パンカットガイドとは 均一にカット
パンカットガイドは、食パンを均等なサイズにカットするキッチンツールです。別名でパンスライサーやパン切りガイドとも呼ばれます。
縦置きタイプや横置きタイプなどさまざまな種類があり、貝印やニトリなどのメーカーからも多数販売されています。サイズ調節機能が搭載されているものなら、好みの厚さにカットできます。
パンカットガイドを選ぶポイント フードコーディネーターに聞く
パンカットガイドは、形もさまざまでバラエティに富んでおり、見ているだけでもたのしくなりますが、いざ選ぶとなると迷いますね。ここでは、選ぶときのポイントとして、パンの向き、スライスする厚さ調整、安定度、衛生面、コンパクト性、付属品の充実度などを解説します。
縦置きにするか横置きにするか
最初のポイントは置き方。ほとんどのパンカットガイドは縦置きで、食パンを立てて切るオーソドックスなタイプです。
それに対して、横置きはパンを寝かせて切るタイプ。ベーグルをよく食べる人であれば、横置きタイプをえらんだほうが切りやすいでしょう。もちろん、食パンも切れます。
厚さを調節ができるか
次に、スライスする厚さを調節できるかどうかも見ておきましょう。お好みの厚さに切り分けできるほうが便利ですよね。厚切り・薄切りの2段階調節しかできないタイプもあれば、かなり厚めの4枚切りからサンドイッチにも使える12枚切りまで多段階調節が可能なタイプもあります。
動かないよう滑り止めがあるか
カットしているときにパンカットガイドが動いてしまうと、パンが上手に切れませんし、ナイフを使っているので安全面が気になります。滑り止めのパットがついていれば安心。気に入った商品に滑り止めがついていないときは、下にマットを敷くなど動かないよう工夫してください。
洗いやすいか
カットしたときにかならず出るパンくずをきれいに洗い流せるかもチェックポイントのひとつ。溝があるタイプは洗い流すのに少々時間がかかるかもしれません。一体型ではなく分解できるタイプであれば、すきまに入ったパンくずもきれいに洗うことができて衛生的です。
コンパクトサイズか
パンカットガイドは、使い終わったあと、ほかのキッチンツールや食器などと一緒に収納できるようコンパクトであることも大事な要素。折りたためるタイプなら収納スペースもほとんどいらず、じゃまになりません。
専用ナイフが付属しているか
パンをカットするときに使う波刃のブレッドナイフがついていれば、別購入する必要がなくなるので経済的。商品によっては、ナイフが折りたたみ式になっており、パンカットガイドの内部に収納できるタイプもあるので、コンパクト収納も可能です。
そのほかの付属品は?
ブレッドナイフ以外にも、便利なアイテムが付属しているかもチェックしておきましょう。たとえば、薄くなり自立しにくくなったパンを押さえるブレードが付属していれば、最後までパンをきれいにカットできます。
パンのサイズとカットする厚さをイメージして選択しよう フードコーディネーターからのアドバイス
パンカットガイドは「カットする食パンのサイズ」と「カットしたい厚さ」をイメージして選びましょう。ホームベーカリーで焼いた食パンや山型食パンを切るなら、膨らみ部分の高さに対応できるタイプがおすすめです。
カットの厚さは3cmの厚切りからサンドイッチ用の薄切りまで幅があります。好みにあった調節範囲のものを選べば、食事シーンに応じて厚さの違うパンをたのしめます。さらにコンパクトに収納できるものだと便利です。
パンカットガイドのおすすめ7選 タイプ・厚さ調節・滑り止め・分解や収納・付属品の有無もチェック!
ここまで、パンカットガイドを選ぶときにおさえておきたいポイントとして、置き方やスライス調節、付属アイテムの充実度や洗浄のしやすさなどを説明してきました。これからは、これらのポイントを踏まえつつ、おすすめの商品をご紹介します。
スケーター『食パンカットガイド SNOOPY』はスヌーピーファンでなくても心ひかれるかわいいデザイン。高さ15cm、幅12cmまでの食パンに対応しています。厚さは10mmから25mmでの4段階調節で、カット枚数とmm表示の2通りの目盛りがついた親切な設計です。
スケーター『食パンカットガイド DX-デラックス』は、ホームベーカリーを愛用している方におすすめ。高さフリーなので、高く膨らんだ食パンもらくにカットできます。厚さは10、15、20、25mmの4段階調節。清潔感あふれる白のボディはさわやかな朝の食卓にピッタリ!
YBT『食パンカットガイド』は厚切りトーストやフレンチトーストがお好きな方におすすめ。カットの厚さは15、20、24、30mmと厚めの4段階調節です。ホームベーカリーのパンにも対応できる高さで、ボトム部分は通気性を保つ作りになっています。

スヌーピーの絵柄がかわいいパンカットガイド
スヌーピーの絵柄がついている、おしゃれでかわいいパンカットガイド。耳にも見える形をしたブレードを使い、厚み調節をします。ナイフをガイド溝に沿って下ろすだけで、5枚切りから12枚切りまで、4段階の厚みに。思いのままかんたんにカット可能。
カットするとき以外は、パンを置く下敷きを閉じておけるタイプ。横幅は6cm弱なので、場所を取りません。
大型パンにも対応可
高さ20cm、幅14cmほどの大きなパンでもしっかりホールド! パンを置くプレートは折りたたみ式で、使わないときはコンパクトに収納可能。厚み調節プレートを移動させれば、5枚切りから12枚切りまで選ぶことができます。
補助プレート付きなので、パンを背面のプレートにしっかり押し当てると、薄くなってきた食パンでも最後までしっかりカットできます。
横置きタイプのパンカットガイド
パンを横置きにしてカットできるパンカットガイド。目盛りつきで、切る厚さをかんたんに確認できます。12枚切りまで対応しており、サンドイッチ用の薄めのパンをカットするのもお手のもの。ベーグルもきれいにカットできます。
洗うときは、パーツをすべて分解できるので衛生的。立てて置けるので、コンパクトに収納可能です。
ベーグルを安全にカットできるスライサー
無垢のパイン材で作られています。ベーグルをスライサーの間に縦向きに入れ、ナイフを上から入れるだけなので、手を切る心配なし。バーガーバンズ、マフィンなどもスライスできます。裏底には耐水コルクが四隅についているので、滑りにくくなっています。
表面に塗られている塗料は、食品衛生の安全基準をクリアしているので、木の粉が口に入ってしまっても安全です。
薄いパンから厚いパンまでカットできる
さまざまな大きさのパンに対応できるパンカットガイドです。幅が14cm以上ある大きめサイズのパンだけでなく、ベーグルやフランスパンなど、形状が不ぞろいのパンでもしっかりホールド。背面の厚み調節プレートを外すと、4枚切り以上の厚さにカットすることも可能です。
パンくずが隙間に入り込んでもきれいに洗い流すことができる分解式。厚さ7cm足らずに折りたためて、食器棚にスッキリ収納できます。
滑り止めがついているパンカットガイド
ホームベーカリーで焼き上げたパンでもきちんとスライス可能。山型パンのようなデザインのガイドもかわいいですね。補助プレートもついているので、思いどおりの厚さにパンをカットすることが可能です。
パンを置くプレートは滑り止め防止のゴムがついているので、パンをカットするときに滑りにくく安全です。使い終わったあとは折りたためるので収納スペースに困りません。
「パンカットガイド」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パンカットガイドの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのパンカットガイドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
パンカットガイドに関連する記事のご紹介!
使うシーンをイメージして選ぼう!
この記事では、パンカットガイドの11商品を紹介しました。
置き方のタイプを選ぶこと、厚みの調節が可能か、コンパクトに折りたためるか、分解して洗うことができるか、滑りにくくなっているかなどが選び方のポイント。
この記事を参考に、あなたがほしいパンカットガイドを選んでみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
日本フードコーディネーター協会常任理事。 2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。 商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。 新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。 ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。