『夢ゲンナイフ』を実際に使ってみました
「食材によって使い分けられるほど包丁にくわしくない」
「複数の包丁を使いこなす技量がない」
「そもそもキッチンが狭いから、そんなに何本も包丁を置いておけない」
理由は人それぞれありますが、できれば包丁1本でさまざまな食材の調理をし、料理をすませたいと考えている人は少なくないですよね。そんなあなたにおすすめなのが、今回紹介する『夢ゲンナイフ』です。
『夢ゲンナイフ』は、1本でさまざまな食材を処理できる超万能ナイフ! 本記事では、『夢ゲンナイフ』を実際に購入し、切れ味や使い心地を試してみました。
『夢ゲンナイフ』ってどんな商品?
『夢ゲンナイフ』は、実演販売で有名なコパ・コーポレーションが取り扱っている商品です。かたいものが得意なストレート刃とやわらかいものが得意なギザギザ刃、両方の特徴をもついいとこ取りの包丁。
ギザギザ刃の包丁のように凹凸した刃が食材表面をしっかりとらえて、いとも簡単に入り込みます。ストレート刃の包丁のような鋭い切れ味もあるため、食材内部まで刃が抵抗なく入っていき、らくに切り進めることができます。
凹部も凸部も刃付けされているから切れ味抜群! 力を入れなくても不思議なくらいに切れます。表面がツルツルしているものから、やわらかいもの、かたいものまで関係なく対応できる万能選手です!
『夢ゲンナイフ』の気になる口コミ
『夢ゲンナイフ』には「よく切れる」「手軽に使える」など、いい口コミが寄せられています。しかし、「切れない」「刃がかけた」など悪いレビューも。お金を払う価値がある包丁なのか、評判を確認しておきましょう。
切れない
肝心の切れ味に関わる悪い口コミが、とても多く挙がっています。
「思ったほど切れない」
「最初は切れたが、切れなくなるのが早い」
「そこまでかたいものを切ったわけではないのに、すぐに刃こぼれした」
切りにくい
サイズが小さいことによる使いにくさを指摘する口コミもありました。
「小さすぎて大きな野菜には向かない」
「切るときに、包丁を握る指がまな板にあたってしまうため、切りにくい」
「かたいサツマイモやカボチャを切ろうとすると、包丁が折れそうで怖い」
「大根やジャガイモなど根菜を切るときに刃が逃げて、まっすぐ切りにくい」という声も。
その他
悪い口コミは、ほかにもあります。
「サビやすい」
「切れすぎて皮むきに使うのは怖い」
「刃がギザギザしているから、研ぎ方がわからない」
『夢ゲンナイフ』を実際に使用してわかったこと
今回購入した『夢ゲンナイフ』は、グレー。柄がオレンジの『夢ゲンナイフ』もあるので、好みのカラーを選べます。
『夢ゲンナイフ』の全長は約27cm。刃渡りは約14cm。普段使いするだけでなく、キャンプなどにも持っていきやすそうなサイズです。活躍の場が広がりますね。
しかし、どんな使い方をしても大丈夫というわけではありません。横方向に力をかけると、刃が欠けたり折れたりする危険性があります。前後にスライドする動きで使用してください。骨や凍っている食材など、かたいものは切れません。
また、『夢ゲンナイフ』はサビることがあります。塩分や酸性の強いものを切ったときはとくにしっかり洗ってください。
パッケージには、注意点が記載されています。
口コミに凹凸刃の研ぎ方がわからないという声がありましたが、手入れの仕方もしっかり記載されています。購入した場合は、よく読んでから使用したほうがいいでしょう。
鶏肉を切ってみた
鶏肉を切ってみて、肉の切りやすさにびっくりしました。切りにくい鶏皮も刃の凹凸が引っ掛かりしっかり食い込むため、軽い力でスッと切れます!
肉から皮が剥がれることもありません。きれいなひと口大に仕上がりました。
玉ねぎを切ってみた
玉ねぎの薄切りをしてみました。
刃が玉ねぎに若干斜めに入っていく感じがして、素早く切ろうとすると薄くするのは難しいです。ゆっくり切っていけば1mm程度の薄切りも可能。切れ味はいいので、刃の動きに慣れればスピードアップできそうです。
ナイフに重さはないので、刃が自重で食材に入っていくことはありません。切るときには少し力を加える必要があります。
軽くて扱いやすいため、切るのが大変とは感じませんでした。子どものお手伝いで持たせるのにも、ちょうどいいと思います。
カボチャを切ってみた
まるごとのカボチャを真っ二つにするような使い方は無理です。
しかし、4分の1カットくらいになっているカボチャのように、固まりを小さく切り分けていく作業は充分こなせます。華奢なナイフですが、カボチャの調理ができなくて困ることはありません。
上から押し切るのではなく、のこぎりのように押し引きして切っていく感じになります。凹凸刃がカボチャに食い込んで、小ぶりのナイフとは思えないくらいしっかり切れました。
ジャガイモとニンジンを切ってみた
やや刃が斜めに入っていきます。両刃の包丁の感覚で切ろうとしたら、思いっきり曲がってしまい変な切り口になりました。
曲がってしまう方向を見極めて、反対側に少しだけナイフを傾けて切ってください。それだけで真っ直ぐ切れるようになります。
対策は簡単なので、ナイフのクセに慣れれば、根菜の切りにくさはそれほど問題にはなりません。
サンドウィッチを切ってみた
サンドウィッチの具材にするキャベツの千切りを作ってみました。切れ味がいいのでラクに仕上がります。まな板に接しているところまで、つながらずにしっかり切れていました。
サンドウィッチの切り口もきれいです。やわらかいパンが潰れることなく両断できました。
切っていると、口コミどおり指がまな板に当たります。最初は気になりましたが、慣れればそうでもありません。その程度の違和感なので、購入のネックにはならないと思います。
皮むきのしやすさ
柔らかく薄いニンジンの皮もかたくて厚いブロッコリーの芯の皮も、問題なくむけました。切れ味がいいからといって、むきにくいことはありません。
包丁自体が軽いので、たくさん皮むきをしても手は疲れにくいと思います。
『夢ゲンナイフ』は、普段使っている包丁よりも小さなあごですが、人参のヘタも問題なくとれました。
お手入れのしやすさ
刃に凹凸があるので、洗っているとスポンジに少し引っ掛かることがあります。勢いをつけてごしごし洗うのは、やめたほうがよさそう。
説明書に刃がサビる場合があるとありましたが、洗った後に布巾で水気を拭き取っておけば大丈夫です。
筆者は2週間ほど使用していますが、サビのないぴかぴかの刃のままを維持。カボチャなどのかたいものも切っていますが、刃こぼれもしていません。
サイズ | 幅28×奥行17×高さ268mm |
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重量 | 48g |
材質 | モリブデンバナジウム鋼 、ポリプロピレン(熱可塑性エラストマー樹脂を含む) |
サイズ | 幅28×奥行17×高さ268mm |
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重量 | 48g |
材質 | モリブデンバナジウム鋼 、ポリプロピレン(熱可塑性エラストマー樹脂を含む) |
『夢ゲンナイフ』は小さな万能選手 総合評価:4.8点
『夢ゲンナイフ』を試した感想をチャートにしてみました。
固いものの切りやすさ:4
皮むきのしやすさ:5
柔らかいものの切りやすさ:5
お手入れのしやすさ:5
※執筆者の主観を数値化したものです。
『夢ゲンナイフ』を使ってみて、小さな見た目に反する切れ味をもつナイフであるとわかりました。とくに皮付き鶏肉の切れ味は抜群!
また、華奢にみえるのに結構頑丈で、かたいカボチャもしっかり切り分けられることも判明。まさに万能ナイフですね。
『夢ゲンナイフ』は、料理好きの方のセカンドナイフに。料理初心者のファーストナイフや、子どものお手伝い用にもぴったり。小ぶりで場所を取らず持ち運びしやすいので、キャンプを楽しみたい人にもおすすめです。
凹凸刃を用いた『夢ゲンシリーズ』には、ほかに『夢ゲンピーラー』や『夢ゲンスライサー』があります。組み合わせて使えば、さらに料理が楽しくなるでしょう。
サイズ | 110×215×20mm |
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重量 | 92g |
材質 | ステンレス、ABS樹脂、ステンレス刃物鋼 |
サイズ | 110×215×20mm |
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重量 | 92g |
材質 | ステンレス、ABS樹脂、ステンレス刃物鋼 |
サイズ | 380×138×18mm |
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重量 | 290g |
材質 | ABS樹脂、ステンレス刃物鋼 |
サイズ | 380×138×18mm |
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重量 | 290g |
材質 | ABS樹脂、ステンレス刃物鋼 |
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。