おすすめ商品の比較一覧表
家庭用防犯カメラの選び方
防犯カメラには手ごろな価格のものから、5万円を超えるものまでさまざまな商品があります。どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
選び方のポイントとして、設置場所・電源方式・専用モニターの有無・画質などがあります。重視したいポイントを決めておくと、自分にぴったりの防犯カメラを選ぶことができますよ。
設置したい場所で選ぶ
防犯カメラの設置場所は、屋内と屋外のどちらにするかお決まりですか? 部屋の見まもりをしたいなら屋内向けのカメラを、不審者の侵入を警戒するなら屋外用カメラを選びましょう。それぞれの特徴を紹介します。
「屋内用」なら広範囲を撮影できるドーム型がおすすめ
屋内用には、広範囲を撮影できるタイプを選ぶといいでしょう。広角レンズの屋内用防犯カメラなら死角ができにくく、設置場所で起こっていることを広い画角で確認できます。小型犬や猫などペットのほか、お子さまや高齢者の見まもりに使えますよ。
ドーム型の防犯カメラならインテリアを壊さず溶けこむので、室内にぴったりです。自動追跡機能を搭載したタイプもあり、動きまわるペットや子どもの様子を逃さずカメラでとらえてくれます。
「屋外用」なら防塵防水性能をチェック! 耐久性を確認しよう
屋外に設置する防犯カメラは、どうしても雨風や日光にさらされます。そのため耐久性があるタイプがおすすめです。IP規格を満たした防塵防水性能があるかどうか、チェックしてみてください。
「IP〇▲」の〇に入る数字(0〜6)が防塵性能を、▲に入る数字(0〜8)が防水性能をあらわしています。数字が大きいほど性能が高いです。ちなみに太陽光・熱対策としては、白などの反射色をしたタイプのほうが影響を受けにくくなります。
電源方式で選ぶ
防犯カメラの電源には、コンセント・電池・ソーラーの3種類があります。電源方式で使い勝手が変わってくるため、防犯カメラ選びの重要なポイントです。それぞれのメリット・デメリットを説明します。
「コンセント式」は電源切れなく確実に録画できる
家庭用コンセントから直接電源をとるコンセントタイプは、電源切れの心配がなく確実に録画できます。長時間の連続録画も安心です。
ただし今あるコンセントから、防犯カメラを設置したい場所まで接続可能か確認する必要があります。設置・配線工事が必要な場合が多く、初期費用が高くなりがちなので注意してくださいね。
「電池式」はどこでも設置できる! 定期的な電池交換が必要
電池タイプの防犯カメラなら、自分でどこにでも気軽に設置できます。留め具が付属している商品も多く、設置工事も不要ですぐに使えるのもメリットです。配線を考える必要もないので、好きな場所に防犯カメラを設置してください。
電池の残量にはご注意が必要で、定期的な電池交換をするようにしましょう。また消費できる電力が限られているため、長時間の連続録画には不向きです。
屋外設置なら「ソーラー式」もあり
屋外に設置する場合は、太陽光を利用するソーラー式もおすすめです。電池切れの心配もいらず、電気代・電池購入のランニングコストがかからないので、長期的にみてお財布にやさしいのもうれしいポイント。
駐車場や畑など、電源が確保しにくい場所でも設置可能です。ただし、日光がよくあたる場所にパネルを設置する必要があります。
カメラとモニターの接続方法で選ぶ
カメラとモニターの接続方法には、有線接続とワイヤレス接続の2種類があります。それぞれの接続方法のメリット・デメリットを見ていきましょう。
近くにモニターを設置するなら「有線接続」
カメラとモニターをケーブルでつなぐ有線接続タイプは、電波状況に左右されることなく、安定した高画質な録画が可能です。不審者の顔や車のナンバーなどをはっきりと確実に録画したいなら、有線接続の防犯カメラをおすすめします。
ただし配線作業が必要で、設置場所によっては手間と工事費がかかります。近くにモニターを設置できるか確認しましょう。
「ワイヤレス」はモニターまわりがすっきり
ワイヤレスタイプを選べば、設置場所に悩む必要がありません。Wi-Fiが届く範囲で、お好みの場所にカメラを設置できます。配線がないのでモニターまわりがすっきりしますよ。インテリアに溶けこむデザインの、屋内用ワイヤレス防犯カメラもあります。
しかしワイヤレスタイプは、まわりの電波状況に左右されやすいというデメリットがあります。電波が多数混線する場所では、映像が乱れる可能性も。事前に設置場所周辺の電波状況をご確認ください。
専用モニターの有無で選ぶ
防犯カメラには専用モニターがある商品と、モニターなしの商品があります。自分にとって使いやすいように、目的にあったタイプを選んでくださいね。
モニターあり:専用モニタータイプは設定不要ですぐ使用も
モニターありの防犯カメラ、つまり専用モニタータイプは誰でも気軽に使いはじめることができます。防犯カメラと専用モニターがセットになっており、電源につないでスイッチを入れるだけというカンタンさです。
専用モニターを外部モニターやインターネットに接続できる商品もあり、その場合はテレビやスマホで録画を確認するといった使い方もできます。ただし比較的お値段が高めな商品が多いです。
モニターなし:アプリタイプは低コストで導入できる
専用モニターなしの防犯カメラ、つまりアプリタイプなら比較的安価で、初期費用をおさえられます。カメラをインターネットに接続して、自分のスマートフォンやタブレット端末などからアプリで映像を確認することが可能。
商品によっては、アプリでのカメラの角度調節やアプリ録画ができるものも。しかし使用するにあたって、インターネット環境が必要になります。また機械やインターネットが苦手な人にとっては、初回起動時の接続設定が少し複雑と感じるかもしれません。
屋外用なら、夜間撮影時のカメラの種類で選ぶ
屋外に防犯カメラを設置するなら、夜間防犯にそなえて暗い場所もしっかり撮影できる商品を選びたいですよね。夜間撮影が可能なタイプは、暗視カメラと赤外線カメラの2種類があります。
暗視カメラはカラー録画! ある程度の明るさが必要

Photo by Luca Bravo on Unsplash
暗視カメラは夜間撮影であっても、昼間と同じようにカラーで録画できます。光を増幅させて撮影するので、小さなあかりでも対象物のかたちや色をはっきりとらえることが可能です。
一方で、光量がたりないと画面が真っ黒になるため、一定の光量がある場所にカメラを設置する必要があります。また暗視カメラは流通が少ないので、商品選びが難しいです。
赤外線カメラは白黒映像! 真っ暗でも撮影OK
赤外線カメラは完全な暗闇でも撮影可能です。人間が感じることができない波長の光を対象物にあて、その形や動きを撮影。
モノクロ映像にはなりますが、撮影に光が必要ないため設置場所がより自在に選べます。カラー撮影にこだわりがなければ、夜間防犯には赤外線カメラがおすすめです。
値段に応じて画質で選ぶ
どの程度の画質を求めるかも、防犯カメラ選びにおいて重要です。画素数が低い粗めの画質の場合は、おおざっぱにしか確認できません。
防犯のためには、一定以上の画素数がある画質のカメラを選ぶのがおすすめです。防犯カメラの画素数レベルの目安を説明します。
100万画素以下の低画質モデルは低価格が魅力
100万画素以下の低画質(SD画質・HD画質)タイプは、低価格な商品が多くお財布にやさしいところが魅力的。SDはアナログテレビの標準画質、HDは地上デジタル放送テレビの標準画質です。再生方法によっては粗く感じる場合もあります。
せまい室内で使用する・顔の識別を求めない・拡大して確認することが少ない場合は、低画質モデルでも気になりにくいです。「とにかく安い防犯カメラがほしい! 」という方は、目的とあわせて確認してみてくださいね。
防犯対策には200万画素(フルHD)以上がおすすめ
200万画素(フルHD画質)以上なら、防犯にしっかり役立ちます。広い範囲で撮影した映像を部分的に拡大しても確認できる画質であり、顔の識別などもできるでしょう。
一般的な防犯対策としてはもちろん、トラブルなどがあり証拠を押さえる必要がある場合、200万画素数以上の防犯カメラがおすすめです。
撮影範囲もチェック! 広範囲を撮影できる防犯カメラを選ぼう
防犯カメラの撮影範囲も重要です。遠隔操作でカメラの角度を変えられる商品もありますが、防犯カメラ本体の撮影範囲が広いとカメラ1台で、死角の少ない撮影ができるので安心ですよ。
撮影範囲が狭いと、動いている対象物がすぐに画面外に……という事態になってしまいます。動く対象物もしっかり撮影したいなら、水平方向に90度以上撮影できるか確認しましょう。
防犯対策をアピールできる屋外タイプがおすすめ 防災士からのアドバイス
整理収納・防犯コンサルタント、住宅建築コーディネーター、防災士
侵入盗は、あらかじめ下見をしている場合が多いです。そのためしっかりと防犯対策を取っていることを、アピールすることで防犯になります。そういったことを考えると、やはり防犯カメラは屋外に設置することが効果的。
動体検知のみで録画するものは、下見の段階で気づかれ、機能をかいくぐって侵入される場合もあるので、常時監視と録画ができるものの方がいいでしょう。またどこか1ヶ所のみに設置した場合、防犯カメラが設置されていないところから侵入される可能性もあるため、侵入経路になりやすい場所(人目につきにくい場所)、複数に設置することが理想的です。
家庭用防犯カメラおすすめ13選
おすすめの家庭用防犯カメラ13商品をご紹介します。お手ごろ価格のスタンダードモデルから最新技術搭載の高機能モデルまで、幅広い種類の商品をそろえました。選び方のポイントをふまえて、ぴったりの商品が見つかるといいですね。

SV3C『ワイヤレスIPカメラ (B08W-5MP-HX)』














出典:Amazon

Panasonic(パナソニック)『モニター付き屋外カメラ(VS-HC105-W)』












出典:Amazon

EZVIZ『防犯カメラ(C6CN)』














出典:Amazon
Alter+(オルタプラス)『ソーラーバッテリーWi-Fiカメラ(AT-740)』






出典:楽天市場
ICAMI『防犯カメラ(CA-530C-R-JP)』














出典:Amazon
塚本無線『ソーラートレイルカメラ(WTW-TRC2732)』






出典:楽天市場
OOSSXX『10インチ2CH 1080P 200万画素 Wifi キット ホワイト(OSX-JPI10-W10802)』


















出典:Amazon
ELPA(エルパ)『ワイヤレスカメラ&モニター(CMS-7110)』

出典:Amazon
塚本無線『Wi-Fi パンチルト 防犯カメラ(WTW-IPWDS1373)』






出典:楽天市場
REVEX(リーベックス)『液晶画面付き SDカード録画式センサーカメラ(SD3000LCD)』












出典:Amazon
KMサービス『ネットワーク防犯カメラ(C7816WIP)』


















出典:Amazon
マザーツール『高解像度ワイヤレスセキュリティカメラシステム(MT-WCM300)』

出典:Amazon
bedee『ネットワークカメラ(362B)』
















出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 防犯カメラの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの防犯カメラの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】家庭用防犯カメラとあわせてチェックしたい防犯グッズ
まとめ
ここまで、家庭用防犯カメラのおすすめ13商品を紹介しました。お気に入りの商品は見つかりましたでしょうか?
防犯カメラの設置場所・電源方式・接続方法・専用モニターの有無など選び方のポイントをおさえて、あなたの目的にあう防犯カメラを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
整理収納を出発点に、防犯、防災、住まいづくりなど、日常をより快適に安全な環境で 過ごしていただけるために、一般家庭から企業までのコンサルティング業務やメディアでの 慣習などを行なっています。 愛知県東海市と岐阜県多治見市のコミュニティエフエムで、ラジオパーソナリティとしても活動。