『ビックル』を実際に飲んでみました
昨今では乳酸菌入りの飲料も増えてきている印象がありますが、『ビックル』は1993年発売とその歴史は長いほうではないでしょうか。
今回は、実際に『ビックル』購入して細かい味のレビューや、試してみてわかった魅力などをお伝えします。
『ぐんぐんグルト』や『ヨービック』など数多くの飲料が販売されていて、差がイマイチわからない……。そんなお悩みを持っているなら、ぜひ今回のレビューを参考にしてください。
『ビックル』とは?
『ビックル』は、サントリーより1993年に発売された乳性飲料です。名前の由来は、大きいという意味の“ビック”と、おいしくてゴクゴク飲めて不思議という意味を込めた“ミラクル”の造語。
ラインナップは、280mlサイズでカルシウムとマグネシウム配合の『ビックル』、500mlサイズでコクのある甘さが強化された『ビックル500』、炭酸入りの『ビックルソーダ』の3種類が販売されています。
そのなかでも今回は『ビックル500』を購入して実際に試してみました。
『ビックル』の口コミや評判は? いい口コミ・悪い口コミを調査!
まずは、実際飲んでみたひとの口コミにはどのようなものが多いのかを見ていきましょう。
気になる口コミをまとめてみました。
『ビックル』の悪い口コミ
甘すぎるという口コミがありました。口コミの傾向としては女性の割合が多かったという印象です。
『ビックル』のいい口コミ
懐かしい味という声が多くありました。その他にも、そんなに甘くなく飲みやすいという声もありました。
甘みは人によって意見が分かれるところ。検証するときはしっかりと他の商品と比較したいと思います!
口コミでは30〜40代の方も多くいました。自身の子どもの頃に飲んで甘くて美味しかった記憶を思い出し、懐かしくてつい買ってしまうことがあるようです。なかには自分の子どもにも飲ませているという方も。
『ビックル』を実際に飲んで徹底検証! おいしいアレンジ方法も!
今回は『ビックル』含め、6商品の乳酸菌入りの飲料を購入し、飲み比べています。なかでも、同じ清涼飲料水の部類に入っている『ぐんぐんグルト』と『ヨービック』との違いは気になるところ。
『ビックル』はどんな味なのか、人によって差がある甘みについても検証! 他の商品と比較して、さまざまな項目を5段階評価しているので注目です!
パッケージには励ましのメッセージも書かれています。くわえて、温かい色合いとキラキラしたデザインは、疲れた時につい手に取りたくなりそうです。メッセージは6種類あるそうで、買うごとに今回はどんなメッセージかなとワクワクしてしまいますね。
ミルクオリゴ糖がしっかり入っています。ミルクオリゴ糖とは、さまざまな種類のオリゴ糖の混合物です。使われている人工甘味料の種類は、『ぐんぐんグルト』『ヨービック』より少なく、スクラロース1種類のみです。
『ビックル』の味を詳しく検証
ではさっそく、気になる味を検証すべく飲んでみました。他の商品と比べてどの程度甘いのかもしっかり検証していきます。
一口目に、感じたのは強いミルク感。パッケージに“ミルク感たっぷり”とあった通りです。
そして、気になる甘さも、しっかりと感じました。ふんわりとミルク感に包まれた甘さを最後まで楽しめます。それぞれ項目ごとに、その他の5商品と比較しながらみていきましょう。
甘み
甘さが強い『ヤクルト』や『ピルクル』は酸味のある甘さですが、『ビックル』はふんわりミルク感のある甘さが際立ちます。ミルク感が強いので、甘いけれど優しい味わいだと思いました。この甘さの特徴が、人によっては甘ったるいと感じてしまうところではないかと思います。
酸味
酸味は、他の6商品のなかでは少ないほうだと思いました。他の商品と比較して感じたのは、酸味というより甘みが強かったです。特に『ぐんぐんグルト』と比べると、『ビックル』のほうが優しい味だと感じました。
香りの強さ
香りを嗅ぐと、他の6商品のなかで一番強く感じました。香りのみで『ビックル』とすぐわかるほど。後味にも繋がってきそうだと思いました。
後味のよさ
後味のよさは比較的低めです。香りが強いこともあり、口に残りやすいと思います。『ぐんぐんグルト』『ヨービック』と比べると、後味はあまりよくないと感じてしまいました。
濃度
濃度はとても高いと感じました。『ヤクルト』よりは低いですが、十分濃厚です。『ぐんぐんグルト』『ヨービック』『マミー』よりは濃く感じました。ミルク感のある濃厚な飲み口で、飲んでいてホッとしてしまいました。
爽やかさ
爽やかさよりも、ふんわり優しいけれど濃厚といったイメージです。
『ぐんぐんグルト』は、酸味があり後味さっぱり、『ヨービック』は、爽やかな飲み口なのに対して、『ビックル』は甘さと香りが強く、『ヤクルト』よりは低いですが、濃度が比較的高めなのが特徴です。
『ビックル』におすすめのアレンジ
『ビックル』は甘くて濃厚なことがわかりました。その体験をもとに、もっと楽しめるアレンジ方法を発見したのでご紹介したいと思います。
濃厚でおいしいけれど、ちょっと味を変えたいというときにもおすすめですよ!
『ビックル』+強炭酸水
甘い『ビックル』は、そのまま飲んでも美味しいですが、濃厚だからこそ、炭酸水と割る飲み方もおすすめです。※薄めすぎないためにも強炭酸がいいと思います。
「ビックルは甘過ぎて飲めない!」と思った人も、これなら爽やかに飲めそうですよ。
作り方は、『ビックル』に強炭酸水を入れるだけ。配合はお好みですが、1:1くらいが爽やかでおすすめです。濃厚がいい場合はもっと『ビックル』の割合を多くしてみてくださいね。
炭酸水で甘さが和らいで、爽やかになりました。疲れた日の夜には、『ビックル』をそのまま。おやつ時に楽しみたいなら炭酸割りなど、シーンによって飲み分けることもできます。
乳酸菌・ミルクオリゴ糖なども入っているので、家族が炭酸飲料を飲みたいと言ったらこれを出そうと思いました。
本家『ビックルソーダ』との違い
実は、サントリーより『ビックルソーダ』という商品が発売されています。炭酸で爽やかに楽しめる点は同じですよね。
しかし、『ビックル』を活用したアレンジなら、炭酸水の量で自分好みに濃度を変えることができます。これが、本家ビックルソーダとの違いでありアピールポイントです!
たとえば、家族が甘過ぎるのが苦手だったら炭酸水の量を多くしてみるなど、カスタマイズできるので、ぜひ一度試してみてほしいです。気になる人は、本家ビックルソーダも飲んでみてくださいね。
容量 | 500ml |
---|---|
原材料 | 果糖ぶどう糖液糖、はっ酵乳、脱脂粉乳、ミルクオリゴ糖、酸味料、安定剤(ペクチン、大豆多糖類)、香料、乳化剤、カラメル色素ほか |
アレルギー成分 | 乳、大豆 |
容量 | 500ml |
---|---|
原材料 | 果糖ぶどう糖液糖、はっ酵乳、脱脂粉乳、ミルクオリゴ糖、酸味料、安定剤(ペクチン、大豆多糖類)、香料、乳化剤、カラメル色素ほか |
アレルギー成分 | 乳、大豆 |
『ビックル』の染み渡る甘さでホッとしよう 総合評価:3.3点
『ビックル』を試した感想をチャートにしてみました。
爽やかさ:2
後味:3
酸味:1
香りの強さ:5
濃度:4
甘み:5
※執筆者の主観を数値化したものです。
人によっては甘ったるい、爽やかさが少ない、などの注意点もありましたが、『ビックル』は優しいミルク感で、甘みと香りが強く濃厚な飲み物であることがわかりました。
やわらかい甘みが染みわたって美味しいので、こんな時にもおすすめです。
・休日のおやつ時
・小腹がすいたとき時
・疲れて甘いものがほしい時
・お風呂上がりの一杯
ミルク感が強いので、お子さんが飲むのもいいですね。
また、カルシウムとマグネシウムが配合された280mlの『ビックル』も販売されています。ぜひ試してみてくださいね!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 乳酸菌飲料の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での乳酸菌飲料の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの乳性飲料のレビュー記事はこちら 【関連記事】
そのほかの乳酸菌飲料関連の記事はこちら 【関連記事】
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「食品・ドリンク」カテゴリーを担当する40代編集者。好奇心旺盛で「何事にもまずは試してみる」をモットーにしてる。最近は格闘技好きが高じて、ボクシングや柔術を習っている。休日はスーパーでお買い得品を探すのも趣味。新商品には目がないので、ついつい買いすぎてしまうのが悩み。