『牛乳石鹸赤箱』を購入してみた
『牛乳石鹸』は赤箱と青箱がありますが、今回は赤箱の方を購入。パッケージをみると、赤箱はしっとり、青箱はさっぱりと、洗い心地に違いがあるようです。
石鹸は箱の中で袋にきちんと包まれているのですが、取り出してみると表面はなめらかで、中央にシンボルの牛マークが彫られています。使うたびに石鹸がすり減って、牛のマークがいなくなってしまうのは少し寂しく感じられますね。
石鹸のなめらかなさわり心地は、使う前からお肌にうるおいを与えてくれそうな気配がします。個人的には『牛乳石鹸』と聞いてもう少し牛乳の香りがするのかと身構えていたのですが、牛乳の香りはもちろん、石鹸らしい香りもさほど強くは感じません。
口コミを見ても香りに言及しているものは少なく、実際に使ってみたときにどれくらい香るのかが個人的に気になりました。
『牛乳石鹸赤箱』ってどんな商品?
『牛乳石鹸赤箱』は、牛乳石鹸共進社の看板商品といえる石鹸です。
うるおいを守るミルク成分とスクワランを配合し、しっとりすべすべの肌へ導く力をもっています。日本人の肌に寄りそった石鹸づくりは、実に92年の長い歴史を誇り、国内の石鹸工場でじっくりと熟成させる「釜だき製法」によって作られ続けてきました。
長く愛されるパッケージは、2016年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞に選ばれています。牛のシンボルマークは勤勉な牛のイメージから「商いが堅実に成長するように」との思いが込められているのだとか。
また箱が赤い理由は、中国などで縁起がいい色とされていることに加え、赤い箱から白い石鹸が出てきたら面白いから、といったユニークなものもあり、そのひとつひとつに歴史が刻まれた石鹸です。
もともとは赤箱のみが販売されていましたが、より多くの人に使ってもらえるようにと、さっぱりタイプの青箱がデビュー。
関東では青箱の方が好まれる傾向にあったといいますが、やはり歴史の長さから「牛乳石鹸」というと赤箱をイメージする方は多いのではないでしょうか。
『牛乳石鹸赤箱』の口コミは?
『牛乳石鹸』の口コミは、好意的なものがほとんどです。
ただ、赤箱と青箱には洗い心地に違いがあることを知らずに、赤箱を使ったら肌に影響があったという声もあるようです。
『牛乳石鹸赤箱』のネガティブな口コミ
主に多いのは油分が強いという声で、体に使うと肌がすべすべになるどころか、にきびができやすくなってしまう気がしたという声もありました。油っぽい肌の方は、青箱からはじめてみるのがよさそうです。
また、個人差はあるものの、香りがキツいという声も少なからずあるようですね。
『牛乳石鹸赤箱』のポジティブな口コミ
好意的なものとしては、肌がしっとりする、洗顔だけでなくメイク落としにも使える、といった声が挙げられていました。
『牛乳石鹸赤箱』を購入して実際に使ってみた
それでは実際に『牛乳石鹸赤箱』を購入し、使ってみた感想をご紹介します。
まるでミルクのようになめらか、気になる香りは?
箱から取り出した石鹸の表面は、まるでミルクのようになめらかでつるりとしています。
表面に傷をつけるのもためらわれるほどですが、我が家には石鹸ネットはなかったので、泡立ちタオルにダイレクトに石鹸を包み込み、泡立てを開始。
ただ、泡立ててみても、公式ホームページに書いてある「ローズ調の花の香り」はあまり感じられません。石鹸そのものの香りも、購入前に気になっていた牛乳そのものの香りも、やはりはっきりと香ってくることはありませんでした。
しかし、洗い終えて泡を落とすころには、ふんわりと優しく甘い香りが漂ってきました。もしかしたらお湯に触れている時間が長いほうが、よく香るのかもしれません。
モチモチとしたきめ細かい泡
石鹸を泡立てタオルで泡立てることは不慣れだったのですが、それほど時間をかけずに泡立てることができました。泡立てていくうちに、真っ白でキメの細かいもっちりとした泡が完成。
石鹸を泡立てたのは本当に久しぶりですが、心なしかボディソープより泡立ちがよく、濃密な泡に仕上がったという印象です。『牛乳石鹸』の公式サイトでは洗顔への使用もおすすめされており、口コミの中にはメイク落としにもつかえるというコメントもありました。
きめ細かくまろやかな泡は、確かに洗顔にも使えそうです。
自然な洗いあがりでしっとり
濃密な泡は、手の甲にのせて傾けてみてもすべり落ちないほど。しっかりと肌にうるおいを与えてくれそうです。泡切れもよく、タオルについた泡はすっきりと落とすことができました。
洗いあがりの肌はしっとりとうるおった感覚があり、肌をこすってもきゅっと音がなることもなく、つっぱった感触もありません。ごく自然な洗いあがりを体感できました。
濃密な泡で洗顔もしっとりさっぱり
後日、実際に洗顔も試してみました。濃密でしっとりとした泡で肌を包み込むように洗うと、うるおいながらもさっぱりとした洗いあがりを感じます。個人的な感想ですが、洗顔フォームを使うよりも肌がつっぱらず、心地よい洗いあがりです。
ただし、『牛乳石鹸』に限らず洗顔料全般にいえることですが、ここできちんと石鹸の泡を落としておかないと肌トラブルの原因になりかねません。特にしっとりタイプの『牛乳石鹸赤箱』は、その点に注意して洗顔に使うのがいいでしょう。
乾燥しがちな季節には、牛乳石鹸の洗顔を積極的に取り入れていきたいですね。
内容量(重量) | 100g/1個 |
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原材料 | 石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、スクワラン、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na |
内容量(重量) | 100g/1個 |
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原材料 | 石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、スクワラン、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na |
『牛乳石鹸赤箱』を実際に購入して使ってみた結果のまとめ 総合評価:4.5点
『牛乳石鹸 赤箱』を試した感想をチャートにしてみました。
香り:4
泡切れ:4
使用後の肌感:5
泡立ち:5
※執筆者の主観を数値化したものです。
『牛乳石鹸赤箱』の口コミと、実際に購入し使ってみた結果わかったことをまとめました。
『牛乳石鹸赤箱』は概ね評価が高く、公式サイトでもネットで調べてみても、洗顔に使っているという声が多いようです。実際に試してみたところモチモチのきめ細かい泡ができるので、体を洗うのにはもちろん、洗顔に向いているというのも頷けるでしょう。
石鹸はボディソープや洗顔料に比べてリーズナブルで減るのも遅いので、普段の肌ケアにはコスパがいいアイテムだといえます。しっとりとした洗いあがりが特徴なので、乾燥肌の方には特におすすめ。
油分が強いと感じる方は、きちんと泡を洗い落とせていることを確認するか、さっぱりタイプの青箱を試してみるのがいいでしょう。ご自身にあったタイプの石鹸を選んでみてくださいね。
内容量(重量) | 85g/1個 |
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原材料 | 石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na |
内容量(重量) | 85g/1個 |
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原材料 | 石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na |
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