カメラの買取の3つの方法
それではカメラの買取について、みていきましょう。
買取専門店に買取を依頼
カメラの場合はそれ自体に人気があり、買取専門のお店もあります。また、カメラを購入した量販店でも、カメラの買い取りを実施しているところもあります。
カメラ買取専門店は、カメラに詳しい鑑定士が査定をおこなうことから、カメラ自体の価値に見合った適正な価格で買い取ってもらえる安心感が魅力です。買取事例も多いので機種ごとに大まかな目安金額がわかるのもポイントといえます。店舗によっては出張買取や宅配買取もありますので活用してみましょう。
リサイクルショップに買取を依頼

Photo by Jen Theodore on Unsplash

Photo by Jen Theodore on Unsplash
また、カメラ買取専門店のほかにリサイクルショップに持ち込むという方法もあります。手軽さは、カメラ買取専門店と同様で店頭に持ち込んで査定を受け、金額がつけば、買い取り代金を得ることができます。
また最近では出張買取や宅配買取など、わざわざ店頭に行かなくても買取査定してもらえるサービスもあるので、便利です。ただし、リサイクルショップは安く買い取るところも多いので、買取金額が安値に終わる可能性もあります。
フリマアプリやネットオークションに出品
カメラがまだ使える状態であれば、Yahoo!オークションやメルカリなど、オークションサイトに出品する方法があります。カメラを出品するメリットとしては、自分の希望する金額で落札される可能性があることです。
もちろん希望額での落札に至らないこともありますし、費用をかけて出品したのに、そもそも売れない可能性もあります。出品手数料や売れたときの発送費用、梱包の手間などがかかることも覚えておきましょう。
カメラの種類で買い取り価格が変わる
一口にカメラといってもとてもたくさんの種類があります。カメラの種類によっても買取価格が違ってきますので、自分で持っているカメラがどのタイプかを把握しておくとよいでしょう。
ミラーレス一眼カメラ
ミラーレス一眼カメラは、カメラの本体内部に鏡(ミラー)がないことが特徴です。通常の一眼レフは本体内部に光を反射させる鏡がありますが、ミラーレス一眼カメラは、レンズを通した光景がセンサーで映像データに変換され、保存されたりモニターやビューファインダーに映し出されます。
コンパクトで手軽、静かな音で撮影もでき、カメラ初心者でもかんたんに扱える機能が充実しているカメラが多いです。
デジタル一眼レフカメラ
デジタル一眼レフカメラは、カメラ本体内に光を反射させる鏡があるのが特徴です。レンズを通して入ってきた光景は、鏡の反射で直接ファインダーに届きます。
このようにカメラ内部の機構が少し複雑なため、本体は大きいという特徴があります。ただデメリットというよりは、握りやすくグリップがあるためメリットともいえる特徴です。また暗所でも被写体をしっかりと見ることができ、しっかり確認してから撮影できることもメリットです。
コンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラは「コンデジ」とも呼ばれています。一眼レフなどと違い、レンズの交換ができないという特徴があります。本格的にこだわって撮影したいというよりは、スマートフォンよりワンランク程度上を求めながら気軽に写真を撮りたい、という方向けのカメラといえます。
名前のとおり、持ち運びに便利なポケットにも入るコンパクトなサイズながら、光学ズームやマクロ撮影など機能も充実しているものも多数あります。
フィルムカメラ
デジタルカメラが出現する前は主流だったフィルムカメラですが、最近ではインスタントカメラやトイカメラなどで人気があります。
レンズで写した景色をフィルムに焼き付け、現像することではじめて写した画像がわかるフィルムカメラは、デジタルカメラよりも撮影枚数も少なく便利さには欠けますが、独特の味わいがあり未だ根強い人気があります。
クラシックカメラ
現在は発売されていないものの、名機としてファンに人気なのがクラシックカメラです。クラシックカメラは、オートフォーカスすらなく、露出もフィルムの出し入れも、撮影に必要なほぼすべての動作を撮影する人が手動で行わなければならないカメラです。
また故障しても部品は手に入りにくいので、非常に扱いが難しいものです。しかし、ピントを合わせたりフィルムを巻いたりといったアナログな動作は、写真を撮っているという感覚を味わうことができ非常に楽しいものです。
カメラの買取価格相場
では、カメラが一体いくらで売れるのか、を確認してみましょう。あくまで一例なので、カメラの処分を考えている方は、一度査定に出してみるといいでしょう。
キヤノン EOS M ダブルレンズキット ブラック ¥12,510
キヤノン EOS-1Ds Mark II ボディ ¥20,250
キヤノン PowerShot D30 ¥7,290
キヤノン EOS-1V ボディ ¥35,010
Leica ライカ M3 ブラックペイント ¥60,000
高価買取のための3つのポイント
カメラをより高く買い取ってもらうにはどうしたらいいのでしょうか。以下では、カメラを高価買取してもらうための3つのポイントをお伝えします。
付属品はすべて揃えておく
カメラの購入時には、多くの付属品がついてきますが、買取査定に出すときそれらはすべてセットで出しましょう。箱などもついていると、ていねいに大切に扱われたカメラと印象付けることができ高く買い取ってもらえる可能性が高いです。
ケーブル、ケース、箱、説明書などは購入時どおりにそろえておくといいでしょう。
自分で解体や修理はしない
カメラを買い取ってもらうときには壊れていないことが大切ですが、実は壊れている場合でも買い取ってもらえる可能性もあります。
壊れている場合は、修理前提で買い取ってくれることもあるため、いったんそのまま買取業者に査定してもらう方がいいでしょう。なお、自分でなおすのは買取価格が下がることがありおすすめできません。
大事に保管する
カメラは精密機械なので、保管しているときや運んでいるときに壊れてしまう可能性もあります。そのため、買い取ってもらうまでは、取り扱いにじゅうぶん注意が必要です。
ふだんから使用後にホコリを払ったりメンテナンスをしておく、専用ケースに入れて湿気から守り保管する、などすると状態のよいまま査定できるので、査定が高くなる可能性があります。逆に扱いが雑でキズがついたり汚れたままだと査定が低くなることもあるので、ふだんからていねいに扱いましょう。
買取以外の処分方法も知っておこう カメラは「小型家電リサイクル法」の対象
カメラを処分するとき、「小型家電リサイクル法」に則って処理する必要があります。「小型家電リサイクル法」は2013年4月にできた法律で、家庭にある電気や電池で動く製品をリサイクルするためにできた法律です。カメラに関しては、この法律によって処分しなければなりませんが、回収方法や分別ツールは各自治体によって取り扱いが異なります。処分するときは各自治体に一度問い合わせてから、処理しましょう。
買取や処分をする前に気をつけること
カメラを処分するときに、事前におこなっておくべきことがあります。
データを消去または移動させる

Photo by Tom Pumford on Unsplash

Photo by Tom Pumford on Unsplash
カメラを捨てるときは、個人情報の保護のため、メモリーカードは抜き取るようにしましょう。またカメラ本体の画像データも消去するべきです。
このとき、カメラ本体の初期化や削除だけでは削除されないこともあるので、いったん初期化したあと、記憶領域がいっぱいになるまでプライバシーと関係のない写真を撮影し、再度初期化や消去をおこなうとよいとされています。また、カメラに設定したデータも消去するようにしましょう。
バッテリーを抜く

Photo by Keagan Henman on Unsplash

Photo by Keagan Henman on Unsplash
またカメラから、バッテリーを外すことも重要です。外したあとは、「充電式電池リサイクルボックス」のある小売店などに持ち込み、回収してもらってください。
また、ショートや発火を引き起こさないように、絶縁のために端子にテープを貼ったり、小型充電池1個ごとにポリ袋に入れて廃棄してください。
編集部まとめ
今回は、古いカメラの処分方法について、小型家電リサイクル法や買取についてお伝えしてきました。単にカメラを処分するだけであれば法律に則って廃棄すればいいのですが、どうせなら買い取ってほしいものです。
また買い取り先もオークションや買取専門業者などさまざまあります。とくに買取専門業者の場合は、査定のときに状態がよければ、カメラの高額の買い取りも可能な場合もあります。新しいカメラがそろそろほしい、と思っている方は、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】カメラのおすすめはこちら
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「サービス」「セール・クーポン」をはじめ、新製品などのおすすめ情報、企業ニュースなどを担当。世の中のあらゆるお得な情報を日々キャッチしています。広告関連記事の制作にも携わり、SEOの知見を活かし商品販促のプランニングも行っています。