レインキャップとは? そもそも必要?
レインキャップとは、防水性に特化して作られている帽子のことです。ナイロンやポリエステル、ゴアテックスなどの耐水性のある生地を使用しており、水をはじいて頭部が濡れるのを防ぎます。
ゴルフや登山、釣りなどのアウトドアでは、雨などの悪天候がつきもの。レインコートなどを着ていても、ふつうのキャップやハットではどうしても水が浸透してしまいます。レインキャップを活用すれば、雨の日のアウトドアも快適に過ごせますよ。
レインキャップの選び方 用途や利用シーン、機能性、サイズ感、素材など
レインキャップを選ぶときにはどのような点に着目すればいいでしょうか。
自分の用途に合わないレインキャップを選んでしまうと、蒸れすぎてかぶり心地が悪くなることもあります。実際に使ううえで気になるポイントをまとめてみました。
【1】レインキャップの形
【2】機能性
【3】サイズ
【4】素材
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】レインキャップの形で選ぶ
レインキャップには、通勤・通学などふだん使いに向いているものから、釣りやゴルフなどアウトドアで使えるものなどさまざまな商品が販売されています。
レインキャップをどのような用途で使うかによって、選ぶべき商品は異なります。
キャップ型|ゴルフなどスポーツに
ゴルフや雨の日のランニングなど、スポーツをするときに使いたいものを選ぶ場合は、蒸れを防ぐためにも透湿性の高いものを選びましょう。
透湿性とは液体になるまえの気体になっている水分を外へ逃す性質のことです。
雨よけ付き|登山などアウトドアに
雨よけ付きのレインキャップは、登山などアウトドアシーンで活躍します。後部から雨風が吹いてくるときに、水が入り込むので防いでくれるので、体温低下を抑止できます。
また、晴れの日も首元が日焼けするのを防げるので、雨天兼用で役立ちます。
ハット型|野外フェスや自転車に
ハット型のレインキャップは、頭や耳もしっかり覆うことができます。紐付きのものが多いので、野外フェスや自転車に乗るときも活躍します。
また、最近ではファッションとしても取り入れられており、普段使いしやすいのもメリットです。
【2】機能性で選ぶ
レインキャップにどのような機能がついているかも、選ぶうえでは重要なポイントです。
サイズ調整が気軽にできるものであれば髪型が変わったときも対応できますし、雨だけでなく紫外線をカットできるキャップであれば雨のとき以外にも使うことができます。
アジャスターがついているか
キャップのサイズが小さすぎると頭が痛くなってしまいますし、大きすぎると風でかんたんに飛ばされてしまうことも。アジャスターがついていれば、自分の頭や髪型合わせてサイズを合わせることができてなにかと便利です。
UVカット加工のものは晴雨兼用で使える
梅雨時や夏〜秋にレインキャップを利用することが多い人は、雨を避ける機能にプラスして紫外線をカットする素材やツバなどが工夫されているものを選ぶのもいいですよ。
夏の雨で蒸し暑さが気になる場合には、透湿性にすぐれているかどうかもチェックしましょう。
【3】自分の頭に合ったサイズのものを選ぶ
レインキャップには、メンズ用、レディース用、キッズ用など、性別や年齢別にサイズが決められているものも多いです。
なかには男女兼用でフリーサイズというものもありますが、頭が小さめ・大きめでサイズが合わないこともありますので注意が必要です。
メンズ用、レディース用、キッズ用でもこまかくサイズ分けがされているものや、頭囲がこまかく記載されているものを選んだほうが安心です。
【4】素材で選ぶ
レインキャップの布地は、ゴアテックス、ナイロン、ポリエステルなどの水をはじく素材が使われていることがほとんど。
なかでも、耐水性ではゴアテックスがいちばん強いです。とにかく雨で頭を濡らしたくないという人はゴアテックス素材のキャップを選ぶといいでしょう。
レインキャップのおすすめ10選 ゴルフ、自転車、アウトドアほか普段使いできるおしゃれなものも
雨から頭や顔を快適に守るレインキャップ。ここからは数ある商品のなかから厳選した、おすすめのレインキャップをご紹介します。

高機能素材で天候問わず活躍!
ゴルフ用に設計された高い機能性が魅力。「ZAMZA(ザムザ)」と呼ばれる機能素材を採用しており、防水性、透湿性、保温性、防風性、ストレッチ性にすぐれています。
外からの水や風を防ぎながら、防止の内部には熱がこもらない仕様。スウェットバンドには抗菌効果がある素材が使用されています。雨の日だけでなく、晴れの日も重宝するレインキャップです。
アウトドアに大活躍! 高機能な撥水ハット
キャンプやバーベキュー、登山やフェスなど、アウトドアシーンにぴったりのアドベンチャーハットです。撥水ナイロンを使用しているため、小雨程度なら活躍します。強い日差しのもとでおこなう、ウォーターアクティビティにもぴったりです。
ツバは長めに作られており、内側は全面メッシュでムレにくい構造なのもうれしいポイント。カラーバリエーションが豊富なため、好みの色を探してみてください。
晴天時も活躍するゴルフ用キャップ
雨天時のゴルフにぴったりのレインキャップ。バッティングに集中できるように、つば先が立体構造になっているのが特徴です。UV加工が施されているため、雨天時だけではなく、強い日差しの日にも使えます。汗を吸収するスウェットバンドがついているので汗を気にせず、プレイに集中できるのもポイント。
カラーはブラックとホワイトの2色展開。男女問わず使えるフリーサイズです。
外遊びからアウトドアまで!キッズ用レインキャップ
防水性・透湿性にすぐれたハイベントという生地を採用。急な雨から子どもの頭を守ります。取り外し可能の後部のたれが、頭部だけでなく首元も濡らしません。
ゴムシャーリングで頭にフィットしやすく、かぶり心地も◎。外遊びからアウトドアまで幅広く使えるひと品です。機能性にすぐれた子ども用のレインキャップをお探しの人にぴったりです。
シンプルながらかっこいいゴルフ用レインキャップ
普通のベースボールキャップよりもツバが大きめなのが特徴の商品。ツバが大きいぶん雨が顔に当たりにくいことはもちろん、晴れた場合も日差しを除けてくれます。
縫製部はシープテープで加工されていて、水が侵入しにくいですよ。フリーサイズですが、標準的な頭の大きさの男性向け。後ろの面ファスナーでサイズ調整が可能です。
水をはじくゴアテックス素材! 長時間の釣りに
釣具メーカー大手「シマノ」から発売されている、シンプルでどんな服にも合わせやすいデザインのレインキャップです。ツバ裏がプリント柄で、見えない部分もおしゃれです。釣具だけでなくファッションもこだわりたい人向けのひと品です。
表地はゴアテックス素材を使用。防水性・撥水性・透湿性がともに高く、雨の中で長時間釣りをしていても頭部が濡れにくいですよ。
お手ごろ価格!コスパ重視のキャップがほしい人向け
ゴルフグッズメーカー「キャスコ」から発売されている、お手ごろ価格なレインキャップです。ナイロン&ポリエステル素材で、少量の雨であれば充分に防げます。
急な雨のときのためにとりあえずレインキャップを備えておきたい人や、少量の雨がしのげれば充分だという人、レインキャップにそこまでお金をかけたくない人向けのひと品です。
機能とデザインを両立! 幅広い場面で愛用できる
ユニークな総柄が思わず目を引くキャップ。ヒョウやベニスビーチなどをモチーフにした、個性豊かなバリエーションを展開しています。もちろんデザイン性だけでなく、機能性も優秀。撥水加工が施されているので、水に強く汚れにくくなっています。
ポリエステル100%で乾きやすいので、ふだん使いはもちろん、アウトドアや夏フェスなどでも愛用できるアイテムです。
レインウエアと同じレベルの防水性能
表地にブリザテック三層防水透湿ナイロンを使用し、耐水性・透湿性が高く機能性の高いひと品。縫い目はシームシーリング加工が施してあり大雨でも水が浸透しにくいです。
内側に吸汗速乾素材を使用。汗っかきな人や汗のニオイが気になる人でも安心して使えますよ。面ファスナーとゴムでサイズ調整もラクにできるのもうれしいポイントです。
レインフードの下にかぶれるスグレモノ!
雨よけ布がついたシンプルなデザインのレインキャップです。耐水性はそこまで高くないものの、小雨であればフードをかぶらなくてもOK。
レインフードの下にかぶると、ツバが水滴から顔を守ってくれるので濡れにくく視界が広くなります。雨の日にレインコートを着て自転車に乗って移動することが多い人向けのひと品です。
「レインキャップ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする レインキャップの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのレインキャップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
レインキャップに関連するほかの商品情報はこちら 【関連記事】
レインウェアとの併用時には注意 フリーエディター&SUV生活研究家からのアドバイス
頭が濡れるのをやわらげてくれるだけでなく、激しい雨のなかでも顔に雨滴が当たらないようにするレインキャップ。注意したいのは、レインウェアとの併用です。フードの下にキャップをかぶると、雨滴がツバ、首筋をつたってレインウェアのなかに流れ込んでしまいます。
激しい雨のときにトレッキングやゴルフなどで使う場合は、ハットタイプをフードの上からかぶるというテクニックも知っておきましょう。
レディース向けやレインハットタイプなどいろいろ 編集部からひと言
レインキャップには、スポーツやアウトドアに特化した高機能な商品から、価格重視でいざというときに備えておくと便利な商品までさまざまな商品があります。
このページを参考に、あなたにぴったり合ったレインキャップを見つけてみてくださいね。
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自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。