SHARP(シャープ)冷蔵庫の特徴
シャープの冷蔵庫は、他のメーカーと比べて大きく分けて3つの特徴があります。それぞれ見ていきましょう。
プラズマクラスター
プラズマクラスターは、シャープが独自開発した空気浄化技術でプラズマクラスターイオンを作り、空気中に放出するものになります。空気清浄機などでは有名有ですが、実は冷蔵庫にもこの記述を応用。冷蔵庫内の浮遊菌や付着菌を除菌し、冷蔵庫内の鮮度を守ります。
大容量冷凍庫(メガフリーザー)
大容量冷凍庫と呼ばれるメガフリーザー機能もシャープの冷蔵庫の特徴と言えるでしょう。冷凍室がとにかく大容量で、見やすく収納できる工夫がなされているので、週末にまとめて食材を購入する方にもピッタリです。
薄型デザイン
シャープの冷蔵庫は薄型デザインなので、インテリアにも馴染みやすく、スタイリッシュ。冷蔵庫の見た目にもこだわりたい方におすすめです。
SHARP(シャープ)冷蔵庫の選び方
シャープの冷蔵庫はシリーズも多くあるので選び方がわからない方も多いことでしょう。ここからはシャープ製冷蔵庫の選び方のポイントをご紹介しています。主なポイントは下記の6つです。
【1】冷蔵庫のシリーズから選ぶ
【2】家族の人数で選ぶ
【3】設置場所で選ぶ
【4】放熱スペースと搬入経路をチェック
【5】省エネ基準達成率で選ぶ
【6】独自の付加機能で選ぶ
家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんのアドバイスも掲載しているので自分にぴったりのシャープの冷蔵庫を選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。
【1】冷蔵庫のシリーズから選ぶ
シャープ冷蔵庫のシリーズは13種類もあります。まずは、それぞれのシリーズをわかりやすく3つに分けて紹介していきますね。
AF・AW・MF・MWシリーズ:独自のAI技術に注目
AF・AW・MF・MWシリーズは、「COCORO HOME」といわれる、シャープ独自のAI技術が搭載されているのが特徴です。
「COCORO HOME」は、複数のスマート家電やシャープの「COCORO+」サービスと連携しており、毎日を快適に過ごすための提案を行ってくれるサービスです。冷蔵庫の場合は、お気に入りのお店を登録することで、そのお店の旬な情報をお知らせする機能などがあります。
X・G・GWシリーズ:機能性とデザインがよい
X・G・GWシリーズは、「新鮮冷凍、おいそぎ冷凍」や「大容量冷凍室メガフリーザー」、「雪下シャキっと野菜室」など、冷蔵庫にあるとうれしい機能が多く備わっているシリーズ。「どっちもドア」は、左右どちらからでもドアが開けられるので、立ち位置や動線に合わせた使い方ができます。
また、おしゃれな冷蔵庫が多いので、見た目にこだわりたい方にもピッタリです。
AK・PD・D・GD・Hシリーズ:300L以下の小型冷蔵庫
AK・PD・D・GD・Hシリーズは、2ドアの冷蔵庫でじゅうぶんな方や、小さいサイズの冷蔵庫を探している方向けのシリーズです。
300L以下の小型冷蔵庫でも、「プラズマクラスター」や「しゃきっと野菜室」などの機能はしっかりと備わっています。AK・PDシリーズなら、125Lの冷凍室もあるので、冷凍食品のまとめ買いにも対応できます。
【2】家族の人数で選ぶ
冷蔵庫は小型タイプのものから、大型タイプのものまでサイズ展開が豊富です。そこで、家族の人数に合わせて選ぶ場合のポイントを3つに分けて見ていきましょう。
5人以上の家族の場合は500L以上
5人以上の家族の場合は、食材のストックも多いことが予想できるため、500L以上の大容量の冷蔵庫を選びましょう。
冷蔵庫の適切な容量は、「家族の人数×70L+常備用100L+予備用70L」とされています。5人家族で計算すると、520Lが適切な容量であることから、AF・AW・Xシリーズあたりがよいでしょう。
X・G・GW・AKシリーズの容量は300~400L
3~4人家族の場合は、300~400L台の冷蔵庫が適切な容量です。大容量タイプの冷蔵庫より機能面で劣ると考える方もいるかもしれませんが、シャープの冷蔵庫なら「プラズマクラスター」などの独自の機能が備わっているものが多くあります。
X・G・GW・AKシリーズが300~400L台の冷蔵庫にあたるので、ぜひ検討してみてください。
AK・PD・D・GD・Hシリーズの容量は200L以下
1人暮らしか2人暮らしの方は、200L以下の容量の小型冷蔵庫でじゅうぶんだといえます。
シャープの冷蔵庫なら、AK・PD・D・GD・Hシリーズと小型冷蔵庫のラインナップが豊富です。PD・Dシリーズなら冷凍室、D・GD・SJシリーズは冷蔵室が充実しています。
ただし、小型冷蔵庫の場合は2ドアタイプが基本なので、ドア数を増やしたい方は300L台を検討してみましょう。
【3】設置場所で選ぶ
冷蔵庫のドアは、右開き、左開き、両開き、観音開きの4種類があります。小さいサイズの冷蔵庫は、右開きか左開きのどちらかになることが多いので、事前に設置場所を検討することが大切です。
片開きの場合は、壁に向かって開くタイプを選ぶと使いやすいでしょう。
シャープの冷蔵庫には、「どっちもドア」が搭載されているシリーズがあります。左右どちらからも開く冷蔵庫なので、設置場所が決まっていない方や、引越しが多い方におすすめです。
【4】放熱スペースと搬入経路をチェック
冷蔵庫は、設置場所に放熱スペースを左右5mmずつ、上部に10~20cmほどつくらなくてはいけません。大容量の冷蔵庫の場合は、もっと放熱スペースがいる可能性もあるため、事前によく確認して設置場所を決めましょう。
また、冷蔵庫を購入したら、設置場所までの搬入経路も考えましょう。せっかくお部屋にピッタリの冷蔵庫を選んでも、廊下や階段が狭くて搬入できなければ、クレーンを使った大掛かりな搬入になる可能性があります。
その場合は、搬入にかかる費用が高くなるため、注意が必要です。
【5】省エネ基準達成率で選ぶ
省エネ基準達成率とは、省エネ法にもとづいて定められた製品ごとに設定されている、「目標基準値」がどれくらい達成しているかを表した値です。
冷蔵庫の場合は、冷却方式や定格内容積などにより、こまかく区分されており、それぞれに数値が定められています。冷蔵庫は日常的に使うものなので、省エネ基準達成率が100%以上のものを選ぶとよいでしょう。
【6】独自の付加機能で選ぶ
シャープの冷蔵庫には、独自の付加機能が多く付いています。選び方に迷ったら、シャープの冷蔵庫ならではの機能で選びましょう。
どっちもドア:左右どちらからでも開閉可能
どっちもドアは、冷蔵庫を左右どちらからでも開けられる、シャープ独自の技術のひとつです。食材を取り出すときや料理をしているときなど、そのときの立ち位置や動線により使いやすいほうで開けられるのでストレスがかかりません。
また、壁際に冷蔵庫を設置すると、ドアが開けにくく大皿などが出しにくいですが、どっちもドアなら反対側も開けられるのでとても便利です。
冷凍室大容量メガフリーザー
冷凍室大容量メガフリーザーは、冷凍室だけで189Lもある、3段式の大容量スペースです。1段目は深さ約15cm、2段目は約6cm、3段目は約22cmと、それぞれに深さが異なるつくりになっています。
たっぷり入るだけではなく、冷凍鮮度もしっかりと守ってくれるので、週末にまとめ買いをする方や冷凍食品が多い方向けの機能です。
冷蔵庫にプラスアルファの機能を求める方に 家電製品総合アドバイザーがアドバイス
家電製品総合アドバイザー
シャープの冷蔵庫は、「冷やす」「凍らす」という基本機能にプラスアルファの機能を持たせています。
従来の「普通の冷蔵庫」では飽き足らず、無線LAN経由でのネット連携のような先進機能を冷蔵庫で体感してみたい方にいかがでしょう。もちろん、プラズマクラスターや両開きドアのようなシャープ独自の便利技術にも注目です。
SHARP(シャープ)の冷蔵庫のおすすめ12選!
ここまででご紹介したシャープの冷蔵庫の選び方を踏まえたうえで、おすすめ商品を見ていきましょう。
「おいそぎ冷凍」で食品の鮮度をたもちます
食品を冷凍保存するときに気になるのが、食品の鮮度が落ちる可能性があることです。シャープの「SJ-AK31G」なら、「おいそぎ冷凍」機能で食品のドリップを抑えて一気に冷凍できます。
また、野菜室の密閉性を高める、高湿度シールド構造を採用した「シャキット野菜室」機能もあるので、食品を新鮮に保存したい方にピッタリの冷蔵庫です。
耐熱100℃のトップテーブル採用
冷蔵庫のうえに電子レンジが設置できる、耐熱100℃のトップテーブル採用したひとり暮らし向けの冷蔵庫です。省エネ基準達成率100%であり、「省エネ性マーク」も取得しています。
質量は30kg、幅が480mmで奥行きが520mmなので、省スペースでも設置可能。小さくても、冷蔵庫のなかはLED照明を使用しており、とても見やすいのは大きなポイントです。
ドアの開閉方向を自由に付け換えられる
規格内容積が152Lと、ひとり暮らし向けの冷蔵庫ながらも、洗練されたガラスドア採用のおしゃれな冷蔵庫です。ドアの開閉方向が選べる「つけかえどっちもドア」を採用しているので、設置場所にも困りません。
強化ガラスでお手入れがしやすく、いつでもキレイをたもてます。「大容量冷凍室メガフリーザー」採用で、食材のまとめ買いも可能です。
家電製品総合アドバイザー
SHARP(シャープ)『SJ-GK50J』は、シャープの冷蔵庫商品の頂点に立つモデルです。機能はいわゆる「全部入り」。スマホアプリと連携も可。濃いレッドやブラウンが選べるので、オープンキッチンで「魅せる」楽しみも。

高品位ガラスドア採用の薄型大容量冷蔵庫
インテリアになじむ、おしゃれでスタイリッシュな薄型デザインの大容量冷蔵庫。グラデーションの立体木目パターンで、ラグジュアリーなガラスの光沢が、上質感をかもし出します。
スマホアプリ「COCORO HOME」と連携しているので、お近くのスーパーの情報や献立を音声で案内してくれます。また、野菜室が真んなかにレイアウトされているので、立ったままで出しやすいのがうれしいポイント。
家電製品総合アドバイザー
SHARP(シャープ)『SJ-GW35H』は、シャープ独自の両開きドアを採用する商品です。設置場所に悩まなくてよいメリット大。2~3人暮らし向けの要領で、プラズマクラスター・自動製氷など機能もじゅうぶん。

24時間かしこく節電できる
25項目ある省エネ技術を採用している、地球にやさしい冷蔵庫です。冷蔵庫のモードを「節電25」に設定すれば、冷蔵庫の使用状況を判断し、賢く省エネしてくれます。通常運転時よりも最大25%の節電ができるので、お財布にやさしいのがポイントです。
また、床面から約90cmと、女性の身長に合わせたローウエスト設計なので、食材の出し入れもしやすいでしょう。
家電製品総合アドバイザー
SHARP(シャープ)『SJ-X416J』は、シャープのラインナップではスタンダードなモデルです。左右両開き、プラズマクラスター、自動製氷などプラスアルファ機能が備わっています。4人暮らしくらいまでに対応。

使い方に合わせてプラズマクラスター見守り運転
冷蔵庫の使い方に合わせて、自動で湿度や温度を分析し、プラズマクラスターイオンの放出を自動コントロールしてくれる冷蔵庫です。ドアを全開しなくても、左右のポケットからサッと飲みものが取り出せる「側取りポケット」を採用。
また、食品のサイズにあわせて、棚の調節がかんたんにできるので、高さのある鍋を冷蔵庫に入れたい場合も便利に使えます。
省スペースでも使いやすいフレンチドア
冷蔵庫の前にスペースを意識して作らなくても、開閉しやすいフレンチドアタイプの冷蔵庫です。「電動アシストドア」を採用しているので、軽く冷蔵庫に触れるだけで開け閉めできます。
とてもおしゃれな見た目ですが、「大容量冷凍室メガフリーザー」機能で、冷凍室は170Lと余裕たっぷり。週末にまとめて買いものに行く方や、大家族の方向けの冷蔵庫です。
野菜室が真んなかで取り出ししやすい
野菜室を真んなかに配置することで、食品の出し入れがしやすく、料理中もサッと取り出せるのでとても便利。上下2段に分かれているので、野菜の大きさや形で分けられます。
「プラズマクラスターイオン発生ユニット」が搭載されているので、冷蔵庫内にきれいな冷気を循環させて、食品を清潔に保存します。冷蔵庫の使いやすさと、鮮度にこだわった冷蔵庫です。
上質なメタル素材の冷蔵庫
お部屋のインテリアになじむ、上質なメタル素材の冷蔵庫です。ハンドルシート部分をかんたんにカスタマイズできるので、引越しや模様替えをしたときに、新しい部屋のイメージに合わせられます。
奥行63cmの薄型モデルなので、キッチンに出っ張ることなくスッキリと置けるのが魅力。また、冷蔵庫の上段部分に置いた食材も取り出しやすく、使い忘れも防げます。
閉め忘れ防止「オートクローズドア」採用の冷蔵庫
ドアを閉め忘れても、ドアと本体の距離が約10cmになると、自動でドアが閉まる「オートクローズドア」採用の冷蔵庫です。子どもがうっかり冷蔵庫のドアを閉め忘れても、開けっぱなしを防げます。
野菜を見やすくすっきり収納できる「深浅スライドケース」で、上段と下段の野菜の区別がつけやすいのが魅力。また、「雪下シャキット野菜室」で野菜の鮮度を守ります。
ボタンを押すだけで製氷皿とパイプをラクラク洗浄
面倒な製氷皿と給水パイプの洗浄を、ボタンひとつで行ってくれる便利な冷蔵庫です。取り外して洗わなくても清潔をたもてるので、きれいな氷を使えます。
「プラズマクラスター」で、冷蔵室内にいる浮遊菌を除菌してくれるので、冷蔵庫内の食品の鮮度も守ります。また、ドアの開閉が多いときは、「プラズマクラスター集中シャワーモード」により、通常よりも多くのイオンを放出してくれます。
2ドアタイプでも食材をたっぷり収納
定格内容積が225Lある冷蔵庫です。2ドアタイプでも食材をたっぷりと収納できるので、まとめ買い時も困りません。お肉やお魚の鮮度をたもち、ほかの食品へのニオイ移りも抑えるフレッシュルームを採用しています。
触媒にナノサイズの粒子を採用している、「ナノ低温脱臭触媒」で、脱臭+抗菌もバッチリ。冷蔵庫内の気になるニオイやカビ対策を徹底したい方向けの冷蔵庫です。
「SHARP(シャープ)の冷蔵庫」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シャープの冷蔵庫の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのシャープの冷蔵庫の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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シャープの独自機能に注目して自分に合った冷蔵庫を見つけよう!
シャープの冷蔵庫は、「プラズマクラスター」や「メガフリーザー」、「どっちもドア」などとても魅力的な独自機能を多くもっています。冷蔵庫を決めるときに、設置場所や家族構成を考慮するのはもちろんですが、独自機能に注目してみてください。
とくに、「プラズマクラスター」は、冷蔵庫内の浮遊菌や付着菌を除菌してくれるので、食品の鮮度をしっかりと守ってくれるでしょう。
本記事で紹介した、シャープのおすすめ冷蔵庫12選を参考にして、ぜひ自分に合った冷蔵庫を見つけてみてください。
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iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。 複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。 冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。 最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。