「メンズデニムジャケット」のおすすめ商品の比較一覧表
デニムジャケットの型と種類 1st・2nd・3rdの各モデルタイプの違いを確認
デニムジャケットは歴史とともに、1st・2nd・3rd(4th)の代表的な型があります。まずはそれぞれの型の違いや特徴を知っておきましょう。
1st|ファーストモデルタイプ ワークウェアとしての機能を重視
1st(ファーストモデル)は、ワークウェアとしての機能が重視されている形であり、着丈は短くてややルーズなシルエットです。
プリーテッドブラウスと呼ばれるゆえんとなったフロントプリーツと、左胸のみに設けられたフラップポケットとパッチが特徴的。また、背面のウエスト部分に、シンチバックと呼ばれるベルトが付いています。
2nd|セカンドモデルタイプ シンメトリーなデザインを採用
2nd(セカンド)はファーストの基本設計は踏襲しながら、パッチとフラップポケットを両胸に配置したシンメトリーなデザインを採用しているのが特徴的です。
さらにシンチバックをサイドアジャスターへ変更したことで、より機能的なワークウェアへと進化しています。ファーストよりもデザイン性が高くなっているので、スマートに着こなすことができます。
3rd(4th)|サードモデルタイプ ワークウェアからファッションアイテムへと進化
デニムジャケットも、若者のあいだでファッションアイテムとして楽しまれるようになってきたころに、3rd(サード)が登場しました。ワークウェアからファッションアイテムへと進化させるために、大きなモデルチェンジに着手。見た目で大きく変わった点は、胸ポケットから裾にかけて入ったV字シームです。
そして、見た目はあまり3rdとは変わりませんが、よりファッションとして着こなしやすくなったのが4thです。
メンズデニムジャケット6選 人気のリーバイスのほか、大人の着こなしができる!
[着こなし工学]提唱者の平 格彦さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。

クラシックでシンプルなフォルムが新鮮
デニムジャケットの元祖となるTYPEⅠ。左胸にフラップポケットがひとつだけセットされているデザインが特徴的です。非常にシンプルな表情ですが、それがかえって新鮮。クラシックなムードが好きな人にはおすすめのデニムジャケットです。
ボックス型のシルエットにも注目。リラックスできるフォルムは今のトレンドともマッチしています。インナー使いも視野に入れ、大きすぎないサイズを選ぶのが賢明です。
古くから愛された2ndモデル仕様でよりお洒落に
昔から愛されている2ndモデルのデニムジャケット。厚すぎず薄くない15ozセルビッチデニム生地を使用しているため、実用的な使い勝手の良いデニムです。
触り心地は柔らかく、着心地が良い。真夏を除き、オールシーズン着用できます。長く着たい方にはおすすめのデニムジャケットです。
カジュアルコーデの主役になる上質な素材を採用
有機栽培綿を含む上質な素材を採用したデニムジャケット。胸ポケットから裾に向かって2本の切り替えディテールをあしらい、デザインにアクセントを加えています。
ヴィンテージライクな風合いが特徴で、カジュアルコーデの主役におすすめ。濃色と淡色まで、2種類のカラーバリエーションが用意されています。
ミニマルなデザインでお洒落に
ミニマムにデザインされているGジャン。 素材はオーガニックコットンのムラ糸×コットン、ヘンプ混紡糸で織り上げたデニム素材です。
短くて横広がりなリラックスシルエットで、お洒落に着こなすことができます。バックシンチベルトを強めに締めると、背中の部分にふくらみが出てより雰囲気が出ます。
アメリカ仕込みのデニムジャケット
「サトウキビ」という名を持つブランド。シュガーケーンの誕生は日本でありながら米軍基地を相手に育ったため、物作りのノウハウもアメリカ仕込み。当時から現代に至るまで、アメリカンスタイルのシンボルとも言えるデニム素材を中心とした、本場仕込みのワークウェアを作り続けています。
襟元のメインラベルの下には、アレンジを施したことを示すモディファイドラベルが縫い付けられています。ゆったりとした着心地のため、オーバーサイズで着たい方にもおすすめです。

ジップアップ式で開け閉めがラクチン
名作として覚えておきたいもうひとつのデニムジャケットが、Wrangler(ラングラー)の「11MJZ デニムジャケット」です。モデル名の最後の「Z」は「Zip-up(ジップアップ)」仕様をあらわしています。フロントがボタンではなく、ジッパーなので開け閉めがラクチン。
斜めのセットアップポケットも独創的。さらに、ポケットに施された、Wrangler(ラングラー)の頭文字である「W」型のステッチが個性的で目を引きます。名作でありながらほかとは一線を画するデザインで、デニムジャケットにこだわりを持ちはじめた方のおメガネにもかなうはずです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メンズデニムジャケットの売れ筋をチェック
楽天市場でのメンズデニムジャケットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズデニムジャケットの選び方 定番、ジャストサイズ、ストレッチ素材、カラーや色落ちなど
[着こなし工学]提唱者の平 格彦さんに、メンズデニムジャケットを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】定番タイプのデニムジャケットを選ぶ 着回しやすい、コーディネートしやすい
デニムジャケットは着回しやすいのが大きな魅力。合わせるアイテムを選ばないデニム生地を用いているため、いろいろなコーディネートが楽しめます。
定番なフォルムのデニムジャケットを選ぶと、もともとのファッションの個性も活かせるのでおすすめ。スタンダードなデザインはもちろん、デニム生地1枚で仕立てているタイプのものがいいでしょう。1枚仕立ての仕様は、裏地がないため薄手のつくりになります。重ね着がしやすく、着こなしのバリエーションが増えますよ。
【2】インナーとしても使えるジャストサイズを選ぶ ビッグシルエットが人気ではあるものの
最近はビッグシルエットのアウターが人気を集めています。ただし、デニムジャケットに限ってはジャストサイズを。インナーとしても着用しやすいからです。
オーバーサイズなアウターのインナーとしてデニムジャケットを合わせれば、内側からチラッと覗くデニムがおしゃれなスタイリングの完成。軽めのアウターとしてだけでなく、インナーとしても着回せると、コーディネートの幅がひじょうに広がります。インナー使いを視野に入れたセレクトでおしゃれを追求していきましょう。
【3】ストレッチ素材のものを選ぶ 動きやすさと性質に注目!

Photo by kemal alkan on Unsplash

Photo by kemal alkan on Unsplash
本来、デニム生地は綿(コットン)100%ですが、最近はポリウレタンを混紡するなどして伸縮性の備わったストレッチデニムも増えています。動きやすさを優先したい方は、ストレッチデニムを選ぶとストレスなく着こなしを楽しめるはず。
伸縮性が高いほど耐久性が低くなる傾向にありますが、最近はそのバランスを調整した生地が増えています。仮に生地がヘタってしまっても、デニムならそれが味となってファッションを引き立たせてくれます。そのため、とくにこだわりがない方にもストレッチデニムはおすすめです。
【4】デニムジャケットのカラーや色落ちで選ぶ リジッド、ワンウォッシュ、ストーンウォッシュなどのタイプも
デニムジャケットは、カラーによってコーディネートの印象が大きく変わります。定番色はブラックやブルーですが、ふだんの自分のファッションにあわせて取り入れやすいものを選びましょう。
デニムらしいものを好むのであれば定番のインディゴブルー、カジュアルに着こなしたいのであればライトブルーを選べばサッと着こなせます。また、おしゃれで都会的なイメージを与えるブラックは、きれいめのアイテムと合わせやすいのがポイントです。
【5】過度なダメージ加工などは避けたほうがよい 着回しが難しいデニムジャケットは?
デニムジャケットのなかには、ダメージ加工されたものや色落ちされているものもあります。しかし、過度なダメージ加工や色落ちは、相手にラフすぎる印象を与えがちになります。コーディネートを選ぶデザインですので、着回しが難しいかもしれません。
ふだん使いできるデニムジャケットを探したいという方は、色落ちも控えめでシンプルなデザインのものを選びましょう。
【6】年代ごとに選ぶ基準が変わる デニムジャケットは定番アイテム
デニムジャケットは定番のアイテム。若い世代から高齢者までかっこよく着こなせます。
30代、40代、50代と年代ごとにデニムジャケットの購入基準が変わってることもあります。若者はハイブランドのおしゃれなデザインなどの見た目を意識します。年を重ねると色落ちなどの経年変化に拘りをもつ方も増えてきます。
デニムジャケットは永遠の定番アイテム。そのときの自分の価値観に合ったデニムジャケットを楽しむという考え方もいいかもしれませんね。
デニムジャケットのおすすめメンズコーデ術 理想のコーデに一歩近づく!
デニムジャケットにもさまざまなデザインや型があります。理想のコーデに近づけるためには、デニムジャケットと合わせるアイテムも重要になってきます。ここからは、失敗しないデニムジャケットコーデを紹介します。
定番!パーカーをインしたカジュアルコーデ

Photo by Nathan Dumlao on Unsplash

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淡いブルーのデニムジャケットに黒のパーカーを合わせた定番コーデです。淡いブルーを際立たせるために全体をシックなブラックでまとめてあるので、少年感が出過ぎず、大人なカジュアルコーデになっています。少し短めのサコッシュ(バッグ)を合わせることで全体的なバランスもいいですよね。
デニムジャケットが少しワイドなので、パンツをタイトなスキニーで合わせているのでダボッとした感じもなく全体を引き締めてくれています。
濃紺でデニムジャケットでキレイめコーデ
濃紺のデニムジャケットの下には白のシャツを合わせることで、デニムの無骨さをおさえてくれて、品のあるキレイめコーデにしてくれます。ボトムスにジャケットと同系色のデニムをもってくることで、ワンランク上のおしゃれを楽しめます。
デニムオンデニムはなかなかハードルが高いということであれば、ボトムスにベージュの落ち着いたチノパンなどを持ってきてもいいでしょう。キレイめコーデの場合は同系の色味や無地のものを持ってくる方がよいでしょう。
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定番のデザインを知ると見るべきポイントがわかる [着こなし工学]提唱者からのアドバイス
リーバイス、リー、ラングラーをチェック
今回は定番中の定番ともいえる名作や、名作をベースにしたおすすめ品をピックアップしました。基本のデザインを知ることで、こまかい違いやアレンジされたポイントが明確になります。ディテールを把握することで好みのデザインもわかってくるため、デニムジャケットを選ぶのが楽しくなるはずです。
ここで紹介した、リーバイスのⅢ型だけでも特徴をインプットしましょう。余裕があればリーとラングラーもチェックしてみてください。ネットで検索してもほしいものが見つけられない場合は、「デニムジャケット」だけでなく「ジージャン」「Gジャン」「トラッカージャケット」など多角的に調べてみましょう。
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