シルベーヌを実食しました
『シルベーヌ』はケーキにクリームを挟んでチョコでコーティングしたチョコレート菓子。洋酒を加えたケーキの生地は豊潤な香りで、お菓子とは思えない上品さを醸し出します。
ケーキの形にカットされているのでお茶菓子としてもぴったり。見た目の豪華さも相まって、友人宅などで出されるとちょっと嬉しくなります。
今回は、実際にブルボンの『シルベーヌ』を購入して実食しました。
口コミや実食を通して美味しさの秘密やロングセラーの理由を検証。『シルベーヌ』の魅力を余すところなくお伝えします。
シルベーヌについてのおさらい
『シルベーヌ』は、老舗のお菓子メーカー「ブルボン」から1982年に発売されました。40年近くにわたり店頭に並び続け、多くの人に愛食されているロングセラー商品です。
実はこの『シルベーヌ』、ブルボンがチョコレート部門に参入した年に販売がスタート。ブルボンが満を持してチョコレート菓子市場に送り出した商品です。
ケーキのような高級感ある外観とふんわりとした食感、生地の風味からファンが続出。のちにヒット作となる『チョコあーんぱん』や『アルフォート』と並ぶ、ブルボン製チョコレート菓子の看板商品に成長しました。
シルベーヌの口コミや評判は?
その見た目から高級なお菓子というイメージをもたれている『シルベーヌ』。口コミを調査したところ、ポジティブな口コミが大半を占めています。
しかし、少数ですがネガティブな口コミもありました。それぞれの口コミの内容について紹介していきましょう。
シルベーヌのポジティブな口コミ
口コミを調査するとポジティブな内容が多く見受けられました。やはり、一番多かったのが味に関する内容です。
「市販のお菓子なのにちゃんと洋酒の風味がする」「生地はしっとりしていて、クリームも甘さ控えめで美味しい」といった内容が中心でした。表面のチョコレートよりも生地の評価が高いですね。
中には「もはやケーキのような味」と、絶賛している内容もありました。また、高級感があるため「もらった時に嬉しかった」といった内容も。
子供の頃に「『シルベーヌ』は高級菓子」というイメージを持ったという人もいます。ロングセラー商品だからこそ、昔の思い出が良いイメージに繋がるのかもしれませんね。
シルベーヌのネガティブな口コミ
ネガティブな口コミは少数でしたが、いくつか散見されました。
内容としては、「昔のイメージと違った」「1個あたりのカロリーが高すぎではないか?」といった口コミです。子供の頃の良い思い出があると、それがかえって期待値を上げてしまっているのでしょう。
シルベーヌを実食して検証
『シルベーヌ』の口コミでは、「生地の風味や味わいが良い」という内容が中心です。そこで、どんな風味があるのかを実食して検証していきたいと思います。
また、凍らせて食べてみたという口コミも散見されたため、実際に凍らせて食べてみました。それでは、30代の筆者が実食した検証結果についてお届けします。
パッケージを開けると、個別包装ではないことがわかります。一度に全てを食べるのでなければ、包装紙は捨てずにとっておきましょう。
また表面にはチョコレートがコーティングされているので、気温が高いと指についてしまいます。フォークなどを使って、上手にお皿に移しましょう。
手でつまんで食べることもできますが、長く持っていると指先のチョコレートが溶けてしまいます。手を汚さずに食べたい場合には、お皿を使うことをおすすめします。
シルベーヌの上部はレーズン!
まずは、『シルベーヌ』の上部についている豆のような部分を取って食べてみました。
中身はチョコレートにコーティングされたレーズンです。チョコレート菓子でレーズンが入っている例はあまりありません。このレーズンが見た目の高級感を引き立たせていますね。
ケーキの部分を口に運んでみると、チョコレートと生地のしっとりした食感が伝わってきます。その後でクリームの甘さと洋酒の風味が口いっぱいに広がります。
甘い中にも洋酒独特の風味があるため、大人のお菓子という印象を裏付けてくれるでしょう。
生地とチョコレートを別々に食べてみた
より詳細に味を検証するために、生地部分とチョコレートを分けて実食しました。
まずは生地の部分
生地単体で食べると多少のパサつきを感じます。しっとりした食感は、チョコレートと一緒に食べるからこそ生まれるのでしょう。
洋酒の風味はチョコレートのコーティングがないぶん、ストレートに口の中に広がります。生地だけでもじゅうぶんに美味しく食べられるでしょう。
また、クリームの中にシャリっとした食感がありました。クリーム内の砂糖の成分でしょうか。新食感で、これはこれで美味しいです。
クリームの甘さは控えめで、生地とよくマッチしています。
チョコレートの部分は?
次に外側のチョコレート部分を食べてみました。チョコレートは甘さ控えめ。ビターさはありませんが、ミルクチョコレートのような甘さもありません。生地とのマッチを考えた甘さに仕上げられているのでしょう。
生地とチョコレートはそれぞれ単体でも食べられる美味しさ。しかし生地とチョコレートを合わせることで、美味しさがさらに発揮されます。
改めて『シルベーヌ』を食べてみると、それぞれの味が口の中でうまくマッチしているのがわかります。
凍らせるとチョコレートのパリパリ感が楽しめる
口コミで「凍らせたチョコレートのパリパリ感が好き」との情報がありました。そこで、実際に『シルベーヌ』を凍らせて実食。
凍らせた『シルベーヌ』は表面が想像以上にしっかりしており、フォークを入れるのにもひと苦労です。しかし、口に入れてみるとチョコレートのパリパリ食感が美味。
クリームも凍っているため、クリーム部分の歯応えも楽しめます。全ての『シルベーヌ』を食べるのであれば、1個は凍らせて食べてみても良いでしょう。
凍らせておけば最後までチョコレートが溶けることもありません。手で摘んで食べたい派の人にもおすすめです。
内容量 | 6個入 |
---|---|
おもな原材料 | 砂糖、小麦粉、液全卵、植物油脂、カカオマス、ショートニング、全粉乳、レーズンチョコ(乳成分を含む)、食用加工油脂、水飴、ほか |
アレルゲン情報 | 乳、卵、小麦、大豆 |
内容量 | 6個入 |
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おもな原材料 | 砂糖、小麦粉、液全卵、植物油脂、カカオマス、ショートニング、全粉乳、レーズンチョコ(乳成分を含む)、食用加工油脂、水飴、ほか |
アレルゲン情報 | 乳、卵、小麦、大豆 |
シルベーヌ実食のまとめ 総合評価:4.3点
シルベーヌを試した感想をチャートにしてみました。
甘さ:4
高級感:5
食感:4
※執筆者の主観を数値化したものです。
『シルベーヌ』はブルボンのチョコレート事業がスタートした時期からのロングラン商品です。高級感のある外観と洋酒の風味から、「贅沢なお菓子」というイメージがあります。
食べてみると、その印象を裏付けるような味わいが口の中を彩るでしょう。洋酒の風味はそこまで強くないため、お酒が苦手な人でも違和感なく食べられます。ケーキのような見た目も可愛いため、来客時のお茶菓子に出せば喜ばれること間違いなし。
この『シルベーヌ』がなんと、アイスクリームになりました。『シルベーヌ』のような三角カップに、洋酒が香るバニラのアイスです。『シルベーヌ』好きであれば、ぜひお試しください。
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「食品・ドリンク」カテゴリーを担当する40代編集者。好奇心旺盛で「何事にもまずは試してみる」をモットーにしてる。最近は格闘技好きが高じて、ボクシングや柔術を習っている。休日はスーパーでお買い得品を探すのも趣味。新商品には目がないので、ついつい買いすぎてしまうのが悩み。