おすすめ商品の比較一覧表
長時間椅子に座るときは腰痛対策を! テレワークなどのデスクワークにも

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テレワークなどおうちで過ごす時間が増えるなかで、座っている時間も増えて腰痛に悩む人もいることでしょう。
長時間同じ姿勢でいることで腰に負担がかかり、もともと腰痛がある人は悪化してしまう可能性もあります。腰の痛みのせいで仕事の効率がおちたり、プライベートの時間も「腰が痛い……」と気をとられてしまったりすることも。
オフィスチェアやゲーミングチェアのなかには、腰に負担がかかりにくい設計の椅子があります。対策のひとつとして、腰痛対策ができる椅子を取り入れてみては? もちろん、腰痛対策ができる椅子に頼り切りではなく、日々の姿勢や座り方も意識するといいですよ。
腰痛対策ができる椅子の選び方 オフィスチェアやゲーミングチェア、ダイニングチェアなど
ここからは、腰痛対策ができる椅子の選び方をご紹介します。腰に優しい椅子を選ぶための参考にしてみてください。ポイントは下記の5つ。
【1】身体の構造や動きを考慮した設計か
【2】椅子の高さ
【3】置く場所や体格に合うサイズ・重さか
【4】耐荷重と耐久性
【5】事前に使用感が確認できるか
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
身体の構造や動きを考えて設計されているものを選ぶ
腰痛対策用の椅子のなかには、人間工学にもとづいて身体の構造や座っているときの身体の動きを考えて設計されたものが多数あります。スマホやパソコンを操作しているときは、ついつい身体が前のめりになって猫背になりがちです。すると知らず知らず腰に負担がかかっています。
自然と正しい座り方になって姿勢をたもつ工夫がなされたものや、疲れにくさを重視したものなど、それぞれに特徴がありますので、自分の好みのタイプを探してみましょう。
使うテーブルに合った椅子の高さを選ぶ
正しい姿勢を維持するためにも使うテーブルに合った椅子の高さを選ぶことは大切です。
テーブルと座面の高さの差は「(身長×0.55)÷3cm」の計算式で求めます。身長に0.55をかけるのは座高を求めるためで、座高cm÷3cmが好ましいテーブルと椅子の差になります。
また、座ったときに足の裏全体がむりなく地面につき、腰と両足裏で体重の分散がおこなえるとよいです。低い椅子ならいいというわけでもないので、高さをこまかく調節できる椅子を選びましょう。
置く場所や体格に合うサイズ・重さを
腰痛対策用の椅子はさまざまな部位が可動するものが多く、背もたれを倒したときや座り心地の調節をしたときにスペースに余裕があるかなど、サイズ感もしっかりチェックしましょう。
座椅子タイプは、部屋を移動して使用することも考えて、なるべく軽量で持ち運びしやすいものを選ぶといいでしょう。
耐荷重やクッションの耐久性を調べる
耐荷重を調べるのも大切なポイントです。腰痛対策用椅子のなかには、座面などがコンパクトに設計されているものもありますので、耐荷重や適応体重などを事前に調べておくといいですね。
また、本体やクッション部分の耐久性にも注目。クッションは、腰への負担を軽減するためにも重要なポイントです。長年使用しているとクッションが沈んでしまうなど、腰痛を悪化させる原因にもなり得ます。なるべく耐久性の高いものや、長期保証がついている商品を選びましょう。
機能面もチェック!
体型や体格は人それぞれ。そのため多くの腰痛対策椅子には調節機能がついています。そこで、どのような調節機能がついているのか注目してみましょう。
リクライニングなどこまかい調節ができるもの
ハイバックタイプの商品はリクライニングの調節ができるものがほとんどですが、さらに腰をサポートする部分が調節できるもの、座面の位置や角度調節機能を備えているものもあります。なるべくこまかい調節機能があると自分の身体に合わせやすく、体型が変化したときにも対応できるので長く使えるでしょう。
疲労感の緩和にはアームレストもあるとよい
アームレスト(ひじ掛け)は新幹線や映画館などの椅子でも見かけますよね。
アームレストで腕の重さを支えることで体重の負荷を分散し、肩・背中・お尻にかかる負担をやわらげることができます。
アームレストに腕を置いたときにちょうどよい角度は90度なので、位置を調節できるものがよりよいです。また、机に収納するさいにたためると便利です。
できれば使用感も確認する
椅子はいくつ持っていてもよいというものでもありませんので、購入してから自分の身体に合わなかった……となるのは避けたいですね。
インターネットで椅子を購入する前に、できればショールームなどで座り心地を試してみましょう。大型家具店なら、複数のメーカーの椅子を取り扱っているところもあります。どうしてもお目当ての商品が試せない場合には、通販サイトなどでユーザーの評判や口コミなどを確認するのもひとつの手です。
腰痛対策ができる椅子おすすめ13選 腰痛の予防にも!
ここからは、腰痛対策ができる椅子のおすすめ商品をご紹介します。自分の身体や生活習慣にあった商品を選んでみてください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 腰痛対策ができる椅子の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での腰痛対策ができる椅子の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートのアドバイス
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター
腰痛対策椅子を購入する際に重要となるのは、いかに体圧分散ができるかと腰部の支えが充分であるかどうかです。また、この点に加えて重要になるのは、差尺といわれる机やテーブルの高さと椅子座面の高さの差です。
正しい座姿勢を保つための差尺は「(身長×0.55)÷3」とされ、パソコン作業ではその数値から2~3cm引いた数がよいとされます。
合わせたいテーブルが決まっている場合には、高さも考慮しておく必要があります。
腰痛対策できる椅子の座り方 腰に悪い姿勢から卒業しよう!
長時間悪い姿勢を続けていると、負担が腰にかかり続けます。腰痛対策ができる椅子で自然に腰に良い姿勢をキープできるといいですよね。
正しい姿勢をキープするためには、座り方にも気をつけましょう。「椅子に深く座る」「上体を起こす」「あごを引き背筋を伸ばす」といったポイントをおさえ、腰が痛くならない座り方ができるように高さや角度を調節するとよいです。
椅子の助けを借りて無理なくよい姿勢を維持しましょう。
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日常からよい姿勢をたもつことを意識しよう
腰痛対策椅子のおすすめ商品をご紹介しました。
日常的によい姿勢をたもつことに重点を置いていることは共通していますが、調節機能やサイズなど商品の特徴はさまざまです。
注目したいポイントも参考にして、自分の身体や生活習慣に合った商品を選んでくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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株式会社クラシングR 代表取締役 化粧品会社勤務、看護師を経て転職。 整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。 出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。 専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。 SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。