軟式テニスラケットは必要?
硬式テニスと軟式テニス(ソフトテニス)では、同じようなラケットを使っているため、どちらでもよいと考えてしまうかもしれません。しかし、軟式テニスではほとんど片面しか使わない、ボールがやわらかいといった違いから、硬式テニスのラケットではボールに力が伝わらず勢いのあるショットは打てません。
そのため、きちんと軟式テニス用のラケットを用意してプレイすることが、上達への近道にもなります。
軟式テニスラケットの選び方
まずは軟式テニス(ソフトテニス)用ラケットの選び方をチェックしていきましょう。テニス歴50年・杉浦直樹さんのアドバイスも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
面の大きさで選ぶ
ラケットごとに大きく異なるのが面の大きさです。面が大きくなるほどスイートスポットが広くなり、ボールを芯で捉えやすく勢いのあるショットが打てます。
一方、面が小さいラケットは素早くラケットを振り抜けるため、スピードの早いショットになります。自分のプレイスタイルや目指したいプレイなどから、扱いやすいサイズを選びましょう。
ラケットの重さも重要なポイント
面のサイズと同じように注目しておきたいのがラケットの重さ。ラケットが軽いほどネットプレイなどの素早い操作がらくになり、重くなるほどボールの勢いが増すという特徴があります。
ただ、重すぎるとラケットに振り回されてしまい、イメージどおりのプレイができなくなってしまいます。無理なく扱える重さを選ぶことも、使いやすいラケットを選ぶための大切なポイントです。
シャフトの数にも注目を
軟式テニスラケットは、根本のシャフト数が1本のものと2本のものがあります。1本シャフトはラケットがしなるためパワフルなショットが打ちやすく、2本シャフトは安定性が高く正確なショットが打ちやすくなります。
また、狙った場所に打ちやすいことから、初心者には2本シャフトのほうが使いやすいです。求める機能性に応じてどちらのタイプがよいか選びましょう。
ダブルスの場合は役割によって変わる
ふたりでゲームを進めるダブルスの場合、それぞれの位置によって求められるプレイが変わり、前衛ならネットプレイが、後衛ならストロークが中心になります。そこで、ダブルスの場合には自分が担当する場所によってラケットを選ぶのがよいでしょう。
ただ、前衛と後衛はつねに固定されているわけではありません。そのため、どちらのプレイにも対応できるように複数ラケットを持っておくのがおすすめです。
ラケットは自分のプレースタイルに合わせて テニス歴50年のベテランからのアドバイス
物心がついたときにはラケットを握っていたテニスマイスター
軟式テニスのラケットを選ぶときは「自分のプレースタイルに合わせて選ぶ」のがおすすめ。たとえばネットプレーが得意なのか、ストロークが得意なのかで選ぶラケットが変わってきます。
ネットプレー向きは、面が大きくて重心がグリップのほうにあるもの(ヘッドが軽いもの)を選ぶべきですし、強く早いストロークを打ちたい方は、面がコンパクトで重心がヘッド近くにあるものを選ぶべきです。
軟式テニスラケットのおすすめ12選 人気のヨネックスやミズノもピックアップ!
ここからは、テニス歴50年・杉浦直樹さんと編集部が選ぶおすすめの軟式テニス(ソフトテニス)用ラケットを紹介します。プレイスタイルに合わせて使いやすいラケットを見つけてくださいね。
物心がついたときにはラケットを握っていたテニスマイスター
ネットプレーを得意とするプレーヤーにおすすめなのがミズノ『テクニックス200』。ヘッドが軽いため、素早いコントロールがしやすくなっています。

ミズノ『テクニックス200』






出典:Amazon
面のサイズ | 95平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 220g |
物心がついたときにはラケットを握っていたテニスマイスター
ストロークプレーヤーならダンロップ『ジェットストリーム500S』を。フレーム剛性をソフトに設定し、しなりを利用してパワフルなショットを放つことができます。

ダンロップ『ダンロップ ジェットストーム 500S』






出典:Amazon
面のサイズ | 90平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 223g |
物心がついたときにはラケットを握っていたテニスマイスター
ヨネックス『ジオブレイク70バーサス』はコントロールとパワーを両立させたオールラウンダー向けの一本。

ヨネックス『ジオブレイク70バーサス』




出典:Amazon
面のサイズ | 90平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 220g |
ヨネックス『マッスルパワー200XF』

出典:Amazon
面のサイズ | 95平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | - |
ゴーセン『アクシエス100』

出典:Amazon
面のサイズ | 93平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 275g |
ダンロップ『ダンロップ ギャラクシード 100S』

出典:Amazon
面のサイズ | 85平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 238g |
ミズノ『スカッド01-R』

出典:Amazon
面のサイズ | 90平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 238g |
カワセ『軟式テニスラケット(一体成型)』

出典:Amazon
面のサイズ | - |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 約260g |
カワサキ『TS-2000』






出典:Amazon
面のサイズ | 86平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 250~265g |
ミズノ『ディープインパクト Sコンプ』

出典:Amazon
面のサイズ | 85平方インチ |
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シャフトの数 | 1本 |
重さ | 238g |
ヨネックス『ネクシーガ90G』






出典:Amazon
面のサイズ | 85平方インチ |
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シャフトの数 | 1本 |
重さ | - |
ダンロップ『ダンロップ エアロスター 700』






出典:Amazon
面のサイズ | 95平方インチ |
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シャフトの数 | 2本 |
重さ | 213g |
「軟式テニス・ソフトテニス用ラケット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 軟式テニス(ソフトテニス)用ラケットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの軟式テニス(ソフトテニス)用ラケットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使いやすい軟式テニスラケットで勝利を目指そう!
軟式テニス(ソフトテニス)用ラケットは、面の大きさや重さなど、モデルによって特徴が異なり得意なショットや扱い方が変わります。そのため、自分の得意なショットや戦い方に合わせて選ぶことで、より実力を発揮しやすく勝利に近づけるでしょう。
また、これから軟式テニスを楽しみたい方にもラケットは重要です。たとえば、面が大きいいラケットだと空振りしづらく楽しくラリーを続けられます。長く続けていけば技術も身につき、より軟式テニスが楽しくなります。自分の使い方にあった軟式テニスラケットで、今より軟式テニスの魅力を楽しみましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2020/08/24 本文の修正などのため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 中村亜紀子)
実家がテニスクラブを経営していたため、物心がついた時にはすでにラケットを握っていた。テニス歴は約50年。ジョン・マッケンローを尊敬し、「ボールのタッチ」を重視したプレーを身上とする。1970年代から現在に至る歴代名プレーヤーのエピソード、ラケットやシューズといったグッズの変遷、人気の移り変わりなどに深い知見を持つ。