「ハムスター用キャリーケース」のおすすめ商品の比較一覧表
ハムスター用のキャリーケースは専用が安心
ハムスターは頻繁に外へ連れ出すペットではないため、専用のキャリーケースを用意するのはもったいないと感じてしまうかもしれません。
しかし、飼育ケージのままでは大きくて持ちにくく、持ち運ぶには不便。虫カゴや空き箱などで代用すると、ハムスターが自分で蓋を開けてしまったり、かじって開けた穴から脱走してしまったりする危険もあります。また、代用品の場合は通気性や衝撃への耐性面も心配です。
ハムスターの移動を目的につくられた専用のキャリーケースなら、安全にハムスターを目的地まで移動できますよ。病院などのお出かけだけでなく、掃除で一時的に飼育ケージの外に出したいときにも活用できるので、ひとつ用意しておくと重宝します。
ハムスター用キャリーケースの選び方
ハムスターのキャリーケースにもさまざまな商品があり、どれを選んだらいいか迷ってしまう方もいるでしょう。そこでまずは商品を選ぶ際のポイントについて見ていきます。
紹介する選び方を参考に、ハムスターとのお出かけが快適になるキャリーケースを選んでくださいね。
素材の特徴と用途に合わせて選ぶ
ハムスターのキャリーケースはかたいプラスチック製のものが主流ですが、なかには布製のソフトな製品もあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、素材ごとの特徴をふまえて用途に合ったものを選びましょう。
長時間の移動には「プラスチック製」を
車や電車で長時間移動する場合は、外部からの衝撃に強いプラスチック製を選ぶといいでしょう。ぶつかっても押しつぶされてしまう心配がなく、なかのハムスターをしっかり守ってくれます。
飼育ケージをコンパクトにしたようなデザインで、比較的自由に動きまわれるのも魅力。キャリーケースにいる時間が長くなっても、ハムスターに大きなストレスを与えずに済みます。トイレをしたときも水分が染み出る心配がなく、お手入れもかんたんです。
プラスチック製ならふだんの飼育ケージとおなじように床材を敷いてあげることも可能。床材を多めに敷いてあげると、なかでぶつかったときの衝撃をやわらげるクッションの役割も果たしてくれますよ。
徒歩での移動には「布製」を
近くの病院に行く場合や散歩など、徒歩での移動なら布製も便利。軽量で肩掛けできるものも多く、持ち歩く際も負担になりません。また、歩くときの揺れでハムスターがケースの壁にぶつかってしまってもやさしく包みこんで衝撃をやわらげてくれます。
ただし、布製だとハムスターがかじって穴をあけてしまうことも。短時間の使用にとどめ、なかの様子をこまめに確認しながら使用するようにしましょう。
脱走防止に扉の開き方や位置もチェック
ハムスターとのお出かけでとくに注意したいのが脱走。外出先でハムスターが逃げてしまった場合、捕まえるのは困難です。大事なハムスターがいなくなってしまわないよう、キャリーケースを選ぶときは脱走しにくいつくりかどうかも重視して選ぶ必要があります。
なかにはかんたんなつくりの扉なら器用に開けて脱走してしまうハムスターも。しっかり扉を閉めることができ、ハムスターが開けられない構造になっていることが大切です。また、扉の位置がケースの横ではなく上部にあるほうがハムスターが届きにくく、脱走のリスクを減らすことができます。
給水器が取りつけられると安心
ハムスターを外に連れ出すときは、水分補給の方法についても考えてあげる必要があります。短時間であれば水分の多い野菜を入れておくだけでも充分ですが、移動時間が長くなる場合や夏場などは脱水も心配ですね。給水器が取りつけられると安心です。
ただし、ケースの内側に給水器があると移動の揺れで落下したり、ハムスターがぶつかってケガをしたりというおそれも。移動中は外しておいて、休憩のときに取りつけてあげたほうがいいでしょう。給水器をケースの外側に取りつけられるタイプなら、万が一落下してもケース内で転がってしまうこともなく、移動中も水分補給をさせてあげることができますよ。
ハムスターキャリーケースの選び方の重要ポイント ペットドクターからのアドバイス
エキゾチックアニマルの専門医~犬猫以外のペットドクター~
ハムスターのキャリケースはいらないと思う方もいるかもしれませんが、意外と活用する場面が多いものです。ハムスターはかじるために紙や木の箱は使えません。かじったら穴を開けて逃げてしまいます。移動中も、なかでハムスターが安定する形状が理想となるでしょう。
【プラスチック製】おすすめ7選 ふだんのケージと似た環境で安心
頑丈なプラスチック製のキャリーケースなら長時間でも安全性が高く、ハムスターを目的地まで移動させることができます。7つの商品をラインナップしたので比べてみてくださいね。
エキゾチックアニマルの専門医~犬猫以外のペットドクター~
マルカン『ミニマルランド はむはむキャリー』は、かわいいだけじゃありません。通気孔がたくさんついており、なかに給水ボトルまで取りつけられるすぐれた商品です。その証拠に、この商品を使っている飼い主さんがとても多く見受けられます。

エキゾチックアニマルの専門医~犬猫以外のペットドクター~
小さいキャリーだと蒸れてしまうのが欠点です。とくに夏になると気温が高くなり、移動している間にハムスターが心配になって何度も確認している方が多いのではないでしょうか。三晃商会『いっしょにおでかけウィズキャリー S』はワイヤータイプで、通気性をしっかりと考えられた商品なので安心です。

エキゾチックアニマルの専門医~犬猫以外のペットドクター~
Gifty『ペットキャリー 小動物用』は、キャリーでよくある「扉や蓋が小さくてなかの掃除やハムスターが出しにくい」という欠点を解消した商品。大きな扉がついており、ロックできるので逃走のおそれがありません。ドーム型をしているので小屋を置くこともでき、見た目以上になかを有効活用できるのもうれしいですね。

給水器・食器・まわし車つきでお泊まりにも対応
ドワーフハムスター用の小さめサイズの飼育ケージ。コンパクトで取っ手もあるため持ち運びやすく、お出かけ用のキャリーケースとしても活用できます。
外づけタイプの給水ボトルやコーナー部分に固定できる食器、まわし車も付属していて帰省などお泊りにもぴったり。長時間でもハムスターがストレスなく過ごすことができますよ。ただし、まわし車を移動中に使うとケガなどの危険があるので、目的地に着いてから取りつけてあげたほうがいいでしょう。
扉が正面と天井の2カ所にあるのも特徴。お出かけ先では天井側を使用するようにすれば、扉を開けたときにハムスターが逃げ出してしまうリスクを減らすことができます。
【布製】おすすめ3選 短時間の移動にぴったり!
徒歩での短時間の移動なら軽く持ち運びやすい布製のキャリーケースも便利。布製のアイテムのなかから3点の商品をご紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ハムスター用キャリーケースの売れ筋をチェック
Amazonでのハムスター用キャリーケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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ハムスター用のキャリーケースで楽しく出かけよう
ハムスター用キャリーケースのおすすめ10選をご紹介しました。
ハムスターの移動には専用のキャリーケースが安心。プラスチック製と布製があるので用途に合わせて選びましょう。脱走の心配がないか扉のつくりや配置も要チェック。給水器が取りつけられると長時間の移動や夏場でも脱水の心配がなく快適に使用できますよ。使いやすいハムスター用キャリーケースを選んで、ハムスターとお出かけしましょう!
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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皆さんはじめまして、私はエキゾチックアニマル専門獣医師の霍野(つるの)と言います。 えっ、エキゾチックアニマルって言葉知りませんか?ウサギやハムスター、インコやカメなどの犬猫以外のペットを指します。 23年前に日本初の専門病院である『エキゾチックペットクリニック』を開業しました。症例数は月に400件を越えているベテラン獣医師しています。他にもエキゾチックアニマルのセミナーも企画し、沢山の医療や飼育の書籍を執筆を行っています。 もっとエキゾチックアニマルの情報を知りたい方は、【Dr.ツルのエキゾチックアニマル情報室】をご覧になってください。専門獣医師によるサイトですので、他にはない病気の記事も多く、とても役にたつこと間違いないです。 ウサギの専門家による【一般社団法人日本コンパニオンラビット協会】の理事長としても、2020年10月から活動をします。こちらも、ウサギ好きな方は必見ですよ。ウサギの検定を受けてみませんか? エキゾチックアニマルに関することは勿論のこと、ご縁を感じた方がいましたら、いつでもお声かけてください。