釣り用ヘッドライトとは?

Photo by HEAD Accessories on Unsplash

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夜間はもちろん、早朝や夕暮れどきを狙うことも多い釣りにはライトが欠かせません。しかし、釣りの場合、両手がふさがることがほとんどなので、どうしてもそれ以外の部分を使ってライトを保持する必要があります。
そこで便利に使えるのが頭部にバンドでライトを装着する「ヘッドライト」です。様々な種類のものがありますが、自分の釣りスタイルと合わせることで快適に使うことができます。
ここではその選び方を解説するのでぜひ参考にしてみてください。
釣り用ヘッドライトの選び方
それでは、釣り用ヘッドライトの基本的な選び方を見ていきましょう。
釣り方に合わせてバッテリー容量を選ぶ
釣り用のヘッドライトを選ぶ際にはまず、バッテリーの容量で決めるのがおすすめです。
堤防釣り|大容量タイプがおすすめ
夜釣りのつりばとして選ぶ機会が最も多いのは防波堤をはじめとした人工的な施設でしょう。アクセスも容易で、基本的に平坦な道中になるので、入門者にも最適です。
一方で、サビキ釣りや浮き釣りなど、暗いとトラブルが増える仕掛けを多用することもあるので、バッテリー切れの心配が少ない大容量タイプがおすすめです。
ライトルアー釣り|容量よりコンパクトさを重視
防波堤や小磯をテンポよく探るアジングやエギングなどでは、フットワークの邪魔にならないコンパクトタイプがおすすめです。ランガンでポイントを点々と移動することが多いので、ある程度の明るさも必要になります。
コンパクトタイプでもやや高価で信頼できるタイプの製品を選ぶと良いです。
シーバス釣り|大容量かつ機能面にも注目
ひとつのポイントで回遊を待つ干潟のウェーディングや、河川でのシーバス釣りは長丁場になることも考えて大容量タイプがあると安心できます。
後頭部側にサポートライトがある製品なら、そこに自分が居ることのアピールにもなるので周囲の人や船舶からも早めに気が付いてもらえます。安全面からも機能が豊富なタイプを選ぶとよいでしょう。
明るさは「200ル―メン」あれば十分
常夜灯など、常に点灯している光は魚を寄せる効果もありますが、いきなり海面を照らしたり、光点を移動させたりする行為は魚に無用な警戒心を抱かせることがあります。
また、エサやルアーを交換したり、仕掛けをセットしなおすだけでしたら、50~100ルーメンもあれば十分すぎるほどです。極端に明るいライトは周囲への影響も大きくなるので、釣りを優先する場合は避けた方が無難です。
個人的には磯場などの足元確認を含めても200ルーメンあれば十分だと思います。
防水性能で選ぶ
釣り場で使うものなのでもちろん防水仕様であればそれに越したことはありません。ただし、ヘッドライトが濡れて壊れるような天候の時はそもそも釣りが成立しません。
防水性能を考えて予算が膨らむよりも、破損や忘れ物対策で予備を持っていく方が実際には役立ってくれるケースも多々あります。
最近は格安モデルでもしっかり防水してくれる製品も多いので、買い物上手に徹してみるのも面白いと思います。
装着感で選ぶ
ヘッドバンドには大きくヘッドバンドがひとつのタイプと、頭頂部にかけてサポートベルトが着くタイプがあります。
前者はオールラウンドに使え、後者は頭が動く運動をする際にもズレに強いのでキャストを繰り返すシーバス釣りなどに最適です。そのほか、頭が締め付けられるのが苦手な人用にはベルトではなくコードタイプの製品もあるので、こだわる方は装着感などを予め試しておくと良いでしょう。
釣り用ヘッドライトのおすすめ19選
ここからは釣り用ヘッドライトのおすすめをご紹介していきます。

スイッチに触れずにライトオン!
ライトを点灯させるにはスイッチを入れなくてはなりませんが、エサ釣りをしているときなどは手が汚れていて触りたくないときもありますよね。このモデルはレンズの前に手をかざすだけでライトのオンオフができる優れものです。スイッチに触りたくない時や、魚とのファイト中で指先を使った操作がしづらいときなどにも効果的です。釣りスタイルに合わせて選んでみてください。

タフネスを求めるならこれ!
防塵防滴性能はIP64、2mからの落下耐久テストにも合格というタフネスさがウリの製品です。磯歩きや遠い道のりのポイントへよく行く人にオススメです。こちらも乾電池の他、専用充電池も使えるモデルです。長く使いたい人にぴったりですね。

コードタイプのバンドが使える軽量モデル
通常のゴムバンドのほか、コードタイプのバンドもついてくるタイプのヘッドライトです。幅広のゴムバンドが苦手という人は結構いますから、こういったタイプで解消できる人にはおすすめです。また、コードタイプにしておくととてもコンパクトになります。タックルケースなどに常備していきたい人にもぴったりですよ。USB充電式なので釣行回数が多い人にとっては運用コストの節約にもなります。

シンプルに使える王道モデル
稼働式ヘッド、後部認識灯(サポートライト)など機能が充実した定番モデル。どれを買えば分からない時は、このモデルを選んでおけば安心です。最大の特長は乾電池も、専用充電池も使えるダブルバッテリー方式になっているところです。ヘビーユーザーもそうでない人もスタイルに合わせて使うことができます。

手軽に使いたい人に超おすすめ
なんと、単3乾電池1本で使える超軽量のヘッドライトです。それでいて、200ルーメンで照射でき、省電力モードでなら35時間の連続点灯が可能です。重さもわずか92gと非常に扱いやすいのも魅力です。これならウエアのポケットのさっとしまい込んでおけますね。予備として車に常備しておくのにも良さそうです。

アウトドアでの使用を考えた専用モデル
野外スポーツでの使用を考えてデザインされた専用モデルです。明るさや配光、装着感、激しい動きの中でも安定した使い心地などを追及。ランプヘッドが取り外しできるのでハンディライトとしても使えるなど汎用性も高いでう。シンプルな中にもセンスが光る逸品といえます。

最後に行きつくヘッドライトの決定版
明るさ、軽さ、バッテリーの持ちの良さの3拍子が揃ったバランスの良い高品質モデルです。人間工学に配慮して重量分散設計を考慮したデザインで、長時間での着用でも疲れは最小限。バッテリーボックスには後部に人がいることを知らせるサポートライトもついているので、人がよく出入りするフィールドでも安全です。USBポートからの充電式なのでランニングコストも抜群に良いです。

ヘッドライトの常識を変える最新作
独自のAIRFITヘッドバンドを採用したヘッドライトです。装着感があまりなく、とても自然にフィットします。ゴムバンドが苦手という人はぜひ試してください。ネックストラップとしても使えるので便利ですよ。また、バッテリーは乾電池で専用充電池の両方が使え、100ルーメンで使用しても8時間持ちます。90gと何しろ軽いのでスポーツにも最適です。

プロが使う本格派モデル
爆発の危険性があるATEXゾーンでの使用も可能なプロフェッショナルモデル。ワイド、スポット、ミックスと複数の照射モードや、グローブをした手でも操作しやすいダイアルスイッチなど、過酷な場所で活躍する人のための機能を詰め込んでいます。耐久性が高いので、あらゆるジャンルの釣りにおけるヘビーユーザーにも安心しておすすめできる製品です。

ポケットに入れっぱなしも可!
26gの本体は専用保護ケースに入れてしまうと手のひらにすっぽり収まるほどのサイズになります。電池を入れたまま10年間保存できるので、予備としてタックルボックス入れておくことも可能です。赤色光、白色光の切り替えの他、最大30ルーメンの点灯、点滅モードも備えています。さらにヘッドバンドの後部にはホイッスルもついているので災害対策用としても抜群です。持っていて損の無い製品といえるでしょう。

あらゆるシーンで使える多機能モデル
光の拡散タイプが4種類、レッドライト、グリーンライトも装備し、明るさが自由に設定できる調光機能付き、さらに電池残量インジケーターもあるという欲張りなモデルがこちら。さらにローモードなら50時間持つというおまけつきなので、使い勝手良さはピカイチ。あらゆるシーンで使える万能モデルです。

シンプル機能のスポーティーモデル
34gの本体と3つのLEDで最大125ルーメンの照射が可能なスポーツ専用モデル。軽さと負担のない装着感がうれしい製品です。機能はハイモードとローモードの2つだけ。ローモードでは連続25時間の仕様が可能です。シンプルに光が欲しいときだけ使うというタイプの実用重視アングラーにおすすめです。
コスパ最強モデル
明るさは150ルーメン、照射距離約150メートルでリーズナブルなコスパ最強モデル。光量の調整ができる充電式のヘッドライトです。明るく発光する白光から、海面を照らすのに魚に警戒されない赤色まで対応。夜の散歩や暗い場所でのアウトドア活動に役立ちます。モバイルバッテリーで充電できるタイプなので、電池を持っていく必要もありません。3時間の満充電で、約30時間の連続点灯ができます。またヘッドライトの先端は照射角度(45度まで)調整可能。足元だけでなく照射周囲を広く照らすことで危険が避けられます。
USB充電可能な軽量モデル
釣りやキャンプに活躍する軽量モデルが登場。約28gながらも最大で320ルーメンのハイパワーを発揮します。乾電池が不要なUSB充電で、車やモバイルバッテリーからも充電可能。とにかく軽いので持ち運びや充電の際にも苦労しません。電池残量がひと目でわかるインジケーターや明るさを調整できるディミングメモリーなど機能面も充実しています。専用クリップを使用すれば、ベストやタックルボックス三脚など様々な場所に装着する事が可能です。
人気のゼクサスはスマホ or USBで充電可能!
ブースト点滅時に1200ル―メンという明るさで、電球色は8灯、ディミングメモリー搭載など、とにかく機能性に富んだゼクサス。
200m先まで照らせるスポット照射角35度から、ムラなく照らしてくれるワイド照射角85度まで、シーンに合わせて必要な光を即座に手にできます。

超軽量超コンパクトモデル
リチウムコイン電池で動作するヘッドライトです。重さはわずか33g、サイズも横幅32mm、奥行き47㎜ととてもコンパクトです。まるでおもちゃのように感じるかも知れませんが、IP-X2相当の防滴性能もしっかり持っています。いろいろなところにセットできるクリップ付きなので、使い方も自由自在。ひとつ持っているといざというときに役立ってくれるアイテムです。
650ルーメンの明るさを誇る充電式ヘッドライト
コンパクトで軽量な「Everbeam」の充電式ヘッドライト。光量は最大で650ルーメンとなっており、調光機能や5つの光モードが搭載。特に赤色光は夜間の屋外活動向けで、移動時の安全確保から釣り場のチェック、手元での作業など釣りを行う際に適しています。内蔵式1200mAh充電式バッテリーが搭載されており、最長10時間の点灯とスタミナも十分です。またライトの前で手を振るだけON/OFFが可能な"モーションセンサー対応"が備わっているのもポイント。機能性が十分に揃ったモデルといって間違いありません。
長時間使用できるハイスペックモデル
軽くてコンパクトな持ち運びしやすいヘッドライトです。左右のLEDライトから光を照らす「ワイドビーム」で広範囲を明るく照らします。釣りや登山はもちろん、停電などの災害時にも安心です。連続最大115時間の長時間使用が可能で、電池も手軽に入手できる乾電池を使用しています。手が汚れる作業をしている場合には、手の動作だけで点灯・消灯ができる「モーションセンサー」機能でストレスフリーに作業をさせてくれます。防水レベルは最高水準の【IPX8】を取得済み。汚れてしまっても水で洗い流すことができるのでとても便利です。
バッテリーが長持ちしやすいハイブリット式
3照射切替が可能なヘッドライトです。明るさの調節が50ルーメンから500ルーメンまで3段階で、1番弱い明るさでも充分手元が見えます。照射範囲内をムラなくキレイに照らしてくれるので、狭い範囲の作業や暗い場所で活躍します。また、周辺光と中心光で照らす「大径照射」により、首の動きを少なく疲れを軽減。光の中心部が明るすぎてまぶしい…そんな問題も解消してくれます。ハイブリッドタイプなので、万が一途中でバッテリーが切れても単3電池を4本持っておけば、入れ替えて使うことが可能です。
「ヘッドライト」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヘッドライトの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのヘッドライトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス デイゲーム派でも必ず持っていてほしい「釣り道具」
日中の釣りだけしようと思っても、ついつい夢中になって気が付いたらすっかり日が暮れていた。なんてこともあるのが釣りです。ヘッドライトは夜釣りのためだけでなく、朝一番や夕マヅメに釣り場と駐車場の往復をするときにも必要なので、デイゲーム派でも必ずひとつは持っていてほしい「釣り道具」だと考えてください。
普段から使っていないとついつい忘れがちになるので、いざというときに使えるコンパクトモデルをタックルボックスやベストのポケットにしまっておくのもひとつの方法です。満月の日に街灯の無い野山を歩いた経験がある人なら分かると思いますが、目が慣れてしまえば少しの光源でも結構周囲がみえるものです。
光源の強さは気にしなくても良いですから、安全な釣行のためにもぜひヘッドライトを活用してください。
いっしょにチェックしたいアイテム
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