「いびき防止マウスピース」のおすすめ商品の比較一覧表
いびき防止マウスピースとは? どんなアイテム?
いびき防止マウスピースは、いびき対策ができるアイテムのひとつです。眠るときにはめるだけで、いびきの原因となる口呼吸、または舌や軟口蓋(なんこうがい)が下がるのを防ぎ、鼻腔や気道をひろげ寝息のとおりをよくします。
いびきが習慣化している人のなかには、睡眠時無呼吸症候群となっている人も。睡眠時無呼吸症候群対策をするために、歯医者さんでマウスピースを作成してもらう人もいます。マウスピースを作成するまえに気軽に試せるのが、この記事で紹介するいびき防止マウスピースです。
いびき防止マウスピースの選び方
いびき防止マウスピースは、寝ているときに装着するものなので、自分に合ったものを選ぶのが重要!本記事では、 医療ライター・宮座美帆さんから、いびき防止マウスピースの選び方のアドバイスをいただきました。ポイントは下記4点。
【1】いびきの原因によって選ぶ
【2】装着・使い方で選ぶ
【3】ケース付きをチェック
【4】素材で選ぶ
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【1】いびきが出る原因によってタイプを選ぶ
いびきが出る原因によって、選ぶいびき防止マウスピースは異なります。使用する人のいびきのタイプに応じたマウスピースを選びましょう。
口が乾いているなら「口呼吸防止タイプ」
いびきの原因のひとつに、口呼吸があります。飲酒や疲れなどの一時的な原因によって気道がせまくなることによって口呼吸になり、いびきが発生します。
朝起きたときに口が乾いている、のどが痛いなどの場合は、口呼吸によるいびきの可能性があります。そのような場合は、鼻腔をひろげて寝息のとおりをよくするいびき防止マウスピースを選びましょう。
また、口呼吸はいびきだけでなく口臭や風邪などの原因にもなるので、早めの対策を行なうことをおすすめします。
口が乾いていないなら「舌を固定するタイプ」
朝起きたときに口が乾いていないのに、家族に指摘されるほどいびきをかいている場合は、舌や軟口蓋が下がることがいびきの原因になっている可能性があります。そこで、舌や軟口蓋が下がらないように、舌が落ちるのを防いで気道をひろげ、寝息のとおりをよくするいびき防止マウスピースを選びましょう。
なお、寝ているときの重力の影響で舌が喉の奥に落ち込む状態を「舌根沈下」といい、こちらが原因の場合は、仰向きではなく横向きに寝るのもいびき対策に有効です。
【2】マウスピースの取り扱い方で選ぶ
いびき防止マウスピースは、使い方が商品によって異なります。はじめて使うか、ある程度扱いに慣れているかによって選びましょう。
はめるだけのものなら気軽に使える
あらかじめ歯形の形になっているマウスピースは、はめるだけで使用できます。使用するときに型取りなどの準備が必要ないため、気軽に試したいときにも向いています。また、手間なく使用したい人にもぴったりです。
ただし、あらかじめマウスピースの形が決まっているので、自分の歯に合わず効果が発揮されないうえに、装着時の違和感を感じる可能性があります。まずは気軽にためせる手にしやすい価格のものから選んでみましょう。
歯形を取るものならフィット感が高い
通販サイトで購入できるいびき防止マウスピースのなかでも、自分の歯型に合った形に取れるものがあります。自分の歯に合っているためよりフィット感があり、寝ているときにもずれにくいのがメリットです。
ただし、お湯につけてから自分の歯に押し当てて型を取るため、スピード感が求められます。慣れていないと失敗する可能性もあるため、はじめて使うときには予備のあるものを選ぶとよいでしょう。
【3】ケースつきなら保管しやすい
いびき防止マウスピースは、寝ている間に使用するアイテムです。使用しないときにはどこかに保管しなければいけません。マウスピースを入れておけるケースが付属していると、保管しているときにもマウスピースにほこりや汚れがつくのを防げます。そして、使用後は菌が繁殖する可能性があるので、洗浄したらマウスピースをしっかり乾かしてからケースにしまってくださいね。
また、ケースがあると携帯にも便利です。旅行や出張のときにもそのままいびき防止マウスピースを持ち運べます。
【4】マウスピースの素材もチェック
いびき防止マウスピースは、いろいろな素材が採用されています。使い方によって素材にも注目してみましょう。たとえば、温めるとやわらかくなり、冷やすと固くなるEVA樹脂は、型を取って使う商品に採用されていることが多いです。型取りに失敗しても再度温めるとまた型取りをやり直せるものもあります。
歯科でつくるいびき防止マウスピースにも採用されている、医療用シリコン製のものもあります。
購入前には専門医に相談し、アドバイスを受ける!
医療ライター・編集者
いびき防止のために使うマウスピースは、自分に合ったものでないと、その効き目を正しく発揮できません。そのため自己判断での使用はやめ、必ず事前に専門医に相談しましょう。
また、合わせて検査を受け、ご自身のいびきの程度や睡眠時無呼吸症候群のタイプがどのようなものか、診察を受けるのも大切です。
いびき防止マウスピースおすすめ7選!
ここからは、医療ライター・宮座美帆さんと編集部が選んだ、おすすめのいびき防止マウスピースを紹介します! 使い方や素材など、いろいろな商品を厳選していますので、使う人に合ったアイテム選びにぜひ役立ててください。
医療ライター・編集者
家族の指摘により、これからいびき対策をしたいという方には、サンファミリー『ナイトマウスガード』や、ヤマオカインターナショナル 『2-Size Comfort System Anti-Snoring Mouthpieces』、浅井商事『いびき マウスピース』がおすすめ。
これらはいずれも簡易的なマウスピースで、睡眠時の閉口をサポートするものでその有効性を保証するものではありません。専門医を受診し、正しく治療しましょう。



通販サイトの最新人気ランキングを参考にする いびき防止マウスピースの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのいびき防止マウスピースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ほかのいびき対策グッズもチェックしよう
自分に合ったいびき防止マウスピースを試してみよう
医療ライター・宮座美帆さんと編集部でいびき防止マウスピースの選び方とおすすめ商品を紹介しました。いびき防止マウスピースは、いびきの原因が口呼吸か舌や軟口蓋の落ち込みかによって選ぶタイプが異なります。いびきが出たときに口が乾燥しているか、していないかでまずは選んでみましょう。
そのままつけるタイプや自分の歯型を取るタイプなど、使い方も商品によって異なります。使いやすく、眠るまえに快適につけられるいびき防止マウスピースを見つけましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッツや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。