「パターグリップ」のおすすめ商品の比較一覧表
パターグリップとは スコア向上につながる!
パターグリップとは、パターに装着する専用のグリップのことです。普通のショットと違うのは、パターでは繊細なタッチが求められること。パターはスコアの4割を占めることからも分かるように、安定したパッティングはとても重要です。
「なかなかグリップが安定しない」「思う方向に行かない」という人は、パターのグリップ交換で、精度が上がる可能性があります。
「パターグリップを交換するだけでそんなに変わる?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ですが、パターの形状や重さ、そして自分の打ち方やクセによって軌道や球筋に影響します。
自分に適したパターグリップを選ぶとボールを芯で打てるようになり、まっすぐストロークできるようになります。そうするとパターの安定性が向上するので、次第にパッティングにも自信が持てるようになります。パッティングに課題を感じている方は、パターグリップを交換することをぜひ検討してみてください。
パターグリップの選び方 太さや形状などさまざま!
パターグリップといっても選ぶポイントはさまざま。形状や重さなどを参考に自分にあったパターグリップはどれなのかを見てみましょう。
打ち方やヘッドの形状に合う太さを選ぶ
まずはパターグリップの太さで選ぶポイントを見てみましょう。自分が考えている以上に太さは選ぶポイントとして大きな割合をもっています。太さによって握り具合が変わり、パッティングのストロークも変わってきます。
打ち方に合った太さを選ぶ
まっすぐ引いてまっすぐ打つ人は、太いパターグリップがおすすめです。握りこまずにパターをつかめるので余分な力が入りにくいです。パッティングで緊張して、つい力が入ってしまう人も使ってみてください。
パターの操作性を保ちたい人は、細いパターグリップにしてみましょう。自分の握り具合でパターの動きを調整することができます。
ヘッドの形状に合う太さを選ぶ
使っているパターのヘッド形状で選ぶのもひとつです。ピン型・L字型と呼ばれるヘッドの場合、細いパターグリップをつけてみましょう。メリットとしては手の感覚が出しやすいことなどが挙げられます。
ヘッドの重さを利用したストロークがしやすいマレット型やネオマレット型の場合、太めのパターグリップと合わせましょう。意識せずに真っすぐに打ち出すことができるので太めのグリップでリラックスしてパッティングできます。
近年は「極太グリップ」がトレンド
ここ近年は、極太タイプのグリップが人気です。国内の女子プロゴルファーも使用しており、アマチュアでも浸透してきています。極太グリップのメリットは、手首の余計な動きを抑えてストロークが安定すること。手首を返しにくいので、手打ち解消にも貢献します。
ただし、極太グリップは合う合わないが大きく分かれるのも事実。手が小さい人の場合、グリップしたときに右手が被った形になってしまい、身体が傾いてしまうケースがあります。細いグリップのように手先の感覚が伝わりづらく、距離感がやや鈍ってしまうというデメリットも。手首の感覚を重視したい方や手が小さい方にはあまり適さないでしょう。
グリップの重さもポイント
パターグリップを選ぶポイントとして、グリップ自体の重さがあります。握り具合や握ったときの滑りにくさなどでグリップを選びたくなりますが、グリップの重さとパッティングの関係は深く、パッティングの感覚が変わってきます。
ストロークのスタイルによってグリップの重さで選ぶと見違えるがごとく、パッティングがしやすくなるかもしれません。
軽いパターグリップ|ヘッドの重みを感じやすい
ヘッドの重さを感じて振り子のようにパターを振りたいときには、軽いパターグリップに変えてみましょう。ヘッドの重さだけでオートマチックなストロークがしやすくなります。自分にとってちょうどよい重さがどれくらいなのかをいろいろ試して覚えることがポイントです。
グリップが重いと感覚が変わってしまうときは軽いものを選びましょう。グリップが重いと重さのバランスが変わるので注目してみてください。
重いパターグリップ|コントロールしやすい
重いグリップは、まっすぐストロークしやすいのがメリット。グリップが重くなることでヘッドの重さが軽くなり、パターヘッドのコントロールがしやすくなります。
パターはヘッドに重さが集中しているので仕様や特徴をよく見て、自分のパッティングに合わせたパターグリップの重さを覚えておきましょう。
グリップの形状で選ぶ
パターグリップの形状もパッティングへの影響があります。テーパーやノンテーパー、ピストルといった形状によってグリップの握り具合も変わり、ボールへのアプローチや打ち出しやすさなどで変化を感じられるでしょう。
打ち方のクセをフォローしてくれる場合もあるので自分がパッティングをしていて、悩んでいる状況なども考えて選んでみましょう。
テーパー型|微調整しやすい主流タイプ
テーパータイプはパターヘッド側にむかってグリップが細くなります。グリップの場所によって握り具合を調整できるのでパッティングの力の入れ具合やストロークの微調整などを変化させたいときに役に立ちます。
パッティングでボールがカップまで届かないことが多い人はテーパータイプを試してみると変化が起こるでしょう。
ノンテーパー型|太さが均一でズレを防ぐ
テーパータイプとは逆にストレートな形状でグリップの太さが均一なのがノンテーパータイプです。均一に太いので握りがしっかりしてパッティングのときに手首が固定されて、一体感が出しやすいでしょう。
ショルダーストロークという肩を動かすパッティングがやりやすいので、手の力だけで打ってしまうクセがある人も腕全体で打てるようになりますよ。
パットミスの傾向で選ぶという手も
もし自分のパットミスの傾向がある程度わかっているなら、その悩みに合わせて選ぶのもひとつの方法です。
たとえば、パットミスがショート気味なら、軽くて細めのテーパー型グリップを。パットミスがオーバー気味または安定しないのであれば、重量のある太グリップでノンテーパー型のものを選んでみてください。
パターグリップの素材で選ぶ
パターグリップの材質には主に3つの種類があります。ラバータイプやコードタイプ、レザータイプです。材質でも手とのなじみやすさや滑りにくさなどの面から自分のパッティングの状態をいい方向に変えられます。
材質ごとのメリットもあり、お手入れのしやすさや耐久性から考えることができます。自分のプレイスタイルや生活する環境が材質の寿命に影響するかなどもふくめて選んでみましょう。
ラバーグリップ|だれでも使いやすい
ラバーグリップは手に入れやすい価格で販売されている製品がおおいので初心者から上級者まで使いやすいことが特徴です。ゴム素材はさまざまな形状を作り出せるので太さや硬さ、滑りにくい形状などから選べます。
軽く水で拭くだけでお手入れもできる製品もあるので扱いやすい一面もあります。まずグリップを変えてみようと考えたときに気軽に選べます。
コードグリップ|手汗をかきやすい人に
手に汗をかきやすいなどの理由でグリップを握っても滑ってしまう人もいるでしょう。そんなときは素材としてコードグリップを選んでみましょう。ゴム素材に糸を練り込む製法で滑りにくい機能を持たせてあります。
滑りにくさのほかにも材質がかたいため、耐久性があります。長く使えるので経済的な面でもメリットのある材質です。
レザーグリップ|手が乾燥しやすい人に
高級感のあるレザーはしっとりとした質感で握れるため、手に吸い付くようななじみのよさが特徴。素材はやわらかいのでパターヘッドがボールに当たるのを感じやすいです。
ただし、手汗をかきやすい人や雨の日はグリップが滑りやすくなってしまうのがデメリット。そのため、手がやわらかく乾燥しやすい人におすすめです。
パターグリップの人気メーカー プロからの支持率が高いブランドを紹介!
プロゴルファーが愛用している製品は、やはり支持されるだけの理由があるということ。ここでは、実際にプロが使用しているメーカーやブランドの一部をご紹介します。
スーパーストローク(SuperStroke)
スーパーストロークといえば、特許技術の「ノンテーパーテクノロジー」が大きな特徴。従来のグリップは、太さがヘッドに向かって細くなっています。ところが、スーパーストローク社製のグリップはあえてテーパーをなくし、太さを均一にすることで、グリップしたときに左手と右手の太さがほぼ同じになります。
そのため、手首の余計な動きを抑え、安定してストロークできるのです。「グリップは太いのに軽い」というのもうれしいポイント。右手を使いすぎてしまう人や、方向性が安定しない方におすすめです。
オデッセイ(ODYSSEY)
1991年にカリフォルニアで誕生したオデッセイは、世界6大ツアー使用率ナンバーワンのパターブランド。実際に使用しているという方も多いのではないでしょうか? 高品質で耐久性が高く、パターグリップのラインナップも豊富で、さまざまなタイプの製品を発売しています。
イオミック(IOmic)
松山英樹プロも愛用しているゴルフブランドのイオミック。気密性の高いI字型スリットで、高いグリップ力とソフトな握り心地を実現しています。カラフルかつかわいいデザインも多数そろっているので、ファッションに敏感な女性ゴルファーにもおすすめです。
ピン(PING)
タイガーウッズをはじめ、名だたるプロゴルファーから評価されているピンのピストルグリップ。違和感なく手にフィットするグリップは、耐久性にもすぐれています。伝統的な細目のグリップから太めのものまで種類豊富です。
ゴルフプライド(Golfpride)
ゴルフプライドは、世界初のラバー製ゴルフグリップを開発したメーカー。プロ選手との契約を結んでいないにもかかわらず、多くのプロゴルファーから選ばれているのは、それだけ高い技術による性能や品質が評価されている証です。
なかでもツアーセンサーは新開発のSNSRラバーを採用しており、握ったときの感触がやわらかく手にフィットするのが特徴です。
ゴルフライター
パッティングはグリップの太さと形状がもっとも大切なポイントです。重量に関しては、オモリなどで調整できますが、太さと形状は調整ができません。
ストロークタイプやタッチの出し方などによって一般的に合う、合わないとされるものがあります。しかしその基準は絶対的なものではなく最終的には自分のフィーリングが大切です。
手を使いすぎてしまう人は太め、感覚派の人は細めのグリップが合う傾向にあります。
パターグリップおすすめ12選 イオミック・オデッセイ・スーパーストロークなど!
ここからはおすすめのパターグリップをご紹介します。自分のパッティングのスタイルやクセ、変化させたい内容などをふくめて検討してみてください。
ゴルフライター
『Sticky Putter』はテーパー状のオーソドックスな形状。エラストマーのソフトな握り心地が特徴的です。

ゴルフライター
『Microfiber Lether PU Grip』は強めのピストル型で、手なじみのよさが特徴です。レザー風の素材で、高級感と手入れのしやすさがおすすめ。


通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パターグリップの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのパターグリップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
グリップを交換するときの注意点
パターグリップは、できればゴルフショップなど専門店で交換してもらうのがおすすめです。基本的な交換方法は通常のグリップと変わりませんが、ある程度技術が必要になりますので、やはりプロにお任せしたほうが安心です。
自分で交換したい方は、カッター、専用の両面テープ、接着するための溶液、新聞紙、ティッシュなどを準備しましょう。両面テープを巻くときは、らせん状にすき間なく巻くようにしましょう。
【パターグリップ交換方法】
1.古いパターグリップをヘッド側からカットし、溶液をつけて古い両面テープを外す
2.新しいグリップの長さに合わせて、両面テープの巻く長さを確認し、同じ長さに切って貼る
3.グリップのなかに溶液を入れ、全体に行き渡るようにグリップを数回振る
4.両面テープのはく離紙をはがし、テープにも溶液をつけてグリップをしっかりと装着
5.余分な溶液はティッシュ等で拭き取り、乾かせば完了
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自分に合うパターグリップでプレイも変化
今回は、パターグリップの選び方とおすすめ商品についてご紹介しました。たかがグリップといえど、形状や素材など、メーカーそれぞれにこだわりのある製品ばかりです。
自分が思い描くパッティングのスタイルによってパターグリップを変えるとプレイが変化していくことが理解いただけたと思います。ぜひ自分のスタイルに合う1本を選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
小学生から地元のスポーツ少年団で野球を始め、中学校ではシニアリーグに所属してジャイアンツカップ出場。高校生になり軟式野球部に所属して全国大会優勝という経歴がある。俊足巧打の外野手で核弾頭タイプ。 現在は30歳を過ぎてから始めたゴルフにハマり、ゴルフライターとしてデビューしはや5年。ついに自身のラジオ番組まで持つようになった。 趣味はゴルフに釣り、カメラマンとして撮影を行ったり、コスメコンシェルジュとしてモデルへのメイクも手掛ける。