「お座り練習チェア」のおすすめ商品の比較一覧表
お座り練習チェアの選び方 首がすわる生後3カ月~4カ月を目安に使えるものを
ではさっそく、お座り練習チェアの選び方の4つのポイントについて解説していきます。安全で快適に使える商品を選んで、赤ちゃんもお座りするのが楽しくなってもらえるといいですね。
【1】安全性を確認して選ぶ
赤ちゃんは、身体を形成する骨や筋肉もやわらかく成長段階にあるため、お座りも不安定。大切なわが子が座る、お座り練習チェアの1番大切なポイントは「安全性」です。
安全基準をクリアした商品か
日本ではSG・STマークなど、製品安全協会などが定めた厳しいテストをクリアした証として与えられるマークが、ひとつの基準となっています。
米国では「CPSIA(消費者製品安全改善法)」を満たした製品のみ輸入可能であったり、欧州では化学物質も独自の規格で制限されるなど、国によっても異なりますがそれぞれ安全基準が設けられています。
心配な方は、購入したい商品が安全基準を満たしているのかどうかもチェックしてみましょう。
お座りをサポートしてくれる設計の商品か
お座り練習チェアを選ぶときにおすすめなのが、まだお座りが不安定な赤ちゃんのお座りを安全にサポートしてくれる設計になっている商品です。お尻に当たる部分にくぼみがあったり、後ろに倒れにくい設計になっていたり、低重心設計になっていたりするものがいいでしょう。
また、赤ちゃんがチェアから抜け出せない足抜けしにくいものや、ベルトで固定できるタイプなどもあるので、併せてチェックしてみてください。
【2】使用する場所によってタイプを選ぶ
お座り練習チェアを使用する場所はリビングだけにとどまらず、旅行先やお風呂場などさまざまです。ここで使えたら便利だろうな……と思う場面や状況を思い浮かべながらタイプを選んでいきましょう。
コンパクトタイプ|外出先でも使用できる
旅行や帰省など、自宅以外でも赤ちゃんを座らせるチェアがあると、お出かけがずいぶんとらくに感じます。
外出先に持参するなら軽量でかさばらず、コンパクトになるものが便利です。ママひとりで持ち運びするなら、2Kg以下で空気を抜くなどのなんらかの方法でたためるものがおすすめ。
空気タイプ|バスチェアとしても活躍
お座り練習チェアには、ビニール素材でできたものや、プラスチック製・やわらかい樹脂製のものがあります。お風呂で使用ができると少しの間、手を離して座っていてもらうことができるので赤ちゃんの身体も洗いやすく、パパやママも赤ちゃんをお風呂に入れるのがよりカンタンに。
お風呂用チェアとして販売されている商品のなかには「お座り練習にも……」とお座り機能がついたものもあるので、ぜひチェックしてみましょう。
【3】手入れのしやすい素材がおすすめ
お座り練習チェアの素材は前述にあるように、布製・プラスチック製・樹脂製などさまざま。素材によって、機能性や手入れの方法も異なります。
赤ちゃんが使うものだからこそ、清潔に保てるものがいいですよね。では、さっそく各素材の特徴についてみていきましょう。
ポリ樹脂製|さっと汚れを拭き取れ衛生的
ポリ樹脂製やプラスチック製は、さっと拭き取るだけで汚れが取り除けるので、手軽にお手入れができるのがポイント。
赤ちゃんはよだれも多く、おやつのときも食べこぼしが多い時期。汚れが染み込まない素材なら、カンタンに清潔を保つことができますよ。
布製|汚れたら手軽に洗濯できる
体温が高く汗をかきやすい赤ちゃんにとって、布製のチェアは樹脂製やプラスチック製に比べると蒸れにくく、汚れても洗濯できるのがメリットです。
なかには洗濯で綿がよれてしまうものもあるので、なか綿の密度やよれ防止がされているかなどをチェックしたほうがいいでしょう。
【4】赤ちゃんがご機嫌に? 座り心地も重要
使う場面やお手入れの方法などを考慮すると、ある程度素材などが絞られてきたのではないでしょうか。でも1番気になるのは、赤ちゃんが気に入って使ってくれるかどうか。
お座り練習チェアから、いつも抜け出そうとして困る……といったこともよくある話です。では、快適性を左右するポイントをみていきましょう。
ほどよいクッション性があるものがベスト
大人同様に赤ちゃんも、ほどよいクッション性は座り心地に直結するため大切なポイントなります。かたすぎるとお尻が痛くなりがちで、かといって柔らかすぎてもまだしっかり座れない赤ちゃんにとっては不安定に。
ネット通販ではなかなか確認できないのが難点ですが、座り心地と安定感にこだわりを持って作られたものを選ぶのがいいでしょう。
むっちりかわいい足まわりには適度な余裕を
むっちりとやわらかくかわいらしい、赤ちゃんの足。そんな足まわりにはゆとりのあるチェアを選びましょう。窮屈なものを選ぶと、ママがサポートしてチェアにお座りさせる場合、とてもやりづらくなります。
お座りができる前の赤ちゃんでも、正しい姿勢で座れることを前提としている商品のなかには、足まわりが窮屈と感じるものもあるようです。とくに、成長が早く身体が大きめの赤ちゃんには、ゆったりした足まわりのものを探してあげましょう。
赤ちゃんのペースに合わせて使ってみて ベビーグッズ・コンシェルジュからアドバイス
ベビーグッズ・コンシェルジュ
お座り練習チェアは、お座りができるようになった赤ちゃんの不安定な体勢をサポートしてくれるものです。
長時間座らせず、もし嫌がったら無理強いしないで、赤ちゃんの気持ちや成長に合わせて使ってくださいね。
お座り練習チェアおすすめ11選 【人気】西松屋の口コミあり!
ここでは、お座り練習チェアのおすすめをご紹介します。布製・プラスチック製・樹脂製など素材はさまざま。対象年齢も幅広く、使い方も工夫次第でながく愛用できるものもあります。
ぜひ、すてきなお座り練習チェアを見つけてくださいね。


通販サイトの最新人気ランキングを参考にする お座り練習チェアの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのお座り練習チェアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
お座り練習チェアを使用するときの注意事項
ここからは、お座り練習チェアを使用するときの、気をつけるべき注意点をご紹介。正しく使用して、安全に楽しくお座りの練習をしましょう。
無理強いはしない! 赤ちゃんのペースで楽しもう
赤ちゃんのお座りは6カ月ごろからはじまり、9カ月ごろには安定したお座りができるといわれています。ですが、発達の過程や時期には個人差があるため、時期がきたからといって無理にお座りをさせる必要はありません。
嫌がる赤ちゃんに無理やりお座り練習をさせると、無理な体制に崩れたりなどのトラブルになる場合も。楽しんでお座り練習ができるよう、赤ちゃんのペースに合わせてはじめましょう。
あくまでサポートグッズ! 見守りは必要です
お座り練習チェアはあくまでも、サポートアイテムです。倒れにくい設計になっているものでも、思わぬときに倒れてしまう場合も。そのため、お座り練習チェアに赤ちゃんを座らせている間は、なにがあっても対応できるように見守るようにしましょう。
また、お座りができるようになった後でも、注意が必要です。ちょっとした体重のバランスで、後ろに倒れてしまうことも。座る場所にクッションなどのやわらかいものを置き、目を離さないように見守ることが大切です。
お座り練習チェアに関するよくある質問
お座り練習チェアはいつから使う?

お座り練習チェアを使い始めるポイントは、首が座ってからにすることです。首が座っていない状態で座らせると赤ちゃんへの負担が大きくおすすめできません。また、赤ちゃんを支えると安定して座ることができる頃も使うポイントになります。生後5~6カ月ごろから腰を支えると安定して座れるようになります。
お座り練習チェアは必要ですか?

必ず必要なものではありません。お座り練習チェアがなくてもいずれ一人で座れるようになっていくからです。しかし食事を食べさせてあげるときなど、育児が少し楽になるかもしれません。
「ローチェア」や「ハイチェア」もチェック! 【関連記事】
お手入れしやすく長く使えるものを選ぼう
お座り練習チェアのおすすめ商品をご紹介しました。
大切な赤ちゃんのチェア選びは難しいもの。できるだけながく愛用できて使いやすいものを選ぶ方法は、赤ちゃんが快適な形状やデザインを選ぶことです。そしてパパやママがお手入れしやすいものを選ぶこと。使用対象年齢ができるだけながいものを選ぶのも、ポイントのひとつですよ。
お気に入りのお座り練習チェアを購入して、赤ちゃんやママも快適に楽しくすごしましょう!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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小学校教師を経て大手ベビー用品メーカーで商品企画担当として勤務。 手がけた商品は「グッドデザイン賞金賞」を受賞。 その後育児関連カタログ誌のバイヤー職などを経て、現在はベビーグッズ・コンシェルジュとして延べ1500名のプレママやママに育児グッズ講座を実施。 ベビーグッズによる赤ちゃんの事故を減らすために、そして不安を抱えながら育児しているママをサポートするために活動中。 新米パパママの育児を助けるオリジナルベビー服「バルーンオール」はキッズデザイン賞を受賞。 メディア歴:NHK おはよう日本