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筆文字からイラストまで!『筆ごこち』強弱のつけやすいペン先を検証レビュー

筆文字からイラストまで!『筆ごこち』強弱のつけやすいペン先を検証レビュー
筆文字からイラストまで!『筆ごこち』強弱のつけやすいペン先を検証レビュー

◆本記事はプロモーションが含まれています。
◆本記事は2020年12月23日に公開された記事です。

ふだん筆文字に慣れていない初心者からすると、筆ペンは年に数回使うかどうかわからない文具かもしれません。ですが筆ペンのなかにはふだん使いしやすい商品もあり、仕事はもちろん趣味で使っている人もいたりします。「キレイな文字が書けるならふだんから筆ペンを使ってみようかな……」と考えているなら、『筆ごこち』は手に取ってみてほしい商品のひとつ。また、口コミでは趣味で使用している人も多く、手紙だけではなくイラストでも活用できる筆ペンです。今回はそんな『筆ごこち』の検証レビューをお伝えします!


マイナビおすすめナビ編集部

担当:生活雑貨・日用品
平野 慎也

「生活雑貨・日用品」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。

『筆ごこち』を実際に購入して使ってみました!

筆ごこちラインナップ
筆ごこちラインナップ

筆ペンといえば、年賀状や手紙などで真摯な気持ちを伝えたいときに活躍する文具。そして、なかには趣味でイラストを描くのに活用している人もいるのではないでしょうか。

「キレイな筆文字を書きたい」「イラストに使える使い勝手のいい筆ペンがほしい」そんな人はぜひ『筆ごこち』をチェックしてみてください。強弱のつけやすいペン先で、さまざまなシーンで活躍してくれる筆ペンです。

『筆ごこち』は3種類の太さがあり、公式HPでの情報だけでは実際の太さの違いや書き心地、インクの発色の違いなどがわからなかったので、購入して比較してみることにしました。

実際に使ってみた結果、初心者向けだと思う筆ペン、イラスト向けだと思う筆ペンなど、わかったことがいくつかありました。その内容を、この記事でお伝えしていこうと思います!

『筆ごこち』はどんな筆ペン? 公式サイトの情報などを調査

 
 

『筆ごこち』は書道用品からマンガ用品を扱う「呉竹(くれたけ)」が販売する筆ペン。メーカーは「筆風サインペン」とうたっています。

ペンの太さは「中字」「極細」「細字」の3種類。インクの色は黒セリース(ブラック)を含む全6色のカラーです。インクの種類も違いがあり、中字・細字は水性顔料、極細は水性染料が採用されています。

「中字」は宛名書きやイラスト、「極細」は手紙や履歴書、「細字」は手帳やはがきなど、それぞれメーカーが推奨している使い方があります。今回はこの3種類にどのような違いがあるか注目していくことにしました。

『筆ごこち』の口コミや評判は? SNSやECサイトでの評価を調査

筆ごこち口コミ
筆ごこち口コミ

『筆ごこち』の口コミ・評判を探ってみたところ、ふだん筆書きをする人からイラストを描く人まで、幅広い意見が寄せられていました。

それぞれの意見をまとめながら、メリット・デメリットの両方に焦点をあてていこうと思います。

『筆ごこち』のいい口コミ

『筆ごこち』の書き心地は、筆ペンとサインペンの長所をバランスよく取り入れたような質感。そのため筆ペン初心者でもキレイな文字が書きやすいと口コミがありました。

文字を書く人だけではなく、マンガやイラストが趣味の人からも好評だったのが、強弱がつけやすいペン先。書きながら線の太さが調整しやすいという点に喜んでいる人が多く見受けられました。

また、『筆ごこち』で一部ラインナップしている「水性顔料インク」の商品に関しては、耐水性があるので水彩絵具での着色に使っても線画がにじまず便利という声もありました。

『筆ごこち』のイマイチな口コミ

『筆ごこち』は商品パッケージにも書かれているとおり「筆風サインペン」なので、本格的な毛筆に近い書き心地を求めている人には不向きだという口コミがありました。

また、いい口コミで好評だったペン先の書き心地も、人によってはペン先が扱いづらく感じたという声も。その原因は、ペン先が思ったよりやわらかすぎた、または硬すぎたというイメージの違いがあったようです。

ほかにも、インクの乾きが遅いのでうっかり用紙を汚しやすかったり、乾く時間を待たなければいけないという意見も。筆圧の強さによってインクが出すぎてしまう傾向もあるようでした。

『筆ごこち』を実際に使用したレビュー&感想 検証レビュー

筆ごこちパッケージ
筆ごこちパッケージ

それでは実際に『筆ごこち』を使ってみた感想をお伝えしていきます。今回購入したのは「中字」「極細」の2本セットと、「細字」のブラックを含む全6色のカラーです。

まずは外観をチェック!

筆ごこち種類
筆ごこち種類

太さによって外観が違います。左からゴールドのラベルが中字、ホワイトが極細、アイボリーが細字です。

筆ごこちインク窓
筆ごこちインク窓

中字と極細にはインクの残量がわかる窓がついていました。ただしパッケージから出した時点でインク量がはっきり見えたのは極細だけでした。

筆ごこちなぞり書き用紙
筆ごこちなぞり書き用紙

今回購入した中字・極細2本セットには「なぞり書き用紙」という、文字を練習するための用紙が付属。

筆ごこちなぞり書き用紙英語
筆ごこちなぞり書き用紙英語

用紙の裏側は、英語の筆記体も練習できるようになっていました。

『筆ごこち』の太さは中字・極細・細字の3種類。中字・極細は「スタンダード」という宛名書き向けのシリーズ、細字は「カラー」に分類されています。

「スタンダード」は1本ずつ購入することは可能ですが、今回購入したのは中字・極細の2本セットのパッケージ。なかには「なぞり書き用紙」という筆文字が練習できる便利なシートが付属していました。筆ペン初心者にはうれしいおまけですね。

筆ごこち太さ比較
筆ごこち太さ比較

「スタンダード」の2種類とあわせて「カラー」のブラックとの違いも知りたかったので、3本を比較することにしました。(左:中字、中央:極細、右:細字)

筆ごこち本体太さ
筆ごこち本体太さ

ペンの太さは、3本とも同じで10mmほど。

筆ごこち全長キャップ閉
筆ごこち全長キャップ閉

全長は、キャップをした状態であれば3本とも138mmほどでした。

筆ごこち全長キャップうしろ
筆ごこち全長キャップうしろ

キャップはペンのうしろに収めることが可能です。このときの長さは中字・細字が156mmほど、極細が少しだけ短い154mmほど。キャップによって長さが大幅にプラスされました。

筆ごこちペン先太さ
筆ごこちペン先太さ

ペン先の太さは当然バラつきがありましたが、根本部分の太さはだいたい2mmほどでした。(左:中字、中央:極細、右:細字)

筆ごこちペン先長さ
筆ごこちペン先長さ

ペン先の長さは根本から測定すると4mmほど、インクが染みている部分は2mmほどでした。(左:中字、中央:極細、右:細字)

3本のサイズ感を比較してみたところ、ペン先の太さについては若干の差がみられたものの、ほぼ同じサイズ感であることがわかりました。

キャップをペン先につけた状態だと全長が小さめですが、ペンのうしろにキャップを収めると155mm前後にまでサイズアップ。そのため、手が大きい人でもそこまで持ちづらさは感じないのではないかと思いました。

外観のラベルの色でペン先の違いを見分けることができるので、ペンケースやペン立てに入れていても判別しやすいのはうれしいポイントですね。

書き心地を検証

筆ごこち中字書きごこち
筆ごこち中字書きごこち

中字を筆圧強めで書いてみると、ペン先がしなって太い線に。筆圧を弱めれば1/2~1/3ほどの細い線も書くことができました。

筆ごこち極細書きごこち
筆ごこち極細書きごこち

極細の場合はペン先全体に弾力性があり、筆圧の違いで文字の強弱を表現しやすい仕様でした。

筆ごこち細字書きごこち
筆ごこち細字書きごこち

細字は3本のなかでもっとも硬め。ペン先の一部がわずかにしなる程度でしたが、それでも文字の強弱はある程度つけることができました。

筆ごこち永
筆ごこち永

「とめ・はね・はらい」がわかりやすい「永」の字を筆圧を変えてそれぞれ書いてみました。(上から下にかけて筆圧を強く変更)

筆ごこちひらがな
筆ごこちひらがな

次はひらがなを。中字は太さの違いが際立ちますが、極細・細字はほどんど同じ文字の太さです。

『筆ごこち』の書き心地は、太さによって大きな違いがありました。まず中字はやわらかめの質感で、筆圧に合わせて線の強弱がつけやすい印象。極細は硬めですがペン先全体に弾力性があり、筆文字に慣れていない筆者でも文字を書きやすい印象でした。

そして細字は3本のなかでもっとも硬く、サインペンに近い質感。ですがわずかに弾力性もあり「とめ・はね・はらい」を表現することができました。

インクの速乾性やにじみは?

筆ごこちかすれ具合
筆ごこちかすれ具合

今度はかすれ具合を調べるために〇を描いてみました。どの太さもかすれなくキレイに描くことができました。

筆ごこち画用紙乾き
筆ごこち画用紙乾き

次はインクの速乾性を検証します。画用紙に書いて指ではらってみたところ、細字は50秒ほどで乾きましたが、極細・中字は60秒経過しても乾いていませんでした……。

筆ごこちノート紙乾き
筆ごこちノート紙乾き

用紙によってインク乾きが変わることも多いので、ノート紙でも検証。今度は極細の方が乾きが速くなりましたが、やはり中字は60秒経過してもやはり乾かないままでした……。

筆ごこち裏うつり
筆ごこち裏うつり

インクのにじみ具合を検証するため、ノート紙に文字を書いて裏側をチェック。3本ともほとんどにじみはみられませんでした。

筆ごこち黒の色味
筆ごこち黒の色味

インクの色味を油性サインペンと比較してみると、中字は油性サインペンよりも深い黒、極細もしっかりとした黒に見えました。細字はほんの少しうすめの印象です。

『筆ごこち』は極細に「水性染料インク」、中字・細字に「水性顔料インク」を使用。染料はなめらかで発色がいいのが特徴で、顔料は水に強く耐光性にすぐれているメリットがあります。

そしてインクの検証をしてみて、ほぼ同じ筆跡の太さだった極細(染料)と細字(顔料)の違いもしっかり把握できました。今回の結果からみると発色のよさを重視するなら極細、用紙汚れを防ぎたいなら細字を選択するといいのではないかと思います。

ちなみに中字も発色がよかった印象ですが、インク乾きが遅いのが少し難点。インクの速乾性は使う用紙によっても変わってくるので、相性のいい用紙を合わせることで使いやすくなるのではないかと感じました。

カラーはどんな発色?

筆ごこちカラーラインナップ
筆ごこちカラーラインナップ

細字はブラック含め、全6色のカラーがラインナップしています。

筆ごこちカラー太さ
筆ごこちカラー太さ

カラーの太さはすべて細字。ペン先はすべてブラックと同じサイズ感と質感です。

筆ごこちカラー色味
筆ごこちカラー色味

キャップ色とインク色が合っているかどうか比較。ダークグリーンとロイヤルブルーは思ったより濃いめで、キャップ色の方が少し明るく感じました。

『筆ごこち』のカラーは現在のところ、ブラックを含めて全6色。太さは細字のみとなっています。

ペン全体やペン先のサイズ感などは、さきほど検証した細字のブラックと同じ。違いがあるのはキャップ色とペンのうしろが該当のカラーで彩られていることです。どのカラーなのかすぐわかりやすい外観ですね。

気になる発色は、筆者が見たところキャップ色よりも若干色味が濃いと思ったのがダークグリーンとロイヤルブルー。そのほかはキャップ色とのイメージにそこまで差異はありませんでした。

呉竹『筆ごこち(LS1-10S)』

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サイズ 最大径11×全長138mm
インクタイプ 顔料
インクカラー 黒セリース

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呉竹『筆ごこち 極細(LS4-10S)』

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サイズ 最大径11×全長138mm
インクタイプ 染料
インクカラー 黒セリース

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呉竹『筆ごこち 細字(LS6)』

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サイズ 最大径11×全長138mm
インクタイプ 染料
インクカラー ブラック、ローズピンク、ロイヤルブルー、ブルーブラック、ダークグリーン、セピア

サイズ 最大径11×全長138mm
インクタイプ 染料
インクカラー ブラック、ローズピンク、ロイヤルブルー、ブルーブラック、ダークグリーン、セピア

『筆ごこち』を実際に使ってみてわかったこと 総合評価:4.0点

筆ごこちチャート
筆ごこちチャート

筆ごこちを試した感想をチャートにしてみました。
ペン先のコシ:4
デザイン:3
持ちやすさ:5
かすれにくさ:5
速乾性:3
※執筆者の主観を数値化したものです。

『筆ごこち』は3種類の太さがラインナップされていますが、今回の検証ではそれぞれ違う特徴を持っていることがわかりました。

初心者向けだと思ったのが、弾力性がある硬めのペン先で文字つぶれしにくい「極細」。イラストを描くなどの理由で水に強い筆ペンを求めている人は、顔料インクを使った「細字」を選ぶといいでしょう。

少しやわらかめのペン先が好きだったり、強弱のある線を自在に描きたい人は「中字」をチョイス。インクの出がよく深みのある黒で発色もいいので、宛名書きはもちろんイラストのベタ塗りにも適しています。ただし、今回使った用紙ではインク乾きが遅い傾向があったので、用紙との相性を確認しながら使うといいかと思いました。

筆文字からイラストまで幅広く使いやすい『筆ごこち』。この記事で興味を持ったら、ぜひあなたの手で体感してみてくださいね!

呉竹『完美王』

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サイズ 最大径14×全長174mm
インクタイプ 顔料
インクカラー 墨、うす墨、朱墨
ペン先 墨:極細、中字、太字、うす墨:中字のみ、朱墨:中字のみ

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インクカラー 墨、うす墨、朱墨
ペン先 墨:極細、中字、太字、うす墨:中字のみ、朱墨:中字のみ

呉竹『ZIG CLEAN COLOR FB(ジグ クリーンカラー FB)』

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サイズ 最大径11×全長134mm
インクタイプ 水性染料
インクカラー 全47色+ブレンダー

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企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部

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