密着感が幸せ! 赤ちゃん用のスリングとは?
スリングとは、赤ちゃんを包み込むように抱っこできる布状の抱っこ紐。ほとんどの商品が新生児から使え、2歳くらいまで子どもをサッと抱っこできます。
スリングを使用することで赤ちゃんや子どもの体重を腰や肩、背中で支えられるようになるので、ママの体への負担を軽減してくれます。
スリングの選び方 タイプや素材、機能やサイズをチェック!
まずは、ベビースリングの選び方を解説します。ひとくちにスリングといっても、色々な形があります。なるべく自分の身体にフィットするものを選んでいきましょう。
スリングのタイプで選ぶ
スリングにはリングタイプ、バックルタイプ、チューブタイプ、ファスナータイプがあります。タイプごとの特徴を知っておきましょう。
デザインや使い方も豊富な「リングタイプ」
1枚の大きな布に、ふたつのリングがついているスリングがリングタイプです。肩にかけた布をリングに通して、長さを調節します。一般的な形のスリングでデザインも豊富にありますが、慣れるまでに少し時間がかかります。
布の端がそのままでふわりと広がるフレアテールタイプと、端をミシンで処理しているベルトテールタイプがあります。フレアテールタイプは広げやすく授乳ケープなどとしても使えます。ベルトテープタイプは布をまとめやすく、長さ調節がしやすいです。


抱っこ紐感覚で使いやすい「バックルタイプ」
あらかじめ筒状になっているスリングと、肩部分にバックルが付いているのがバックルタイプです。抱っこ紐のように着脱しやすく、スリング初心者でも使いやすくなっています。
肩部分にクッションが付いていたり、バックルが外れても赤ちゃんが落ちないセーフティ機能がついていたりと、機能性の高さも魅力です。ただし、スリングのなかではかさばりやすくなっています。


スピーディ、かさばらない「チューブタイプ」
あらかじめスリングが筒状になっているのがチューブタイプです。リングやバックルのように長さを調節する機能はなく、さっと肩にかけるだけで赤ちゃんをスピーディに抱っこできます。
コンパクトにまとめることができるので、マザーズバッグのなかにいつも入れておくのもよいでしょう。ただし、長さ調節ができないため赤ちゃんが成長すると入らなくなる場合があります。


オシャレママに大人気!自由自在に抱っこできる「ベビーラップ」
首座り前の小さな赤ちゃんから縦抱きで使えるベビーラップには、さまざまな魅力が!ベビーラップを使った抱っこでは、一般的な抱っこ紐よりも、赤ちゃんと大人の密着度が高くなります。それは、体にぎゅっと巻きつけたベビーラップの中に、赤ちゃんを包み込むように入れるから。密着して抱っこできるということは、それだけ安定していて赤ちゃんが揺れない姿勢になっているので、抱っこしている大人は普段通りの自然な動きが可能。
赤ちゃんの体重を紐のように線で支えるのではなく、布の面で支えるベビーラップは、抱っこするママやパパの負担を減らしてくれます。それに、大きな一枚布でできているベビーラップは、体に巻きつけてぎゅっと結んで使います。そのため、体形に合わせて自在に調整できるというのもメリットなんです。


いつから使える? 対象年齢や体重をチェック
スリングは商品によって赤ちゃんや子どもの対象年齢、耐荷重が異なります。新生児から使えるものもあれば、首がすわってから使用する商品もあります。実際に使用する赤ちゃんや子ども、シーンに合ったものを選びましょう。
長い期間使用したいなら、リングタイプやバックルタイプのように長さ調整ができるものが向いています。
肌ざわりや通気性を考慮して素材を選んで
スリングは商品によって素材が異なります。素材によって特徴が違うため、重視したいポイントをふまえて素材にも注目してみましょう。
赤ちゃんへのやさしい肌触りを重視したいなら、肌着にも使われている綿が向いています。湿気が多いときや夏場などは、通気性のよいメッシュ素材を選ぶと、赤ちゃんや子どもも快適に過ごせます。
長さ調節機能や肩パッドなど便利な機能で選ぶ
スリングは、使用する大人の体にフィットしたほうが抱っこの負担がかかりにくくなります。体にフィットし、抱っこしやすい機能が付いているかどうかもチェックしてみましょう。
スリングの長さが調節できる商品なら、使用する大人の体型や赤ちゃん、子どもに合わせてスリングを体にフィットさせられます。肩にパッドやクッションが入っているもの、肩部分が幅広のものは、抱っこの負担がかかりにくくなっています。
新生児から使えるスリングおすすめ10選 おしゃれでかわいい!
ここからは、新生児から使えるベビースリングのおすすめ商品を紹介! おしゃれなデザインはもちろん、赤ちゃんを抱きやすくストレスフリーで使える商品を厳選しています。
実際にスリングを愛用していた先輩ママたちのリアルな使用感も参考にしてください!

3秒で抱っこできると評判の『AKOAKOスリング Sシリーズ』。チューブタイプで、かぶるだけなので、簡単に装着できるのが魅力的です。泣いてる赤ちゃんを、またせることなく抱っこできるのでおすすめです。
スピーディ&高い携帯性
◆1枚布のチューブタイプのスリング
◆たたむととてもコンパクトになるため、携帯用スリングとしても向いている
◆長さ調節不要で、装着してから3秒で抱っこできる!
◆素材は肌触りのよい綿
◆サイズ展開も幅広くあるため、使用する人の体型によっても選べる

kerata(ケラッタ)『x-sling』は背中のX字バンドのスリングです。背中全体で支えるので、肩こり軽減したいママにいいでしょう。長さ調節ができるので、パパと共有したい家庭に最適です。
長時間の抱っこも疲れにくいバンド付き
◆リングタイプのスリングに、X字の背中バンドが付属したアイテム
◆体に巻く必要がなくかぶるだけでかんたんに装着できる
◆リングの布を引っ張って長さ調節が可能。赤ちゃんや使用する人の体型に合わせられる
◆背中部分のバンドが負担を分散してくれるため、長時間の抱っこでも疲れにくいのが魅力

T-REX Cuddle Me『カドルミー リバーシブル』は伸縮性のあるニット素材のスリングです。抜群のフォールド感で包み込まれる、安心感があります。装着も簡単で、泣いてる赤ちゃんを待たせません。
デザインをリバーシブルで変えられる
◆伸縮する素材を使用したチューブタイプのスリング
◆装着がかんたんで、赤ちゃんをなかに入れやすい
◆負担のかかりやすい肩部分の幅が広い
◆ロゴのタグを装着、返し縫いをしているため耐久性が高いのも魅力
◆表地と裏地、両方のデザインが楽しめるリバーシブル仕様
出産祝いにコニーの抱っこ紐をプレゼントしていただきました。使ってみた感想としては、慣れるまでひとりで着脱するのは少しむずかしいかな…。という印象ではありましたが、慣れてくると抱っこしているときの密着感からか、安心して眠ってくれることも多かったです。新生児期よりは、少ししっかりしてきた生後3~4か月頃が一番使いやすく感じました。またふたりめができたら活躍してもらう予定です。(Kさん/1歳女の子)
ママのファッションを邪魔することなく快適に!
◆新生児から体重20kgまで長く使える
◆自分も抱っこ紐難民だったという代表が、自分にぴったりの抱っこ紐を作りたいという思いで制作
◆機能性はもちろんですが、シンプルでスタイリッシュな見た目にもこだわっているため、ママのファッションを邪魔せずに装着できるのが魅力!
◆多くのママからの口コミが多いのも特徴
おしゃれなデザインに惹かれて選びました。新生児から使用できるので寝かしつけの際に役立ちました。また、ファスナーで長さ調整ができるため、パパとも共用できます。コンパクトに畳めて軽量なのも魅力です。(Sさん/0歳女の子)
ロック付きファスナーでかんたんに長さ調整
◆赤ちゃんをすっぽりと包む大きなハンモックが特徴のファスナータイプ
◆ハンモックの底は丸くなっているため、赤ちゃんが動いても安定して抱っこができる
◆肩に負担がかかりにくい、幅広のショルダーを採用
◆ファスナーを開け閉めするだけでかんたんに長さ調整OK
◆ファスナーにロック機能もついているため、勝手に長さが変わることもありません
スクリーン
布を組み合わせてオリジナルのカラーが作れる
◆AKOAKOスリングのSシリーズよりも布地が厚く、より安定して抱っこができるスリング
◆サイズは9展開。赤ちゃんや子ども、使用する人の体型に合うものが選べる
◆表地21色、裏地16色から好きなものを組み合わせて、オリジナルのカラーが作れる!
◆ギフトボックス入りで、出産祝いなどの贈りものにもぴったり
広いポケットで授乳もできる
◆長さ調節や装着のしやすさが魅力の、バックルタイプのスリング
◆パステルタイダイなどの手染めのものや、ツートンカラーや柄デザインが幅広い!
◆ポケット部分が広く取られているため、バックルタイプながら授乳ケープとしても使用OK
◆洗濯機で洗えるので、衛生的に使用したい人におすすめ
6種類の抱っこができる
◆装着しやすいバックルタイプのスリング
◆装着したあとでも、背中部分の3本のストラップでハンモックの両端、中心の長さ調節が可能
◆その都度、ちょうどいいサイズに調整ができて便利
◆赤ちゃんの成長や用途に応じて、6種類の抱っこがかんたんにできる
◆ハンモック部分が深めになっているため、授乳ケープ代わりにも!
成長に合わせた抱き方が豊富
◆安全に配慮した機能が充実
◆バックルとセーフティバンドによるダブルロック、赤ちゃんが滑り落ちるのを防ぐセーフティストラップなど
◆肩への負担を軽くする大型のクッションや、小物を入れられるコンビニポケットなどの装備も備わる
◆折りたたみ用のストラップがついているため、コンパクトにして持ち運びにも便利
◆新生児からの縦抱きをはじめ、6種類もの使い方ができる!
美しいドレープも楽しめる
◆2本の糸を撚って作られた、双糸を使ったしじら織りのスリング
◆ごわつきにくく、しなやかな手触りのスリングとして使用できる
◆長さ調節ができるリングタイプのため、2歳ごろまで長く使えるのも魅力
◆糸から染め上げた上品なカラー展開と、美しいドレープを描くドルフィンテールが特徴
◆ファッションのコーディネートとしてもアクセントに!
スリングおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スリングの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのスリングの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ベビースリングに関するQ&A
スリングを使うメリット・デメリットは?
最大のメリットは、コンパクトさ。抱っこ紐と違って軽くて小さくたためるものが多いので、お出かけやちょこっと使いに便利。また、スリングを使用することで赤ちゃんとママ・パパが密着できるのも魅力です。赤ちゃんが安心してスヤスヤ眠ってくれるので、寝かしつけに使っているママもいます。おしゃれなフォルムとデザインは、スリングならでは。コーディネートのアクセントにもなります。
デメリットは、長時間の抱っこには向いていない点と、商品によっては装着に手間取る点。短時間の抱っこなら素手で抱くよりも格段にラクで、片手も空くので家事の途中で子どもがグズったときや、お買い物、寝かしつけなどでさっと抱っこしたいときに活躍してくれます。
【口コミ】使い勝手よりも、やっぱりデザインに憧れ
正直、長時間抱っこができることや、使用時期も長いことを考えると、抱っこ紐を買う方がコスパが高いのはわかっているのですが…。でも、新生児をスリングで抱っこするあのスタイルに憧れますよね。ショッピングモールや公園でスリング抱っこをするママたちを見ると、つい目で追ってしまうことも!(笑) だからこそ、肩や腰になるべく負担が少ない商品を選んでいきたいです。(Mさん/3歳女の子)
スリングはいつからいつまで使える?
ほとんどの商品が新生児から2歳くらいまで使用できます。いつまで使えるかは、商品ごとの耐荷重を必ず確認するようにしましょう。
装着が難しい? スリングを使うときのポイントとは?
スリングによっては取扱説明書やマニュアルがついています。商品によって使い方、取り付け方が異なるので、必ず説明書を読んでから、正しい使い方をしましょう。
スリングはどちらの肩にもかけられますが、利き手と逆のほうが抱っこがラクにできます。スリングを装着したあと、赤ちゃんをゲップさせるときのように肩で持ち、赤ちゃんの首を支えながらスリングのなかに入れます。赤ちゃんの背中がゆるくカーブを描き、脚はM字に開いている状態で抱っこしましょう。
保育士からの購入アドバイス
取り付けが簡単で、安全性が高いものを選んで
横だっこの時期に、使うことが多いスリング。泣き声をきくと、焦ってしまうママも多いはず。簡単に装着できるものを選びましょう。スリングは、ママとぴったり密着できるので赤ちゃんも安心し、泣きやんでくれるでしょう。
そのほか人気の抱っこ紐関連記事はこちら
スリングがあればいつでもさっと抱っこができる!
保育士・すぎ けいこさんと編集部でスリングの選び方のポイントとおすすめ商品を紹介しました。スリングは商品によってさまざまなタイプがあり、使い方や特徴も異なります。どんなときにスリングを使いたいか、使い慣れているかなどを踏まえて商品を選びましょう。
スリングは抱っこ紐やベビーカーなどのほかのアイテムとも一緒に使える便利なアイテムです。なによりも赤ちゃんや子どもとぴったり密着して抱っこができます。さっと抱っこしたいときはもちろん、親子のスキンシップにもぜひスリングを取り入れてみてくださいね。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。