缶チューハイとは?? 前提知識
チューハイとはもともと、甲類焼酎を炭酸水で割ったものであり、ウイスキーハイボールと区別してチューハイと呼んでいました。次第にソフトドリンクでも割る手法が流行してきました。
コンビニやスーパーなどで手軽に購入できることから、気軽にさまざまな種類のお酒が楽しめる缶チューハイは、女性やお酒が苦手な人でも飲みやすい商品が多数あります。
最近では、健康志向な人向けにカロリーオフやカロリーゼロの新商品の缶チューハイも販売されています。
最近では、巣篭もり生活によって、お家時間が増え【家飲み】や【宅飲み】の需要がますます高まっています。居酒屋に行かずともお家で居酒屋気分を味わい、お手頃な価格帯でお酒を手に入れることができます。
缶チューハイの選び方 カロリーや糖質にもチェック
缶チューハイにも多くの種類があるので困ってしまうことも。ここからは、缶チューハイを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記。
【1】缶チューハイの種類は三つ
【2】体質に合ったアルコール度数で
【3】健康志向・ダイエット中ならカロリーや糖質もチェック
【4】好みのフレーバーや味わいで選ぶ
【5】こだわりの素材もチェック!
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】缶チューハイの種類は三つ
チューハイを選ぶ際の大切なポイントは使われているお酒の種類です。それぞれで特徴も異なるので確認しておきましょう。
甘くてすっきりなスピリッツベース
ジンやウォッカなどをベースにしたものがスピリッツベースになります。甘さが控えめですっきりした味わいが特徴です。
果汁などの味付けがあまりされていないので、基本的にはシンプルな味わいになります。サワー好きの方には、スピリッツベースがおすすめです。
カクテル気分ならリキュールベース
リキュールベースは、蒸留酒にフルーツやハーブを加えて砂糖・香料などを混ぜた混成酒になります。主に、フルーツ系の果汁が含まれていることから女性や甘いお酒が好きな人におすすめ。
お家でも気軽にカクテル気分を楽しめるのが、リキュールベースの魅力です。マリブコークやファジーネーブルはここに分類されます。
辛口好きには焼酎ベース
焼酎ベースとは、甲類焼酎を炭酸水で割ったものを意味しており、チューハイはそもそも焼酎をベースにしたものになります。
焼酎ベースは、焼酎が好きな人はもちろんのこと、辛口の缶チューハイが好きな人にもおすすめです。しかし、最近は焼酎ベースの缶チューハイをスーパーやコンビニでも見かけることが少なくなったような印象を受けます。
【2】体質に合ったアルコール度数で
みんなで楽しく飲む中でも、お酒が好きな人やお酒が苦手な人などそれぞれです。自分に合ったアルコール度数の缶チューハイを見つけることも大切なポイントです。
缶チューハイの一般的なものは5%〜6%にあたります。度数が低いものだと3%、高いものだと9%程です。その日の体調や元々の体質に合わせてお気に入りの缶チューハイを選んでくださいね。
アルコール度数4%以下:女性も美味しく飲める
アルコール度数が4%以下のものは、果汁を多く含んでいる甘めのお酒が多く、女性やお酒があまり強くない人でも無理せず美味しく飲むことができます。
辛口が好きな人にはやや物足りないかもしれませんが、お家でちょっとした晩酌をしたい時やカクテル気分を味わいたい人におすすめです。
アルコール度数7%以上:食事と一緒に!
サッポロチューハイのクリアレモンやストロングゼロなどはアルコール度数が高めに製造されており、7%を超えるのでビールよりも度数は高いです。
アルコール度数が高めなので、少し飲むだけで酔いを感じます。また、食事の邪魔をしないのでどんな料理にもきっと合うはずです。
【3】健康志向・ダイエット中ならカロリーや糖質もチェック
最近では健康志向の方も多く、低カロリーや糖質ゼロのチューハイも増えています。「カロリー」や「糖質」を確認し商品を選べば、ダイエット中の方も楽しくストレスなくお酒を飲むことができますよね。
カクテルのように甘めの缶チューハイは、カロリーが高い商品が多いため注意が必要です。カロリーは商品に表記されていますので、チェックしてみてください。
【4】好みのフレーバーや味わいで選ぶ
缶チューハイには、果実を含んでいるフルーティーな缶チューハイが多くあります。フルーツ系の缶チューハイではぶどう、ももなど甘めのものやジーマなどのスピリッツ系とラインナップは豊富です。
好みの果実を使用している缶チューハイを選んだら、その次はどのくらいの果汁を含んでいるのかもチェックして選ぶことをおすすめします。
【5】こだわりの素材もチェック!
缶チューハイには、こだわりのフルーツを使用した製造方法があり、その素材のおいしさを最大限に生かす方法を各メーカーが研究しています。
レモンサワーは定番の人気商品ですが、同じレモンサワーでもメーカーそれぞれで味わいが異なります。果肉が含まれているものや旬のフルーツを使用したものなど、素材で選ぶことも選択肢の一つです。
ご当地チューハイやコンビニ限定も!
全国のご当地食材を使ったチューハイ商品が数多く発売されています。たとえば、北海道限定のものや、九州限定のものなどさまざまです。缶ではなく瓶タイプではありますが、その地域特有の素材を使ったクラフトチューハイもあります。
また、スーパーやネットでは購入することができないコンビニ限定の人気商品もぜひチェックしてください。旅行や出張などで、まだ知らない商品に出会える楽しさも感じられますね。ぜひお気に入りのチューハイを探してみてください。
自分の体質を知り、お酒を楽しみましょう 料理家からアドバイス
お酒が弱い方、強い方、体質はそれぞれです。お酒を楽しむには、まず自分の体質を理解するところから。どちらの方も楽しく飲めるよう、缶チューハイにはさまざまなタイプがあります。
お酒が弱い方は、カクテルやアルコール度数の低いものを選んでみてください。お酒がある程度強く、普段から飲む習慣がある方はアルコール度数の高いものや、クラフト酎ハイがおすすめです。ご家庭で晩酌される方も多くいらっしゃるかと思います。ここでご紹介したさまざまな商品をぜひお試しくださいね。
缶チューハイおすすめ22選 女性向けから度数が高いものまで!
上で紹介した缶チューハイの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。
強くレモンを感じたいときに飲みたいチューハイ
レモンを丸ごと漬けた浸漬酒とレモン果汁を掛け合わせて作られた缶チューハイ。通常は果汁だけで仕上げるところを、お酒にレモンを漬けることでレモンをより強く感じられます。
グレープフルーツの搾った風味にこだわった1本
果物のフレッシュな風味を家庭で味わえることを目指したシリーズ。一口飲むと口いっぱいにグレープフルーツの風味が一気に広がります。果汁を多く使うことでにごりが生まれているところがこの製品の特徴です。
コカ・コーラ社によるはじめてのアルコール飲料!
居酒屋でも定番の人気メニューであるレモンサワーを研究して作られた『前割りレモン製法』のチューハイ。レモンを丸ごとすりおろして使用しています。3%、5%、7%、9%と4つの度数から自分にあったものを選ぶことができます。
乳酸菌飲料味の飲みやすいチューハイ
種類豊富なサントリー「ほろよい」のハピクルサワー味。発売直後は供給が追いつかないほどの人気となりました。チューハイのなかでも珍しい、さっぱりとしていて程よく甘い乳酸菌飲料味。お酒の味が苦手な方でも飲みやすいですよ。
深みのある味わいが口いっぱいに広がる
『こだわり酒場のレモンサワー』は、インパクトのあるCMで知っている人も多いでしょう。国内で製造されたスピリッツとレモンの割合が絶妙。深みのある味わいに仕上げられています。
キレがあり甘さを感じないすっきりレモン味
2段階の白樺炭(しらかばたん)ろ過で磨き上げられた、99.99%の高純度ウォッカを使用しています。キレがあり甘くなく、すっきりとした味わいが特徴。さらにレモンが加わり、爽やかな飲み心地です。
香りにも酔いそうな、みずみずしい果実感
おもに福島県で収穫された桃を使用し、フタを開けると桃の香りが広がります。甘さは控えめで、みずみずしい果汁感を楽しむことができますよ。
ポン果汁を使った飲みやすいみかんのチューハイ
「ポンジュース」でおなじみのオレンジ果汁と温州みかん果汁をブレンドした「ポン果汁」を使用したチューハイです。みかんの甘みと酸味のバランスが絶妙で、みかんのえぐみは感じにくいですよ。
乳酸飲料で甘く飲みやすいチューハイ
宮崎県で生まれた「スコール」という乳性炭酸飲料を使用したチューハイ。乳酸菌飲料の優しい甘酸っぱさがあり、すっきりと味わえるので、お酒が苦手な方にもおすすめです。
キャンディーでお馴染み男梅のサワー
キャンディーでお馴染み、「男梅」のサワーです。味はしっかりと男梅の味。梅干しの旨みを丸ごと閉じ込めた「液中粉砕浸漬酒」を採用しているので、梅干しそのもののしょっぱさや香りを堪能できます。
レモンそのものの味を感じられる格別のレモンサワー
宝酒造の樽貯蔵熟成焼酎とレモンサワー用の焼酎を絶妙に混ぜ合わせ、レモンの風味をしっかりと感じられる味わいを実現。その場でレモンを絞ったような果実感がありながら焼酎の深い味わいも堪能でき、余分な甘さがありません。
スカッとした味わいが癖になる元祖辛口チューハイ
宝酒造こだわりの焼酎をベースに作られた、辛口のチューハイです。約85種類ある樽貯蔵熟成酒から11種類を厳選して、焼酎の旨みをとことん追求した商品。糖質・プリン体・甘味料ゼロのスカッとした刺激的な味わいが癖になりますよ!
甘さなしでキリッとした口当たりを実現
氷結のなかでも、アルコール度数高めの7%で仕上げられている商品。無糖にすることで、レモン本来の風味をより強く感じられます。口当たりがキリッとしてさっぱりとした味わいに仕上がっていますよ。
辛口に仕上げられたさわやかな味わい
辛口の強炭酸で、口のなかを一瞬でスカッとさせてくれるのが特徴です。重苦しくなく、飲みやすい仕上がり。気になるプリン体や糖質もゼロになっています。
凝縮された果汁がオリジナルの旨味につながっている
飲んだ感覚をしっかりと感じたい人におすすめのチューハイです。果実を12時間以上煮込んでギュッと凝縮させて生まれた旨味からは、上品さを感じます。
麹による旨味で新たな味に出会えるレモンサワー
酒の原料でもある麹を加えることで深みのある旨味がプラスされたレモンサワー。 レモン果汁も皮ごと搾って作られていることで、程よい苦味なども味わえるでしょう。和食に合う缶チューハイです。
体への気遣いを感じるこだわりレモンチューハイ
製品名にも含まれているZEROとは、プリン体と糖質が0という意味。使用しているレモンはイタリアのシチリア産で、やわらかな酸味で飲み口もやさしいです。
アルコール度数も低めで女性でも飲みやすい
アルコール度数は低めで、シチリア産のレモンにより飲み口がソフトになっています。搾ったレモン果汁を一度凍らせるという独特な製法によって、すっきりとした味わいが生まれています。
芳醇なピンクグレープフルーツの新鮮な風味が光る
1本あたりの果汁の度合いが29%となっており、お店のような搾りたてのグレープフルーツ果汁で作ったチューハイを楽しめます。甘さだけでなく、ほどよい苦みなども感じられますよ。
キリッとした飲み口で濃い味の料理に合う
ウオッカをベースにして、レモンやライムなどの柑橘系の風味でさわやかな味わいを作り出しています。味自体のクセはないのですが、キリッとした口当たりがクセになる商品です。
元気になるあの味を再現したおもしろサワー
誰しもが飲んだことがあるあのビタミン系飲料の味をほうふつとさせる製品が『ほろよい シュワビタサワー』です。甘めの味わいでアルコール度数も3%と飲みやすい一本です。一口目から「あの味だ」と感じることでしょう。
ヨーグルトの味わいを感じながらも大人な飲み口
ウオッカをベースにしたアルコール度数が9%のチューハイ。ヨーグルトテイストに仕上げられているので、口当たりが軽く飲みやすいでしょう。かといって甘すぎないので、お酒を飲んだ感じをしっかりと味わえます。
「缶チューハイ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 缶チューハイの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの缶チューハイの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アレンジしてさらに美味しく飲もう!
ここまで紹介してきた缶チューハイに、一手間加えるだけでさらに美味しく飲めるアレンジレシピを簡単にご紹介したいと思います。
■ほろよいアレンンジ 白いサワーと冷凍イチゴ
●材料
・ほろよい白いサワー 1缶
・冷凍イチゴ お好み
●作り方
作り方は簡単です。グラスにほろよいを注いだら、お好みで冷凍イチゴを入れるだけで完成です。
いつも飲んでいるお酒に少しの工夫で、普段と違った缶チューハイの味を楽しむことができます。
缶チューハイに関するQ&A よくある質問
賞味期限とはどういう意味ですか?

「賞味期限」とは、商品をおいしく飲むことができる期間の目安の表示です。
そもそも「チューハイ」とは何ですか?

「チューハイ」は、焼酎やウオツカなど無色で香りのない蒸留酒(スピリッツ)をベースに単一の果汁などを加え炭酸で割った飲み物です。対して、複数の果汁やリキュールを使用したものが「カクテル」です。
缶ブタにある点字は何と書いてあるのですか?

「おさけ」と書いてあります。目の不自由な方への飲料水との誤飲を防ぐ配慮として刻印されています。
他のチューハイはこちらをチェック
缶チューハイで手軽にお酒を楽しもう
缶チューハイの選び方とおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
手軽に購入でき、さまざまな種類のお酒が楽しめる缶チューハイ。最近はカロリーオフやカロリーゼロの缶チューハイも販売されるようになり、健康志向の人でも楽しめるようになりました。
種類が多いので選ぶ際に悩むこともあるでしょうが、この記事を参考にすれば自分に合ったものを見つけられますよ!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。