「犬用ペットシーツ」のおすすめ商品の比較一覧表
犬用ペットシーツの選び方 ドッグトレーナーがアドバイス!
ドッグトレーナーの金子真弓さんに監修いただき、ペットシーツを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記の7つ。
【1】吸収力
【2】耐久性
【3】消臭力
【4】シーツの厚さ
【5】サイズ
【6】介護や病気時は防水性がの高いもの
【7】環境にやさしいタイプもある
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】吸収力で選ぶ
ペットシーツを選ぶうえで、吸収力はチェックすべき大切なポイント。お留守番の時間が長いときなどは、ペットシーツを取り替えることが難しいですよね。そういった場合、複数回排泄してもしっかり吸収でき、おしっこが漏れたり逆戻りしないものがいいでしょう。
ペットシーツの吸収力は、吸水ポリマーの量によって変わります。厚さのあるシーツのほうが、吸水ポリマーもそのぶん多く使用されています。コスト面などを考慮して、ふだんは薄手のシーツを使い、お出かけのときは厚手タイプにするなど、使い分けるのもいいでしょう。
【2】耐久性で選ぶ

トイレトレーニング中のやんちゃな子犬は、いたずらしてシーツをかじってしまうことがあります。ボロボロになったシーツの一部を飲み込んでのどに詰まらせたり、ポリマーが腸に詰まってしまうなど、非常に危険。
そういった悲しい事故を防ぐためにも、ペットシーツの耐久性はしっかり確認しましょう。表面の繊維が破れにくく、裏側のビニール部分がはがれにくいかなどのチェックを行なってください。
【3】消臭力で選ぶ
ドッグトレーナー
子犬のころからトイレの習慣を身につけさせるのは飼い主の大切な役割。きちんと決めた場所で、犬が排泄できるよう清潔に保ちましょう。
また、高齢犬で寝たきりになると、排泄物の臭いが身体に付着してしまいます。犬ができるだけ快適に生活を送れるよう、消臭機能がしっかりしたシーツを選ぶのをおすすめします。
【4】シーツの厚さで選ぶ
ドッグトレーナー
薄手のシーツは、安い商品が多いのでこまめに交換する方におすすめです。また、大量に保管しても場所を取らず、外出時に持ち歩くときも軽くて便利です。
厚手のシーツはオシッコの逆戻りが少ないため、複数回使えます。長時間のお留守番時に使用する際や同じシーツを使って数回排泄ができる犬には厚手のシーツを選ぶと良いでしょう。
【5】サイズで選ぶ
ドッグトレーナー
ペットシーツのサイズは、「レギュラーサイズ」「ワイドサイズ」「スーパーワイドサイズ」があります。トレイを使用する際もシートのサイズに合わせて選びましょう。
一度排泄したシーツはすぐに取り替える場合、犬の身体にギリギリ合うサイズでよいでしょう。反対に、1枚のシーツで複数回排泄する場合は、少し大きめのサイズがおすすめです。
犬は排泄をする際にクルクル回ることがあります。せっかくトイレまで行けたのにクルクル回っているうちにトイレシーツからはみ出てしまっては残念です。十分な大きさを選んであげましょう。
【6】介護や病気時は防水性が高いものを
ドッグトレーナー
自力で食べたり排泄ができない高齢犬や、治療中で動くのが困難な犬は、どうしても食べ物や汚物が付着することが多くなります。そういったケースでは、防水効果の高いペットシーツが有効です。
犬が寝ているマットの上に防水タイプのペットシーツを使うと清潔に保てるでしょう。犬の体型や大きさに合わせて、少し大きめサイズのペットシーツがおすすめです。
【7】環境にやさしいタイプも
ドッグトレーナー
犬のトイレは使い捨てのペットシーツだけはありません。環境問題が注目されゴミ処理費用が有料になった今、ゴミとして処分されるペットシーツを見直してみませんか。
少し面倒になることもありますが、使い捨てないトイレのシーツや環境にやさしい素材選びもおすすめ。小さな積み重ねが大き変化につながるはずです。
犬用ペットシーツおすすめ3選|ドッグトレーナー厳選
上で紹介したペットシーツの選び方のポイントをふまえて、ドッグトレーナーの金子真弓さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。一緒に暮らしている犬に合わせて選び方のポイントを参考に、使い勝手のいい犬用ペットシーツ選びの参考にしてください。



何度も洗って使えるから経済的
布なのにどんなに水分を吸っても裏にしみでてくることはありません。何度も洗って使えるので経済的です。洗う時間を考えると2枚以上持っていた方がいいでしょう。
今やゴミ処理にも費用がかかる時代です。少しでもゴミを減らし環境のためにも、また家庭のお財布に優しくあるためにも、使用する価値は十分にあります。
さまざまなサイズがあるので、自分の犬に合ったサイズを選んでください。病気や高齢になり介護が必要になったときにはこのトイレシーツが役立ちます。
通常の使い捨てペットシーツは裏がビニールでカバーされているため、ベッド等の上に敷くとシーツがツルツル滑り安定しませんが、こちらのシーツは普通の布のようにして使えます。
犬用ペットシーツおすすめ4選|ワイドサイズ
ここでは、ワイドサイズの犬用ペットシーツを紹介します。ワイドサイズは大型犬に対応できるタイプのものが多いです。また、おしっこできる範囲が広いことから、失敗の危険が少ないといえます。
アイリスオーヤマ『香り付きペットシーツ ワイド』
犬用ペットシーツおすすめ11選|レギュラーサイズ
続いて、レギュラーサイズの犬用ペットシーツを紹介します。小型犬・中型犬をメインとし、大型犬の子犬時にも使えます。
【番外編】専用ゴミ箱があればニオイが気にならない!
意外と見落としがちなのが、ペットシーツを処理するときのゴミ箱。ニオイ漏れを防ぐタイプなら犬も人も快適に過ごせますよ。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 犬用ペットシーツの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの犬用ペットシーツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
犬用ペットシーツを使う習慣をつけるには? しつけ方法を紹介!
ここでは、愛犬にペットシーツを使ってもらえるよう、しつけの方法をご紹介します。
しつけ用スプレーを使ってみる
ペットシーツのうえにトイレをしてくれないときは、しつけ用スプレーを使ってみましょう。犬はおしっこのニオイがする場所におしっこをする可能性があるといわれていますが、部屋におしっこのニオイをつねに漂わせておくのはちょっと……と思いますよね。
しつけ用スプレーのなかには、抗菌効果があるものや、独特なニオイがしないタイプもありますので、ぜひ探してみてください。
しつけをしてペットシーツに慣れてもらいましょう
トイレのしつけは、家に子犬を迎えたその日から始まります。子犬のころにしつけを完璧にし、使い慣れたトイレシーツをそのまま使い続けると有効的です。
サイズがそろっている商品を選べば、子犬時から成犬時まで同じシリーズのペットシーツを使うことができます。愛犬に合ったペットシーツを見つけ、成長に合わせてサイズを変えていくといいでしょう。
また、根気がいりますが成犬後もしつけはできますので、ペットシーツでおしっこをすることに慣れてもらうことが大切です。
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ドッグトレーナーからのアドバイス
ドッグトレーナー
愛犬の大きなストレスにならない場所と素材を
日本でも多くの犬が室内で幸せに暮らすようになり、犬のトイレ関連グッズもさまざまな物が選べるようになりました。
ペットシーツだけでもサイズや機能など豊富にあります。犬と共に生活をしていれば、排泄をどのようにどこでさせるのかは飼い主次第です。犬にとって大きなストレスにならぬよう場所と素材を決め、犬にわかりやすいようトレーニングしましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1992年栃木県黒磯市にあるアニマル・ファンスィアーズ・クラブへ就職し、佐良直美先生に師事。 5年間ケンネルマネージメント及び動物の健康管理や基礎獣医学を学びながら、仔犬から成犬まで数々の犬のトレーニングを行い、同クラブにて一般飼い主の為の家庭犬しつけ教室チーフインストラクター、コンサルタント、及び通訳をつとめる。 独立後も多くのしつけ教室や出張トレーニングを通して年間300組以上の飼い主指導を行なっている。 神奈川県藤沢市にてパップスフレンズを主宰。パピークラスから個人カウンセリング、そして競技レベルまで幅広く指導する傍ら、複数の専門学校にて後進の育成に励んでいる。海外講師が来日した際には通訳を務める。また、自身も多くのワークショップやセミナーへ参加し、常に新しい情報と知識を習得しながら国内外の専門家とのネットワークを広げている。 トレーニング方法はモチベーショナルメソッドを基本とし、26年前から導入しているクリッカーを使ったシェーピングとルアー、そして認定を受けているTタッチのメソッドも取り入れ、多方面から人と犬のストレスレスでハッピーな生活のお手伝いを行なっている。 NADOI(米国愛犬しつけインストラクター協会)公認インストラクター、AADT(英国&米国ドッグトレーニング)公認トレーナー、UKRCB(英国犬行動学者協会)公認トレーナー、優良家庭犬普及協会常任、優良家庭犬認定試験公認ジャッジ、Tタッチ認定プラクティショナー。