストが開発しており、クリアで解像度の高い音を再現します。
堅牢かつ耐久性の高いアモルファスジルコニウム素材をハウジングに用いるなど、パーツすべてにこだわっており、長期間高いパフォーマンスを持続。ケーブルは取り換え式で、スマホからDAPなど幅広く対応します。
アーティスト監修! こだわりのイヤホン
アーティスト「凛として時雨」のピエール中野氏が監修したイヤホン。積層造形技術を用いることで、装着感のよさと精密な音を鳴らすことを両立させています。カスタムIEM(インイヤーモニター)でも使用される技術を各所に採用して、質の高いサウンドを実現。
音質面だけでなく、使い勝手のよさにもこだわっており、IPX4相当の生活防水にも対応しています。屋内外問わず便利な1台です。
熟練職人が手掛ける逸品
3つの異なるドライバーを採用することであらゆる音域を高解像度で再生する高級イヤホンです。特徴が違うドライバーを熟練の職人が丁寧に手作業でコントロールすることにより、ナチュラルに音が繋がるようにしています。
ハウジングは耐久性の高いジルコニウム合金で長年使い続けることができます。装着感も申し分ないので、音楽制作や極上リスニング体験のよき相棒になってくれるはずです。
8Kサウンドで驚きの音楽体験を!
日本国内最大級のオーディオビジュアルアワード、VGP2023特別賞イヤホン大賞・金賞をダブル受賞した製品。音のデータを高めた8Kサウンドで、これまで認識できなかった繊細な音までしっかり聴き取ることができます。
そんな最高の音質を堪能すべく、街中で便利なノイズキャンセリングやIPX4の生活防水、好みの音に調整できるイコライザーなどの機能も兼備。
4基のカスタム高精度ドライバーで高音質を実現
4種類のサウンドシグネチャーから選ぶことができ、自分の好みに合うサウンドでハイレゾ音源を楽しめます。4基の高精度ドライバーを搭載しているので、音の鮮明さは随一。
フィット感もすばらしく、長時間の利用も問題ありません。クラシックなど繊細な楽器の響きを聴きたいという要望にも応えてくれる高性能なイヤホンです。
日本メーカーの超高音質ハイレゾイヤホン
日本のハイレゾサウンドを語るうえでは、オーディオテクニカも重要なブランドです。「ATH-CM2000Ti」は超ハイエンドの価格帯で登場したプレミアムモデルで、どんなジャンルの音源を聴いても満足するほどの高音質。
音の好みを超えて、本当に最上級の音質を求める人には、聴いてみてほしいモデルです。
3基のドライバーユニット搭載! 高解像度イヤホン
3~40,000Hzまで、どの音域でもクリアな音を届けられるように、3基のドライバーユニットを搭載したハイレゾ対応イヤホンです。ドライバーユニットで再現した音を劣化せず耳に届けられるように、音導管に真鍮材を採用。高解像度な音を届けてくれます。
ノイズキャンセリングも付いて最高のリスニング環境
せっかくのハイレゾ音質も、生活音などのノイズが入れば興ざめです。この製品はノイズキャンセリングプロセッサーQN1とデュアルノイズセンサーの技術で、広い帯域のノイズをシャットアウトします。
LDAC対応で、ワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しむことができます。それにDSEE HXで、MP3などの情報量が少ない音源でも高音質で聴けますよ。
低音もパワフル! 伸びやかなハイレゾサウンド
オーストリアの音響機器メーカーAKGが手がけるハイレゾ対応イヤホンの「N」シリーズ。そのなかでも、音にちょっとこだわる人からオーディオマニアの人まで、幅広く満足できるミドルクラスの価格帯で発売された最新モデルが「N40」です。
N40の特徴は音純度が高く空間を広々と展開してくれるサウンドで、低音もパワフルに再生してくれる点。またイヤホンの筐体がとても小さく、海外ブランドらしいミニマムなデザインも人気です。
余計な音を極限までカットする構造のイヤーピース
ハイレゾ音質とはいえ、耳に直接触れるイヤフォン部分がきちんと音を伝えなければ意味がありません。この製品は独自の構造であるアコースティックピュリファイアーを採用して、透明感のある音色を実現しました。
またイヤーピース内側にはディンプルが付けてあり、イヤーピースの中の反射音を拡散して音質の劣化を防いでいます。MMCX端子を採用した着脱式のケーブルは溝入りのものを採用していますので、絡みにくく高い強度をもっています。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ハイレゾ対応イヤホンの売れ筋をチェック
楽天市場でのハイレゾ対応イヤホンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】よくある質問
5000円以下の安いハイレゾ対応イヤホンのおすすめは?

5000円以下のおすすめハイレゾ対応イヤホンをまとめているので、下記からチェックしてみてくださいね。リーズナブルな価格ながら、マイク付きでハンズフリー通話ができたり、フィット感のいいアイテムもラインナップしています!
5000円以下のおすすめはこちら
有線と無線、どっちの方がいい?

解像度が高く質のいいサウンドを楽しめるハイレゾ音源を堪能するなら、有線がいいと思う人が多いかもしれません。ただ最近は技術力も高まっており、ワイヤレスでも十分ハイレゾを楽しめるモデルがたくさん登場しています。
どちらか迷ったら、使い勝手のいい方を選ぶといいでしょう。通勤通学シーンにスマホで音楽を聴く機会が多いなら、ワイヤレスがおすすめ。家でじっくりと音楽を楽しむために使うなら有線がベストです!
スマホでの使用方法
ハイレゾに対応したイヤホンをスマホで聴きたいときには、使うスマホによって対応方法が違ってきます。
ここからは、iPhoneとAndroidのハイレゾ対応スマホについて、使用方法とともにご紹介していきます。
▼iPhoneの場合
iPhoneでハイレゾ用イヤホンを使いたい場合には、iPhoneの世代にもよりますが、ハイレゾ対応のDACが搭載されているUSB接続のイヤホンもしくは、Lightning接続対応のイヤホンを選択しましょう。
ハイレゾ音源を再生できるアプリもありますが、アプリを導入してもハイレゾ用のイヤホンを使用しなければハイレゾ規格の音では聴くことができないので注意してください。
▼Androidの場合
Androidを搭載したスマホは、ハイレゾ音源を再生するためのDACが内蔵されている製品もあります。本体のスピーカーではハイレゾ規格の音で音楽などを聴けます。
イヤホンはミニプラグでもハイレゾ用であれば使えます。もしDACが内蔵されていないタイプであれば、iPhoneと同じような方法でハイレゾ音源をイヤホンで聴けます。
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【まとめ】用途に合わせて選ぼう
ハイレゾに対応したイヤホンは機器との接続方法がいろいろと選べます。音楽プレイヤーなどでは3.5mm径のステレオミニプラグが一般的でしょう。スマートフォンはイヤホンジャックがなく、USB-TypeCやLightningで接続する必要もあります。
ただ、音楽プレイヤーもBluetoothに対応していれば、ワイヤレスなので使い勝手がよいでしょう。用途に合ったものを選んで楽しんでくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。モノを極力持ちたくないミニマリストで、趣味は断捨離。とはいえ、最新ガジェットには興味津々で、多機能な家電に目がない。