「メンズ用MA-1ジャケット」のおすすめ商品の比較一覧表
MA-1とはどんなジャケット? 春夏の羽織りにも! かっこいい着こなしができる
MA-1ジャケット(エムエーワンジャケット)とは、航空機などに搭乗するパイロットやクルーが着るフライトジャケットに分類されるファッションアイテム。ナイロン性の表面とニットが使われた襟により、動きやすく、保温性もある機能性の高さが特徴です。また、裏地がオレンジ色なのも特徴。
MA-1ジャケットのはじめてのブームは1986年。アメリカで公開された「トップガン」で、主演のトム=クルーズが着ていたことから世界的なブームになり、近年ではそのリバイバルとして、2015年前後から若者を中心に流行りました。
細めのパンツから、ストレートなスラックスなど、さまざまなコーディネートに合わせやすく、さらに、デザインも豊富なため、とても人気のあるジャケットです。秋冬の防寒目的のものが主流でしたが、最近では薄手の素材で春服の羽織りに使えるものもあります。季節を問わず活躍しますよ。
メンズ用MA-1ジャケットおすすめ11選 人気ブランドからおしゃれなプチプラまで!
ここからは、メンズ用MA-1ジャケットのおすすめ商品をご紹介します。有名ブランドのアイテムもセレクトしています。
SOYOUS(ソユーズ)『MA-1 メンズ ハイブリッドタフタ』
メンズ用MA-1ジャケットの選び方 パーカーやタートルネック合わせもおしゃれ
ここからは、メンズ用MA-1ジャケットの選び方をご紹介します。
デザインの違いをチェック
MA-1ジャケットは、デザインの違いによって着こなしの雰囲気が変わります。
きれいめに着るなら細身のシルエットを選んで
ミリタリー系のジャケットのトレンドとして、きれいめのスタイルに合わせて着ることが流行りになっています。スラックスにタイトでスリムなMA-1を合わせると、通常のMA-1を生かすカジュアルでやんちゃなイメージから大人で男らしい雰囲気に。
ボリュームのあるジャケットだと、ボトムとのデザインの差で着膨れしているように見えてるので注意しましょう。より大人感を出すには、ブラックやグレーのスラックスとカーキやライトグリーンのジャケットを合わせるのがおすすめです。
膨らみをいかすならオーバーサイズで
MA-1は裾がリブで絞られているものの、全体としては丸みを帯びた膨らみのあるシルエットになっています。その特徴を活かし、大きめのシルエットを選ぶのもおすすめです。
ここ数年はリラックスできるオーバーサイズ感のアウターが主流となっていますので、その意味でも大きめのシルエットが狙い目。MA-1はもともと着丈が短めの設定なので、大きめのサイズを選んでもダラしない印象になりにくい特徴も持っています。
装飾のないシンプルなものがおすすめ
ミリタリーが出自のMA-1は、ワッペンやバックプリントが入っているタイプも少なくありません。そうしたデザインが好みであれば選んでも問題はありませんが、着回すことを考えるとシンプルでコーディネートしやすいタイプを選ぶのが合理的です。
また、最近はミリタリー系のアイテムを用いつつクリーンな印象にまとめるコーディネートが主流ですので、そのためにもシンプルなMA-1が適しています。
中綿の有無や量など、保温性もチェック
フライトジャケットであるMA-1は本来、中綿を入れることにより保温性が高められたアイテムです。なぜなら、飛行している上空での寒さに耐えられるようにするためです。
ただし、ファッションアウターとしてアレンジされたMA-1は、中綿を省いたもの、中綿の量を減らしたものなど、保温性のバリエーションはさまざま。
冬用のアウターとして考えているなら中綿は必須ですが、春先のライトアウターとして使用するなら中綿のないタイプを選ぶのが基本です。
コーディネートに合う色を選ぼう
メンズ用MA-1ジャケットには、定番のカーキのほか、落ち着いたブラックやネイビーなどがあります。コーディネートの雰囲気にあわせて選びましょう。
カーキ:定番カラーでカジュアルに
MA-1ジャケットといえば、カーキを思い浮かべる人も多いでしょう。ジャケットの中ではやわらかい印象を与えることができます。おなじ「カーキ」でも、色の濃淡で暗めに見える製品もあるのでチェックしておきましょう。
ブルージーンズなどの暗めのボトムと合わせると、より一層存在感が映えるので、ワイルドさやカジュアルスタイルでコーディネートとするときに選びたい色です。
ネイビー:上品でスタイリッシュな印象
ネイビー色のMA-1ジャケットは、ダボっとしたオーバーサイズよりも細身でシンプルなつくりの製品を選んでみましょう。細身の場合はカジュアル感が薄まり、クールで落ち着いた雰囲気をかもし出せます。
アースカラーのボトムよりも、明るめのブラウンやホワイトなどを合わせていくと、ジャケットとボトム双方の存在感を示せるのでためしてみてください。
ブラック:引き締まってどんなコーデにも合う
ベースの色として使いまわししやすいのがブラックで、カジュアルだけでなくきれいめなシーンでも使うことができるでしょう。ジャケットのボリューム感で印象も変わるので膨らみのあるタイプとタイトなタイプを2つ持っていてもいいかもしれません。
トレンドでもあるスウェットなどのスポーツ系アイテムと合わせて、スポーツMIXコーデもしやすいでしょう。
インナーやボトムスの合わせ方を紹介 かっこいい着こなしは?
ここからは、MA-1ジャケットを使ったかっこいいコーディネートのコツをご紹介します。
インナーはなにを合わせる?
まずはMA-1ジャケットに合わせるインナーについて見てみましょう。カジュアルな雰囲気を出したいときには、フード付きパーカーがよいでしょう。アースカラーの多いジャケットなので白などを合わせるとバランスの取れたコーデになります。
ほかにはカットソーを使って、春先や秋口などでライトなカジュアルコーデにすることも可能です。冬場はタートルネックやセーターなどを合わせてみましょう。あたたかみのある雰囲気を出せます。黒系を合わせると大人っぽい印象も与えられるでしょう。
最後はシャツを使ったコーディネートです。中年男性でカジュアルすぎずにジャケットを着たい、トラッドスタイルにしたい人は、ボリュームの抑えたMA-1ジャケットとシャツを合わせるとイメージに合ったスタイルができます。
ボトムスはなにを合わせる?
MA-1に合わせる定番のボトムコーディネートは、スキニーパンツ。中綿の入ったジャケットだとトップのボリュームが大きくなりますが、スキニースタイルでボトムをしぼるとすっきりします。
カジュアルな雰囲気を強めるときには、デニムを合わせましょう。古きよきアメリカ映画のスタイルとしても楽しむことができます。トレンドであるスポーツMIXではスウェット、オーバーサイズコーデの場合はダボダボのズボンと合わせるのもおしゃれです。
シンプルなタイプがイチ押し エキスパートからのアドバイス
ライター/編集者、[着こなし工学]提唱者
MA-1はもともとシンプルなデザインでした。それは、軍事用航空機が爆撃機から小型戦闘機へと主流が移り、その狭いコックピット内でも邪魔にならないように従来のフライトジャケットが持つ機能性を維持しつつ無駄を省いて行き着いたのがMA-1であるからです。その魅力を活かすためにもシンプルなタイプがイチ押しです。
しかし、無駄を省いて使いやすくされファッションアウターとしても定着した現在は、多種多様なデザインにアレンジされており、バリエーション豊富さもMA-1の魅力のひとつとなりました。もともとカジュアルな印象のアウターですので、気に入ったデザインを着こなして楽しめれば、それがあなたにとっての正解です。
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さまざまなおしゃれにMA-1を活用しよう
この記事では、MA-1ジャケットに関する選び方とおすすめの商品についてご紹介してきました。
ミリタリーアイテムと思われがちなジャケットですが、デザインやカラーなどでさまざまなコーディネートに合わせることができます。
初めてMA-1に触れる人は、まずはカーキのオーソドックスなタイプを選んで自分にあったスタイルを探ってみましょう。そうすると徐々にいろんなファッションに活用することができるようになります。物は試しなので購入してチャレンジしてみてください。
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メンズファッションがメインのライター/編集者/コラムニスト。 AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]提唱者。 また、メンサ (JAPAN MENSA) 会員。野菜ソムリエの資格も保有。 出版社から独立後、計60近くのメディアに関わり、客観的、横断的、俯瞰的なファッション分析を得意とする。そんな視点を活かした[着こなし工学]を構築中。 最近の「マイナビおすすめナビ」の記事においては、商品選びのアドバイスなど、監修者として携わる。