エキスパートが選んだ商品はコレ!
選び方やおすすめ商品をご紹介する前に、まずは自転車整備士の椿 直之さんが選んだ商品をご紹介いたします!
整備士だからこその視点で選ばれた、使い勝手のいい商品だと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
それではこれから、自転車用シートの選び方、おすすめ商品などをご紹介をしていきます。
「すぐにおすすめ商品が見たい!」という方は、下記のリンクを押していただけると、すぐに商品を見られるので、こちらもぜひ参考にしてくださいね。
自転車カバーはなぜ必要? 使うメリットとは? 防水や盗難防止に役立つ!
自転車カバーをつけるのがめんどくさい、本当に必要か? などと思っている方も多いでしょう。しかし、自転車カバーは大切な自転車を守るために必須といえるアイテム。さまざまなメリットがあるので、チェックしておきましょう。
雨・風・紫外線など自然環境から守る メリット1
屋外で保管することの多い自転車は、雨風にさらされることで錆びてしまったり、紫外線に当たることで劣化してしまったりと、天候や自然環境による影響を受けやすくダメージを受けやすいです。さらに、しばらく乗っていないと花粉やホコリなども付着してどんどん汚れてしまいます。
自転車カバーはそれらの外的刺激から自転車を守る役割を果たします。
自転車の盗難防止に役立つ メリット2
カバーで覆われた自転車は、自転車の状態やブランドが外から見えないので盗難防止に役立ちます。
最近は、カバーにアイレットなど防犯機能が施されたものも発売されているので、自転車に鍵をかけておくのはもちろん、カバーも固定することでより盗難から守ることが可能です。
自転車カバーの選び方 破れない・飛ばない・完全防水!
それでは、自転車カバーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】カバーしたい部分に合わせてサイズを選ぶ
【2】丈夫で劣化を防ぐための機能をチェック
【3】盗難防止、強風対策などその他の機能もチェック
【4】長く使いたいならカバーの素材に着目
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
今すぐ自転車カバーのおすすめ商品が知りたい方はこちらへ
【1】カバーしたい部分に合わせてサイズを選ぶ
自転車のカバーしたい部分に対応したカバーを選ぶことが基本となります。
▼全被りタイプ|自転車全体をすっぽりカバーできる
自転車全体をカバーするなら「全被りタイプ」を選びましょう。全被りタイプは車体をすっぽりと覆うので、サドルやハンドルも雨や日光から守ることができます。
全被りタイプのカバーを選ぶときには、事前に自転車とカバーのサイズを確認することがポイント。同じメーカーのカバーでも、大人用と子供用が別々に発売されていることもあるので注意が必要です。
▼部分別カバー|サドルやハンドル、子供乗せ部分など一部をカバーする
自転車の一部だけカバーしたい場合には、チャイルドシートの部分やハンドル、カゴなど、各箇所別のカバーを選びましょう。
日よけや雨よけなど箇所別の役割を確認しておくと選びやすくなります。部分別カバーのなかには、カバーをつけたままでも自転車に乗れるタイプがあるので、着脱が面倒という方はチェックしてみてください。
【2】丈夫で劣化を防ぐための機能をチェック
自転車の劣化を防ぐための機能を確認しておきましょう。
▼色落ちを防ぐ「UVカット」
日光による自転車の劣化を防ぎたい場合には、遮光性の高いシルバーコーティングが施されたカバーや、UVカット機能があるカバーを選んでください。
紫外線のカット率はカバーによって異なりますが、劣化を防ぐためには、最低でも「40+UVカット」のカバーを選びたいところです。日焼け防止にこだわりたいという方は「50+UVカット」のカバーを選んでみましょう。
▼サビを防ぐ「防水・撥水加工」
サビの防止には、防水加工や撥水加工が施された自転車カバーを選ぶことが重要です。
防水加工だけでもサビの防止には役立ちますが、撥水加工が施されていれば汚れもサッと拭き取るだけで済みます。縫い目からの浸水を防ぐ撥水加工が施されているカバーもあるので、防水にこだわりたい方はチェックしてみてください。
【3】盗難防止、強風対策などその他の機能もチェック
盗難防止や風対策などの機能もチェックしておきましょう。
▼盗難防止には「アイレットつき」
カバーをかけた自転車の盗難を防ぐには、リングやロック錠をとおす「盗難防止用のアイレット」がついているカバーがおすすめです。
アイレットがついているカバーなら、自転車を覆った状態でも鍵をかけられるので手間がかかりません。アイレットの位置は自転車カバーによって異なるので、購入前に確認しておきましょう。
▼強風対策には「バックルつき」
カバーをしっかりとつけたつもりでも、強風で飛ばされてしまうことは少なくありません。飛ばされなくても、カバーの一部が風でめくれ上がると、車体が雨で濡れてしまいます。
風による影響を防ぐには、タイヤ部分などにバックルがついている自転車カバーがおすすめです。バックルがあれば車体にカバーをしっかりと固定できるため、風で飛ばされる心配はありません。
▼持ち運びに便利な「専用袋つき」
自宅以外でも自転車カバーを使いたいときには、収納袋が付属している自転車カバーがおすすめです。収納袋があればかんたんに持ち歩くことができるだけではなく、ハンドルやバッグなどに引っ掛けておくこともできます。
耐久性や防水性にすぐれた素材が使われていればカビの防止にもなるので、収納袋の素材も確認しておきましょう。
【4】長く使いたいならカバーの素材に着目
カバーに使われている生地も自転車を保護する性能を左右します。
▼生地の強さと厚さをチェック
自転車カバーに使われている生地の強度は、糸の太さをあらわす「D(デニール)」を目安にするとわかりやすくなります。自転車カバー選びでは、厚くて丈夫な210Dの生地が使われているかどうかを意識したいところです。
厚い生地が使われているカバーは破れにくいので、長く使える自転車カバーを探しているという方にも適しています。
▼生地の種類も確認しよう
自転車にフィットしやすく、シワになりにくい素材なら「ナイロン」が適しています。汚れにも強いので、お手入れもかんたんです。
軽くて耐久性にすぐれているカバーを探している方は、「オックスフォード生地」が使われている商品を選びましょう。オックスフォード生地のカバーは割高ですが、丈夫なので長く愛用することができます。
エキスパートのアドバイス
サイズ選びは慎重に!
カバー選びの際、タイヤサイズをもとにカバーのサイズを選ぶことになりますが、単純にタイヤサイズだけ見て判断するのは注意が必要です。
自転車に、車体サイズを越えるような付属品がついていないかも加味する必要があります。とくに、ハンドル装着用子乗せ同乗器や、後ろカゴなどを取りつけた場合、本来のサイズよりもワンサイズ大きめのものを選ぶことをおすすめします。
自転車カバーのおすすめ10選 自転車整備士と編集部が選ぶ!
自転車整備士の椿 直之さんと編集部で、上記の選び方をふまえた自転車カバーのおすすめ12商品を紹介します!

川住製作所『サイクルカバー』は、横からファスナーで開けられ、カバーをしたままバッテリーの着脱もしやすい電動アシスト車向けのカバーです。
大きく開くファスナー式
全長190cmまでの電動アシスト車に対応している自転車カバーです。3D立体縫製の生地が自転車にしっかりフィット。
ファスナーを開けばカバーが大きく広がるので、自転車の横からでも素早くカバーをつけられます。カバーをしたままでのバッテリー脱着もかんたんです。
生地には撥水加工が施されているため、サッと拭くだけで汚れを落とせます。
Chereda『自転車カバー 厚手 防水 420D』
雨除け・風飛び対策・紫外線・日焼け防止もバッチリ
通気性と高品質210Tオックスフォードの厚手生地を採用した自転車カバー。フロント部分には盗難防止用の鍵穴付きです。水圧2,000paにも耐える防水効果があり、前後には伸縮性のあるゴムを採用。雨除けに加え風飛び対策もバッチリです。
また、UV加工が施されており、紫外線をカット。自転車の日焼けも防止してくれます。専用の収納袋が付属しています。

『ハンドルカバーオールシーズン』は、通常夏用冬用でふたつのものをつけ替えるところを、インナーの着脱によってひとつで使い分けられるハンドル用カバーです。
雨の日でも使えるハンドルカバー
ボタンでかんたんにインナーの着脱ができる、オールシーズン対応のハンドルカバーです。
カバーには、変速レバーやバッテリー残量の確認ができる透明な窓が設けられているため、電動アシストや変速ギアがついている自転車にも問題なく使えるでしょう。
生地には撥水加工と防水加工が施されているので、雨の日でもカバーをつけたまま乗車できます。

Ohuhu『自転車カバー』は、オックス生地を使用し、厚手で丈夫です。バックルも付属で風の強い地域の方におすすめ。
耐久性と耐水性にすぐれたカバー
丈夫な210Dオックスフォード生地を採用した自転車カバーです。生地が厚くて丈夫なので破れにくく、防水性や耐腐食性にもすぐれています。
自転車全体をすっぽりカバーする縛りゴムで留めるタイプ。前後輪部の風飛びを防ぐワンタッチバックルや、先端に付属している日干し用のバックルなど、実用度の高い工夫も多彩です。
子供用自転車に適した破れにくいカバー
14インチから18インチの自転車に対応している、子供用自転車向けカバーです。
子供用の自転車カバーでありながらも、シルバーコーティングが施されているため、紫外線によるカバーの劣化を防ぎます。
生地には破れにくいタフタ生地を採用。150gと軽いので、取り扱いもかんたんです。はじめての自転車カバーにも適しているでしょう。
丈夫でお手入れかんたんなポリエステル製
丈夫で撥水性の高いポリエステルを生地に使ったカバーです。自転車にピッタリとフィットする裾絞り機能を採用。面ファスナーでしっかりと止められるので、風でカバーが飛ばされてしまう心配もいりません。
前後のバックルを使えばそのまま干すことができます。24インチから27インチの電動アシスト車にも対応可能です。
着脱かんたんな全体をカバーするタイプ
立体構造で自転車全体を包み込むタイプのカバーです。素材には、やわらかくて破れにくい190Tナイロン布のタフタ織りが使われています。
裾の「絞りゴム」と後輪の「ワンタッチバックル」を組み合わせて使う構造なので、着脱はかんたんです。紫外線から自転車を守る40+UVカット仕様。表面には防水性を高めるPUコーティングも施されています。
強度のある生地が自転車をしっかりカバー
アウトドア用品と同等の強度があるナイロン生地を採用して、自転車をしっかりと守るカバーです。台風などの強い雨の侵入を防ぐ耐水性があり、90%のUVカット率も特徴です。
カバーをつけたまま施錠できるロックホールも付属しています。29インチまで対応する立体構造なので、ゆったりした大きさでカバーの着脱も容易です。
雨にも盗難にも強い多機能カバー
精密な二重縫製の厚手で丈夫な自転車カバーです。22インチから29インチの自転車と、27インチのバイクに対応しています。
裾部分の絞りゴムと、後輪のバックルが風で吹き飛ばされるのを防止。後輪部には補強穴がふたつ空いているので、さまざまなタイプのロックがそのまま使えます。防水性能の高いPUコーティングも施されているのも特徴です。
両面防水でロードバイクを守る
ロードバイクの使用に適している、190Tナイロン製のカバーです。両面防水の素材が、雨やほこりなどの汚れから愛車を守ってくれます。
風によるバタつきを抑えるために底部の「ゴムシャーリング」がついている工夫がされています。重さが約300gと軽いので、着脱や持ち運びがかんたん。携帯に便利な専用の専用袋も付属しています。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 自転車カバーの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの自転車カバーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
まとめ
自転車全体をカバーするなら、車体をすっぽりと覆う「全被りタイプ」のカバーを選びましょう。用途に合った機能を選ぶことも大切です。
紫外線による劣化を防ぎたいなら、UVカット仕様のカバーを選びましょう。防水や撥水加工が施されている自転車カバーなら、サビによる劣化も防いでくれます。
また、生地の厚さや使われている素材のチェックも忘れないようにしましょう。紹介した選び方や商品を参考にして、用途に合ったカバーを見つけてみてください。
【関連記事】自転車カバーとあわせて子供乗せ用もチェック
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
大手スーパーに4年、ホームセンターに5年勤務した経験を活かし、販売していた商品の特徴や使い方などをご紹介。 現在は独立して自転車店を経営している。 大学のイベントで点検会を開催したり、自転車整備士を目指す方々に向けた研修で講師を務めたりしているため、自転車関連の知識が豊富。 特に年齢別、タイプ別、用途別での自転車の選び方などの紹介に定評がある。