チャイルドシートの選び方は? 基本のポイントは覚えておこう!
チャイルドシートを購入する際にチェックすべきポイントには、さまざまな項目が考えられます。具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず確認しておきたいのは、次の4点。
◆子どもの体重や身長に合ってる?
◆取り付け方はISOFIXorシートベルト固定?
◆シートは固定or回転式?
◆安全基準はクリアしてる?
ほかにも、ベッド型かイス型かといったシートタイプ、シートの衝撃吸収性や通気性なども確認しておきましょう。詳しい選び方はこちらをチェックしてみてくださいね。
ママ・パパがチャイルドシート選びでこだわった点は? 【口コミ・体験談】
国産メーカーに絞って選択
安全性やアフターフォローが気になったので、国産メーカーのなかから選ぶようにしました。妊娠中から子ども用品店へ足を運び、店員さんにも相談しながら選びました。海外メーカーのほうがリーズナブルなものもありますが、わが家はこの選択でよかったと思っています。(Kさん/2歳女の子)
空調機能つきでもよかったかも
夏は汗をかきやすいので、空調のついたチャイルドシートも検討してもよかったかなと思います。購入検討時に店員さんに紹介されたときは、ここまで汗をかくとは思わず。値段もお高めだったので、即却下してしまいました。夏には車内搭載できるミニ扇風機をつけています。いつも子どもの横に大人が乗るような環境であればうちわであおいであげるなどでもいいとは思います。(Fさん/2歳男の子)
ねんね期から使える横向きベッドで正解!
祖父母の家に遊びに行くことが多く、ねんね期からチャイルドシートを多く使うと想定して横向きベッドにもできるタイプを選びました。結果、コロナの影響で出かけることが減り、車に乗る機会自体が少なくなってしまったのでなんともいえない感じに...... 。でも、ねんね期の乗せ降ろしはラクだったのでよかったです!(Sさん/1歳男の子)
チャイルドシートのおすすめメーカー7社 【メーカー比較一覧】
日本で購入できるチャイルドシートメーカーは国内外含めて20社以上。そして各メーカーから販売されているチャイルドシートも1種類ではありません。
これだけたくさんあると、どれにすればいいか悩んでしまいますよね。そこで、マイナビではママたちの支持が高いチャイルドシートメーカーを7社に厳選。そのメーカーの特色やチャイルドシートの特徴からみていきましょう。
Combi(コンビ)
チャイルドシートだけでなく、授乳用品や食事グッズなど、幅広いベビー用品を手掛ける国内メーカーです。チャイルドシートは新生児対応タイプ、チャイルドシート&ジュニアシート、ジュニアシートと生まれてすぐから小学生ごろまで選べる豊富なラインナップ。多くのシートで、生まれたての頭を守る「エッグショック」(特許出願中)というオリジナル衝撃吸収素材を使用しています。
Aprica(アップリカ)
チャイルドシートをはじめ、ベビーカーやハイローベッド&チェアといった比較的大きめのベビー用品を扱う国内メーカーです。新生児から使えるベッド型チャイルドシートを手掛けていることで知られています。4歳ごろまで使えるチャイルドシートでは快適性と安全性を兼ね備えた「スーパーWマモールクッション」を搭載しています。
AILBEBE(エールベベ)
50年を超える歴史を持つ国内カー用品メーカー『Carmate(カーメイト)』のチャイルドシートブランド。カー用品メーカーならでは知識と技術で開発をおこなっているのがほかのメーカーと大きく異なるポイントです。新生児から使える回転式チャイルドシートは日本製という点でもママやパパは安心です。
Joie(ジョイー)
イギリス生まれのベビー用品ブランドで、チャイルドシートやベビーカー、バウンサーなどの大型アイテムを扱っています。国内総代理店はカトージです。日本メーカーはダークカラーや無地のデザインが多いなか、Joieでは赤や青、チェックなどのデザインのものも見られます。チャイルドシートの座席ごと移動し、ベビーカーなどに取りつけられる「トラベルシステム」つきやリーズナブルな価格帯でも支持を集めています。
LEAMAN(リーマン)
『LEAMAN(リーマン)』は、チャイルドシート専門の国内メーカーです。ほかのメーカーの多くのチャイルドシートは新生児対応タイプ・チャイルドシート&ジュニアシート・ジュニアシートの3タイプ。しかしLEAMANでは、新生児から小学生まで使えるロングユースタイプがあるのが特徴です。専門メーカーならでは、展開商品数もたいへん多くなっています。
Cybex(サイベックス)
ドイツのベビー用品ブランド『CYBEX(サイベックス)』は安全性・デザイン性・機能性の3つで高い評価を受けています。とくに日本のチャイルドシートとは一線を画すスタイリッシュなデザインが特徴。チャイルドシートは、日本メーカーと変わらないくらいの価格帯です。
西松屋
リーズナブルな子ども用品店として知られる『西松屋』。国内に本社を置き、ベビー用品から子ども服、マタニティ用品など幅広く取り扱っています。プライベートブランドとして「Smart Angel(スマートエンジェル)」を展開し、チャイルドシートもほかメーカーと比べると圧倒的な安さが特徴です。
チャイルドシートおすすめ7選
ここからは、編集部がおすすめするチャイルドシートを紹介します。
体験談
【先輩ママの口コミ】
産院を退院するときから「必須のグッズだから早く買わなきゃ」と思いながらも、どれも高額なので軽い気持ちでは購入できず……。かなり迷った末にこちらを購入。いちばんの魅力は、コンパクトカーに設置しても、隣に親が座れるくらい余裕があることです。大型ワゴンを運転できない私にとっては、車内空間を有効に使えて助かっています。(Tさん/1歳女の子)
前後左右に守り、150°のリクライニング機能あり
◆赤ちゃんが呼吸しやすい平らなベッド型チャイルドシート
◆安全規則R129対応! 前後だけでなくドア側からの衝撃からも赤ちゃんを守る
◆首すわり後はあんよを自由に動かせるレッグルームも
使用対象 | 体重:17.5kgまで(新生児から4歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | 横向きベッド時:W750×D635×H530mm 後向き時:W440×D705~760×H550~610mm |
重量 | 15.2Kg(フレックスシェードを除く) |
固定方法 | ISOFIX |
使用対象 | 体重:17.5kgまで(新生児から4歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | 横向きベッド時:W750×D635×H530mm 後向き時:W440×D705~760×H550~610mm |
重量 | 15.2Kg(フレックスシェードを除く) |
固定方法 | ISOFIX |
1歳から11歳ごろまでの「ロングユースタイプ」
◆ 高さも横幅も調節できる「ぐんぐんレバー」で大きくなっても快適な乗りごこち
◆安全性評価チャイルドシートアセスメントで最高評価獲得!
◆チャイルド&ジュニアシート兼用タイプで、ISOFIX採用
使用対象 | 体重:9kg~36kgまで(1歳ごろから11歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W440~485×D515~580×H645~820mm |
重量 | 12.3kg |
固定方法 | ISOFIX |
使用対象 | 体重:9kg~36kgまで(1歳ごろから11歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W440~485×D515~580×H645~820mm |
重量 | 12.3kg |
固定方法 | ISOFIX |
締め付け感からの解放「肩ベルトなしシート」
◆クッションを抱くだけ! 肩ベルトなしで乗り降ろしもラクラク
◆1歳から11歳ごろまで長く使える3ステップシート
◆エアホールつきのシートとメッシュ生地でサラサラ快適
使用対象 | 体重:9kg~36kgまで(1歳から11歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W440×D405×H660mm(ヘッドレスト最低位置時) |
重量 | 5.1kg |
固定方法 | シートベルト固定 |
使用対象 | 体重:9kg~36kgまで(1歳から11歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W440×D405×H660mm(ヘッドレスト最低位置時) |
重量 | 5.1kg |
固定方法 | シートベルト固定 |
ISOFIXでカンタン取りつけ
◆後部座席にシートを固定する国際標準規格「ISOFIX」で確実&カンタン取りつけ
◆片手操作できる360°回転シートで乗せ降ろしラクラク
◆深いヘッドレストで後ろ向きシートが4歳ごろまでOK
使用対象 | 体重:18kgまで(新生児から4歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | 後ろ向き:W460×D650~680×H530~640mm 前向き:W460×D510~550×H630~780mm |
重量 | 11.9kg |
固定方法 | ISOFIX |
使用対象 | 体重:18kgまで(新生児から4歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | 後ろ向き:W460×D650~680×H530~640mm 前向き:W460×D510~550×H630~780mm |
重量 | 11.9kg |
固定方法 | ISOFIX |
シートがワンタッチで回転する!
◆ドア側からの操作がしやすい「ラクールサイドボタン」でシートがワンタッチ回転
◆低座面・低重心で乗せ降ろしをカンタンに! ドライブ中の揺れも軽減
◆大型サイドプロテクション&極厚クッションで守れる範囲は360°
使用対象 | 体重:18kgまで(新生児から4歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W430×D717×H576mm |
重量 | 14.8kg |
固定方法 | ISOFIX |
使用対象 | 体重:18kgまで(新生児から4歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W430×D717×H576mm |
重量 | 14.8kg |
固定方法 | ISOFIX |
新生児から11歳ごろまでの「ロングユースタイプ」
◆3シートモードで生まれてすぐから小学生まで1台でカバー
◆「エアフリーシート」で熱がこもりにくい快適設定
◆チャイルドシートアセスメント・幼児専用カテゴリで「優」獲得
使用対象 | 体重:9kg~36kgまで(1歳ごろから11歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W440×D460×H660mm |
重量 | 4.6kg |
固定方法 | シートベルト固定 |
使用対象 | 体重:9kg~36kgまで(1歳ごろから11歳ごろまで) |
---|---|
サイズ | W440×D460×H660mm |
重量 | 4.6kg |
固定方法 | シートベルト固定 |
締め付け感からの解放「肩ベルトなしシート」
◆眠ったときの首をしっかり支える! リクライニングヘッドレスト
◆ISOFIX×テザーアンカーでより安全なドライブを
◆肩ベルトなし! お腹まわりでサポートする「インパクトシールド」採用
使用対象 | 生後15カ月から12歳ごろまで |
---|---|
サイズ | W595×D405×H590mm |
重量 | 8.9kg |
固定方法 | ISOFIX |
使用対象 | 生後15カ月から12歳ごろまで |
---|---|
サイズ | W595×D405×H590mm |
重量 | 8.9kg |
固定方法 | ISOFIX |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする チャイルドシートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのチャイルドシートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
チャイルドシートの安全な乗せ方は? 購入前に必ず確認しよう
せっかくいいチャイルドシートを買っても、安全な乗せ方をしなければシートの安全機能が充分に働かない場合もあります。ときには、大きな怪我につながってします可能性も。
チャイルドシートを取りつける際は、次のポイントに注意しましょう。
◆チャイルドシートを取りつける車との適合性をチェック
◆チャイルドシートの取り扱い説明書にしたがい、設置・固定・締めつけ・調節をおこなう
◆子どもを乗せる際は、肩ベルトを密着させて締める
◆定期的に子どもへのフィット感などを確認し、ヘッドレストや肩ベルトの位置などを調節する
チャイルドシートの取りつけや調節方法は製品によって異なります。詳しくは各メーカーのホームページを確認してください。
チャイルドシートの着用義務期間は? いつからいつまで?新生児は?
チャイルドシートの着用が法律で義務付けられているのは新生児から6才未満の子供、なので産後退院時からチャイルドシートは必要になるので産前に準備しておいたほうが安心です。
また、6才になったらすぐチャイルドシートが不要になるかというと、そうではありません。安全のため、身長140cm未満の場合はジュニアシートを着用することがJAFでは推奨されています。そのため、お子さんの身長が140cmを超えてしっかりとシートベルトを着用できるようになるまでは、チャイルドシートやジュニアシートを使いましょう。
チャイルドシートは助手席に取り付けても問題なし?
エアバッグが搭載されている助手席はエアバッグが作動した衝撃で子供が怪我をしてしまう可能性があります。ほかにも助手席は後部座席に比べて事故を起こした時のリスクが高いため、チャイルドシートは後部座席に取り付けるようにしましょう。
チャイルドシートの人気ランキングや記事をチェック 【関連記事】
「ライフスタイル」に合ったチャイルドシートを
チャイルドシートと一言でいっても、その種類や機能はとても多くあります。チャイルドシートを選ぶ際は、なにを優先したいかを決めておくと選びやすいでしょう。
まずは、「子どもの身体に合ったもの」を選ぶこと。そして、「1人で乗せることが多いから回転式がいい」、「デザインや価格も重視したい」などの希望を、実際に検討に入る前に具体的に書き出しておくことをおすすめします。
また、購入後は必ず使用方法を守り、安全なドライブを楽しんでくださいね。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「ベビー・キッズ」カテゴリー担当。出産準備グッズや赤ちゃんのお世話グッズ、ベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐、おもちゃ・知育玩具、保育園グッズなどを担当。育児と日々の生活に忙しいママ目線での神グッズ選びに自信あり。鋭い目線で商品を見極め、少しでも日々の生活が豊かになるものを紹介すると誓う1児のママ編集者。