「犬用トイレしつけスプレー」のおすすめ商品の比較一覧表
犬用トイレしつけスプレーの選び方
まずは犬用トイレしつけスプレーの選び方をチェックしていきましょう。スプレーは、おもに「トイレに誘導するタイプ」「マーキングを防ぐタイプ」の2種類。それぞれ使い方が異なるので、用途に合わせて使い分けることが大切です。
「トイレに誘導するタイプ」は控えめなニオイのものを
愛犬にトイレの場所を覚えさせたい場合は、トイレに誘導するための成分が入ったスプレーを選びましょう。以下のポイントをチェックしてください!
アンモニア臭はわずかなニオイでOK
犬の尿のにおい成分であるアンモニアが含まれているものを選びましょう。犬は、排せつ物のにおいがついている場所をトイレと認識する習性があります。アンモニアが入っているスプレーを使うことで、愛犬がスムーズにトイレの場所を覚えられます。
またにおいが強すぎないものを選ぶのがポイントです。パッケージを確認して「人間には感じ取れないほどのにおい」などと書かれているものであれば、室内で使ってもアンモニアのツンとしたにおいが気になりません。
犬が好きなニオイが配合されていると誘導しやすい
犬は、アンモニアのにおいが好きというわけではありません。犬用のトイレしつけスプレーを選ぶときは、犬が好きなにおい成分も含まれているものを選んでください。
犬は、肉のにおいのほか、植物の香りなど有機物の香りを好みます。人間には感じ取れないほど弱くても、犬は敏感に感じ取るので、これらの成分が含まれているスプレーを使うとよいでしょう。
トイレシーツにひとふき程度!容量が少ないものを選ぶ
トイレに誘導するタイプのスプレーは、トイレシーツなどにひと噴きするだけなので、一度にたくさん使うことはほとんどありません。購入するときは、容量が少ないものを試しに1本だけ購入するようにしましょう。
犬と商品の相性から、思うような結果が得られないことも考えられます。ひとつの商品でうまくいかなくても、商品を変えることでスムーズにしつけができることもあるので、まずは小容量のものを少しだけ購入して、愛犬との相性をチェックしてください。
「マーキング防止タイプ」は大容量で香りが強いものを
成長するにつれ、犬は自分の縄張りであることを示す「マーキング」をするようになります。マーキングをするようになったら、犬が嫌うにおいを含んだマーキング防止タイプのスプレーを使いましょう。以下のポイントをチェックしてください!
消臭成分が含まれているものがよい
室内で飼っている愛犬にマーキングをされて困っているときは、消臭成分が含まれているスプレーを利用しましょう。
消臭成分が含まれているスプレーであれば、犬の尿のにおいを消してくれます。排泄物のにおいがついた場所をトイレと認識する犬の習性を逆手にとって、尿臭を消すことでマーキングさせないようにしましょう。
外用なら雨の耐水性があるものを
散歩中など外でマーキングをされたくないときは、耐水性があるマーキング防止スプレーを選びましょう。耐水性があるものであれば、雨が降っても再びスプレーしなくて済みます。
ただし、マーキング防止スプレーは、揮発しやすい成分で作られていることも多いです。一度スプレーすれば二度とスプレーしなくてよいというわけではなく、こまめにスプレーしなおす必要があるので注意しましょう。
マーキング箇所が多い場合は大容量のものを
マーキング防止スプレーを選ぶときは、容量が多いものを選ぶといいでしょう。愛犬が決まった場所1カ所だけにマーキングするのであれば小容量のものでも問題ないですが、あちらこちらにマーキングをするのであれば容量が多いもののほうが、残量を気にせずたっぷり使えます。
時間がたてばマーキング防止スプレーの香りは薄れてしまうので、繰り返しスプレーする必要がある点も大容量のものを購入すべき理由です。
犬用トイレしつけスプレーおすすめ6選|トイレ誘導タイプ
ここからは、トイレ誘導タイプのしつけスプレーのおすすめ商品を紹介します。ひとつの商品でしつけがうまくいかなくても、商品を変えて根気強くトレーニングしてみてください。

アース・ペット『JOYPET ザ・しつけ トイレの学習』 ペット専門家のおすすめ商品!












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クリエイティブヨーコ『PETPARADISE トイレしつけ スプレー』 ペット専門家のおすすめ商品!








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トーラス『強力トイレのしつけスプレー おマル上手 -Ver3.0-』












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トーラス『はぐくむ for dog トイレ』

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ARC産業『パピートレーナーNo.122』

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バイオ『トイレここ! しつけ液』






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犬用トイレしつけスプレーのおすすめ7選|マーキング防止タイプ
続いて、マーキングを防ぐタイプのしつけスプレーのおすすめ商品を紹介します。繰り返しマーキングされるのを防ぎましょう。

FLF『プリジア for ペット』 ペット専門家のおすすめ商品!

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アース・ペット『JOYPET しつけ上手オシッコ・ウンチのしつけ』

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トーラス『しつけまるごとスプレー』

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アース・ペット『JOYPET ザ・しつけ ちゃんとしつけ剤』

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トーラス『マーキングお断り お外のしつけ 濃縮スプレー』

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ネイチャーズ・ミラクル『マーキング防止+消臭クリーナー』








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常陸化工『プロの消臭剤 マーキング臭用(PS-MK250)』










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トイレのしつけの仕方
子犬を家族の一員として迎えたら、なるべく早くしつけをはじめることが大切です。とくにトイレのしつけは、家に迎えたその日からはじめてください。トイレのしつけをはじめたからといって、すぐに犬がトイレで用を足してくれるとは限りません。トイレのしつけは段階を踏んで行ないましょう。
段階1. サークルで囲ったうえでしつけをはじめる
トイレトレーニングをはじめるときは、まず犬をサークルで囲い、サークルのなかにトイレシーツを敷き詰めた状態ではじめましょう。サークルで囲うことで、犬が部屋中を自由に動き回れなくなるため、目を離したすきに部屋のあちらこちらに粗相をされることがなくなります。
サークルのなかであれば、ペットシーツが敷き詰められているので、犬が排せつしたあとのあと片づけがらくにできるのもメリットです。
段階2. 声をかけながらトイレに誘導する
目を覚ました直後や、水を飲んだあと、元気よく遊んだあとなど、犬が排せつをしたくなるタイミングでトイレに誘導します。排泄したくなると、犬は周囲をくんくん嗅ぎながら部屋の隅に行ったり、おしりを床に近づけたりするので、そのときに「待って!」と声をかけてトイレに連れていきましょう。
このとき、トイレシーツにスプレーでにおいをつけておくと、犬がトイレの場所を覚えやすくなります。
もしトイレ以外の場所で排泄してしまっても、決して怒らないようにしてください。怒られると犬は排泄を悪いことだと考え、我慢したり、隠れてしたりするようになります。
段階3. トイレに自分から入るようにしつける
誘導を繰り返すうちに、犬がトイレの場所を覚えます。しだいに自分からトイレに入って用を足すようになるので、正しい場所で排泄ができたら、大げさなくらいほめてあげましょう。ほめられたり、ごほうびがもらえたりすることで、犬は「正しい場所で用を足すと、よいことがある」と学習します。
トイレのしつけは根気強く行なう必要がありますが、飼い主さんはもちろん、愛犬にとってもストレスなくできる方法で行なうことが大切です。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 犬用トイレしつけスプレーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での犬用トイレしつけスプレーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ペット専門エディターがアドバイス
ペット専門エディター&ライター
上手にできたときは褒めてあげること!
トイレを覚えてくれないことにお悩みの飼い主の方も多いかと思いますが、犬の習性上あちこち排尿をしてしまうのは仕方のないこと。
上手にできるようになるには、時間が必要です。アンモニア成分が含まれるもの、マーキングを防ぐものと、両方使いながら訓練するのもいいかもしれません。
また排泄の仕草をしたときは、トイレに誘導し、上手にできたときは褒めてあげましょう。
犬用トイレグッズのおすすめ特集!
犬用トイレグッズのおすすめはこちらで紹介しています。トイレをしつけるシーツなどもあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
正しいしつけで犬との信頼関係を築いて
無駄吠え、噛み癖、トイレの失敗など、犬のしつけには手がかかりますよね。しかし、しっかりとしつけをすることは、飼い主と愛犬が快適に生活していくためにも大切なこと。
しつけをするときは、しつけスプレーだけに頼らないことが肝心です。スプレーを使う前に、犬が快適に用が足せる環境を作りましょう。犬との信頼関係を築くのも忘れてはいけません。
トイレは人の出入りが少ない場所に設置して、いつも清潔な状態をたもってください。そのうえで、補助としてしつけスプレーを使うと、スムーズにトイレのしつけができます。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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編集歴は20年以上。 雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。 中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。