ヒップシートキャリアとは?
ヒップシートキャリアとは、乳児や幼児が座ることができる椅子のような台座のついた抱っこ紐のことです。2009年に海外で誕生してから世界中で人気に火がつき、現在は日本でもよく見かけるようになりました。
ヒップシートキャリアはここが便利! 普通の抱っこ紐との違いは?
ではなぜヒップシートはここまで人気が高まったのでしょうか。普通の抱っこ紐との違いを紹介していきます。
台座があることで長時間抱っこがラク
ヒップシートキャリアは、抱っこする人の重心に近い位置で赤ちゃんの体重を支えるので、肩の負担が軽減されます。また、赤ちゃんの視界が広くなるため、まわりからの刺激を多く吸収できます。
肩凝りが軽減された!
肩こり持ちなので、負担が少なそうなヒップシートキャリアを購入しました。腰で娘の体重を支えるため、肩紐からの負担はほぼなくなりました。30分程度の買い物であれば、腰も痛くありません。
両腕への負担もないので、かなり肩こりも軽減され助かっています。前向き抱っこもできるので娘も大喜びです。(Tさん/4歳女の子、1歳女の子)
ヒップシート単体でもかなり使える
使い方のバリエーションが豊富なものが多く、肩紐を取った状態で使用できるところもヒップシートキャリアの魅力のひとつです。台座部分に座らせるだけなので、ラクに抱っこしたり降ろしたりすることが可能です。
普通の抱っこ紐に比べ使用期間が長い商品が多く、歩きはじめた子が疲れたりぐずったりしても抱っこの負担が少ないので、ママやパパの心の余裕にもつながりますよ。
装着がなく載せ降ろしスイスイ!
1歳を過ぎてから購入しました。歩くようになってから、お店の駐車場から店内などちょっとした移動のときに使用しています。
抱っこ紐のような面倒な装着が不要なのと、腰で支えるので肩への負担はほぼなくなり、かなりラクです。(Sさん/2歳女の子)
ヒップシートキャリアの選び方
メリットの多いヒップシートキャリアですが、購入するタイミングによって気をつけたいポイントがあります。失敗しないためにポイントをチェックしていきましょう。
新生児から使えるかチェックして
ヒップシートキャリアは多機能なものが多く、いくつもの使い方ができる商品が多いです。しかし、新生児期から使えるものは使い方が限定されていたり、専用インサートが必要だったりする場合が多くあります。
メインの抱っこ紐として使用する場合、新生児にも使えるのかを確認しましょう。
台座に収納スペースがあるとさらに便利
ヒップシートキャリアには台座がついているため、その下部に収納スペースがあるものがあります。この収納スペースには付属品の肩ベルトを収納できたり、おむつやお尻拭きまで入れられたりするタイプも多いです。
台座がしっかりしているヒップシートキャリアには下部収納がないこともありますが、その場合は腰ベルトに収納スペースが備わっている場合が多いです。自身の使用シーンをイメージし、どのくらいの収納スペースがあると使いやすそうか想像してみるといいでしょう。
大容量収納でかばんいらず!
お散歩が大好きなわが子。かばんを持っていると動き回るのに不自由だと感じていたので、収納が多いヒップシートキャリアを購入しました。
おむつや飲みものまで入れられるので、荷物が減りとても重宝しています。(Iさん/2歳男の子)
コンパクトにたためると使い勝手UP
ヒップシートキャリアのなかには、折りたためたり肩紐が収納できたりするるものがあります。台座がついているがゆえに、使用しないときは邪魔になってしまうことも多いです。少しでもコンパクトになるものを選ぶと、荷物軽減につながりますよ。
子どもの身体に負担にならないものをと思い、台座がしっかりしているヒップシートキャリアを選びました。乗りごこちがいいようで子どもも気に入っています。
最近は自分で歩くことも増えたので、使わないときには荷物になるのが難点です。(Hさん/2歳男の子)
ヒップシートキャリアおすすめ9選
ここからは、ヒップシートキャリアのおすすめ商品をご紹介! ケラッタやポグネー、ナップナップなどママたちからの人気が高いメーカーの商品から、評価が高いノーブランドの新商品まで幅広くピックアップしています。
ヒップシートキャリアは重くてかさばる印象でしたが、こちらは軽くて収納が豊富です。そのためちょっとした外出ならこれひとつ出かけられて、手荷物が減るので助かっています。
肩ベルトも薄手で軽量なので、さっと出し入れができるのもお気に入りです。(Aさん/1歳男の子)
4wayで軽量! たっぷり収納で使いやすい
◆ヒップシート自体が軽量で、使わないときの持ち運びがラク
◆肩ベルトが取り外せるので、前向きや対面抱っこ、おんぶまたはヒップシートのみで使用も可能
◆抱っこしたときの身体への負担は腰・お腹・首肩の3カ所に分散されて快適
赤ちゃんとママ両方に優しい日本人仕様の小さめ台座
◆子どものお尻の大きさに合わせて付属のアジャストクッションで調節できる
◆使わないときは台座が折りたためる! ひとまとめにできるので使用時の安定感からは想像できないコンパクトサイズ
◆ネットに入れて丸洗い可能で、いつでも清潔を保てる
子どもが9カ月になり出先で抱っこするのがつらくなってきたので購入しました。
腰で子どもの体重を支えるので、両腕がかなり楽に。収納スペースが充実したシートなので、ちょっと出かけるときに財布やスマホが収納できてとても便利です。
見た目もシンプルで主人も気に入っていて、抱っこしてくれる時間が長くなりました。(Aさん/9カ月男の子)
収納力抜群! 赤ちゃんにも優しい人間工学設計
◆おむつはもちろん哺乳瓶やスマホ、小銭入れなども入る充実の多機能収納
◆日よけ、防風機能つきのヘッドレストはクッション内蔵で頭部を優しくサポート
◆お尻に沿うU字すべり止めと補助ベルトで赤ちゃんの落下防止◎肩ベルトなしでも安心して使える
ミキハウスのロゴがかわいい! 安心の安定感が魅力
◆業界初のサイレントファスナーで眠った赤ちゃんを起こさずに降ろせる
◆ノンスリップシリコンシートと軽量かつ丈夫な素材のヒップシートで安定感抜群!
◆フードと前向きよだれカバーの両立を実現!どんな向きでも赤ちゃんに優しいつくり
大きめの作りでパパも使いやすい
◆人間工学的に設計された台座でM字開脚を保てる、赤ちゃんに優しいつくり
◆抱っこがラクになる角度に設計された台座とやわららかく疲れにくい肩ベルトが、抱っこする側の負担も軽減してくれる
◆取り外し可能な肩ベルトと外せる専用よだれかけで清潔を維持できる
「ヒップシートキャリア」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヒップシートキャリアの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヒップシートキャリアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ヒップシートキャリアに関するQ&A
ヒップシートキャリアに関するQ&Aをまとめました。ぜひ参考にしてください。
ヒップシートキャリアはいつからいつまで使える?
商品によりますが、一般的に腰掛ける形で使うのは首がすわってからのものが多いです。この記事では腰すわり前の3~4カ月くらいから使える商品を多めに紹介しています。
腰すわりからの対面抱っこで、15kg~20kgくらいになる3歳くらいまで長く活躍します。
ヒップシートキャリアはどんなママにおすすめ?
肩こりがひどい方、子どもの乗り降りをスムーズにしたい方、抱っこをする頻度がまだ高い方におすすめです。ただし妊娠中は使用できないので注意が必要です。
ヒップシートキャリアとエルゴ、どっちがいい?
それぞれにメリットがありますが、低月齢の赤ちゃんを安定して抱っこできるのはエルゴかもしれません。しかし、エルゴは年齢を重ねると密着感をいやがる子もいるようなので、肩紐なしでさっと抱け、束縛感の少ないヒップシートキャリアのほうが長く使えるという声も多いようです。
抱っこ紐の人気記事はこちら
ほかの抱っこ紐も検討している方はこちらも参考にしてください。
自分の目的に合ったヒップシートキャリアを見つけよう
さまざまなタイプのヒップシートキャリアをご紹介してきました。ヒップシートキャリアは赤ちゃんのことだけでなく、ママやパパのことも考えられて作られているものばかりです。特徴やメリットデメリットを自身の使用場面から想像して、購入のヒントにしてみてください。
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「ベビー・キッズ」「美容・健康」カテゴリーほか、レディース向け商材全般を担当。妊婦・育児・女性向け雑誌の編集歴約15年で、ママやパパ、医療・美容関係者、製造メーカーへの取材経験は3000件以上。「ママやパパ、子供にとって本当にいい物をおすすめする」が信条。