パパウォッシュ洗顔の口コミや評判を実際に使ってみて検証

1985年の発売以来、ユーザーに愛されている『パパウォッシュ』の洗顔。昔ながらの化粧品というイメージが強い方もいるかもしれませんね。通信販売限定と思われていることも多いようですが、実はバラエティショップや一部のドラッグストアでも購入できるアイテムです。

これまでクリーム状の洗顔や石けんを使っていたという方のなかには、パウダー状の洗顔料の使用感がいまいちわからない方もいるのではないでしょうか。

商品名の「パパ」がなんのことなのかも気になりますね。注目されているポイントを中心に実際に使ってみてわかった商品の特徴や使用感をご紹介します。

パパイヤから採れる天然パパイン酵素パウダー配合している『パパウォッシュ』。近年注目されている「酵素」の力を、30年以上前から使用したロングセラーアイテムです。

洗浄力が強い印象のある酵素ですが、パパウォッシュはメーカー独自のパパイン酵素を配合することで過剰な洗浄を抑え、毎日のスキンケアに寄り添えるように考えられています。『パパウォッシュ』ならではの洗い上がりは、使ってみてはじめてわかるユニークさです。

コメヌカエキスやカミツレ花エキスといった保湿成分を配合しており、うるおいのある洗い上がり。軽めのメイクであれば2度洗いで落とせるところも魅力です。

『パパウォッシュ』のパウダー洗顔は「ベーシック」のほか、保湿成分の多い「デラ」や明るい洗い上がりの「ホワイト」、刺激がとくに気になる方向けの「マイルド」など、幅広いニーズに合わせた商品が展開されています。こちらの記事ではベーシックとデラについて検証しました。

1）顔を濡らす
2）アーモンド1粒大程度の量を手に出し、少量の水かぬるま湯でクリーム状にする
3）ていねいに洗う
4）洗い流す

『パパウォッシュ』の口コミや評判をインターネットで調べてみました。基本的にによい口コミが多いのですが、悪い口コミもあるようです。

「洗ったあとに肌のざらつきが軽減した」「暑い季節に気になってくるベタつきを防いでくれる」といったように洗い上がりを評価する声がよく見られました。

「使用感が好きで昔から使い続けていてもう手放せない」との熱いファンもいるようです。

「パウダータイプなので泡立ちにくい」「本体の形状のせいでパウダーがこぼれやすい」といったようにパウダータイプならではの意見が目立っていました。

「ふだんはベーシックを使っているがデラに変えてみたところ、肌にうるおいを与えるような変化は感じなかった」との声もあります。「香りの好みが分かれそう」「匂いがきつすぎる」といった、香料に関する口コミもちらほらありました。

ここからは実際に使って商品を検証した結果のまとめです。口コミでよく書かれていた、容器や泡立ちなどを中心にチェックしました。

【筆者のかんたんな情報】
乾燥肌・30代前半・女性

まず第一印象はコンパクト！ 高さ12cm・直径5cm程度なので洗面台や浴室の収納を圧迫せずに済みそうです。お泊りにも持っていきやすいのではと思いました。

フタを開けてみたところ、はじめて開封したにもかかわらず穴の周りに粉がこぼれていました。ベーシックとデラともに同じ状態です。パウダーの性質上、もし水がすこしでも入ってしまったらと考えると密閉性が不安。量の調節は慣れるまでは難しそうです。

1回分の使用量の目安は「アーモンド1粒大」と書かれていましたが、質感が違うので、パウダー状洗顔をはじめて使う場合はイメージしにくいかもしれません。

使用量調節がむずかしいと感じる方や密閉性が気になる方は、『パパウォッシュ』の分包タイプがおすすめです。

使い方の説明を見ると泡立てるのではなく、「クリーム状にする」とのことだったので、まずは泡立てネットは使わずに手で練るようにしてみました。

たしかにクリーム状になったような気はしますが、これまではモコモコの泡を立てる洗顔をしていたので少し戸惑いました。

ちなみにと思い、泡立てネットを使って泡立ててみるとボリュームのある泡が！

「クリーム」がペーストのような状態を指すのか、ホイップクリームのような状態のことを指すのかわからなかったので、公式サイトを確認してみたところ、「クリーム状の『パパウォッシュ』を顔に伸ばして、マッサージするように洗う」との記述がありました。

マッサージをするということは手のひらや指先を肌に当てるイメージなので、泡で洗う洗顔とは違うようです。泡立てに手間をかけることなく、水だけでかんたんに洗顔準備ができるのはうれしいですね。

ベーシックとデラはいずれも微香性ですが、個人的には香りが強いように感じました。

洗い流して数時間経過しても手から香りが消えなかったので、香りの持続性がほしい方には向いていると思います。香りに敏感な方や体調がすぐれないときは気になるかもしれません。

ベーシックはレトロな化粧品を彷彿とさせるパウダリーでフローラルな香り。デラはベーシックな香りに、花の茎を切ったときの香りが混ざっているような印象を受けました。

指先を使ってやさしくマッサージするように洗ってみました。指のすべりがよくなり、スキンケアクリームを塗っているような感覚です。

顔を拭いたあと、見た目の変化はとくにありませんでしたが肌を触ってみると小鼻のざらつきがすこし軽減されたような気がします。乾燥もなく、全体的にしっとりとした肌触りになりました。

ベーシックのコメヌカエキスやカミツレ花エキスに加えて、保湿成分であるシルクも配合した『パパウォッシュ・デラ』。よりしっとり感のある洗い上がりが特徴のようですが、違いはほとんどわかりませんでした。ベーシックで洗顔後でもつっぱり感がなく、充分にうるおいを感じます。

公式サイトを見ると「2度洗いでかんたんなメイクを落とせる」との表記がありました。もしクレンジング剤がいらないとなるとコストも節約できてよさそうですね！

「かんたんなメイク」の度合いを検証するために、いろいろな化粧品を試してみました。

アイライナーはウォータープルーフタイプなので、落ちないと予想していましたが、結構落ちていますね。予想以上の洗浄力です。1度洗いの段階でもパウダー系の化粧品はほぼ落ちていたので、ナチュラルメイクの方は『パパウォッシュ』の洗顔のみで済んでしまうかもしれません。

クリーム状でやさしくマッサージするような洗顔方法は個人的に新鮮でしたが、しっかり洗えている感覚が気持ちよくてクセになりそうでした。クレンジング力もなかなかよかったです！

香りの強さは気になりましたが、使用感のなかでもとくに好みが分かれるポイントだと思います。

30年以上の歴史がある『パパウォッシュ』をはじめて使ってみて、長年愛されている理由がわかりました。気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね。

詰め替えパウチや、1回分ごとに小分けになった分包タイプも展開されています。使用スタイルにあったアイテムを見つけてみましょう。

Amazon、楽天市場での洗顔料の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

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