ソーラーモバイルバッテリーの特徴
モバイルソーラーバッテリーは、太陽光を使って蓄電できるモバイルバッテリーです。通常モバイルバッテリーは、スマホやタブレットを充電したあと、コンセントを使って充電が必要ですが、ソーラーモバイルバッテリーは太陽光さえあれば蓄電できるのが魅力。
サイズもコンパクトなので持ち運びしやすいものも多く、旅行や出張はもちろん、災害時などに便利な製品です。
ソーラーモバイルバッテリーが活躍する場面
ソーラーモバイルバッテリーはコンセント不要で蓄電し充電に使えるので、持っているとさまざまなシーンで活躍してくれます。ここではソーラーモバイルバッテリーの活用シーンについてお伝えします。
アウトドアで活躍!
ソーラーモバイルバッテリーは、アウトドアで力を発揮します。キャンプなどで長時間コンセントがない場所にいなければならないとき、スマートフォンの充電が切れ、さらに持っていったモバイルバッテリーも充電が切れてスマートフォンが使えなくなる、ということが考えられます。
ソーラーモバイルバッテリーであれば、日中に太陽光で蓄電して夜スマホを充電する、といったこともできるので、たいへん便利です。
災害時に役立つ!
コンセント不要で蓄電できるソーラーモバイルバッテリーは、災害時にも役立ちます。とくに地震や台風などの大きな災害時に電気が止まったり避難しなければならない場合、コンセントを使える状況ではないでしょう。
災害時にスマホやタブレットなどを使えるようにするために、ソーラーモバイルバッテリーを用意しておくと、いざというときに重宝します。
ソーラーモバイルバッテリーのメリット・デメリット
ソーラーモバイルバッテリーは、太陽光で蓄電できるため多くのメリットがあります。一方、大きさが通常のモバイルバッテリーよりも大きいなどのデメリットもあるので、一度整理しておきましょう。
ソーラーモバイルバッテリーのメリット
まずは、メリットを下記の3つにわけてご紹介します。
メリット1|どこでも蓄電し充電できる
メリット2|コストパフォーマンスに優れている
メリット3|充電以外の機能も充実している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット1|どこでも蓄電し充電できる
ソーラーモバイルバッテリーのメリットは、コンセントがなくても使えることです。通常のモバイルバッテリーはコンセントがないと蓄電できませんが、ソーラーモバイルバッテリーは太陽光や蛍光灯などで蓄電できます。
どこでも蓄電できる、ということでは、手回し発電機などもありますが、人力で発電するのはたいへんな労力がかかります。ソーラーモバイルバッテリーは、基本的に置くだけで蓄電できるので、手軽に使うことができます。
メリット2|コストパフォーマンスに優れている
ソーラーモバイルバッテリーは、コストパフォーマンスがよく、リーズナブルな商品も多い点がメリットです。ソーラーモバイルバッテリーはおおよそ3000円から1万円以下で購入できるものが多く、手軽に購入することができます。
なお、折りたたみ式のソーラーパネルを利用した充電器は、1万円以上する商品が多いので、スマホやタブレット程度をどこでも充電できるようにしておきたい場合は、ソーラーモバイルバッテリーがいいでしょう。
メリット3|充電以外の機能も充実している
ソーラーモバイルバッテリーの意外なメリットとしては、LEDライトやワイヤレス充電などに対応しているものがあることです。コンセントなしで蓄電・充電できるソーラーモバイルバッテリーにLEDライトがついていれば、災害時やアウトドアで力を発揮します。
またワイヤレス充電に対応していれば、充電ケーブルを持ち運ぶ必要もないので荷物を減らすことができます。
ソーラーモバイルバッテリーのデメリット
ここまでで、ソーラーモバイルバッテリーのメリットをご紹介してきましたがデメリットはどうでしょうか?主なデメリットとして下記があげられますのでこちらも詳しく見ていきましょう。
デメリット1|曇天では蓄電しにくい
デメリット2|充電時間が多くかかる
デメリット3|サイズが通常のモバイルバッテリーより大きい
デメリット1|曇天では蓄電しにくい
太陽光や蛍光灯の光で蓄電できるソーラーモバイルバッテリーですが、光が弱いと蓄電のスピードが遅くなります。外出時に曇りだとすると、性能をじゅうぶんに発揮することができません。
また家の中でも光量が少なく暗い部屋であれば、同様に性能は落ちます。どこでも充電できる一方、蓄電するときの光量に性能が左右されることは、使用上の注意点といえます。
デメリット2|充電時間が多くかかる
ソーラーモバイルバッテリーは太陽光だけで蓄電すると、満充電までにかなりの時間がかかります。通常のモバイルバッテリーのようにコンセントを使って蓄電もできますが、ソーラーパネルだけで急速充電できるわけではありません。
太陽光だけで充電すると1日では満充電できません。ソーラーパネルは充電においては補助的手段として捉えましょう。
デメリット3|サイズが通常のモバイルバッテリーより大きい
ソーラーモバイルバッテリーは通常のモバイルバッテリーよりも、大きく重い傾向があります。30000mAhのソーラーモバイルバッテリーが重さ約428.7gで販売されているのに対し、同じ30000mAhの通常のモバイルバッテリーは約340gです。
大きさも厚さが約1cm程度違い、通常のモバイルバッテリーよりやや携帯性に劣る、ということが挙げられるでしょう。
購入を考えるにあたり、ぜひデメリットも理解しておいてください。
ソーラーモバイルバッテリーの選び方
ここからソーラーモバイルバッテリーの選び方をみていきましょう。主に下記の6つのポイントをチェックしてみてください。
ポイント1|バッテリー容量で選ぶ
ポイント2|防水機能の有無で選ぶ
ポイント3|USBポート数で選ぶ
ポイント4|充電スピードで選ぶ
ポイント5|急速充電機能の有無で選ぶ
ポイント6|LEDライトなどの付加機能で選ぶ
家電製品総合アドバイザー・福田満雄さんのアドバイスもご紹介していますので自分の使い方にぴったりの、ソーラーモバイルバッテリーを選ぶために参考にしてみてくださいね。
ポイント1|バッテリー容量で選ぶ
モバイルソーラーバッテリーで重要なのはバッテリー容量です。バッテリー容量はmAh(ミリアンペアアワー)という単位で表されます。大きい数値であるほど多く蓄電でき、スマートフォンやタブレットを同時に充電できたり、複数回充電できたりします。
たとえば10000mAhの製品であれば、iPhone11を2回以上充電できます。
ポイント2|防水機能の有無で選ぶ
ソーラーモバイルバッテリーは、場所を選ばず使えることから屋外で使うシーンが多くなります。そのため砂ぼこりや雨から製品を守らないと故障するリスクがともないます。このため、防塵・防水加工がされている製品を選ぶのもいいでしょう。
防塵・防水加工は「IP」という表記で表され、左の数字で防塵加工、右の数字で防水加工の等級を表します。おおよそ防塵加工は5以上、防水加工は7以上が通常使用で本体に影響がないレベルの加工となります。
ポイント3|USBポート数で選ぶ
USBポートが複数あれば、スマートフォンとタブレットといった複数機器を同時に充電でき便利です。USBにはType-AとType-C、Micro USBなどがあるので、充電したい機器がどの形状なら充電できるかを事前にチェックしておくのも重要なポイントといえます。
また各ポートの最大出力も見ておきましょう。急速充電が利用できる場合でも、複数ポートを使うと急速充電できないことも多いので注意が必要です。
ポイント4|充電スピードで選ぶ
ソーラーモバイルバッテリーでもうひとつ重要なポイントは、充電スピードです。出力電流は「A(アンペア)」で表され、数値が大きいとデバイスを早く充電できます。
たとえば、1Aの出力を持つ製品より、2.4Aの出力を持つ製品のほうが、約40分程度充電が短縮できます。スマートフォンやタブレットをできるだけ早く充電したい場合は、出力電流の大きな製品を選ぶようにしましょう。
ポイント5|急速充電機能の有無で選ぶ
デバイスへの充電速度を早めたい人は、ソーラーモバイルバッテリーがPDやQCといった急速充電の規格に準拠しているかを確認しておきましょう。
ちなみに、QCはAndroidのみ、PDはAndroidとiPhoneに対応した規格です。急速充電するためには対応するケーブルも用意しなければなりませんが、日中に充電が切れてしまいそうなとき素早く充電できるので便利です。
ポイント6|LEDライトなどの付加機能で選ぶ
ソーラーモバイルバッテリーの中にはワイヤレス充電やLEDライトなど、充電以外の機能も付加されているものもあります。ワイヤレス充電に対応していれば充電ケーブルを持ち歩く必要もなく、荷物を減らすことができます。
LEDライトを搭載している製品であれば、アウトドアや災害時に役立ちます。ソーラーモバイルバッテリーを選ぶ際は、付加機能に注目するのもいいでしょう。
ソーラーモバイルバッテリーのおすすめメーカー
ここではソーラーモバイルバッテリーの代表的なメーカーを紹介します。選び方に困ったら、メーカーで選ぶのもいいでしょう。
Anker(アンカー)
中国メーカーのモバイルバッテリーの中で安定した品質で人気があるAnker。同社の製品は他社よりも若干価格が高いものの、Amazonなどのレビューの評価も少し高いです。
モバイルソーラーバッテリーも数種類発売しており、大容量で高い防塵・防水機能を有しています。また付加機能のLEDライトもSOS用のフラッシュモードを搭載しており、非常時の救難信号などにも使えます。
PSOOO
PSOOOは2012年に中国の深圳(シンセン)市で設立されたモバイルバッテリーメーカー。ソーラーモバイルバッテリーの製品ラインナップも充実しています。
USBのType-C、microUSB、iPhone用のライトニングケーブルが搭載された複数デバイスが同時充電可能な商品や、50000mAhの大容量バッテリーに強い光量のランプがついた製品など高機能な商品が魅力です。
INOVA
INOVAは、福岡に本社のあるスリー・アールシステムのオリジナルブランドです。スマートフォンの周辺機器の製品群の中で、ソーラーモバイルバッテリーもラインナップされています。
ごつごつした見た目でIP67の高い防塵・防水機能がある製品や、4枚の太陽光パネルで充電スピードが速い製品など、多彩な製品が魅力的です。
ソーラーは補助的なもの。しかし外では頼もしい 家電製品総合アドバイザーがアドバイス
モバイルバッテリーと一体になっているサイズのソーラーパネルはあくまで補助的なものという位置づけです。毎日の充電はやはりUSBからの充電のつもりで。マルチに使いたい場合は、USBポートがType−C対応で、低電力モードを備えているものを。
ソーラーモバイルバッテリーおすすめ11選 家電総合アドバイザー・福田満雄さんと編集部が選んだ
ここからは家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんと編集部が選ぶ、おすすめソーラーモバイルバッテリーを紹介します! ソーラーモバイルバッテリーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
急速充電をはじめ充電機能が充実
40800mAhの大容量バッテリーを備えたソーラーモバイルバッテリー。充電機能が充実しており、デバイスは最大4台同時に充電できます。
また、Qiワイヤレス充電にも対応し、さらにPD18W対応したケーブルを使えば急速充電も可能です。充電器の材質は高強度ABS樹脂とポリカーボネートを採用し、頑丈な作りで落下の衝撃にも強いです。PSEマークも取得済みです。

光量が少なくても手回し発電で緊急対応可能
本製品は、ソーラーパネルや充電ケーブルで充電できますが、いざというときに手回しでも充電できるソーラーモバイルバッテリーです。
1分間回すと5分ほど充電できるので、コンセントもなく、光量も少ない場合でも緊急で対応できます。カラビナがついているので、バックパックなどにひっかけて持ち運ぶこともでき便利です。
屋外で活躍してくれる機能が搭載
アウトドアや非常時に活躍してくれる機能が搭載された、ソーラーモバイルバッテリーです。高輝度LEDライトはSOS発信にも対応し、裏に方位磁針がついています。
充電機能は、USB出力ポートが2つついており、デバイス2台の同時充電も可能です。充電するためのmicroUSBポートや出力ポートについて、使う時以外はカバーで覆うこともできるので、屋外での使用時に端子をほこりから守ってくれます。
Anker『 PowerCore Solar 10000(A1640)』は、ソーラーパネル、20,000mAhの大容量、LEDランプ、防水防塵とアウトドアに適した機能が揃っています。重量が約469gなのは意識しておきましょう。

アウトドア環境に連れていきたいモバイルバッテリー
モバイルバッテリー製品でファンの多い、Ankerのソーラーモバイルバッテリーです。IP64レベルの高い防塵性能・防水性能があり強い衝撃にも耐えられる構造で、アウトドアでの使用にぴったりの製品となります。
ライトも明るさの異なるモードやSOS用のフラッシュモードなど3つのライトモードを利用可能。iPhone11を2回以上充電できる大容量バッテリーなので、一晩コンセントがない環境で持っておくと心強いでしょう。
Ruipu『ソーラーモバイルバッテリー』は、ソーラーパネル4枚を備えているので、アウトドアや災害時に活躍が期待できそうです。ただしモバイルバッテリー自体は暑さに強くないので、炎天下に放置しないようにしましょう。

4枚のソーラーパネルで非常時でも蓄電可能
大容量36800mAhのソーラーモバイルバッテリーです。同時に2台のデバイスを充電できます。蓄電方法は3つあり、4枚のソーラーパネルによるものか、microUSBとUSB Type-Cになります。
4枚のソーラーパネルは、1枚よりも早く蓄電できるのでより利便性があるものです。地震などの大災害時の非常用電源としても重宝するでしょう。
CXYP『手回し充電器 ソーラーチャージャー』は、補助的な手回し充電ができます。手回し充電には過大な期待はできませんが、いざというとき「持っててよかった」となるかもしれません。
IP67の実力でアウトドアユースにも耐える
この製品の特徴は、何といっても落下の衝撃や水や埃に強いパワフルな仕様です。特に防塵・防水はIP67で、こまかい塵の侵入を防ぎ、1メートルの水深でも30分間耐えられる高い性能を有しています。
ソーラーパネル下のライトで、蓄電状況が一目でわかるのもうれしいポイント。USBポートは2つあるのでデバイスを2台同時に充電可能です。
6デバイスを同時充電できるパワフルさが魅力
内蔵ケーブルが4つ、出力ポートが2つ、さらにワイヤレス充電にまで対応した多機能バッテリー。合計で6つものデバイスを、同時に充電できます。入力ポートもUSBのType-AがとType-Cがひとつずつ備わっており、さまざまな蓄電方法に対応。
さらにPSE認証済みで日本の適合基準にも準拠しているのも、使う上ではうれしいポイントです。
複数充電&18個のLEDライトが頼もしい
26800mAhの大容量バッテリーが魅力の本製品。iPhoneXであれば7回も充電でき、同時に3台のデバイスを充電できます。また、18個ものLEDを搭載した高輝度ライトは、照明にもストロボにもSOSにも使える多機能なもの。
IPX6防水とUSB出力ポートに保護カバーがついており、アウトドアでもしっかり使うことができます。
4枚のソーラーパネルがついたモバイルバッテリー
10000mAhの大容量モバイルバッテリー。同時に2台のデバイスを充電できます。特徴は搭載された4枚のソーラーパネル。
蓄電するときは大きく広げて、持ち運びするときはスマートフォンとほぼ同等のサイズまで小さく折りたためるので、アウトドアや災害にときに重宝します。さらにパネルから電源を取り外すこともできるのもうれしいポイントです。
LEDライト&2枚のソーラーパネルで災害時に重宝
microUSBのほか、2枚のソーラーパネルでの充電できるソーラーモバイルバッテリーです。ソーラーパネルは折りたたむことで、コンパクトに持ち運びできます。
過充電や過放電からの保護機能も付いています。背面に明るい緊急用LEDライトも搭載しているので、アウトドアに持っておこなったり、地震などの非常時の備えに持っておいたりするのもいいでしょう。
Totemoi『ソーラーチャージャー(PB09)』
充電しながら蓄電できる機能搭載
30000mAhの大容量バッテリーが魅力の本製品。iPhoneXであれば、7回充電できます。デバイスは4台同時に充電可能。ケーブル内蔵なので、その分荷物を減らせるのもうれしいポイントです。
またスマホやタブレットに給電しつつ、ソーラーモバイルバッテリー本体にも充電できるので便利です。IPX6級の高い防水性能を持ちつつ、落下に強いプロテクターも装備。タフなソーラーモバイルバッテリーです。
「ソーラーモバイルバッテリー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ソーラーモバイルバッテリーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのソーラーモバイルバッテリーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ソーラーモバイルバッテリーの充電について
ソーラーモバイルバッテリーは、太陽光や蛍光灯の光などに当てて使用します。屋外であれば光をさえぎる影にかぶらないように注意しましょう。
充電が始まるとインジゲーターが点滅します。また充電が進むとインジゲーターが進み、終わったら充電完了。USB出力ポートにデバイスをつなげ充電できます。
なお、モバイルバッテリーを蓄電しながらデバイスの充電をおこなうと、モバイルバッテリー自体が高温になり故障につながるおそれがあります。蓄電と充電両方できる機能を持つ製品もありますが、基本的には蓄電と充電は同時に行わないようにしましょう。
ソーラーパネル式充電器について
ソーラーモバイルバッテリーと類似する商品としてソーラーチャージャーがあります。どちらも、ソーラーパネルを利用してデバイスを充電できる製品ですが、使い方に違いがあるのかをチェックしておきましょう。
短期旅行や災害対策ならモバイルバッテリー
ソーラーチャージャーよりも、ソーラーモバイルバッテリーはコンパクトで、持ち運びするのに便利です。したがって、ふだん持ち歩いたりするときはソーラーモバイルバッテリーのほうが使い勝手がいい傾向です。
また、日帰りのバーベキューやハイキングなど短期間での使用に向いています。機能的な面では、LEDライトなどもついていることもあるので、充電のほかにライトとして使いたいのであれば、ソーラーモバイルバッテリーがいいでしょう。
長期間のアウトドア滞在ならソーラーパネル式充電器
ソーラーチャージャーはソーラーパネルを大きく展開して使うものです。したがってソーラーモバイルバッテリーよりも発電効率がよいのが特徴です。一方、多くの製品はバッテリーとしては使えず、あくまでソーラーチャージャーとデバイスを直接つなげてしか充電できないというデメリットもあります。
ソーラーチャージャーが向いているシーンは長期間のハイキングやアウトドア生活、大規模災害時など長期間コンセントがない場所に滞在するときです。カラビナでバックパックなどにぶらさげて使うことで、歩きながら充電もできますので、便利です。
ソーラーモバイルバッテリーによくある質問
最後に、ソーラーモバイルバッテリーを選ぶときに、よくある質問を列挙してみました。製品を購入するときや選択するときの参考にしてみてください。
ソーラーモバイルバッテリーはどこで買えますか?

ソーラーモバイルバッテリーは、家電量販店でも買えますが、ネット通販のほうが豊富なラインナップから選ぶことができて便利です。また商品スペックや価格を気にしながら購入できる点も魅力的といえます。
サイズなどは数字で書かれており実際のサイズ感が把握しにくい面はデメリットですが、家にいながら豊富な商品ラインナップを見て選べるのは大きなメリットです。
RuiPuのソーラーモバイルバッテリーはまだ販売されていますか?

RuiPuの製品はAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどで販売されています。Ruipuの製品はソーラーパネルが4枚ついており、1枚しかついていない製品よりも早く蓄電できるメリットがあります。
しかし、ソーラーモバイルバッテリー全般にいえることですが、太陽光の強さや電池パネルの変換率により、蓄電効率は不安定なので、通常はUSBによる蓄電がおすすめです。
ソーラーモバイルバッテリーは飛行機持ち込み可ですか?

航空会社ではモバイルバッテリーの持ち込みを制限しています。なぜなら、モバイルバッテリーのリチウムイオン電池は衝撃や温度変化により、発熱や発火といった事故につながることがあるからです。
国内の大手航空会社は、ワット時定格量が100Whを超え160Wh以下のものは、2個まで機内持ち込み可能です。出張や旅行などで持ち運ぶ必要があるときは注意しましょう。
ソーラーモバイルバッテリーの危険性を教えてください。

ソーラーモバイルバッテリーを含め、国内で販売されるモバイルバッテリーにはすべて「PSEマーク」がついています。
すなわち国の基準をクリアしたモバイルバッテリーしか販売できないのです。一方、過充電によりバッテリーがふくらんだり、高温になったりする、といったことは起こり得ますので、注意して使うようにしてください。
ソーラーモバイルバッテリーの寿命はどのくらいですか?

ソーラーモバイルバッテリーは、おおよそ500回程度の充電で寿命とされています。毎日使うと、おおよそ1年強ぐらいで買い替えることになります。
なお、モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池は、ケーブルを差したままにしないことや、使い切ってから充電するといったことを避けることで、寿命を伸ばすこともできます。
そのほかのモバイルバッテリーの記事はこちら!
モバイルバッテリーのレビュー記事はこちら!
マイナビおすすめナビでは、モバイルバッテリーの記事を掲載しています。モバイルバッテリーに興味がある方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
自分の用途に合わせたモバイルソーラーバッテリーを見つけよう!
今回はソーラーモバイルバッテリーについて、選び方や使い方のポイントを説明し、おすすめ商品を紹介しました。ソーラーモバイルバッテリーは、単にスマートフォンを充電するだけでなくさまざまな付加機能をもっています。
またソーラーパネルでコンセントなしで蓄電できるのは大きなメリットです。また災害など万が一のときに力を発揮するのも隠れたメリットといえます。ふだん使いだけでなく緊急時に使えるアイテムとしても、ぜひ購入を検討してみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。 複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。 冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。 最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。