おすすめ商品の比較一覧表
エナジードリンクとは? 栄養ドリンクとの違い
エナジードリンクと栄養ドリンクは同じものだと思われている人もいるかもしれませんが、実は商品分類に違いがあります。エナジードリンクは【清涼飲料水】、栄養ドリンクは、【医薬品・医薬部外品】に分類されます。
栄養ドリンクは健康維持や肉体疲労の栄養補給などを目的に販売されている飲み物で、漢方薬由来のエキスなどが含まれています。対して、エナジードリンクは炭酸飲料なので、特に効果効能を認められていません。飲むとスッキリした気分になるので、眠気対策として仕事や勉強前に飲んで、気分をリフレッシュさせましょう。
エナジードリンクの選び方 寝不足疲れや仕事&勉強のリフレッシュに!
エナジードリンクを選ぶときは、糖分や含有成分をよくチェックすることが大切。ここでは選び方を紹介します。
ポイントは下記の4つ。
【1】糖分やカロリー
【2】アミノ酸が入っているか
【3】カフェイン配合量
【4】美味しさ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】糖分やカロリーをチェックする
エナジードリンクを飲みたいけれど、カロリーや糖分が気になるという人も多いでしょう。だからといって、単純にカロリーオフや糖分が少ないものを選べばいいというものでもありません。それぞれの特徴をご紹介します。
エネルギーの補給には「糖分入り」を選ぶ
糖は体を動かすエネルギー源となります。車もガソリンがないと走れないのと同じように、人もエネルギーである糖分が足りないと動くことができません。そのため「これからもうひと頑張り!」という場合には、ブドウ糖が含まれている製品を選びましょう。
そのほかの砂糖やショ糖でも問題はありませんが、ブドウ糖は素早く体に吸収されてエネルギーに変換されます。
深夜の作業には「カロリーオフ」を選ぶ
受験勉強や超勤などで深夜にエナジードリンクを飲みたくなった場合は、カロリーが少ないものを選ぶとベターでしょう。
商品によっては、シュガーレスであったり、カロリーオフを謳っているものや、カロリーゼロのものもあります。「カロリーゼロなのに、エナジードリンクの役割を果たすの?」と疑問に思うかもしれませんが、ほかの成分はきちんと含まれています。
【2】アミノ酸入りのドリンクも注目
体を作るたんぱく質は、アミノ酸がつながってできています。筋肉、骨、内臓や血液、肌、脳といった体のすべてにアミノ酸が必要であるため、エナジードリンクにもアミノ酸入りのものが多くあります。ここからは、アミノ酸について詳しくみていきましょう。
健康をささえる成分の「アルギニン」
アルギニンは、アミノ酸の一種ですが、体内で合成できるので非必須アミノ酸に分類されています。ただし、小さな子どもや、年齢を重ねた人は、体内での合成では、足りないことがあり、不足分は、食品やサプリまたはエナジードリンクをうまく活用して補うようにしましょう。
アルギニンは、就寝前に摂取するのがよいとされています。しかし、エナジードリンクなどを利用する場合は、覚醒作用のある成分が一緒に配合されていないか、あらかじめ確認しておきましょう。
健康の維持に役立つ「カルニチン」
カルニチンは、脂質の代謝に欠かせないアミノ酸です。牛肉などからも摂取できるアミノ酸ですが、加齢による体内でのL-カルニチン生成量の減少や、若年層にも慢性的にカルニチン不足が認められるため、サプリなどを利用して食生活のサポートとして摂取してもよいでしょう。
とくに飲むタイミングはありませんが、毎日続けることで少しずつ体に蓄積していきたい成分です。
エネルギッシュな生活にかかせない「タウリン」
タウリンは、厳密にはアミノ酸には含まれませんが、体内に体重の0.1%は存在するといわれ、体内組織のさまざまなところで広く見られることから、生命維持に必要な成分であるとみられています。
タウリンは、イカやタコ、貝類に多く含まれています。とはいえ、毎日食べるのは難しいでしょう。そういった場合には、サプリなどを利用して摂取するのもひとつの方法です。
【3】カフェイン配合量もチェックする
コーヒーなどにも含まれているカフェインですが、軽い覚醒作用があり、運動能力および持久力によい影響を与えるともいわれています。摂取量は、1日にコーヒー3~4杯、が目安とされていますが、個人差があるので、コーヒーをよく飲む人はカフェイン量に気をつけたほうがいいでしょう。
また妊娠中、授乳期間中の人や、カフェインの摂取で体調を崩したことがある人は、とくに注意が必要です。
【4】美味しいか? 味も大切なポイント
強炭酸のものやクセのある原料を使用した、味に特徴があるエナジードリンクが多く発売されています。
炭酸が含まれていたり、もともとの内容量が多かったり、ドリンク剤のように一気に飲み干すことが難しいエナジードリンク。選ぶ際には、味にクセのある原料を使っていないかを確認したり、ネットのレビューを参考にしたりして、好みの味に近そうなものを選びましょう。
エキスパートのアドバイス
フードアナリスト・日本箸教育講師
忙しい現代人の心強い味方
イキイキとした気分になりたいときに飲みたくなるエナジードリンク。手軽にゴクゴク飲めることが魅力ではありますが、コーヒーやお茶などのカフェインを含有する飲料とあわせて飲んだり、1日に何本も飲んだりするとカフェインの過剰摂取になることもありますので、くれぐれも注意してください。
元気に活動するためには適量を心がけ、パワーを充填しましょう。
エナジードリンクの人気おすすめ23選 レッドブル、モンスター、オロナミンCなど!
ここからは、市販のおすすめエナジードリンクを紹介していきます! 人気のレッドブルとモンスター、どっちがいい? と悩んでいる人も、商品の特徴を比較して自分にピッタリのドリンクを見つけてください。そのほかにもさまざまな人気商品を取りそろえているので、お気に入りを探してみてくださいね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする エナジードリンクの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのエナジードリンクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エナジードリンクの飲みすぎには注意
疲れたときについ飲みたくなるエナジードリンク。コンビニや自販機などでも手軽に買えるので、ついつい買いすぎてしまう人もいるのではないでしょうか?
エナジードリンクは、リフレッシュや気分転換には効果的ですが、飲みすぎると体に悪い場合があるので注意が必要。たとえば、過去にはエナジードリンクの飲みすぎが原因で、カフェイン中毒による死亡事故もありました。1日1本などの飲み方であれば問題ありませんが、健康へのリスクや危険性を回避するためにも過剰摂取は避けましょう。
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好みの味をみつけて、活力に満ちた生活を送りましょう
ここまで、エナジードリンクについて、選び方と市販のおすすめ人気商品を紹介しました。味に個性があるものや、特徴のある成分をつかっているものなどさまざまなタイプがありますので、ぜひ参考にしてみてください。
またエナジードリンクは薬ではないので、疲労回復に効果あるということではありません。期待した結果が現れなくても、過度の摂取は行なわないようにしましょう。
また、飲むタイミングもいつでもOKなので、疲れを感じたとき、リフレッシュしたいとき、毎日の生活を楽しくするためのスパイスとしておいしくエナジードリンクとつき合っていきましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2005年、朝日新聞地域情報誌のライターとして取材執筆活動をスタート。2014年、フリーライターとして独立、個人事務所iworks を設立。 2013年にフードアナリスト、及び日本箸教育講師の資格を取得し、以後、数々の飲食店や生産者、料理人を取材し、食にまつわる情報や食の魅力を高いレベルで発信。 2020年2月、エゾシカ産業に挑戦する北海道釧路市の人々の奮闘を綴った『北海道ジビエ物語』(シーソーブックス)を共著で出版。