そうめんのおすすめ12選
それでは早速、料理研究家の松本葉子さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。
ギフトに最適!7色のカラフルなそうめん
三輪そうめんは、そうめんの発祥地といわれており、初代から続く製法を現在も継承しています。特に、素材にこだわった細くてコシのある伝統的なそうめんは、本物志向の超高級そうめんとして支持されています。
贈り物や手土産などにぴったりなそうめんがこの「みわのにじ」です。虹をイメージした7色のカラフルでおしゃれなそうめんなので、ギフトに喜ばれます。
梅の香りを楽しめる風味豊かなそうめん
上質な紀州南高梅の梅肉を麺に練りこんだ、風味豊かな梅そうめんです。
古来より伝わる手延べ製法と古式熟成製法でつくられています。モチモチとした麺のコシとつるつるしたのどごしが特徴。夏にぴったりの爽やかな味わいが魅力です。
見た目も可愛らしいので食卓も豊かになること間違いなしのおすすめ商品です。
瀬戸内の自然の中で育まれた最高級品
小豆島素麺の中でも最高級品といわれる「島の光(特級品黒帯)」は、厳しい品質検査に合格した逸品だけに与えられる銘柄です。
素麺づくりに適した2月の極寒に寒風吹く中での天日干し、恵まれた風土の伝統の技で、手間ひまかけた2日間の工程で、じっくりと熟成させた完成度の高い高級麺です。

そうめん界のトップブランド、揖保乃糸の最高級品
「揖保乃糸」のなかでも最高級品がこちらの「三神(さんしん)」で、製造できるのは組合に選抜指定された数軒のみという希少品。極細タイプのそうめんで厳寒期にしか生産されないため、出荷量もほんとうに少ないのです。
しかもこちらは、古物(ひねもの)なので、より食感と風味が増し、手延べの魅力が開花しています。おなじみのブランドのプレミアム品を味わってみたい方や、そうめんに、細さと食べごたえの両方を求める方におすすめです。
気軽に食べられる手延べそうめん
茹で伸びしにくく滑らかで、コシがあるそうめんです。スーパーなどでもよく売られているので、食べたことがある方も多いのではないでしょうか。価格も比較的お手頃なので、常備しておくのもおすすめの商品です。
薬味を付けてそのまま冷麺でたべることはもちろん、焼そうめんやイタリア風に仕上げるなどアイデア次第でいろんなごちそう麺に早変わり。さまざまな食べ方を楽しむことができますよ!
強いコシと粘りのある食べ応えが特徴
温暖な気候に清冽な湧水と恵まれた環境の島原地方で、伝統の手延べ製法を受け継いできた熟練麺師が良質な小麦粉を使い丹精込めて造り上げた手延素麺です。
冬の時期に作られた寒製手延素麺は、定番の冷やし素麺はもちろん温麺やサラダにもおすすめです。化粧箱入りなので贈り物としても使えます。
食塩無添加の優しいそうめん
食塩を使用していないため、塩分が気になる方、子どもも安心して食べられるそうめんです。
麺の長さが、一般的な麺より少し短めに作られているので小鍋でも調理可能。さらにゆでこぼしが不要で、そのまま野菜などと一緒に煮込むこともできます。簡単調理で手軽に食べることができて便利です! チェックしてみてくださいね。
ツルっとした食感でくせになるそうめん
代々受け継いできた手延べ製法で仕上げる池利の三輪そうめん。厳選したこだわりの小麦粉をオリジナルブレンドして使用しているので、ツヤツヤした光沢にツルっとした食感を味わうことができます。
こちらの商品は「贈答用」ではないのでそうめんの色や長さにバラつきがあります。ですが、味は贈答用と同じなので、比較的お手頃価格で、伝統あるそうめんを食べることができます。家庭でそうめんを食べたいという方におすすめです!
小豆島の特産品「オリーブ」を使ったそうめん
オリーブ果実をふんだんに練り込んだ「オリーブ素麺」は、小豆島ならではの手延そうめんです。オリーブの実をペースト状にして素麺に練り込んでおり、表面をオリーブオイルで仕上げています。のどごしが良く、独特の風味とこしの強さが特徴です。
いつものそうめんとは違った味を楽しみたいという方は試してみてください!
徳島半田地方伝統の「太さ」と「コシ」が魅力
竹田製麺の半田手のべそうめんは、200年以上前から受け継がれている伝統の一品です。四国山脈から吹き降ろす風と吉野川の豊富で良質の伏流水を使って、最適な環境で作られています。
ほとんどの工程が職人さんの手作業で作られているので、他では味わうことのできない独特の太さと強いコシが口いっぱいに広がります。
また、夏の暑い季節にぴったりの冷麺はもちろん、冬の寒い季節にはにゅうめんなど温かくして食べても美味しいと評判です。

『大門素麺』
昔からの製法で作られた、独特な巻き方のそうめん
富山県の名産である大門素麺。麺を束ではなく「丸まげ状」といわれるこぶし大にまとめてあり、四角い紙包みのなかに6個のそうめんが入っています。初めてならその外見にも驚かされるでしょう。
現在は13軒の作り手が昔と同じ製法で極寒期にのみ作っている大門素麺は、よりをかけながら手延べしていくのでコシが強く、しっかりした食感です。作るときに油を使っていないので、そうめん独特のにおいが苦手な方にも食べやすくておすすめです。
長いので茹でるときは、麺の塊を半分に割ってからどうぞ。レトロな包装紙に作り手の名前が書いてあるのも心が和みます。
食べざかりの子供がいる家庭に! 高コスパ!
1袋200gのそうめんが箱に10袋入った、大容量の商品。家族の人数が多かったり、食べざかりの子供がいるご家庭での普段食べるそうめんとして常備するのにおすすめです。
賞味期限は製造から30カ月。夏に買い置きして残ったとしても、秋冬などいつでもそうめんを食べることができますね。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする そうめんの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのそうめんの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そうめんの選び方
料理研究家の松本葉子さんに、そうめんを選ぶときのポイントを7つ教えてもらいました。
【1】製造方法の違いで選ぶ
【2】麺の太さで選ぶ
【3】そうめんの産地で選ぶ
【4】容量で選ぶ
【5】健康志向の方は食塩無添加や減塩、糖質オフタイプを
【6】オリジナルの風味を楽しめるそうめんも
【7】贈答用なら高級感がある木箱入りがおすすめ
それぞれ解説しているので参考にしてみてくださいね。
【1】製造方法の違いで選ぶ
そうめんを選ぶときは、製麺方法にも注目してみましょう。
手延べそうめん:歯ごたえとコシが特徴
手間と時間がかかった手延べ麺は、なめらかな口当たりとコシのある食感が特徴です。水と小麦粉を練り、食用植物油を塗って、手作業でよりをかけながらくりかえし引き延ばし熟成させることで、機械麺にはない食感が生まれます。
手間と時間がかかるため、価格は高めです。手延べ麺を選ぶときは、パッケージに「手延べ」と書かれているものを選ぶとよいでしょう。
機械麺そうめん:比較的安いのでデイリーに
機械で製麺した機械麺は、高すぎない価格が魅力です。機械麺は、生地を回転ロールで薄くのばし、切刃ロールで切って作られます。大量生産されるため、見た目が均一で価格が控えめなのがポイント。
手延べ麺のような食感はありませんが、たくさんそうめんを食べたいときに買い置きがあると重宝します。
機械麺のそうめんを選ぶときは、パッケージに「手延べ」と書かれていないものを選びましょう。
【2】麺の太さで選ぶ
そうめんとひと口に言っても、その麺の太さは商品によって異なります。そうめんを選ぶときは、麺の太さにも注目してみましょう。
そうめんは、細ければ細いほど価格が高くなります。しかし、細ければよいというものではありません。食感や小麦の香りが楽しめることから、ある程度太さがある麺を好む人もいます。
全国乾麺共同組合連合会によると、そうめんの太さは直径1.3mm未満と定められていますが、それより細いそうめんも存在します。
【3】そうめんの産地で選ぶ
そうめんは、東北から九州まで日本各地に名産地があります。
それぞれのそうめんの個性は、その土地の風土や歴史と密接に関係しているため、そうめんを選ぶときにはぜひ産地に注目を。
早速、各産地のそうめんの特徴や個性を紹介していきます!
三輪そうめん(奈良県)
手延べそうめんの技法を播州、小豆島、島原などへ伝えたとされる「三輪そうめん」。
厳選した小麦粉と塩を使って作られる製造方法は、1200年ともいわれる長い歴史で培った手延べ製法の基本を守って作られています。
出来上がったそうめんはすぐには出荷せず、乾麺のまま木箱に入れて梅雨を越させます。あえて高温多湿の環境に置くことで小麦のグルテンが変化し、煮崩れしにくくコシのある麺を作ります。
揖保乃糸(兵庫県)
播磨地方の豊かな清流や赤穂の塩で有名な産地は、おいしいそうめんを作る絶好の場所。そうめんの生産はなんと600年前には始まっていたとされるとても歴史のある場所でもあります。
そうめんの歴史と伝統を受け継ぐ有名なブランドといえば「揖保乃糸」。家庭でもなじみ深いそうめんのブランドのひとつです。
原料の仕入れから格付けまでを兵庫県手延素麺協同組合が一元管理し、検査に合格した製品だけが揖保乃糸として世の中に流通しています。
半田そうめん(徳島県)
徳島県美馬郡つるぎ町の半田地区で生産されている手延べそうめん「半田そうめん」。
半田そうめんの特徴は、力強いノド越し、豊かな小麦の風味、強いコシは、麺が太い半田そうめんならではの味わいです。
小麦のブレンドや熟成時間など製麺所によって製法はさまざまなので、同じ半田手延べそうめんでも製麺所ごとに味わいが異なるので違いを楽しんでみるのもいいですね。
小豆島そうめん(香川県)
瀬戸内海・播磨灘に浮かぶ小豆島の特産品の「小豆島そうめん」。
400年前に三輪そうめんで製造技術を学んだ島民が小豆島にその技術を持ち帰り広まったとされています。
小豆島そうめんの特徴は、小豆島特産の純正ごま油を使用していること。ごま油は酸化しにくく、製品の劣化が抑えられるので、そうめんの消費期限も長く保てます。
島原そうめん(長崎県)
長崎県南島原市で生産されている島原そうめんは、全国2位の生産量を誇ります。有明海に近い温暖で乾燥した気候、良質な小麦、豊かな水がそろっていたからこそ、そうめんの一大産地になりました。
島原そうめんの特徴は、つるつるとノド越しが滑らかで、強いコシと粘りのある食べ応えがあります。
大門(おおかど)そうめん(富山県)
富山県の大門(おおかど)そうめんは、砺波市の大門地区で江戸時代から作られているそうめんです。細く長い手延べ麺を、丸まげのように丸めたかたちがユニークで、和紙で包まれています。包み紙には、製造者の名前が書かれているのも特徴です。
手でよりを掛けながら細く延ばすことで、強いコシが生まれます。なめらかなのどごしも魅力です。
【4】容量で選ぶ 人数や保存期間を考慮して!
そうめんの多くは1束が50g。これで軽く1人前程度とされています。また、そうめんは乾麺という性質上、比較的保存がきくので買いおきも可能。購入時には、一度に食べる人数や保存期間を見越して、適した容量を選ぶとよいでしょう。
箱入りのものは贈答用とおもわれがちですが、光を遮断でき、折れを防いで保管しやすいので、実はご自宅用にも使い勝手がよいです。そうめん好きのご家庭なら、大容量の木箱も風情があっておすすめです。
【5】健康志向の方は食塩無添加や減塩、糖質オフタイプを
健康志向の方や塩分、糖質が気になる方は、食塩無添加や減塩タイプ、糖質オフのそうめんも選択肢にいれてみてください。
各メーカーの独自の製法によって塩分や糖質がカットされています。そうめん本来の美味しさを保ったまま、気になる塩分や糖質を減らす工夫がされているので、試してみてはいかがでしょうか。
【6】オリジナルの風味を楽しめるそうめんも
オリーブオイルやオリーブ果実、レモン果汁、野菜などをめんに練り込んでいる商品もあります。カラフルな色で見た目にも楽しく、独特な風味も味わえます。
【7】贈答用なら高級感がある木箱入りがおすすめ
そうめんには毎日でも食べられる安い値段の商品、高価格の高級そうめんがあります。高級そうめんには木箱入りの高級感があるものも。お中元などの贈り物にもぴったりです。
そうめんの「新物」「古物」とは?
そうめんには、製造後すぐに出荷される「新物(しんもの)」と、1年以上熟成させた「古物(ひねもの)」があり、「古物」には2年以上熟成させた「大古物(おおひねもの)」と呼ばれるものもあります。
一般的には「古物」のほうが油のくせが消えてコシが強くなるので味わい深いとされていますが、小麦の香りが生きていてしなやかなのどごしがあるのは「新物」です。それぞれ異なる魅力がありますので、そうめんを選ぶときには熟成期間の違いもポイントになるでしょう。
そうめんの糖質やカロリーはどれくらい?
夏に食べる機会が増えるそうめんは気軽に食べやすいですが、カロリーも気になるところ。そうめんは一束50gで一人前になると2束分なので100gになります。
一人前のそうめん(乾麺)のカロリーは約350kcal、糖質は約70gほどです。
原材料は小麦と塩と水でできているので、炭水化物のかたまりです。
そうめんは単体で食べることが多いので、糖質が吸収されやすく、血糖値が急上昇します。血糖値の大幅な上昇や下降は太りやすいメカニズムのひとつなので、そうめんでダイエットは難しそうですね。
そうめんの美味しい茹で方・食べ方
茹で時間が短く、のどごしもいいそうめんは夏にぴったり。毎日でも食べられるからこそ、美味しい茹で方や食べ方、アレンジレシピをご紹介します!
そうめんの茹で方のコツ
そうめんの茹で方のコツをご紹介します。
(1)鍋にたっぷりのお湯を沸かします。そうめん100gに対してお湯1リットルが目安
(2)そうめんを鍋に入れ、菜箸でほぐしながら茹でます
※商品ごとの茹で時間を目安にしましょう。1分半~2分くらいの商品が多いです。
お湯がふきこぼれないように、火加減を調節するのがポイント
(3)好みの固さになったら火を止め、ザルにあげて流水で洗いぬめりを落とします
アレンジレシピをご紹介
●そうめんチャンプルー
【二人前の材料】
豚モモ肉・・・約160g
キャベツ・・・4枚
もやし・・・1袋
ゴーヤ・・・半分
卵・・・1個
そうめん(乾)・・・2束(100g)
鶏ガラスープ・・・適量
しょう油・・・適量
【作り方】
溶いた卵をフライパンでさっと炒めて取り出しておきます。
ごま油で豚もも肉を炒めて塩コショウをします。次にゴーヤとキャベツ、もやしを入れます。
茹でたそうめんを野菜と豚肉のなかにいれて炒めます。先に炒めた卵をもどしさっと炒めます。
鶏ガラスープとしょう油を適量いれて味付けしたら完成です。
夏はもちろん、1年中美味しいそうめん
美味しいそうめんの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
そうめんには兵庫県の「揖保乃糸」や奈良県の「三輪素麺」、富山県の「大門素麺」、そのほかにも全国各地に名産があります。日常的に食べやすい価格の商品もあれば、贈答品にも最適な高級品も。湯で時間がほかの麺類に比べて短くて調理もラク。のどごしがよくて、食欲が落ちやすい暑い夏にもぴったりです。
たくさんの種類があるからこそ迷ってしまうかもしれませんが、全国各地のそうめんを食べ比べてみるのも楽しいですね。ぜひアレンジも楽しみながら味わってください!
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