そもそも”ハトムギ”とは?どんな効果がある?
ハトムギ化粧水とは、「ハトムギエキス」が配合された化粧水のこと。ハトムギはイネ科の穀物のひとつで、アミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸は角質層内で水分をキープする天然保湿因子の主成分。肌の水分をキープして乾燥を防ぐ役割があります。
使用感は、さっぱりしているものが多く、保湿力があり、肌なじみがいいのが特徴。顔だけでなく、体や髪の毛と全身に使えるものが多いです。
ハトムギ化粧水の本物と偽物の違いは?
大容量なのにリーズナブル!と評判のハトムギ化粧水。しかし、種類が多すぎることやドンキなどで売られている商品が安すぎるがゆえに、「ハトムギ化粧水って偽物もあるの?」「どのハトムギ化粧水が本物?」という声もネットの口コミではちらほら。
元祖ハトムギ化粧水といえば、ナチュリエの「ハトムギ化粧水」。そのため、ナチュリエの商品が本物でほかのメーカーの商品は偽物と考える人もいるよう。しかし、ハトムギエキスが配合されていればハトムギ化粧水と謳えるため、ナチュリエ以外が偽物というわけではありません。
同じハトムギ化粧水でも、ハトムギエキス以外の成分はメーカーごとに違います。ハトムギ化粧水を選ぶときはハトムギエキス以外の成分もチェックして、肌悩みに合ったハトムギ化粧水を選びましょう。
ズバリ!おすすめのハトムギ化粧水3選
数あるハトムギ化粧水の中でマイナビおすすめナビ編集部がおすすめするハトムギ化粧水は、「ナチュリエ」「プラチナレーベル」「麗白」の3つ。まずは、それぞれの特徴をおさえていきましょう。
さっぱりタイプの化粧水が好きな人におすすめ!
◆水のようなシャバシャバタイプでさっぱりした使い心地
◆お風呂上がりの体に重ねてもベタつかないのがうれしい!
◆シンプルな処方で肌の刺激になりやすい成分が配合されていない
◆ノンコメドジェニックテスト済!ニキビが気になる人にもおすすめ
おすすめの肌質 | 敏感肌、脂性肌 |
---|---|
使用感 | さっぱり |
主な保湿成分 | グリセリン |
おすすめの肌質 | 敏感肌、脂性肌 |
---|---|
使用感 | さっぱり |
主な保湿成分 | グリセリン |
肌に優しい処方を重視する人におすすめ!
◆軽いつけ心地なのにしっとり感もある
◆アルコールフリー・無着色・無香料・界面活性剤フリーでお肌に優しい処方
◆ポンプ式!大容量でコスパがいい
おすすめの肌質 | 敏感肌、乾燥肌、混合肌 |
---|---|
使用感 | しっとり |
主な保湿成分 | グリセリン |
おすすめの肌質 | 敏感肌、乾燥肌、混合肌 |
---|---|
使用感 | しっとり |
主な保湿成分 | グリセリン |
ハトムギ化粧水で保湿力を求める人におすすめ!
◆ハトムギエキスのほかにヒアルロン酸が配合されており保湿力もある
◆弱酸性で着色料や鉱物油は使用されていないので敏感肌さんも安心
◆大容量でコスパがいいので、顔や体にたっぷり使える
おすすめの肌質 | 敏感肌、乾燥肌、混合肌 |
---|---|
使用感 | しっとり |
主な保湿成分 | グリセリン |
おすすめの肌質 | 敏感肌、乾燥肌、混合肌 |
---|---|
使用感 | しっとり |
主な保湿成分 | グリセリン |
【比較】ハトムギ化粧水を実際に使って検証!
ここからは、編集部おすすめのハトムギ化粧水3つを実際に使って保湿力、使い勝手など検証してみました!ぜひ、チェックしてみてください!
1. 商品パッケージ
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
まずは、商品パッケージを見ていきましょう。左からナチュリエ、プラチナレーベル、麗白の順に並べてみました。商品パッケージは、どれも白をベースに青や紫で文字が描かれているクリーンな印象。ハトムギのイラストが添えられている点も同じです。似ているので、ドラッグストアで並んでいるとまちがえてしまうかもしれません。
ナチュリエはワンタッチキャップで、プラチナレーベルと麗白がポンプタイプのボトルと、容器には多少のちがいがあります。ナチュリエは持ちやすいサイズ感で、プラチナレーベルは横に大きく、麗白は縦に長い容器です。
2. 容量・価格
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
価格は購入する店舗によっても異なりますが、私は以下の価格で購入しました。
ナチュリエ:612円(税込)
プラチナレーベル:619円(税込)
麗白:598円(税込)
値段はすべて600円前後とそう違いはありません。しかし、容量はナチュリエが500ml、プラチナレーベルと麗白が1,000mlと差があることを踏まえると、プラチナレーベルと麗白のコスパのよさに軍配が上がるでしょう。
3. それぞれの成分の比較
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
<ナチュリエ>
水、DPG、BG、グリセリン、ハトムギエキス、グリチルリチン酸2K、(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル)コポリマー、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン
<プラチナレーベル>
水、BG、グリセリン、加水分解ローヤルゼリータンパク、ハトムギ種子エキス、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン
<麗白>
水、グリセリン、DPG、メチルグルセス-10、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、BG、ヒアルロン酸Na、ハトムギ種子エキス、グリチルリチン酸2K、キサンタンガム、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
成分表は配合量が多い順に記載されます。3商品を比べるとナチュリエとプラチナレーベルは成分が少なめでシンプルな処方になっていることがわかります。
プラチナレーベルで注目したいのは、皮膚コンディショニング成分である加水分解ローヤルゼリータンパクが配合されている点。また、アルコールフリー、無着色、無香料、界面活性剤フリーのため、肌が敏感なときにも安心です。
麗白のハトムギ化粧水にはさまざまな成分が配合されています。ハトムギ種子エキスよりもヒアルロン酸Naのほうが多く配合されており、保湿効果も期待できるでしょう。
4. 使用感の検証
続いて、実際の使用感をチェックしてみました!
テクスチャー
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
どのハトムギ化粧水も同じような乳白色で、サラサラとした軽いテクスチャーです。強いていうならナチュリエのハトムギ化粧水がもっとも水に近いシャバシャバ感ですが、そこまで大きなちがいはありません。
香り
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
今回紹介した3つのハトムギ化粧水には、香料は含まれていません。実際に匂ってみても、特に気になる匂いはどれも感じませんでした。
肌への刺激や顔にのせたときの感触、肌なじみのよさは?
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
どのハトムギ化粧水も、肌への刺激は感じませんでした。顔にのせたときの感触も3商品とも同じような印象です。
肌なじみがいいと感じたのは、プラチナレーベルと麗白です。肌にのせるとスッとなじんでくれました。ナチュリエは手でつけると顔に水滴が残り、なじむまでに時間がかかる印象です。コットンを使うことでなじみやすくなりました。
べたつきにくさは?
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
ナチュリエはまったくベタつかず、とにかくさっぱりとしている感じ。プラチナレーベルと麗白はなじむとペトッと吸いつくような感触になりますが、ベタつきが気になるというほどではありません。
ローションパックとして使ったらどうだった?
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
ローションパックとは、化粧水を浸したコットンでおこなうパックのこと。化粧水が滴るくらいコットンをひたひたにしてから数枚にはがし、薄く広げたコットンを乾燥が気になる箇所に貼りましょう。そのまま5分ほど置きます。
どのハトムギ化粧水もパックのあとは、しっとりとしてメイクのりも高まりました。保湿力を高めたいときには、ローションパックがおすすめです!
なかでも、麗白のハトムギ化粧水は保湿力の高さを感じました。触り心地も心なしかモチモチしたように思います。
コットンをひたひたにするためには化粧水がたっぷり必要ですが、ローションパックをする場合は、1,000mlと大容量のプラチナレーベルと麗白の安心感は大きい! 麗白のボトルはワンプッシュで出てくる量が多いため、ローションパックもしやすかったです。
ボディに使ってみたら、どうだった?
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
ハトムギ化粧水はボディにも使えるため、実際に試してみました!
体に使うハトムギ化粧水は大容量タイプがベスト。プラチナレーベルと麗白はバシャバシャ使える安心感が魅力です。
どれもしっとりしていて、肌を保湿できている感じ! 乾燥が特に気になるひじやひざには、さっぱりしているナチュリエとプラチナレーベルは若干物足りないと感じました。
私のイチオシ推しハトムギ化粧水はコレ!
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
3商品試してみて、30代後半混合肌の私の推しは、麗白の『ハトムギ化粧水』。
ふだん保湿力のある化粧水を使っているため、ナチュリエとプラチナレーベルは若干保湿力が物足りない印象。麗白もすごく保湿力があるというわけではありませんが、十分な保湿力だと思います。
プラチナレーベルと麗白は容量も同じで、どちらもプッシュタイプの容器ですが、ワンプッシュでも十分な量が出る麗白のほうが好みでした。
【総合評価】実際に3商品使ってみてどうだった?
ハトムギ化粧水のなかでも特に人気の3商品を実際に使用した私が、各項目を5段階評価してみました!その結果は下記!使用感や特徴もまとめています!
ナチュリエ『ハトムギ化粧水』
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
ナチュリエのハトムギ化粧水は、さっぱりした使い心地が特徴。ベタつきを抑えたい夏にぴったりな化粧水です。とにかくシンプルな処方のため、肌が敏感になっているときにもよさそう。はじめてハトムギ化粧水を使う人にいいかもしれません。
プラチナレーベル『ハトムギ化粧水』
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
プラチナレーベルのハトムギ化粧水は肌に優しい処方が特徴。肌が敏感なときにもいいでしょう。軽いつけ心地ですが、なじんだあとはしっとり感もあります。大容量でコスパのいい化粧水です。
熊野油脂 麗白『ハトムギ化粧水』
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
麗白のハトムギ化粧水は、ヒアルロン酸配合で保湿力があるのが特徴です。弱酸性で着色料、鉱物油フリーと肌に優しいのもうれしい。さっぱりしていますが、なじむと肌がしっとりします。大容量でコスパがいいのも魅力のひとつです。
ハトムギ化粧水の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | おすすめの肌質 | 使用感 | 主な保湿成分 |
---|---|---|---|---|---|---|
ナチュリエ『ハトムギ化粧水』 |
※各社通販サイトの 2024年08月24日時点 での税込価格 |
さっぱりタイプの化粧水が好きな人におすすめ! | 敏感肌、脂性肌 | さっぱり | グリセリン | |
プラチナレーベル『ハトムギ化粧水』 |
※各社通販サイトの 2024年08月24日時点 での税込価格 |
肌に優しい処方を重視する人におすすめ! | 敏感肌、乾燥肌、混合肌 | しっとり | グリセリン | |
麗白『ハトムギ化粧水』 |
※各社通販サイトの 2024年08月24日時点 での税込価格 |
ハトムギ化粧水で保湿力を求める人におすすめ! | 敏感肌、乾燥肌、混合肌 | しっとり | グリセリン |
あなたの推しハトムギ化粧水を見つけてみて!
今回は、ナチュリエ、プラチナレーベル、麗白と3つのメーカーのハトムギ化粧水について比較検討してみました。さっぱりとした使用感が特徴のハトムギ化粧水は、ハトムギエキス以外の成分をチェックするのがおすすめ!
この記事を参考に、自分に合ったハトムギ化粧水を見つけていただけるとうれしいです。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がハピコス powered by マイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
日本化粧品検定1級保有。とくにスキンケアジャンルに詳しい20代編集者。スキンケア選びは、トレンドを意識しつつ成分とメーカーの技術力を重視。肌悩みに合わせて、必要な成分が配合されたアイテムをプチプラでそろえるのが得意。