タッチペンの種類
タッチペンのペン先には複数の種類があり、形状によって使い勝手が変わります。そこで、まずはペン先の種類と特徴を紹介します。
ペン先が丸いタイプ
タッチペン(スタイラスペン)のなかでオーソドックスなタイプが、「ペン先が丸いタイプ」。指のようにタップしやすいのが特徴で、幅広いアプリの操作で使用できるのがメリットです。
ペン先には、金属繊維やシリコンゴムを用いたものが多く、滑りやすいのもポイント。操作性を重視したいなら、ペン先の太いタッチペン(スタイラスペン)を手に入れましょう。
ペン先が細いタイプ
細かい作業をするのに向いているのが、「ペン先が細いタイプ」。タップしたい場所をきちんとタップできるので、スマホなどの画面が小さな機種でも使いやすいのが特徴です。
一般的なペンの太さと変わらないものも多く、文字が書きやすいのもメリットのひとつ。また、ペン先にディスクのついたものは、細かな操作と画面保護に役立ち便利です。
筆ペンタイプ
「筆ペンタイプ」は、ペン先に繊維を使用することで、筆のような使用感や感触を楽しめるのが人気のタイプ。おもに、イラストを描いたり色を塗ったりするときに使用し、紙のうえに描いているような感覚を味わえるのが魅力です。
また、書道など文字のデザインを作るときにも筆ペンタイプが活躍します。ただ、画面操作などはしにくい点には注意が必要です。
筆圧感知タイプ
本格的にイラストやデザインを描きたいときに便利なのが「筆圧感知タイプ」。ペン先にかかる筆圧によって、画面内に描かれる線の太さが変わるため、陰影やコントラストをつける際に便利なタッチペン(スタイラスペン)です。
設定を操作をしなくても自由に線の強弱がつけられるので、設定ミスによる間違いなどがなく、より感覚的に描くことができます。
タッチペンの選び方
まずは、タッチペン(スタイラスペン)の選び方をチェックしていきましょう。家電製品総合アドバイザー・福田満雄さんのアドバイスもご紹介しています。
【1】使う目的から選ぶ
タッチペン(スタイラスペン)はペン先によって得意な操作が異なるため、用途に合わせたペンを手に入れることが大切。そこで、目的別に、どのようなタッチペン(スタイラスペン)が使いやすいのか解説していきます。
文字入力やメモを書くとき
タブレットなどで文字を書いたりメモをとったりしたいときには、タッチペン(スタイラスペン)の握りやすさを重視して選んでみましょう。とくに、太さや形状などが、ふだん使用しているペンと似ているものだと、紙のうえと同じ感覚で文字を書けます。
また、ペン先が太いと文字も太くなりやすいので、なるべくペン先が細いものを選びましょう。
ゲームをするとき
アプリでゲームを楽しみたいなら、しっかりと画面をタップできることや操作性を意識して選ぶのがポイント。そこで、 ペン先に使われている素材に注目し、タップの精度とスワイプしやすさを両立したものを手に入れましょう。
ただし、素早くペンを動かすほど、ペン先の劣化が速い点に注意。タッチペン(スタイラスペン)を長く使いたいのであれば、耐久性にも注目してみましょう。
イラストを描く
イラストを描くときには、繊細な作業が必要になることも。そのため、ペン先の細いタッチペン(スタイラスペン)を選ぶなど、思いどおりの線が描けるものを手に入れましょう。
また、筆ペンタイプや筆圧感知タイプは、紙に描いているのと同じ感覚で描けるのが大きなメリット。もともと絵を描くのが好きな人などは、こうしたリアルな感覚で描けるタッチペン(スタイラスペン)がおすすめです。
【2】付加機能をチェック
タッチペン(スタイラスペン)には、商品によって使いやすい機能機能が搭載されているものがあります。そこで使い勝手のよさを求めるなら、付加機能もチェックしておきましょう。
日常使いしやすい「2in1タイプ」
「2in1タイプ」は、1本のタッチペン(スタイラスペン)でノートにメモを取ったり、とスマートフォンやタブレットの操作ができる機能を兼ね備えたタイプのこと。
複数のペンを用意しなくても、用途に合わせて手軽に使い分けられるので、より幅広い用途で活躍します。
ペン先が傷つきにくい「ノック式」
ノック式のタッチペンであればペン先が傷つきにくいので安心して収納できます。中には、ボールペンと一体型になったモデルもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
パームリジェクション機能があると便利
画面の大きなタブレットなどでタッチペン(スタイラスペン)を使う場合、手が画面に触れてしまいうまく文字やイラストが書けないことがあります。そこで、あると便利な機能が「パームリジェクション機能」です。
パームリジェクション機能は、手や腕が画面に触れたときの感知を無効化し、ペン先だけを感知してくれる機能。不自然な姿勢でペンを握ることがなくなり、より書きやすくなります。
ApplePencil強し。問題はAndroid 家電製品総合アドバイザーがアドバイス
家電製品総合アドバイザー
タブレットにiPadを使っているなら、Apple Pencilを選択しない理由はほぼないといえるでしょう。Apple純正品という安心感やサポートはほかに替えられません。
一方、Androidの場合は長さや太さ、用途で多彩に選べます。選び方のポイントは「用途の見極め」です。お絵かき用、ゲーム用など、用途を確実に押さえましょう。各メーカーの工夫や気遣いが感じられます。
タッチペンおすすめ2選|iPhoneやiPad向き
最初は、iPhoneやiPadといった、Apple製品で使えるタッチペン(スタイラスペン)を2種類紹介します。
家電製品総合アドバイザー
『Apple Pencil(第2世代)』は、純正品にこだわるならこれ一択、の商品です。またApple Care for iPadに加入していれば、故障時にApple Storeで対応可能なメリットも。

タッチペンおすすめ5選|Android向き
次は、アンドロイドで使用できるタッチペン(スタイラスペン)のなかでも、とくに人気の高い5種類を紹介します。
タッチペンおすすめ7選|ゲーム向き
続いて、ゲームをより楽しむために使えるタッチペン(スタイラスペン)を7種類紹介します。
家電製品総合アドバイザー
『ゲーミングタッチペン 位置ゲーム専用 P-TPGCIGBK』は、流行りの位置ゲームを快適にプレイする工夫がされています。伸縮式でコンパクトに持ち運べ、先端が透明でプレイ画面の邪魔になりません。

タッチペンおすすめ8選|イラスト向き
最後に、イラストやデザインを描くときに使いやすいタッチペン(スタイラスペン)を8種類紹介します。
家電製品総合アドバイザー
『電池式極細タッチペン(PDA-PEN42BK2)』は、「充電切れで使えない」という充電式ペンのデメリットを解消したペンです。単4電池を使うため本体はやや太いものの、書く時に力が入りすぎずグッド。

おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする タッチペン(スタイラスペン)の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのタッチペン(スタイラスペン)の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ゲームもイラストも楽しもう!
タッチペン(スタイラスペン)は、指の代わりにスマートフォンやタブレットを操作でき、皮脂による画面汚れからも守ってくれる便利なアイテムです。ただ、商品によって長さやペン先の太さ、タップのしやすさなどが変わるため、ペンによっては使いにくく感じることがあります。
そのため、使う目的や楽しみ方に合わせて、使いやすいタッチペン(スタイラスペン)を手に入れることが大切。商品ごとの特徴やメリットから、自分にとって扱いやすいペンを手に入れましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。 複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。 冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。 最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。