男性もクレンジングが必要? メリットや効果を解説
クレンジングとは、メイクや日焼け止め、毛穴の角栓などの油分を浮かせて落とす洗浄料のこと。男性にとっては区別がつきにくい洗顔料は、汗や皮脂、古い角質やほこりなど、水に溶ける汚れを落とす役割を持っています。
洗顔料を使う男性は多いですが、男性にもクレンジングは必要なのでしょうか?
男性でクレンジングが必要なのはどんな人?
男性でクレンジングが必要なのは、肌の油分を落とす必要がある方です。以下の2点をチェックしてみましょう!
◆日焼け止めを使用している人
太陽の紫外線は皮膚を老化させ、シミ・シワを作る原因に。日焼けを防ぎ、肌を守るために日焼け止めを日常的に使用する男性も増えています。石けんでオフできる日焼け止めも増えていますが、基本的にはクレンジングでしっかりと落としてあげる必要があります。
◆メイクをしている人
BBクリームを使用しているなどメイクをしている場合は、クレンジングの使用は必須です。メイクに含まれる油分は、洗顔料だけではなかなか落とせません。
ハピコス編集部
毛穴が黒ずんでいる男性もクレンジングでつるん肌に
基本的にはメイクや日焼け止めを使用している人が使うクレンジングですが、皮脂量が多く毛穴の黒ずみが気になる場合は、クレンジングを使用するのもおすすめ。保湿成分を洗い流しすぎないマイルドなクレンジングを選び、週に2~3回スペシャルケアとして行うことで、余分な皮脂汚れのない肌を目指せます。
メイク汚れや日焼け止めが落としきれていないと、肌トラブルの原因に
メイクや日焼け止めを落とさずに寝てしまうと、肌に汚れとして蓄積します。この汚れや皮脂が毛穴に詰まり、ニキビや肌荒れといったトラブルを引き起こす原因に。
1日の終わりにはクレンジングを使い、肌をリセットしてあげるのがGood!
メンズ向けクレンジングの選び方
ここからは男性がクレンジングを選ぶ際のポイントを解説します。
【1】クレンジングの種類や洗浄力をチェックする
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
クレンジングにはオイル、リキッド、ジェル、バーム、クリーム、ミルクといったさまざまな種類があります。テクスチャーや洗浄力、肌への負担がそれぞれ異なるため、使用シーンによって合うものを選びましょう。
●BBクリームやしっかりめのメイクをしている⇒オイル or バーム
日焼け止めやBBクリームを使用している場合、洗浄力が高いオイルやバームを使用すると汚れが落ちやすくおすすめです。オイルやバームは洗浄力が高いクレンジングです。比較的肌負担も強めなので、使用後は化粧水や乳液でしっかりと保湿して。
●さっぱりとした使い心地が好み⇒ウォーター or ジェル
洗い上がりがさっぱりとしたタイプを好む方は、オイル不使用でベタつかないウォータータイプや、ジェルタイプがおすすめです。クレンジングウォーターは、コットンに染み込ませて拭き取るようにして使います。ゴシゴシせずに、やさしい力で滑らせるのがコツ。
●乾燥や肌への負担が気になる⇒ミルク or クリーム
乾燥しやすい方や肌が敏感な方、肌への摩擦が気になる方はミルクタイプやクリームタイプを。クッション効果が高く摩擦レスにクレンジングできます。しっかりとメイクをした日には少し落ちにくい場合も。日焼け止めやBBクリームのみなら、洗浄力は申し分ありません。
【2】男性の肌悩みをケアできる成分をチェックする
男性特有の肌の悩みをケアできる成分が入ったクレンジングを使えば、洗浄と同時にスキンケアも叶います。
●肌の脂っぽさや毛穴の黒ずみが気になる⇒炭・泥・AHA
肌が脂っぽい、皮脂やベタつきが気になる、毛穴が黒ずんでいる、など角質や多すぎる皮脂に悩む方は角質や汚れを吸着する成分を使用したクレンジングを使用しましょう。
おすすめ成分は、炭、泥(クレイ)、AHA、酵素(プロテアーゼやパパインなど)。
●ニキビができやすい⇒肌荒れを予防する医薬部外品を
ニキビができやすい方は、肌荒れ防止の有効成分が配合された医薬部外品のクレンジングを。パッケージに「肌荒れ・ニキビ予防」「医薬部外品」と書いてあるクレンジングを選びましょう。
【3】忙しくても使いやすいクレンジングを選ぶ
忙しい1日の終わりに使うクレンジングは、できるだけ使いやすいものを選びましょう。
●濡れた手OKなら、お風呂のなかで使える
水に濡れた手にも使えるクレンジングなら、お風呂タイムと同時にクレンジングを済ませることができ、時短になります。
●W洗顔不要なら、クレンジング後の洗顔不要!
一般的なクレンジングは、クレンジングをしたあとに洗顔も必要ですが、「W洗顔不要」と記載のあるクレンジングを選べばクレンジング後の洗顔は必要ありません。クレンジングをしたあとは、しっかりと保湿をしてあげましょう。
メンズ向けクレンジングのおすすめ10選
ここからは男性向けのおすすめクレンジングをご紹介! 男性の肌質に合って、初心者でも使いやすいクレンジングを厳選しました。
酵素と複合洗浄成分が清潔で透明感のある肌へ導く
◆脂質分解酵素リパーゼと複合洗浄成分リンゴ酸LPを配合し、メンズが気になる皮脂や毛穴の黒ずみをしっかり洗浄
◆肌にやさしく吸いついてとろけるようなテクスチャーが心地よい使用感
◆黒のジェルが汚れを絡めとるから、忙しいときもサッとクレンジングできる
クレンジングの種類 | ジェル |
---|---|
内容量 | 100g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | ○ |
クレンジングの種類 | ジェル |
---|---|
内容量 | 100g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | ○ |
毛穴に入り込んだ汚れまでオフ!肌をスッキリ見せる
◆オイルと熟成ホップエキスの効果で、角栓を作る皮脂や角質をふやかしてアプローチ
◆炭と吸着泥の効果で、メンズの頑固な皮脂汚れもすっきりかきだして、キレイに!
◆黒米エキス、黒大豆エキス、緑茶エキスを配合し、男性の肌にハリを与えながらキュッと引き締めてくれる
クレンジングの種類 | オイル |
---|---|
内容量 | 120ml |
濡れた手OK | ○ |
W洗顔不要 | × |
クレンジングの種類 | オイル |
---|---|
内容量 | 120ml |
濡れた手OK | ○ |
W洗顔不要 | × |
2種の炭を使用した吸着力で汚れをしっかり落とす
◆ブラックパウダー、活性炭といった、サイズの異なる2種類の炭を配合することで、男性が気になる毛穴汚れや皮脂をしっかり落とす
◆発酵成分や美容成分を配合し、肌のザラつきやテカリの原因をケアしながらハリやうるおいをくれる
◆アレルギーテスト済、パラペン、合成香料、鉱物油、合成着色料、アルコール不使用
クレンジングの種類 | バーム |
---|---|
内容量 | 90g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングの種類 | バーム |
---|---|
内容量 | 90g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | 〇 |
ドラッグストアで購入できるメンズクレンジング
◆BBクリームや日焼け止め、パウダータイプやペンシルのアイブロウを落とせる、クレンジングジェル洗顔料
◆毛穴に詰まった汚れも、泡立て不要のジェルですっきり落とせる
◆シェービングにも使えるので、洗顔と髭剃りを一気に済ませたい男性におすすめ
クレンジングの種類 | ジェル |
---|---|
内容量 | 200g |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングの種類 | ジェル |
---|---|
内容量 | 200g |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | 〇 |
愛用者
シミ対策に日焼け止めを使用した日は、無印のクレンジングミルクで落とすようにしています。肌荒れしやすいタイプなのですが、こちらはツッパリ感がなく、洗い上がりもしっとりとしていて使いやすいです。(Jさん/30代)
肌への負担が少ないプチプラミルククレンジング
◆メイクにするするとなじみやすい、ミルクタイプのクレンジングだから肌がデリケートな男性にもおすすめ
◆リピジュア(R)、アンズ果汁、モモ葉エキス、ヒアルロン酸を配合し、クレンジングと同時にうるおいケアも叶う
◆合成香料・着色料、鉱物油、パラベン、アルコール無添加
クレンジングの種類 | ミルク |
---|---|
内容量 | 200ml |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | × |
クレンジングの種類 | ミルク |
---|---|
内容量 | 200ml |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | × |
独自の角栓クリア技術で毛穴汚れもスッキリ
◆微細な洗浄成分を配合し、古い角質と皮脂でできた頑固な角栓汚れを除去! 女性よりも皮脂分泌量の多い男性におすすめ
◆アボカドオイル、ホホバオイル、スクワランを配合し、保湿成分に近い構造の洗浄成分の効果によって、洗い上がりのツッパリ感がない
◆グリーンフローラルの香り
クレンジングの種類 | オイル |
---|---|
内容量 | 180ml |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングの種類 | オイル |
---|---|
内容量 | 180ml |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | 〇 |
メンズコスメブランドが作ったクレンジング
◆女性の3倍の皮脂量なのに、水分用は1/2といわれる男性の肌に特化したクレンジングリキッド
◆これひとつでメイク落とし、洗顔、小鼻ケアの3つの機能を持ち、時短ケアが可能
◆洗い流しても落ちない吸着性ヒアルロン酸を配合し、肌の乾燥を防ぐ効果も
クレンジングの種類 | リキッド |
---|---|
内容量 | 120ml |
濡れた手OK | - |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングの種類 | リキッド |
---|---|
内容量 | 120ml |
濡れた手OK | - |
W洗顔不要 | 〇 |
角質・毛穴ケアができるバームクレンジング
◆炭・吸着泥・金ビタミンCを配合し、毛穴汚れやメイクをごっそり落とす効果が期待できる
◆3種のセラミドや、金のオイルといった美容成分を配合し、洗い上がりはつっぱらず、もっちりとした肌へ
◆精油由来の甘くさわやかな柑橘系の香りが心地よい
クレンジングの種類 | バーム |
---|---|
内容量 | 75g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングの種類 | バーム |
---|---|
内容量 | 75g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングしながらニキビも予防できる
◆ヒオウギエキスなど植物由来成分がニキビを防ぐ
◆合成香料、着色料、鉱物油、パラベン不使用で低刺激処方
◆肌の上でとろけるようにメイク汚れによくなじんで使いやすい
クレンジングの種類 | ジェル |
---|---|
内容量 | 100g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングの種類 | ジェル |
---|---|
内容量 | 100g |
濡れた手OK | × |
W洗顔不要 | 〇 |
愛用者
さっぱりスッキリ、つるんときれいにメイクや皮脂汚れを落とせる。 ダブル洗顔不要で、時短にもなり、効果を考えるとコスパもいいと感じています。(Sさん/40代)
キメの整ったなめらか肌へ導く名作クレンジング
◆独自の乳化洗浄テクノロジーによって、メイク汚れやほこり、皮脂、汗も一度に洗浄可能
◆摩擦のないカシミヤテクスチャーのオイルでやさしくするんと洗い上げる
◆椿オイルや椿の花びらエキスを配合し、洗い上がりの肌にうるおい、透明感、ハリをくれる
クレンジングの種類 | オイル |
---|---|
内容量 | 150ml |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | 〇 |
クレンジングの種類 | オイル |
---|---|
内容量 | 150ml |
濡れた手OK | 〇 |
W洗顔不要 | 〇 |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メンズクレンジングの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのメンズクレンジングの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
クレンジングの基本的なやり方
ここからはクレンジングの基本的な手順をご紹介します。
基本は乾いた手で! やさしく肌になじませる
クレンジングは基本的には乾いた手でおこないます。一般的なクレンジングは乾いた状態が、よりクレンジング効果を発揮しやすいです。夜のクレンジングは帰宅後すぐか、入浴前におこなうといいでしょう。
お風呂の時間に一緒に済ませたい方は、濡れた手でも使えるタイプを選ぶのがおすすめ。自分にとって使いやすいタイプを選びましょう。
オイルは乳化を! すすぎ残しがないように洗い流す
オイルタイプのクレンジングは、乾いた手でメイクや日焼け止めにオイルをなじませたあと、手に水分を少し取って乳化させながら(なじませながら)使います。オイルとメイク汚れがなじんで白くもったりとした手触りになってきたら乳化完了! すすぎ残しがあると肌トラブルのもとになるので、しっかりと洗い流すようにしましょう。
メンズ向けクレンジングに関するQ&A
クレンジングの頻度とは? 毎日必要?
毎日メイクや日焼け止めを使っている場合は、毎日クレンジングを使う必要があります。しかし、メイクなしの方やクレンジングが必要な日焼け止めを使用していない場合は、肌の状態に合わせてクレンジングを使用する頻度を判断するといいでしょう。
皮脂が多い方は、スキンケアの一環として使うこともできます。そのときは、必要なうるおいを取りすぎないよう、負担の少ないものを選ぶのがおすすめです。毎日使用した方が肌の調子が良いと感じれば、毎日使用してもOK!
クレンジングをしたあとのスキンケア手順は?
クレンジングから保湿、保護までの基本的なスキンケアの手順は以下の通りです。
(1)洗浄
まずはクレンジング、洗顔をして肌の皮脂や汚れを落とします(W洗顔不要タイプならクレンジングのあとの洗顔は不要)
(2)保湿
次に保湿をします。通常は化粧水、乳液の順に使用します。化粧水はうるおいを補給し、油分を含む乳液でフタをします。化粧水と乳液の間に美容液を使うのもおすすめ。美容液には肌悩みに特化した成分が含まれており、美しい肌へ導く効果があります。
(3)保護
朝のスキンケアでは保湿のあと、紫外線から肌を守るため日焼け止めやBBクリームを使用して肌を保護します。
クレンジング後のスキンケアで清潔感UP!
クレンジングで日焼け止めオフや皮脂汚れケアしよう
メイクや日焼け止めを使用する男性はクレンジングが必要です。また、日焼け止めなどを使用しない場合でも、クレンジングを使うと皮脂汚れや毛穴汚れにアプローチできるため、スキンケアの一環としておすすめです。皮脂や肌荒れが気になる方は、記事をチェックして、自分に合いそうなクレンジングを試してみてくださいね。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がハピコス powered by マイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
日本化粧品検定1級保有。メイク・コスメ・スキンケア・美容家電をメインで担当する30代編集者。まずは何でも試してみる行動派。いつまでもキレイでいたいと願う方に向けて、自分の経験や成分から”本当におすすめできる”ものを紹介するがモットー。