「ベビー手押し車」のおすすめ商品の比較一覧表
手押し車って必要? メリット・デメリット 赤ちゃんの歩行練習や運動に!
赤ちゃんの歩行をサポートする手押し車。育児のマストアイテムではないので「いらない」と思っている人もいるかもしれませんが、さまざまなメリットがあります。
たとえば手押し車を使用することで、赤ちゃんに歩くことの楽しさや興味を持ってもらうことができます。また、手押し車で遊んでいるうちに、自然と筋力の発達やバランス感覚を養うことにもつながります。
一方、デメリットとしては、マンションなど集合住宅の場合、手押し車の音が階下に響いて騒音問題になってしまう可能性があること。また、商品によっては使用期間が短いこともあげられます。カーペットやジョイントマットを敷いて対策したり、長く使えるものを選ぶことがポイントです。
手押し車はいつから使用できる?
手押し車は、赤ちゃんが歩きはじめてから使用できます。個人差はありますが、早くて生後8カ月ごろから1歳半までに歩きはじめるようになります。
一方、まだ歩行が安定していない時期に手押し車を使用させるのは、転倒のおそれがあり危険です。赤ちゃんの発達スピードに合わせて、歩くことに慣れてきてから使用させるようにしましょう。
ベビー手押し車の選び方
まずは、ベビー用手押し車の選び方をチェックしていきましょう。
手押し車の素材で選ぼう
手押し車の素材には、「木製」と「プラスチック製」があります。それぞれの特徴を紹介します。
木製|安定感がありおしゃれ! インテリアにも
「木製」は、重さがあってシンプルなデザインが多いのが特徴。インテリアにも調和するデザインは、赤ちゃんだけでなくお母さんも楽しめます。手になじみやすく、安定感があるつくりとなっているものが多いです。
タイヤも木製が多いので、動かすときの音が気になる方は注意。マンションなどで使用する際は、マットを敷くなどの対策を考えましょう。
プラスチック製|デザインが豊富で多機能! 楽しく遊べる
多機能でカラフルなものが多い「プラスチック製」。多機能が特徴で、乗りものやおもちゃのボードとしても活躍します。子供が好きなキャラクターの手押し車も販売されています。伝い歩きをする前の赤ちゃんにはおもちゃとして楽しめるなど、長い期間使用可能なのも魅力。
ただし、多機能の手押し車は足の可動域が狭く、赤ちゃんが歩きにくいものがあるので、チェックしながら選びましょう。
安全性をチェックしよう
よちよち歩きの赤ちゃんはまだバランス感覚が未発達なので、ぶつけたり転んだりしやすいもの。赤ちゃんが使う手押し車には、ケガや転倒の危険がないものを選びましょう。
「STマーク付き」だと安心
赤ちゃんに危険がないものを使うためにチェックするポイントのひとつとして、STマーク(玩具安全マーク)があります。これは、おもちゃのつくりや素材などに危険性がないかなど、日本で設定する基準をクリアしているおもちゃにつけられます。
また、海外製のおもちゃの場合、ASTM(アメリカ)や CE(ヨーロッパ)などが使用されています。これらのマークを確認しながら、手押し車を選びましょう。
転倒防止の工夫があるか確認を
スムーズに歩くことのできない赤ちゃんは手押し車に体重をかけながら移動します。不安定な体勢になると、転倒してしまうことも。このような危険を回避するためには、適度な重さのある手押し車や安定感のあるものを選ぶ必要があります。
タイヤに滑り止めのゴムがついていたり、後ろには進めないような構造になっていたり、工夫されたつくりの手押し車もあります。これらのポイントもチェックして選びましょう。
すき間がなく丸みのある作りのものが安心
いろいろなものに興味関心が強い赤ちゃんは、思いもよらない行動でケガをしてしまうことがあります。手押し車の本体とタイヤの間に手をはさんでしまわないように、すき間がないものを選びましょう。
また角がある手押し車は、足をぶつけたり転倒したりしたときにケガをしてしまうことも。角が丸いつくりになっているかもチェックしてください。
屋外で使うならタイヤもチェックして
手押し車を使って外遊びをする可能性がある場合は、タイヤが丈夫なものを選ぶとよいでしょう。多機能の手押し車は、赤ちゃんが乗っかって車として使用できるタイプもあるので、ゴムがしっかりとしているかどうかもポイントです。
室内だと気になる手押し車の音も、外だと気にせずに思い切り赤ちゃんと遊ぶこともできます。
「仕掛け付き」なら飽きずに長く楽しめる
せっかく手押し車を購入しても、子供がすぐに飽きてしまったり、年齢に合わなくなってしまうものではもったいないですよね。より長く使用したいなら、仕掛け付きのものがおすすめです。
たとえば、積み木が付いているものや音が鳴る「カタカタ」、乗りものとして遊べるものは、赤ちゃん期から幼児期にかけて長く使えます。
ベビー手押し車おすすめ7選【木製】 おしゃれでギフトにも人気!
ここからは、おすすめのベビー手押し車を木製・プラスチック製別に紹介します。木製はおしゃれな商品も多く、プレゼントにも人気! 対象年齢や仕掛けの有無もチェックして、お子さんやお孫さんにぴったりのものを選んであげてくださいね。
ベビー手押し車おすすめ5選【プラスチック】 人気の西松屋、プーさん、アンパンマンも!
続いて、カラフルで子供も楽しいプラスチック製手押し車を紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビー手押し車の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのベビー手押し車の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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保育士からのアドバイス
助産師・看護師・保育士
手押し車は歩くことへの興味を誘うおもちゃ
手押し車は歩行練習というよりも、歩くことへの興味や楽しさを誘うような使い方をしましょう。
手押し車を使う時期は、手や足を広げて体のバランスを取りながらよちよちと歩いています。しかし、手押し車を押すときには前かがみとなります。
このような姿勢の違いもあり、手押し車がじょうずに歩行することにつながるわけではないのです。といってもひとりで歩きたい気持ちを満たし、筋力がつくメリットがあります。
赤ちゃんが安全に楽しめるベビー手押し車を
赤ちゃんが歩くサポートをする役割だけでなく、知育機能がついていたり乗用としても遊べたりと、多様で機能的な手押し車がたくさんあります。
それぞれの特徴がありデザインも豊富だからこそ、赤ちゃんが楽しく遊べるものを選ぶことがポイントです。この記事で紹介した選び方を参考に、ぜひ、お気に入りのベビー手押し車を見つけてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務していました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。 青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学し、修了しました。親御さん方へのアドバイスを充実させたいと思い、保育士資格も取得して役立てています。 現在、シンガポールに住み2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務して日本人の妊産婦さん方に関わっています。 インターネットでエミリオット助産院開設し、妊娠や出産、産後の様々な相談に応じています。